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災難続き


金曜日です。マー君のヤンキース入団決定よりも、フォルランがC大阪に入団する事のほうが大ニュースだよね?と、

嫁さんに同意を求めたら、「確かに!」と即答してくれました。こうゆうところ、趣味が同じだと話が早いです。

久々のビック・ネームということもあるけど、C大阪が得意とする鋭いカウンターにぴったりの選手だということが、

単純に“名前”で獲得したわけじゃない、タイトルに掛ける並々ならぬ意気込みを感じます。いいですね~。

もはやエース格の柿谷を始め急成長著しい若手にとって、フォルランの加入はさらなる成長に繋がるはずです。

特に、柿谷とのコンビは本当に楽しみですね~。開幕前に、これほど観たいなと思うなんて久しぶりのことです。

というわけで、先週末~本日までの記録を更新します。



それにしても、今週は近年稀にみる散々な一週間でした。2014年も1ヶ月も経たないうちに、こんなことがあるとは…。

何が起きたかを羅列すると、ざっとこんな感じです。


・職場の駐車上で社用車を運転しているときに、駐車してあった職人さんの車をこすってしまった

・嫁さんが軽いノロ症状で寝込んでしまい、家事と炊事に追われた

・その影響もあって僕自身も1日発熱して、予定していたモツ焼き~角打ちの1人呑みができなかった


中でもやはり、車の事故が痛かった…。相手側のドアを少し凹ませてしまったし、ほんと不注意の恐ろしさを知りました。

会社の保険が効くから金銭的な問題はないとはいえ、さすがに嫌な気持ちになります。人生で初の事故ですよ。

仲の良い職人さんだけに全然叱られなかったけど、あとはスムーズに会社の保険が降りることだけを願います。

でも、人身じゃなくて良かった本当に。これを戒めにして、今後は確実な動作確認をしながら運転することを誓います。


そして嫁さんの体調不良。滅多に風邪も引かない嫁さんが会社を2日も休むほどだから、相当大変だったのでしょう。
僕もその影響を受けたのか、火曜日に38度と発熱してしまいました。ま、一晩ぐっすり眠ったら治りましたけどね。

嫁さんの看病も含めて家事に炊事に大忙しとなり、中国語講座もお休みして、慌ただしい平日だったなぁ。

基本的に僕も嫁さんも体調不良になることが滅多にないので、我が家には常備薬というものさえ置いていなくて、

今回のように発熱したときは、①しっかり着込んで睡眠を取り発汗する②凍らせた保冷剤をタオルにくるんで脇に挟む、

という2つだけで対処しています。だいたい、年に1回くらい発熱することがあるのですが、これで問題ないですね。


とにかく、年初めに起きた災難がこの程度で済んだことを不幸中の幸いとして、これ以上傷口が広がらないように、

事あるごとに今週の出来事を思い出して戒めて生活をしていきたいと思います。何だか不安な滑り出しだな2014年…。


①大サービス


週末の土曜日は久しぶりに隣駅にある和食屋さんにて夕食を頂いてきました。本当は先月の3連休で行く予定が、

予約の連絡をしたら「忘年会で大混雑です…」と断念し、年末の仕事最終日に1人打ちあげで行こうと思いきや、

まさかの21時過ぎ帰社で断念し…と、予定が合わなかっただけに、今回も開店直後に予約して訪れたのですが、

何とまさか、座敷からテーブル席まで新年会の1グループが〆、ほとんど満席という、まさかの事態となっていました。

そもそも広いお店じゃないから、1グループがお座敷とテーブル席に分かれて着席するという強引さでしたが、

おそらくは僕らと同じように、このお店の大ファンが幹事を務めているのでしょう。間違いなもんね美味しさは。


僕らはコースで注文することなく、当日のお勧めメニューから食べたい料理をガツガツと頼んでいく方式なので、

嫁さんと2人とはいえ、広めのテーブル席をいつもは用意してもらうのですが、その代り混雑する前の開店直後に訪れ、

コアタイムに差し掛かる19時過ぎには退店するように必ず段取りしているのですが、まさか開店直後に満席とは…。

オーナー夫婦も僕らのやり方を熟知しているので、申し訳なさそうに「狭いカウンターですが…」と恐縮しきりでしたが、

ま、大好きなお店が繁盛しているのは喜ばしいことだし、席の広さなんて小さなことだし、全然問題ないんですけどね。

しかも、お詫びの気持ちからなのでしょうか、「ウニの和牛巻き」や「お刺身盛り合わせ」がサービスで出てきて、

いつも〆に頼んでいる「おまかせ5貫握り」が、提供された時には“10貫”に増えていたりと至れり尽くせりで、

こちらのほうが恐縮してしまいましたよ逆に。カウンターは確かに狭かったけど、これなら嬉しい誤算ですよね。


  ●河豚唐揚げ ビールに最高に合う!              ●白子ポン酢も美しい!!
 
    


  ●サービスで頂いた“ウニの和牛巻き”          ●お寿司も倍の量になっていました!


