連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME 6 | これ観た

これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』Season6(2024)

 

過去5シーズンに渡ってフジテレビ系列で放送されたドキュメンタリー番組(取り上げられてるアーティストは全員旧ジャニーズ及び関係者)の新作、6シーズン目になるが、Netflixでの独占配信となっている。

 

ナレーター 風間俊介

 

Season6(2024)2023年〜2024年初頭の彼らを追ったドキュメンタリー。

 

 

①〜②7 MEN 侍(中村嶺亜、本高克樹、菅田琳寧、佐々木大光、今野大輝、矢花黎)

2018年バンド形態をとって組まれたグループだが、二刀流と言われる通り、歌にダンスにと従来の旧ジャニーズアイドルのスタイルも持つ。

もっと知名度を上げるためにはと2023年、二人体制になったKing & Princeのツアーにバックバンド&バックダンサーで参加、亀梨和也が演出するドームライブ「わっしょいCAMP」ではAぇ! groupとのセッションが企画され見せ場を得、堂本光一の手がける舞台「DREAM BOYS」にも立つ。デビューを目標に邁進する7 MEN 侍を追う。

アイドルも早慶、MARCHどころか院卒までが出るようになったのかとかSnow Man阿部亮平で思ったが、7 MEN 侍の本高克樹は博士号を狙っているという。他に、大学で矢花黎は音楽を、中村嶺亜は絵画を学んでいるという。多才だ。

上へ行こうという野心が見え、頼もしい。先輩らも後輩への指導、助言に余念がない。信頼と尊敬、憧憬でしっかり結ばれているのだろう。こんなに努力している彼らの母体を、しかも彼らには何の罪もない、よくもまあ、あそこまで潰せたもんだと腹立たしい。

 

 

 

 

③〜④HiHi Jets(井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、高橋優斗、作間龍斗)

ローラースケートを履きこなす5人組のグループ。2015年時、井上瑞稀猪狩蒼弥橋本涼、他二人だったのが、2016年に髙橋優斗が入り、2018年に作間龍斗が入って現在のHiHi Jetsとなる。作間が入るまでは個性のぶつかり合いが激しく、井上に言わせればみんな嫌いで喧嘩の絶えない、いつ終わっても不思議でないグループだったようだ。作間が潤滑油となってうまく機能するようになったらしい。そんなHiHi Jetsだが、みんな共通してファンファースト、エンターテイナーであろうとする意識が強い。

ドキュメンタリーは宮城・東京・大阪での初の単独アリーナツアーをリハーサルから追ったもの。演出は猪狩。それぞれの個性を生かすまでに成長したということなのかもしれない。残念ながら台風の直撃で大阪公演は中止になってしまう。

言葉遣いに差が顕著で、橋本、作間>高橋、井上>猪狩で、性格がそのまま現れている感じだ。猪狩は個性が強いのでバラエティうまいかもしれない。不安症で弱気の橋本が芸能界、こと旧ジャニーズにいるのが意外だが、逆に作用しているのかもしれない。

 

 

 

 

⑤〜⑧King & Prince(永瀬廉、髙橋海人)

2023年、二人体制になってからの初のファンミーティング、全国アリーナツアーを追いながら、性格も趣味も真逆だが、だからこそ尊重し合える二人の絆が見えるドキュメント。

六人の時代を否定せず、新たなキンプリを立ち上げていくのは不安もあったろうなぁと想像。ただ、性格の違いがプラスに働いて足し引きがうまくできてるようで、ファンミーティングが終わった頃には形が見えてきたという。信頼と愛かなぁ。

五人時代の曲をやるのは大変だったという。振りもパートも体に染み込んでるから。

「なにもの」は歌詞もとても良い曲で、うるっとしてしまうし、髙橋海人作詞作曲の「話をしようよ」も愛おしい。「Happy Ever After」も泣けるし、今となっては「シンデレラガール」も切ない。なんなら「ichiban」さえも。

大丈夫だ、二人のKing & Princeは。と思えるものだった。

 

 

 

 

 

 

⑨〜⑫TravisJapan(宮近海斗、川島如恵留、中村海人、松田元太、松倉海斗、七五三掛龍也、吉澤閑也)

グループ自体は2012年からで、10年目にデビューとなったわけだが、現メンバーになったのは2018年、ずっとダンスを売りにしてきた。それが2022年7ヶ月のアメリカ留学で語学と共に、現地人気のオーディション番組に出演するなどエンターテイメントも学び、各々スター像を得たようだ。

ドキュンタリーはそんなアメリカ体験からの伸び、台北でのイベント、レコーディング&MVメイキング、初のレギュラーテレビ番組、デビュー後初のアリーナツアー、MGT再チャレンジなどの様子。

グループとして10年という長さ、ファミリーと位置付けするだけあり、メンバー愛が深いのと、ポテンシャルの高さが素晴らしいなと思った。あれだけ踊れて更に高みを目指す、アイドル。

 

 

 

 

 

面白かった。

アイドルを目指す、芸能界でやっていこうと決めた、自分の理想に一歩でも近づこうとする努力、一つ超えたらまた新たな一つ、と貪欲なまでに自分らの可能性を信じて追求する姿が素晴らしかった。

 

何度も言ってしつこいが、本当に、旧ジャニーズを潰したの誰だよと腹立たしい。こんなに頑張って、ファンを大切に思っている子たちばかりなのに。なぜ分けて考えられないのか。

まあ、3年前までまったくジャニーズに興味のなかった私が言ってもね…(^^;;

 

 

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