「お手伝い」と言わないようにして、気づいたこと。

素直で魅力あるあなたへ

パートナーシップと性のカウンセラー

小野美世です。

（2019年2月21日の記事を再更新しています）

子どもたちに、家事を

「おうちのおしごと」として

「暮らしていれば必ず発生するもの」として

担当してもらう状態にしようと目論んでおります。

これまでの経緯はこちら。

もう「お手伝い」って、自分が言うのをやめようと思った。

「こどもに負ける部」／おうちのおしごと、その後。

とりあえず今もなんやかんや

継続しております。

しまじろうとキティの悲劇…

ついつい、私が

「こらーーー！おてつだ…おっとっと、おうちのおしごとしてーー！」

となる。

そう、「お手伝い」と

言わないようにしてみています。

そうすると、いろんなことに気づくね。

「お手伝い」っていう言葉じたいが

・本来はあなたの仕事ではないけれど
・してもらう方が助かるから
・できるならやってね
・してくれてありがとう
・助かるわ

…みたいな印象だ。

「お母さんを助けるためにするもの」

…という印象だ。

「お手伝いして」って言うたびに

これは本来はママがやることなんだけど
してもらうと助かるからやってね、ありがとう。

って言ってるのと同じなんだなって

初めて思った。

話はだいぶ飛躍しますが

これを繰り返していると

男の子が大きくなって
家庭をもって
赤ちゃんがうまれたときに

「なんか手伝おうか？」

って言うことにつながるのかもしれない。

（手伝おうか？って言う俺、えらい的な感覚も含む）

女の子が大きくなって
家庭をもったときに

「家事は全部私がしないといけないんだ」

って思って、イライラすることにつながるのかもしれない。

ひぃーーーー。

「おうちのおしごと」って言っていると

この家に暮らしている以上発生するおしごとを

みんなでする

毎日する

自分のことは自分でする

っていう感覚が出てくるのよね。

…学校の宿題よりこっちのほうが
大事なんじゃないかと思うくらいです。

私が小学生のとき

「おてつだい」

はしていたと思う。

でもそれは、気が向いたらとか

やってって言われたらで

中学生になり

高校生になったら

あまりしなくなった。

「勉強が忙しいから」

「だって勉強があるし」

と思って、なんにもしなかった覚えすらある。

母親がひとりで大変そうにしていました。

ふと思う。

「勉強が忙しいから

家のお手伝いしなくていい」は

「仕事をしている人は

家のお手伝いしなくていい」に

つながるのかもしれない。

（結果的に、仕事もしてるのに

家事育児も大半やっている女性が

一番怒りと疲れをためていると思う）

仕事があるから、って、あまり関係ないねぇ…。

家事でむずかしいなと思うのは

自分がどんな気分であっても

自分がどういう疲れ具合であっても

毎日、発生するということ。

毎日、することがあるということ。

そこを覚えてほしいなと思うようになった。

なので、とりあえず今は、

「毎日、なにかする」

をテーマにしてみています。

上の子に

「今日、なにしたい？」

って聞いてみている。

そして、私が家にいないほうが

「何かする気になってくれる」

ということもわかってきた。

試行錯誤は続きます。