DDD 


②映画


先週末はそれほど伸びずに2本。それと先週載せきれなかった有給日に鑑賞した1本を付け加えておきます。


『仁義なき戦い』 1973年 日本


“広島抗争”として知られる戦後の暴力団抗争をモデルとした小説を原作に、東映がシリーズ化した第一弾作品です。

キネマ旬報の「日本映画史上ベストテン」では第5位と位置づけられた、“ヤクザ映画”の金字塔といえる作品ですね。


今月のWOWOWの特集が“仁義なき戦いシリーズ一挙放送”ということで、まだ1作品も鑑賞していなかっただけに、

記念すべき第一作を録画してみました。あまり好きなジャンルではないですけど、一度くらいは鑑賞するべきだと。

とにかく、冒頭から圧倒されました。登場人物を紹介しながら闇市での乱闘シーンにて物語は始まりますが、

飛び交う怒号や強い方言のせいで、ほとんど何を言っているのか聞き取れません。もう、迫力だけで押しています。

さらに臨場感を高めるのが、あたかもその場の群衆の目線に合わせるかのような、ブレの強い映像ですね。

この序盤10分程度で一気にのめり込むこと間違いなし!というくらい、とにかく心を掴まれてしまいましたよ。

それと、当り前のことですが、今では大御所となっている主要出演者たちが若くて凛々しいこと。それが微笑ましい。

主演の菅原文太はもちろん、松方弘樹、梅宮辰夫、伊吹吾郎、田中邦衛等々、信じられないくらい溌剌としています。

ストーリーそのものは菅原文太属するヤクザ組織が突入する抗争を中心とした、その後も脈々と続くことになる、

義理と人情、友情と裏切りなどお決まりのヤクザ映画の雛型ともいえますが、出演者の若さと迫力のせいなのか、

妙に新鮮というか、面白いというか、今となってはお決まりのパターンながらも全く飽きることなく楽しめました。

僕の中では菅原文太というと、『北の国から92』で純をぶん殴る厳しい叔父さん役の印象がすごく強いのですが、

あの際立った迫力の背景には、若き日の『仁義なき戦い』があったのだなぁと、改めて思いなおしましたね。

これは先週の『人生の特等席』におけるイーストウッドの老スカウトの背景に、『ダーティー・ハリー』があるのと一緒か。


これほど面白いなら、全作品を録画しても良かったなぁ。でも、嫁さんは観ないから、1人で消化するのはきついし…。

来月も引き続き放送があるならば、少しずつ鑑賞していければと思います。


総合点:90点


『恋のベビーカー大作戦』 2012年 フランス


突然預かることになった乳幼児を利用して、“子供好き”を演じて別れた恋人とヨリを戻そうと奔走する様を描いた、

フランス版のドタバタラブ・コメです。日本では劇場未公開でしたが、WOWOWとの連動企画で単館上映されたようです。


ジャンルは違えど、先週鑑賞した『最強の二人』もそうでしたが、前もって“フランス映画”という情報がなければ、

ハリウッドで制作されたお気楽映画だと思ってしまいそうな、それくらいテンポ良いポップな恋愛コメディでした。

10年近くまえに、新宿の「K's CINEMA」一人戯れに観賞した作品が、あまりに脈絡なく唐突に終わるストーリーで、

それ以来、どのジャンルであろうと“フランス映画”と鑑賞前に知ってしまうと、身構えてしまうところがあるのですが、

この作品はそのイメージを軽々と覆すくらい、テンポも内容もまるでフランス映画臭のしない気楽な作品でしたね。

そもそも“子供嫌い”が原因で別れを告げられた男性が、預かった子供をあたかも前妻との間の子供のように装い、

“子供好きに生まれ変わった”ことをアピールして、どうして前の彼女とヨリを戻せるのか意味がわかりませんが、

そこは恋愛に関して極自由主義スーパーリベラルのフランスだけに、ストーリーとして十分に成立するのでしょう。
あと、主人公の青年の親友役がアホキャラ設定なのですが、やはりそこはアメリカ映画に比べて弱すぎます。

どうせここまで気楽に作るなら、もうちょっと振り切ったほうがアクセントになります。そこはプライドがあるだろうけど。


もちろん、今でも小難しいフランス映画はたくさんあるだろうけど、ずいぶんと時代が変わったということでしょう。

敢えてお勧めするような作品ではありませんが、暇つぶし程度にどうそ。


総合点:70点


『グッモー・エビアン』 2012年 日本


気丈なシングルマザーの母親と大人びた娘の親子と、同居する自由奔放な男性の生活を描いたドラマです。

主演は麻生久美子と大泉洋。原作は吉川トリコの同名小説で、同タイトルでテレビドラマ化もされています。


正直、作品そのものには興味はなかったのですが、娘の友人役に『あまちゃん』の能年玲奈が出演していたので、

『あまちゃん』にハマりまくった僕らが逃すわけにもいかず録画したわけです。にも関わらず、開始10分たらずで、

嫌な予感でもしたのか「私、もういいや」と投げ出してしまい、先週の有給日に僕が一人で観賞することになりました。
そういうときの嫁さんの“勘”は高確率で当るのですが、今回も的中と言うか、真剣に鑑賞するまでもない作品でした。

原作は読んでいないのでわかりませんが、映画として観る限り、主人公のキャラ設定があれほど際立っている、

そもそもの意味がよく理解できませんでしたね。小説と違って内面が見えにくい部分を考慮しても腑に落ちないです。

あれだけ押し出すわりには、最終的に肝になるのが“幼い頃に両親を事故で失った”って、夢オチくらい性質が悪い。

結局のところ、これだけのキャラを通じて伝えたいものが、あまりにも普通すぎたという点が最大の問題でしょう。

でも、麻生久美子は綺麗ですね。こういった役柄もバッチリ会いますね。方言が難アリでしたが、良かったです。


肝心の能年玲奈ちゃんは、やはり「あまちゃん」にしか見えなかった…。「あまちゃん」以外に見えるときが来るのか、

その時を楽しみに、今後の活動にも注目したいと思います。


総合点:60点


③記録としてのメモ


●番組


『マツコ&有吉の怒り新党』 (先週放送分)

『アメトーク』 (先週放送分)

『ゴットタン』

『ロンドンハーツ』

『吉田類の酒場放浪記 長原・環七酒場』


『オトナへのトビラ 地震サバイバル』

『Jリーグタイム』 


●サッカー


『イングランド・プレミアリーグ 第22節 アーセナル 対 フラム 2-0』


●本


『ミミズの話 人類にとって重要な生きもの』 (完)

『マネ ~近代絵画の誕生~』 (完)

『沈黙』 (途)

『長崎県の歴史散歩』 (途)


●惣菜


『ヒレカツ』

『イカと厚揚げのピリ辛煮』

『牛肉と野菜のそぼろ炒め』


『人参のタラコ炒め』

『魚肉ソーセージと玉葱、じゃがいものオイスター炒め』


『人参パウンドケーキ』


●献立


土昼: 鮭茶漬け 惣菜残り

土夜: 外食(和心)

日昼: 湯豆腐 with 春雨

日夜: 豚しゃぶ with 長ネギ&春菊



いやー、実に大変だったな今週は。週末はしっかりと休養して、リセットします。もう一度仕切り直しですね。

本当ならば、明日は高島町の寿司屋で昼食の後、みなとみらいにある『カップヌードル博物館』へ行く予定でしたが、

嫁さんの体調を考慮してキャンセルしました。3月上旬並みに暖かくなるようだし、絶好の外出日和になるようですが、

僕らは自宅のソファーでのんびりと映画や録画番組、読書とインドアを楽しむことにします。それはそれで好きだけど。

日曜日はキムチ鍋なので、阪東橋で新しくキムチを仕入れようと思ったけど、万が一を考えてこれもキャンセルで。

僕は万全の体調なので、つくづく惜しいです。しょうがないから、昼間っから呑んでしまおうかな特別に!!


来週は楽しみな飲み会もあるし、今週のダメージを取り戻そう。

それではまた。





麺だらけ



金曜日です。寒い日が続きますね~。昼休みに外でテニスをすると、耳がはち切れそうなくらい痛くなります。

週半ばは雪が降るかもしれないなんてニュースもあったし、本当に今冬は寒い。寒いのはキライだ。早く春よ来い!

というわけで、先週末~本日の記録を更新です。

①麺


前回載せるのを忘れていましたが、先週は水曜日の中国語の前に、野毛にある『第一亭』にて夕食でした。

教室内をニンニクの匂いで充満させるわけにはいかなかったので、名物の『バタン』を注文するのを我慢して、

『タンメン』を食べてきました。このお店で『タンメン』を注文するお客さんなんて、未だに見たことがありませんが、

まぁ呑みにきているわけでもなく普通の夕食だし、何と言っても“550円”という嬉しい価格設定が魅力的だったので。

こういったメニューを頼むと、これまでは居酒屋的な捉え方をしていた『第一亭』も、町の中華料理屋として映るし、

雨が降る平日の18時頃だけあってお客さんもまばらで、店員さんもギターを弾いたり、のんびりと新聞を読んだり、

週末の騒がしさが嘘のような、どこにでもある近所の中華料理店のような雰囲気が、最高に心地よかったですね。

『孤独のグルメ』等で取りあげられ、今では界隈でも超有名店となり、週末は常に満員状態の『第一亭』ですが、

お店のスタイルを考えれば、このくらいゆったりとした雰囲気こそ本来のあるべき姿なのかなぁとも感じました。

ま、人気店をこうやって普段使いできるのは地元ならではですね。しかし、『タンメン』もニンニクが効いていた…。


  ●ニンニクたっぷりのタンメン                ●カウンターの上にあるメニュー


    



先週末の土曜日は嫁さんと横浜駅やMARK ISのセールに参戦したあと、夕食を近所の焼肉屋さんで頂きました。

といっても、いつものようにガッツリとお肉を注文するのではなくて、肉の量を半分に減らして“飯・麺”ものを、

それぞれ一品ずつ注文しました。いつもは〆のメニューは嫁さん優先で“カルビうどん”をシェアしているので、

久しぶりに自分の好きな“飯・麺”メニューを注文することができました!色々と迷ったけど、温麺を頼みました。

この焼肉屋さんはキムチやナムルなど全メニューを手作りしているのですが、冷麺/温麺のスープも絶品!!

