3日後黒くなるサンタンと、すぐに赤くなるサンバーン

真冬でも紫外線の強さを感じませんか？

乾いて澄んだ空気に、太陽の光を

鋭く感じます。

紫外線対策は一年中意識するべきものです。

紫外線による日焼けのプロセスには

大きく分けてサンタンとサンバーンの2つがあります。

名前は特に良いのですが、2つの違いは

UVAとUVBによるお肌の日焼けやその深さです。

この２つの特徴について、お話しさせていただきますね。

今日はサンタンについて、明日はサンバーンについて

書かせていただきます。

サンタンを引き起こすのは紫外線のUVAです。

UVAとは、紫外線ガードの指標ではPAであらわされるもの。

UVラグジュアリーデイクリームIIはPA++で

ローズリッチUVパウダーはPA++++です。

紫外線はUVA,UVB、そしてUVCの三種類に分けられており

UVAはその中で最も波長の長いものとなります。

紫外線は波長が短いほど有害作用が強いと言われ

最も波長の短いUVCは、お肌にはとても危険な状態を及ぼしますが

地球上にUVCが届くことはほぼありません。ですが、

最近は北極に近いカナダなどでUVCの照射が観察されていて

その地域の人たちの肌損傷などが問題になっています。

UVAについて話を戻しますと、波長が短いからと言って

UVAが安全な紫外線というわけでは全くありません。

むしろ波長が長い分、じっくりとお肌の奥まで届く力があります。

表皮を通り越して真皮まで届き、メラノサイトの活動を

活発化させる作用があります。

お肌がうまくそれを代謝できなければ

シワやシミ、たるみなどの老化現象の一因になります。

サンタンとは、日焼けによってお肌が小麦色に茶色くなる現象をいいます。

それに対してサンバーンは赤くひりひりと炎症を起こす状態を言います。

上記に書いたように、名前は別に重要ではなく、UVA,UVBによる影響の違いを

皆さんにあらためて知っていただきたいと思います。

日焼けをすると、最初は赤くなり、数日後に小麦色になってくる経験は

ありませんか？

サンタンとは、数日後の小麦色になってくる経験を差し

その原因がUVAとなります。

メラノサイトが活発化し、それによって生まれた大量の

メラニン顆粒が、表皮の一番下の基底層から

有棘層を経て角質層の人の目に達するまでの時間差に

数日かかります。

それが日を浴びた数日後に小麦色になる理由です。

UVAによる日焼けは、UVBのようにお肌を赤くしたり

ひりひりとさせたりはしませんが、

真皮まで届くことで、お肌の老化現象を引き起こします。

太陽の光、UV対策は上手に対応していきたいですよね。

明日は、UVBによるサンバーンについて書かせていただきます。

良い一日を。

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