冷麺はあっても、温麺のメニューがない焼肉屋さんが多いけど、真冬のこの時期は絶対に温麺のほうが美味しい。

今度メニューで見かけたら、ぜひ注文してみて下さい。どことなくホッとするような優しくて懐かしい味ですよ。

嫁さんはいつもどおりカルビうどんを注文するのかと思いきや、麺ではなくカルビクッパを注文していました。

この注文方法だと、満腹になる割に会計が普段の半分程度で済むのもいいですね。ちょっとした発見です!


  ●嫁さんが注文したカルビクッパ                  ●僕の注文した温麺


     

そして飲み会の翌日で有給日だった昨日は、嫁さんと待ち合わせて田中屋にて昼食。有給日の恒例ですね。

横浜駅で午後から自宅呑み用に日本酒と塩辛を仕入れて、5分前に田中屋へ到着すると、すでに行列が…。

土曜日ならまだしも、平日の12時前に並ぶなんて以前では考えられなかったけど、また人気が出てきたのか?!

嫁さんがお店に到着した12時5分の時点でも入れず、席に案内されたのは12時10分を過ぎてしまいました。

来月の有給日も行くことになるけど、もうちょっと早く行こうかなぁ。それにしても、すごい人気ですね田中屋は。
嫁さんはチキンカレーせいろを、僕は釜揚げうどんを注文。これまでに田中屋のメニューはほぼ制覇しましたが、

この釜揚げうどんは初注文でしたね。桶の中に大葉と茗荷が浮かんでいて、薬味がネギとショウガだけでなく、

うずらの生卵が付いているところなど、さすがは田中屋です。ま、セルフ店と比べるとそれなりに値段もしますからね。

シンプルですが、それだけに“うどん本来”の美味しさを味わえました。茗荷が良いアクセントになっていましたね。

そういや、去年の松山旅で出会った麺の達人:じゅんさんは「釜あげこそ、最も美味しい食べ方」だと力説してたな。

四国といえば、どうしても“讃岐うどん”がすぐに連想されますが、松山は名物の甘い“鍋焼きうどん”をはじめ、

美味しい手打ちうどんのお店がたくさんあります。でも、価格が全然違うんだよね讃岐うどんと比べると…。


   ●田中屋の釜揚げうどん





②映画


先週末は5本。でも、昨日の有休日に鑑賞した邦画は来週に回します。さすがに年前半はハイペースだな。

今週末も自宅でのんびりと過ごす予定なので、たくさん鑑賞できそうです。



『人生の特等席』 2012年 アメリカ


データ偏重など移り変わる時代の流れに乗り切れない、昔気質の老齢の野球スカウトマンを主人公にしたドラマです。

『グラン・トリノ』にて俳優引退を宣言したイーストウッドが引退を撤回して主人公を演じたことで話題になった作品ですね。


MLB球団の選手獲得に関するテーマは『マネーボール』と一緒ですが、内容は見事なくらいに全く正反対で、

球場にも出向かずにデータだけで選手の良し悪しを判断する時代の風潮に抗う、職人肌の老スカウトマンの物語です。

『マネーボール』を鑑賞した時は、数字に裏打ちのない頑固なスカウトマンたちの旧弊にうんざりしたものですが、

この作品を観ると、長年の経験に裏打ちされた老スカウトマン演じるイーストウッドに、完全に肩入れしてしまうのだから、

好き嫌いの感情なんて当てにならないなぁと我ながら思ってしまいました。それくらい、渋い演技ですイーストウッド老。

俳優引退を撤回しただけはあるというか、細部を追わず、深く掘り下げずといったストーリーとなっているので、

イーストウッドが放つ迫力だけで、昔気質な職人気質のスカウトマンの凄みを完璧に表現していましたからね。

“手が泳いでいる”という、ほとんど説明になっていない短い台詞だけで全てが伝わるとは、貫禄だよほんとに。

他に誰がこの役を演じられるのか?と嫁さんと話し合った結果、かろうじてトミー・リー・ジョーンズが出て来たくらい、

この作品はイーストウッドの存在感に依っています。正直、演技だけでいえば『グラン・トリノ』より好きかもしれない。

そして、イーストウッドと心が通い合えない葛藤に悩む娘役を僕の大好きなエイミー・アダムスが演じているのも最高。

そろそろオスカーを受賞してもいいと思います。あと、相手役のジャスティン・ティンバーレイクも悪くなかったかな。


あまりにも都合よく、一挙に集約されて大逆転というラストには辟易しますが、まぁ上手いことまとまっていますね。

気持ちよく鑑賞できる1本ではないかと思います。お勧め!


総合点:90点


『砂漠でサーモン・フィッシング』 2011年 イギリス


中東イエメンの砂漠に“サーモン”を放流して鮭釣りを楽しみたいというアラブの大金持ちの依頼に振り回される、

生物科学者と美人アシスタントの奮闘をコメディ・タッチで描いたラブ・ドラマです。主演はユアン・マクレガー。


ユアン・マクレガー大好きな嫁さんが録画した作品でしたが、すごく面白かったです。突拍子もない設定なのに、

起承転結がしっかりとしているし、登場人物の性格設定も隙はないし、笑いあり恋あり友情ありと各要素揃っているし、

ユアン・マクレガーを筆頭にキャスティングもバッチリで、テンポも良く最初から最後まで飽きずに楽しめました。

冷静に考えてみると、冴えない中年男性が、仕事先で出会った飛びきり美人で有能な若い女性に恋に落ちて、

愛する仕事も長年付き添った妻も投げ出すほどのめり込む、どうしようもないラブ・ストーリーではあるのですが、

全く違う方向から“砂漠で鮭釣り”という設定を持ってくることで目線をうまくずらすことで、博士が抱く恋心に、

観客が違和感なくうまいこと感情移入できるように誘導されていますね。エンディングのまとめ方も抜群でした。

相手役のエミリー・ブラントの美貌には僕も惹かれましたが、クリスティン・スコット・トーマスの存在感が凄かったね。

彼女失くしては作品が成立しないくらい、コメディ要素を一手に引き受けていました。まだ53歳ということですが、

もはやシャーリー・マクレーン級の貫禄を感じます。『ブーリン家の姉妹』での母親役の印象が強く残っていますが、

こういったコメディ調の役柄も、彼女の存在感が際立っていて悪くないなぁと思いました。まさに適役でしょう!


あくまでも“コメディ”として楽しむ恋愛ドラマですが、こういった作品を喜んでくれる女の子って好きですね。

きっと、鑑賞後にお酒でも飲みながら会話も弾むのではないかと、勝手に妄想してしまいます。お勧め。


総合点:90点


『アイアム ブルース・リー』 2011年 アメリカ


32歳という若さで亡くなったブルース・リーの軌跡を、妻や親戚、友人など当時の関係者の証言や映像を重ね合わせ、

ブルース・リーの思想や性格、生い立ちなど、一個人としての実像を描いたドキュメンタリー映画です。


今さらカミング・アウトするわけではありませんが、これまで“ブルース・リー作品”を1本も鑑賞したことがありません。

聞いてみたら、嫁さんも同じでした。そんな僕らが、この作品を鑑賞しただけで、完全にファンになってしまったほど、

“俳優”ではなく“個人”としてのブルースー・リーは、尋常ではなく魅力的でした。もう、瞬間的に惚れましたよ。

ブルース・リーの映像といえば、作品の格闘シーンを抜粋した厳しい表情のイメージがあまりにも強いですが、

この作品に収録されているプロダクションとの面接での、スーツ姿のブルース・リーは上品で優しそうな紳士であり、

笑顔を交えながら会話するその柔和な表情は、これまでのブルース・リー像を一変させるほどハンサムでした。

何よりも驚いたのが、ブルース・リーはそもそも役者ではなく武術家であり、武術の世界で名声を高めたことが、

映画出演に繋がっていたということですね。本人も俳優ではなく、武術家としての自らを認識していたことは間違いなく、

習得した流派を超えて、己の人生哲学を武術を通して体現する試みとしての映画作品であったということが、

関係者の証言、何よりも本人のインタビューを聞くことで、よく伝わってきました。完全に誤解していたな彼のことを。

現役の選手たちが語るように、現在の総合格闘技にも大きな影響を与えているし、本物の達人ですね単純に。


派手なアクションばかりが取り上げられがちですが、パーソナルな部分があってこその“ブルース・リー作品”ですね。

この作品はWOWOWで11月放送だったのを、録画したまま放っておいたのがいけなかった…。もっと早く観るべきでした。

11月ならばブルース・リー作品をたくさん放送していたのに、今となっては1本も予定がないとは…。


総合点:95点


『恋人たちの予感』 1989年 アメリカ


大学卒業以来、久しぶりに出会った男女が、長期間に渡って友人関係を築きながら、ある日恋に落ちる様子を、

NYを舞台に描くラブ・ドラマです。主演はメグ・ライアンとアカデミー賞の司会者としても有名なビリー・クリスタル。


今さら内容を説明するまでもない超有名作ですが、僕は初見でした。嫁さんは、2~3回鑑賞しているようです。

最初はいがみ合っていた男女が、ふとしたきっかけで友人となり、お互い気がつかないうちに恋心を抱くという、

恋愛ドラマとしては普遍的なテーマを、そのまんまストレートに描くあたり自信の表れを感じるストーリーでしたが、

コメディ要素を極力抑えただけに今ひとつテンポが悪く、途中で少しばかり飽きてしまったというのが正直な感想です。

とはいえ、神経質に性格付けされた男性役を演じるビリー・クリスタルが、さすがはコメディアンというだけあって、

落ち着きのない目線や表情、仕草、捻くれた言動の演技が絶妙で、完璧に役柄を体現していて面白かったですね。

あと、若き日のメグ・ライアンが綺麗でした。スタイルも良くて、『メリー~』の頃のキャメロン・ディアスみたいでしたよ。

『めぐり逢えたら』や『ユー・ガット・メール』の印象が強くて、何となく小さくて可憐な印象があったのですが、

よく考えると相手役のトム・ハンクスが背が高くて相対的に小さく感じただけで、調べたら公称:173㎝と高身長!


内容とは関係ありませんが、舞台がニューヨークだけに、春夏秋冬それぞれの美しい風景が楽しめます。

2人が食事をしたダイナーは一躍観光名所となったそうですが、確かにニューヨークを訪れたくなる作品ですね!


総合点:80点


③記録としてのメモ


●番組


『アメトーク』 (先週放送分)

『人志松本のすべらない話 10周年記念大会』

『ゴットタン』

『ナカイの窓』


『吉田類の酒場放浪記 府中・大定』

『吉田類の酒場放浪記 九品仏・大虎』


『NHK 戦後史証言プロジェクト 第4回 猪飼野 ~在日コリアンの軌跡~』


『NHK大河ドラマ 軍師官兵衛 第一回』

『NHK大河ドラマ 軍師官兵衛 第二回』

『Jリーグタイム』


●本


『イスラム飲酒紀行』 (完)

『龍馬が見た長崎 ~古写真が語る幕末開港~』 (完)

『ミミズの話 人類にとって重要な生きもの』 (途)


●惣菜


『ポテトコロッケ』

『鰤照り焼き』

『鶏つくねハンバーグ』


『茹でブロッコリーニンニク風味』

『ホタテと大根のマヨネーズ和え』


『チョコレートケーキ』


●献立


土昼: 麻婆豆腐 豆腐と乾し蝦の中華スープ

土夜: 外食(焼肉)

日昼: チキンナゲット コーンクリームスップ パン

日夜: ラザニア

月昼: 肉団子鍋

月夜: 鍋残り 〆うどん


今日は忙しかったな久しぶりに。仕事は終わったけど、20時まで社バスがないのでそこまで時間を潰して帰社します。

水曜日は中国語講座の新年会、昨日は有給で自宅呑み、明日は隣駅の和食屋で夕食と、飲酒日が続くので、

本日は金曜日なれど晩酌は控える予定です。そのかわり、明日はたっぷりと日本酒を呑もう!楽しみだなぁ。

そうだ、来週は角打ちに行こう。遅ればせながら新年の挨拶をしてこないとね。ついでにモツ焼も合わせよう。


それではまた。




新年一発目


金曜日です。飲み過ぎた正月休みの調整も兼ね、日曜日から木曜日まで5日間断酒した仕事始めの一週間でした。

正月=“御屠蘇”や“甘酒”などお酒と結びつく印象が強いですが、実は仏教こそ“飲酒禁止”の宗教だということは、

昨日から読み進めている『イスラム飲酒紀行』を読むまでは、まさか思いもしなかった、驚愕の事実なのであります。

戒律の厳しさといえばイスラム教を思い浮かべる方も多いと思いますが、固定観念がいかに当てにならないか、

新年早々思い知らされました。というわけで、正月休みから本日までの記録を更新します。



えー、長かった正月休みですが、28(土)に鎌倉へ、年明け2日に当番出勤のあと家族で中華街へ出掛けた以外、

取りよせた食材や惣菜、たっぷりと作ったおでんと用意した数々のお酒に囲まれて、とことん寝正月に徹しました。

今年は仕事の割り振りが、嫁さん→大掃除、俺→おでん係りと決められたので、レシピ通りにばっちり作りましたよ!

おでん”はその見た目からか、作るのが簡単なように思われがちですが、大根や蒟蒻は下茹でしなきゃいけないし、

茹で卵をつくったり、練りモノを油抜きしたり、鰹節、干し椎茸、昆布で出汁を取ったりと、下準備が面倒なのです。

でも、それだけ手間を掛けるから美味しく出来あがるわけですね~。一回作れば、あとは温めるだけだしさ。

そして、一緒に暮らして5年。初めて嫁さんが正月にお雑煮を作ってくれました!これは、かなり嬉しかった!!

やはり、美味しい肴とお酒に囲まれるのも幸せだけど、呑み過ぎた翌朝にあっさりと出汁の効いた雑炊を食べるのも、

これはこれで正月の醍醐味だなと思いました。優しい味に癒されますよ。これからは毎年作ってもらいたいですね。

食べて、呑んで、録画番組を観て、昼寝して、食べて、呑んで、録画番組を観て、寝て、起きて、食べて、呑んで…と、

嫁さんはどうだか知りませんが、僕自身としては最高の正月休みとなりました。正直、毎年このパターン希望です。


 ●僕が作った渾身のおでん まじでうまい             ●美味しい肴と日本酒 正月恒例です


ccccc ccc


 ●嫁さんが初めて作ってくれたお雑煮               ●正月の中華街はすごい混雑です!


       

①鎌倉


というわけで、まずは鎌倉編。引っ越して来てから早5年半が過ぎましたが、実は鎌倉に行くのは今回が初めてでした。

僕らは横浜市民といえど、市内で最も外れに位置する泉区に住んでいるので、路線案内で検索してみると、

最寄りの市営地下鉄の駅から鎌倉駅まで、乗り換えも含めて何と30分も掛からないことが判明したのは最近のこと。

初鎌倉だけに力んで朝早く出発したら、あっという間に到着してしまって、本当に近所何だなぁと感じた次第です。


一番最初に訪れたのは“鎌倉の大仏”がある高徳院。鎌倉駅から江ノ電に乗り換え長谷駅下車徒歩10分程です。

入口で拝観料を払って中へ入るとすぐ(本当に呆気ないくらいすぐ)、大仏様が鎮座していました。さすがに大きい。

遠目に眺めると、周囲の景色に馴染んでそれほどの大きさを感じませんが、近づいて見上げてみると大きい!!

“いつ?・誰が?”といった造像に関する基本的なことさえ不明な大仏様ですが、この大きさを目の当たりにすると、

現代でさえ難儀だろうと思われるほどの大仏を、遥か昔に作り上げた人々の信心深さに感銘を受けますよね。

追加で40円支払って大仏様の内側に入ると、“ゴツゴツ感”がより鮮明に伝わってきて、とても見応えがありました。

午前10時前にも関わらず、数多くの観光客で賑わっていましたね。外国人観光客も多かった。これはお勧めです。


 ●鎌倉の大仏を正面から でかい!                 ●40円で内部に入れます

 
ccccc ccc


大仏見学を済ませたあとは、高徳院入口からバスに乗って鎌倉駅へ戻りました。そして、小町通りを散策です。

鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ伸びる表参道と並行するように、1本内側に伸びる小町通りは大小様々なお店で賑わい、

お土産に食べ歩きにとまさに鎌倉観光の目玉!!午前中からお店もお客もすごい賑わいで、活気がありました!

ただし立地上、午前中は日陰になってしまうので、かなり寒いです。冬に訪れるなら午後からがいいと思います。

今回は初鎌倉だけに、他所には目もくれず徹底的に小町通り付近を散策しようと決めて、かなり調べておいたので、

昼食も食べ歩きもお土産も欲張りながら大満足の散策となりました。本当はもっともっと食べるきたかったけど、

ガッツリとイタ飯ランチを食べたせいか、気持ちに“胃”が追いつかなかったです…。否応なく中年を感じましたね。

個人的な感想ですが、小町通りを中心に散策するならば、レストランよりも食べ歩き中心のほうが楽しめるかなと。

どこもかしこも“鎌倉野菜”と“シラス”押しのメニューがうるさいし、鎌倉価格でけっこうな高いですよレストランは。
それに比べて、食べ歩きは和洋中の様々なメニューがあり、それぞれに創意工夫もあり、すごく楽しめました。

食べ歩きだけで余裕で満腹になるし、なんだかお祭りの縁日気分で楽しいし、僕なんかは絶対に好きだなこっちが。


今回食べ歩いたのは、『はんなりいなり』の“イクラとしらすのミルフィーユ”、『鎌倉壱番屋』の出来たてお煎餅

『インビス鎌倉』の“手作りソーセージとドイツビール”に、『ジェラテリア イル・ブリガンテ』の“ジェラート”。

この他にも『露西亜亭』の“ピロシキ”や『プリンセスきのこ』の“揚げマッシュ”などなど色々と調べていたのに…。

次回は昼食にレストランへ行かず、食べ歩きメインで散策したあとに、軽く手打ちうどんでも食べて帰ろうと思います。

自宅からも近いし、暖かくなったらまた行きたいねと嫁さんと既に盛り上がっているし、梅の季節とかいいかもなぁ。

   ●鎌倉野菜のバーニャカウダ                 ●シラスと鎌倉野菜のパスタ


      


 ●イクラとしらすのミルフィーユ 絶品!           ●手作りソーセージとドイツビール! 


      



      ●鶴岡八幡宮正面入り口                ●階段を上がって表参道を振り返る

  
      


②映画


正月休みは4本。今年も少なくとも100本以上は鑑賞したいですね。あと、映画館にも2~3回は行きたいな。

今月は3連休もあるし、なるべく前半にスタートダッシュをかけたいところです。


『アルゴ』 2012年 アメリカ


1979年にイランで起きたアメリカ大使館占拠人質事件で、占拠前に脱出しカナダ大使館にかくまわれた6人を、

映画ロケハンチームに紛れさせて秘密裏にアメリカへ連れ戻したCIAの緊迫した作戦を描いたドラマです。


アカデミー作品賞を獲得しただけに、鑑賞前のハードルがだいぶ上がったせいなのか、もう1つ物足りませんでした。

もちろん、平均的以上の作品ではありますが、数多くのエピソードを交え、何か起こりそうな雰囲気を漂わせながら、

最後まで突発的な展開はなく、特別に内面描写が深い人物がいるわけでもなく、最後まで坦々と終わるのがなぁ。

ま、事実を基にしているだけに、ある程度の制約は仕方がないと思いますが、サスペンスにしては迫力が足らず、

ドラマにしては内面描写が少なく、事件に至る背景も一切触れていないので、全体的に薄い印象になりましたね。

何ヶ月間もカナダ大使館に潜み続けなければいけない、大使館員たちの焦燥感をもっともっと描いていれば、

事件の顛末と当事者たちの葛藤や心情が一体となり、縦横に幅のあるストーリーになっていたはずですが、

自分が監督/主演を務めるからか、ベン・アフレック扮するCIA職員の描写が無駄に多いです。これが残念。

それと、大使館員が隠れていることを密告せず、結果的に救出作戦の成否を握ることになってしまったイラン人家政婦。

そのために隣国イラクへ亡命するシーンが最後に描かれていますが、これは怒りが沸くほど後味が悪すぎる。

だからこそ、彼女が実際の人物なのか、それとも演出上の人物なのか、最後にはっきりと明記するべきだと思います。


この作品を観た感想としては、内容云々よりも“情報公開”に対するアメリカ政府の姿勢ですね。これは素晴らしい。

これだけの事件が15年ほどで機密解除となるなんて、取り調べの可視化さえされない日本では考えられないよ。

これと比べると、ちょうど昨年話題となった日本の特定秘密保護法案はどうしても中世的な匂いがして嫌だな。


総合点:85点


『恋愛だけじゃダメかしから?』 2012年 アメリカ 


妊娠/出産を前にそれぞれに悩みを抱える数組のカップルの行方をコミカルに追った、群像恋愛ドラマです。

原作は小説ではなく“妊娠ガイド”。キャメロン・ディアスやジェニファー・ロペスなど有名どころが出演しています。


恋愛中の出来ごとではなく、恋愛が成就したあとに訪れる妊娠/出産に対する期待や不安、他人に言えない悩みなど、

5組の夫婦やカップルを通して、数多くの事例を面白おかしく描いています。群像劇としてはまとまりに欠けますが、

それなりに笑えるし、全体的に温かな眼差しに包まれているし、のんびりとした午後のお供に鑑賞するにはいいかも。

アホっぽさの具合もちょうどいい塩梅の下品さだし、カップルで観賞したら子供が欲しくなること請け合いですね。

ま、内容はまるでないので、張り切って鑑賞すると肩透かし間違いありませんが、僕はけっこう好きですこういうの。

こういった種類の作品って、評価は低いけど興行収入は高くて、この作品も製作費の2倍もの売上を達成しています。

昔、バンクーバーに住んでいたころ、ほとんど似たような雰囲気の作品を映画館で観賞したことがありますが、

僕らの後ろに座っていたお爺さんが、大きなコーラとポップコーンを抱えながら、このレベルの内容の家族コメディに、

泣いて笑って大騒ぎに楽しんでいて、色々な意味ですごく羨ましいなぁと感じたことが懐かしく思い出されます。

結局、偉そうに内容云々を語ったところで、どんな作品でも楽しめる鑑賞者こそ本当の映画ファンなろうなぁと、

今さらながら感じてしまう、ある意味では絶妙な仕上がりの作品でした。きっと、あのお爺ちゃんも泣いてるだろうな。


それにしても、キャメロン・ディアスやジェニファー・ロペスの安売り感が、全盛期を知っているだけに哀しいです。

今の若い子に言っても分からないだろうなぁ。やっぱり、僕も中年ですね否応なく。


総合点:70点


『モテキ』 2011年 日本


自分の世界に閉じこもってばかりのサブカル青年に突然訪れた“モテる時期”をコミカルに描いたドラマです。

原作は同名漫画。ドラマ化もされ、今作はドラマ版の1年後を描いたオリジナルストーリーとなっています。


これは面白かった。簡単にいうと、サブカル青年の妄想を映像化しただけの独り善がりなストーリーではありますが、

サブカルにありがちな気落ち悪い“優越感”はなく、どちらかというと“劣等感”を前面に出す必死さも良かったですね。

方向としては大ヒットした『電車男』とほとんど同じです。そこに“音楽”があるかないか、違いはそれだけだと思います。

しかしまぁ、主演の森山未来がインタビューでも言っている通り、目も当てられないほど“中二病”の主人公ですが、

憎めないというか応援したくなるのは、きっと男性なら誰もが多かれ少なかれ似たような経験をしているからでしょう。

しかも、長澤まさみ演じるヒロインが反則的なほど完璧すぎるって。顔も仕草も可愛くて、自分の趣味を語りあえて、

気さくで、積極的で、健康的にエロくて…と全要素が揃っています。そして、最も大事なのが“手に入らない”ってとこ。

全然モテないくせに、自分に好意を寄せる女性(麻生久美子だよ?!)とは体の関係を持つだけで興味を示さず、

あくまでも長澤まさみを追いかけるあたり、何様だ?!とも思いますが、やはり男性は追っかけたいのだよ獲物を。

そして鑑賞前に友人筋から散々に言われていた通り、“J-POP”が劇中に多用され、しかも使い方が絶妙にうまい。

僕と嫁さんのお気に入りは、パフュームの『Baby cruising Love』です。森山未来の踊りがキレすぎていて、

パフュームと完全にシンクロしていました。あれだけ妄想を具現化した長尺って、なかなか見られないですよね。

これだけ妄想押しをしておきながら、ラストはありきたりな安っぽい終わり方だったのが残念ですが、楽しめました。


思い直してみると森山未来&長澤まさみのコンビって、あの『世界の中心で愛を叫ぶ』と一緒なんだよね。
若さだけで押し込んでいた10年前と違って、ずいぶんと大人になったもんだなぁと思いました。上からですけど。


総合点:90点


『脳男』 2013年 日本


連続爆破事件の容疑者として確保された、一切の感情を持たないなぞの青年を中心にしたクライムサスペンスです。

原作は同名小説。


正月休み中に1人で観賞しましたが、まるでハマりませんでした。本年一発目の駄作だと言ってしまいましょう。

生田斗真、二階堂ふみ、染谷将太の若手に加え、江口洋介や松雪泰子など、出演キャストは決まっているのですが、

日本では考えられないほどの大事件が次から次へと起こるストーリーの内容と、渾身の演技をみせる俳優陣に、

小難しい芸術作品のように描かれる全体の雰囲気がまるで一致しません。三位一体どころか、三位バラバラです。

役者が本気で演技すればするほど白けてしまう、とても不思議な仕上がりとなっていました。まさか、狙いか?!

原作があるので仕方ないとは思いますが、もう少し設定を現実に合わせてくれないと、支点が定まらないですね。


鑑賞前から嫁さんに『絶対に面白くないよ』って言われていたとおりの結果になりましたが、まぁこんなのもアリか。

今年も有給日は邦画を必ず1本鑑賞するように心がけます。当りが少ないんだよなぁ…。


総合点:50点



③記録としてのメモ


●番組


『ロンドンハーツ 3時間SP』

『アメトーク 年末5時間SP』

『ガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!』

『ガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時・完全版!』 

『ビバ!竜兵会システム!』

『第1回三村&有吉特番』


『年またぎ酒場放浪記~九州横断!龍馬の足跡を辿る&樽酒鏡開き』


『命かけ 闘う ~松井秀喜 貫き通した野球道~』

『ドラマチックMLB 第1部 ~上原浩治×田口壮 僕はこうして頂点に立った~』

『ネオスポ!年末スペシャル ゴジラ松井&上原浩治の超豪華対談!』

『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達 2013』


●本


『恐竜絶滅 ~哺乳類の戦い~』 (完)

『コーランを知っていますか』 (完)

『長崎町人誌 第1巻:世変わり人情編』 (完)

『イスラム飲酒紀行』 (途)


●惣菜


『鯖味噌煮』

『カボチャと鶏ツクネの煮もの』

『蛸、ピーマン、セロリのマヨ炒め』

『鶏肉と人参、大豆の炒り煮』


『ポテトサラダ』

『ピーマンきんぴら』


『林檎』


『チョコバナナカップケーキ』


●献立


長くなるので省略。外食は2回ほど。鎌倉へ出かけて食べ歩きと、両親と叔父がきて中華街にて会食。

残りは正月用に取り寄せた様々な惣菜、刺身、冷凍の蟹片足4kg、肴などを食べつつ飲みつつ…、豪勢でした!

しかし、飲みすぎましたねこの正月は。でも、やっぱり正月は“寝正月”が一番!本当に幸せな一週間でした。



さて、長かった正月休みが終わったと思いきや、明日から三連休とは嬉しい限り。明日は横浜駅周辺へ出掛けます。

来週は中国語講座の新年会があるので、翌日の木曜日にすかさず有給を取りました。今年もたくさん休むよ!

まだ年が明けたばかりだというのに、夏休みの日程をほとんど決めてしまいました。今年は長崎へ行く予定です。

まだまだリサーチが足りませんが、さすがは歴史がある町だけはあり、飲み屋街も多く、かなり楽しめそうですよ。

6泊程度じゃ網羅できない規模の町なので、春までには大まかな方針を決めて、絞りこんでいきたいと思います。

意外と、ブログ発信をしている呑兵衛さんが少ないのが気掛かりです。あれだけ飲み屋街あるのに、内気なのか?!


それではまた。










2013年鑑賞記録まとめ


月曜日です。前回の更新でまとめきれなかった映画/本の四半期まとめと、2013年の総合ランキングを発表します!

いよいよ今年も残すところあと2日。いよいよ2014年ですね。個人的には、今年は文句なく充実した1年でした。

来年もさらに良い1年になるよう張り切っていきたいと思います。それではまずは四半期まとめから。



●映画 (10月:5本 11月:8本 12月:10本 計:23本)


第1位: 『ソハの地下水道』 2011年 ポーランド/ドイツ/カナダ

第2位: 『最強のふたり』  2011年 フランス

第3位: 『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』 2012年 日本


この四半期は面白い作品が多かったですね。上にあげた三作品以外にも『善き人』や『かぞくのくに』など、

総合点が95点となっている作品があるし、3本選ぶのに悩みました。この中では『最強のふたり』がお勧めかな。


●本 (下半期まとめ 7月~12月 計:49冊)


第1位: 『イヴの乳―動物行動学から見た子育ての進化と変遷』 小原 嘉明著

第2位: 『仰臥漫録』  正岡 子規著

第3位: 『ユダヤ人の歴史』 レイモンド・P・シェインドリン著



そして、2013年総合まとめです。今年の鑑賞本数は、映画:112本/本:101冊という結果になりました。

もうちょっと映画を観たかったというのが本音ですが、こんなところでしょう。WOWOWと図書館にはお世話になりました。


●2013年鑑賞映画総合ランキング


第1位: 『the Sore』 2011年 イギリス 

第2位: 『フィッシュ・タンク』  2009年 イギリス

第3位: 『シモンの空』 2012年 スイス



こうしてまとめてみると、上位3作品とも揃ってヨーロッパ映画となってしまいました。ま、あくまでも個人的趣味なので。

3作品ともに共通しているのは、登場人物の心情の揺れや抑制された感情をじっくりと描き出している点でしょう。

それだけに、誰もが楽しめるようなエンタメ性には欠けます。好き嫌いが分かれるとは思いますが、一度ぜひ!



●2013年読了本総合ランキング


第1位: 『土の文明史』 デイビッド・モントゴメリー著

第2位: 『火の賜物―ヒトは料理で進化した』 リチャード・ランガム著

第3位: 『イヴの乳―動物行動学から見た子育ての進化と変遷』 小原 嘉明著


読了本のほうは、人類の進化に関する本が並びました。一度読み出すと、もう止められないジャンルです。

ここ数年、似たようなジャンルを掘り続けてきているので、来年は新たな分野を漁ってみようと思っていて、

先月からユダヤ教関連を数冊、現在は分かりやすいコーランの手引書を読んでいます。これも面白いですね。

でも、結局は自分の好きなジャンルに戻ってしまうので、来年も似たような読了ジャンルになる気がしますが・・・。



というわけで、来年も映画:100本、本:100冊を目標に日々を過ごして生きたいと思います。


それではまた!









仕事最終日


金曜日です。いよいよ今年も終わりますね。僕も本日で仕事納めです。何だか年末って感じがしないな今年は。

明日は鎌倉に行き、明けた2日に両親と叔父が来るので中華街で上海ガニを食べるくらいが、相が休みの予定です。

あとは、自宅でのんびり飲んだくれますよ!というわけで、3連休だった先週末~本日の記録を更新します。



①飲み


先週末の3連休は、嫁さんと横浜駅周辺で買物したあとで飲んだり、専門同期会で中華街~石川町で飲んだり、

取り寄せたクリスマス惣菜や嫁さんが作ってくれたチキンナゲットを肴に飲んだりと、酒浸りな休日を送りました。

もちろん、正月休みもたっぷりと飲む予定だけに、連休明けから昨日までの3日間はしっかり禁酒しましたよ。

先週の納会で余ったお酒(泡盛古酒4合瓶×2本、プレミアムモルツ、エビスビール×8本)を持ち帰ってきたし、

日本酒の4合瓶(影虎名水仕込特別純米、銀住吉特別純米酒)も2本を用意しているし、肴も取りよせずみだし、

今週末の鎌倉行脚で干物も買ってくるし、酒を飲んだくれる正月休みの体制が完全に整っているのであります。


とりあえず、先週の飲み写真でも。まずは専門同期会が開かれた日曜日。角打ち~中華街~石川町です。

16時集合だったので、その前に上大岡の成田屋酒店にて1杯。3連休だったので日曜も15時まで開いてました。

前回注文出来なかった自家製の糠漬け焼酎半分烏龍茶を注文したところ、合わせて240円という安さでした。

おそらく、4~50円くらいでしょう。けっこうなボリュームがあって1杯じゃ食べ切れなかったのでお代わりを注文。

またしても焼酎半分に割りモノを“レモンで”っと注文すると、近隣の角打ちでは見慣れない『MISSION』という、

なんだかハイカラな小瓶が出てきました。このあたり、さすがはターミナル駅である上御丘の角打ちということろでしょう。

味は普通のレモンサワーです。セットで210円。糠漬けを肴に2杯飲んで、500円でお釣りがくる、さすが角打ちですね。


そして石川町駅で同期と待ち合わせて、連休真っ只中の中華街へ突入。とはいえ、16時を回っていたので、

海員閣山東も並びはありませんでした。土日祝に中華街を訪れるならば、昼食と夕食の合間の時間帯、

外食用語でいう“アイドルタイム”を狙うのがいいと思います。この時間帯ならば人気店もすぐ入れるでしょう。

それらの人気店を横目に今回僕らが訪れたのは、焼豚やアヒル、各種モツを店頭販売している『金陵』です。

店頭にぶら下がった焼豚やアヒルのブロックなど、一見すると持ち帰り専門店のような佇まいでありますが、

入口の横に階段があり、2階で食事もできるのです。看板も案内もないので、あまり認知はされていませんが、

それだけに穴場というか、知り合いの家にお邪魔して食事をしているかのような、独特の雰囲気が楽しめます。

今回は訪れたのが遅くなってしまったので焼き物は売り切れてしまっていて、モツ盛り合わせキュウリを注文。

このキュウリが美味いんだ。ニンニク醤油ダレと絡まって、ビールに最高にあいます。モツ薫製も美味しかったなぁ。

途中から注文不明の豚足まで運ばれてきて、ほとんど持ち帰りパックに詰め直してもらい、お土産にしました。

食事スペースは18時半までしか開いていないので、僕もなかなか利用できませんが、やっぱりいいですねここは。


 ●成田屋酒店:烏龍茶・焼酎半分・糠漬け       ●成田屋酒店:レモン(MISSON)・焼酎半分


     


      ●金陵:キュウリの叩き               ●金陵:モツ盛り合わせ(1280円)


     


この前日の土曜日は、嫁さんの買物に付き合って横浜駅周囲のマルイやらソゴウやらに行ってきました。

とにかく、いくら嫁さんとはいえ、他人の買物に付き合うというのは、心底疲れますね。ほんと、足が棒とはこのこと。

自分が買物しているときは、あっちへ行ったり、こっちの店をみたりと同じような行為をしているにも関わらず、

自分が関わらない買物で他人が同じことをやると、「どっちだって同じだって!」と叫びだしたくなるから不思議です。

しかも、土曜日の無印やロフトのレジってあれほど混雑するのでしょう。無印なんて、レジだけで20分並んだよ!

あと、全然関係ないけど、無印良品は“ナチュラル”なパブリックイメージを売りにしているのにも関わらず、

食品やお菓子は海外産ばかりですね。中国産の梅とかアメリカ産の苺だとか、味付けも添加物だらけだし、

それをいかにもって面をして売っているんだから性質が悪いと思います。けっこう、ダーティーだよ無印はさ。


と話は脱線しましたが、これほど疲労するのが分かる嫁さんの買物に付き合ったのは、もちろん愛情ありきですが、

買物後にソゴウに隣接する“BAY QUARTER”にあるバーガーショップ『クアアイナ』で夕食というのがでかい!

ハンバーガーなんて滅多に食べない僕らですが、年に1~2回ほどクアアイナで食べるハンバーガーは本当に美味い!

それなりに値段も張りますが、ハンバーガーやサンドイッチだけでなく、サイドメニューも文句なく美味しくて、

しかも嬉しいことに、生ビールまで提供してくれる素晴らしいバーガーショップなのです。さすがFromハワイ!!

今回は二人でシェアしながら、パストラミのサンドイッチ、ピクルス×2、フライドポテト、ポップコーンシュリンプを注文。

そして、生ビール(中)!値段は690円と高いけれど、居酒屋ではないし、これだけ大きなカップなら許します!!

何だか、良い気分になってしまって、結局ビールをお代わりしてしまいました。外国で飲んでいる気分になりますね。

近辺に梯子できるような居酒屋がないのが残念ですが、このお店が野毛にあるならば、一軒目の候補として悪くない。

たまにはバーガーショップで飲んでみるというのも、なかなかオツなものだなぁと思いました!ぜひぜひお勧め!!


 ●クアアイナ:ポテト(S)・ポップコーンシュリンプ   ●クアアイナ:生ビール(中)も一緒に!


     


 ●クアアイナ:パストラミのサンドイッチ         ●ベイクォーター:ここにもツリーです


     


②映画


3連休は3本鑑賞。本日はちと忙しいので、4半期まとめ&2013年のまとめは、来週12/30に更新する予定です。

結局、今年は100本くらい観賞出来たのかな最終的に。来年もこのペースを維持できるよう、マイペースで仕事します!

『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』 2012年 日本


製作費わずか200万円ながら大きな反響を巻き起こした『SR サイタマノラッパー』シリーズ第三作にして完結編です。

第一作目にラップグループの最後輩として登場した青年を主人公に、夢と挫折をバイオレスに描いたドラマです。


個人的な話しですが、ここ数年の邦画で最も衝撃を受けた作品が、このシリーズの第一弾『SR サイタマノラッパー』です。

そのため、期待値が異常に高くり、第二弾の『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』は、

もちろん平均点以上の出来ではありましたが、第一弾と比較するにはどうしても物足りない印象だっただけに、

第三弾を鑑賞するにあたり、期待と疑念が半々程度の気持ちだったのですが…、やられました。面白かったです。

おそらく、監督自身と思うところがあったのでしょう。第一弾、第二弾とは明らかに違う雰囲気に仕上がっていました。

埼玉や群馬の片田舎という極地域的に限定されていた舞台も、東京と栃木という全く異なる地域を併用しているし、

個人的な心情を掘り下げることが中心だった第一弾、第二弾と違って、今作は主人公そのものの葛藤だけでなく、

恋人や裏社会の縦関係など人脈のしがらみが物語の中心となり、ベクトルが内側へ向かっていた前2作と逆に、

外側の世界へと展開している点が、“独立系作品”という枠を超えて勝負しようという意気込みとして伝わってきました。

これまでは全くなかったバイオレンス描写の多様も、幅広く観客を取り込もうとする娯楽性の追求の結果なのでしょう。

それを取り入れつつ、メジャー作品では表現が難しいドロっとした裏社会やジメっとした凄惨な暴力描写を濃厚に出して、

内輪的な独立系作品の枠は飛び出しつつ、従順なメジャー系列作品とは一線を画す、絶妙な仕上がりだと思います。

その分、全体的に本気すぎるキライがあり、このシリーズ本来の持ち味である自虐的な要素が少ないの残念だし、

第一弾ではぼんやりとしたブロッコリー農家の息子だった主人公の変貌にも腑に落ちないところがありましたが、

どちらつかずに終始した前作と比べると、シリーズ最終章としてスケールを増したともいえるし、十分に楽しめました。

お決まりとなっているエンディングのラップ掛け合いのシーンも良かったですね。3作品共に通じるところですが、

ラップをするには場違いすぎるし、辿りついたラストの状況も希望がないし、最悪に格好つかないんだよね本当は。

でも、その状況で絞り出すラップだからこそ胸を打つのです。しかも、あれだけ長く尺を取るのだから見事です。


あくまでも個人的な見解ですが、やはり第一弾の『SRサイタマノラッパー』がシリーズ中の最高傑作だと思います。

とはいえ、最終作となる今作を鑑賞してから、一作目を鑑賞するというのも面白かもしれませんね。とにかくお勧めです。

総合点:95点


『映画 立川談志』 2012年 日本


惜しまれつつ昨年亡くなった落語家:立川談志一周忌を記念して制作された、談志のインタビューや高座を中心に、

“難解”と評される立川談志の落語論を分かりやすく捉えようと試みたドキュメンタリー映画です。


録画する前は、純粋に談志の活躍をダイジェストで集めたドキュメンタリーとばかり想像していたのですが、

かなり濃いめに“談志の落語”に照準を絞って追っかけているので、ほとんど落語に馴染みのない僕や嫁さんには、

正直なところ難しかったですね語られている内容が。鑑賞前にざっくりとした予習が必要だと思うレベルでした。

そもそも、談志の喋り方って何を話しているのか聞き取れないくらい分かりずらいし、その分かりにくい喋り方で、

さらに難解な落語の本質やら談志の見解を語られても、ますます分からなくなるばかりというのが本音でした。

とはいえ、ラストに流される『芝浜』には引きこまれましたね。こればかりは、何も知らずとも圧倒されましたよ。

何と言うか、演目を喋っているわけでも演じているわけでもなく、憑依しているのだけど談志そのものであり、
大酒飲みの亭主と彼をうまいこと立ち直らせようとする妻の軽妙な夫婦のやりとりに、ぐいぐいと引き込まれました。

もちろん、落語だから笑いどころはいくつもあるんだけど、それよりも人情劇の一人芝居に近いものがありますね。

これまで最初から最後まで落語の演目をしっかりと聞いたことがなかったので、これには“目から鱗”でしたね。

何も知らない素人の僕がここまで感じるくらいですから、やはり立川談志って凄い落語家なんだなと思いました。


こうなると、来年早々のテーマとして、落語関連の書籍を図書館で漁ることになるのかなと、頭によぎりました。

とりあえず、まずは談志以外の落語家の『芝浜』をYOU TUBEで見比べてみたいと思います。


総合点:80点


『ベイビー・メイク 私たちのしあわせ計画』 2012年 アメリカ


夫の精子の問題で子供が授からないことに悩む夫婦が、結婚前に夫がアルバイトとして精子を提供した精子バンクに、

友人たちと協力して強奪に入って何とか妊娠を成功させようと目論む、ドタバタ劇のコメディ・ドラマです。


久しぶりのアホコメです。もう設定からしてアホとお下劣しかないだろうと誰もが思う通り、そのまんまのストーリーです。

もちろん、内容は極端に薄っぺらいので、ストーリーのテンポの良さとジャブ程度の軽妙な笑いを連発させながら、

登場人物に不審げなほど多種多様な人種を混ぜることで、目先を変えようという意図が丸出しなのが逆に良かった。

やはり、アホコメというのは展開にしろ笑いにしろ人物設定にしろ、開き直って思い切ることが最も大事なので、

“精子バンクを襲う”というアホすぎる設定や、コテコテの悪役に友人のキャラなど、これくらいでちょうど良いのです。

それと、出演女優陣が妙に色っぽいです。ずば抜けて綺麗な訳じゃないんだけど、何だか気になるのですね。

そのあたりも含めまして、アホコメとしてはまぁ合格ラインに達していると、アホコメ好きの僕が保証しましょう。


アホコメ作品の常として、敢えて鑑賞するべきレベルではないですが、重いテーマの作品を鑑賞したあとに、

口直し的にのんびりと笑うというのにはちょうど良い出来だと思います。ま、可もなく不可もなく。


総合点:70点


③記録としてのメモ


●番組


『マツコ&有吉の怒り新党』 (先週放送分)

『アメトーク』 (先週放送分)

『ゴットタン』

『日曜×芸人』

『吉田類の酒場放浪記


『NHKスペシャル 和食 千年の味のミステリー』

『新日本風土記 うどん』



●本


『悪食のサル ~食性からみた人間像~』 (完)

『コーランを知っていますか』 (途)


●惣菜


『海老チリ』

『牛肉と玉葱、しめじの炒め物』

『鶏肉ゴマまぶし揚げ』


『ひじき煮』


『人参としめじのお味噌汁』


『林檎ケーキ』


『林檎(群馬産)』


●献立


土昼: タラコクリームパスタ 惣菜残り(フライドチキン) 

土夜: 外食(クアアイナ)

日昼: カレーうどん みかん

日夜: 外食(専門同期会)

月昼: しめじとツナのバジルトマトソースパスタ 自家製チキンナゲット OISIXお取り寄せクリスマス惣菜

月夜: OISIXお取り寄せクリスマス惣菜(ピザ、スモークサーモン、生ハム)



というわけで、本日は今年最後の出勤です。さすがに年末だけに忙しかった。目がショボショボと疲れています。

例年なら本日が納会なのですが、諸事情により先週行ってしまったので、最終日なのに何だか締まらないなぁ。

このままだと気分的に終わらないので、今夜はこのあと、いつもの隣駅にある和食屋さんで1人打ちあげに興じます。

美味しい肴を並べて、日本酒でも飲もう。明日は嫁さんと鎌倉に行くので、ほどほどにしないといけませんね。

正月休み中は2日が出勤となりますが、その分、来月は2日間は有給を取ろうと思います。2週連続取るか!


今年も色々とお世話になりました。

新年もよろしくお願いします。


それではまた。