新年一発目 | m-yazawaのブログ

新年一発目


金曜日です。飲み過ぎた正月休みの調整も兼ね、日曜日から木曜日まで5日間断酒した仕事始めの一週間でした。

正月=“御屠蘇”や“甘酒”などお酒と結びつく印象が強いですが、実は仏教こそ“飲酒禁止”の宗教だということは、

昨日から読み進めている『イスラム飲酒紀行』を読むまでは、まさか思いもしなかった、驚愕の事実なのであります。

戒律の厳しさといえばイスラム教を思い浮かべる方も多いと思いますが、固定観念がいかに当てにならないか、

新年早々思い知らされました。というわけで、正月休みから本日までの記録を更新します。



えー、長かった正月休みですが、28(土)に鎌倉へ、年明け2日に当番出勤のあと家族で中華街へ出掛けた以外、

取りよせた食材や惣菜、たっぷりと作ったおでんと用意した数々のお酒に囲まれて、とことん寝正月に徹しました。

今年は仕事の割り振りが、嫁さん→大掃除、俺→おでん係りと決められたので、レシピ通りにばっちり作りましたよ!

おでん”はその見た目からか、作るのが簡単なように思われがちですが、大根や蒟蒻は下茹でしなきゃいけないし、

茹で卵をつくったり、練りモノを油抜きしたり、鰹節、干し椎茸、昆布で出汁を取ったりと、下準備が面倒なのです。

でも、それだけ手間を掛けるから美味しく出来あがるわけですね~。一回作れば、あとは温めるだけだしさ。

そして、一緒に暮らして5年。初めて嫁さんが正月にお雑煮を作ってくれました!これは、かなり嬉しかった!!

やはり、美味しい肴とお酒に囲まれるのも幸せだけど、呑み過ぎた翌朝にあっさりと出汁の効いた雑炊を食べるのも、

これはこれで正月の醍醐味だなと思いました。優しい味に癒されますよ。これからは毎年作ってもらいたいですね。

食べて、呑んで、録画番組を観て、昼寝して、食べて、呑んで、録画番組を観て、寝て、起きて、食べて、呑んで…と、

嫁さんはどうだか知りませんが、僕自身としては最高の正月休みとなりました。正直、毎年このパターン希望です。


 ●僕が作った渾身のおでん まじでうまい             ●美味しい肴と日本酒 正月恒例です


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 ●嫁さんが初めて作ってくれたお雑煮               ●正月の中華街はすごい混雑です!


       

①鎌倉


というわけで、まずは鎌倉編。引っ越して来てから早5年半が過ぎましたが、実は鎌倉に行くのは今回が初めてでした。

僕らは横浜市民といえど、市内で最も外れに位置する泉区に住んでいるので、路線案内で検索してみると、

最寄りの市営地下鉄の駅から鎌倉駅まで、乗り換えも含めて何と30分も掛からないことが判明したのは最近のこと。

初鎌倉だけに力んで朝早く出発したら、あっという間に到着してしまって、本当に近所何だなぁと感じた次第です。


一番最初に訪れたのは“鎌倉の大仏”がある高徳院。鎌倉駅から江ノ電に乗り換え長谷駅下車徒歩10分程です。

入口で拝観料を払って中へ入るとすぐ(本当に呆気ないくらいすぐ)、大仏様が鎮座していました。さすがに大きい。

遠目に眺めると、周囲の景色に馴染んでそれほどの大きさを感じませんが、近づいて見上げてみると大きい!!

“いつ?・誰が?”といった造像に関する基本的なことさえ不明な大仏様ですが、この大きさを目の当たりにすると、

現代でさえ難儀だろうと思われるほどの大仏を、遥か昔に作り上げた人々の信心深さに感銘を受けますよね。

追加で40円支払って大仏様の内側に入ると、“ゴツゴツ感”がより鮮明に伝わってきて、とても見応えがありました。

午前10時前にも関わらず、数多くの観光客で賑わっていましたね。外国人観光客も多かった。これはお勧めです。


 ●鎌倉の大仏を正面から でかい!                 ●40円で内部に入れます

 
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大仏見学を済ませたあとは、高徳院入口からバスに乗って鎌倉駅へ戻りました。そして、小町通りを散策です。

鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ伸びる表参道と並行するように、1本内側に伸びる小町通りは大小様々なお店で賑わい、

お土産に食べ歩きにとまさに鎌倉観光の目玉!!午前中からお店もお客もすごい賑わいで、活気がありました!

ただし立地上、午前中は日陰になってしまうので、かなり寒いです。冬に訪れるなら午後からがいいと思います。

今回は初鎌倉だけに、他所には目もくれず徹底的に小町通り付近を散策しようと決めて、かなり調べておいたので、

昼食も食べ歩きもお土産も欲張りながら大満足の散策となりました。本当はもっともっと食べるきたかったけど、

ガッツリとイタ飯ランチを食べたせいか、気持ちに“胃”が追いつかなかったです…。否応なく中年を感じましたね。

個人的な感想ですが、小町通りを中心に散策するならば、レストランよりも食べ歩き中心のほうが楽しめるかなと。

どこもかしこも“鎌倉野菜”と“シラス”押しのメニューがうるさいし、鎌倉価格でけっこうな高いですよレストランは。
それに比べて、食べ歩きは和洋中の様々なメニューがあり、それぞれに創意工夫もあり、すごく楽しめました。

食べ歩きだけで余裕で満腹になるし、なんだかお祭りの縁日気分で楽しいし、僕なんかは絶対に好きだなこっちが。


今回食べ歩いたのは、『はんなりいなり』の“イクラとしらすのミルフィーユ”、『鎌倉壱番屋』の出来たてお煎餅

『インビス鎌倉』の“手作りソーセージとドイツビール”に、『ジェラテリア イル・ブリガンテ』の“ジェラート”。

この他にも『露西亜亭』の“ピロシキ”や『プリンセスきのこ』の“揚げマッシュ”などなど色々と調べていたのに…。

次回は昼食にレストランへ行かず、食べ歩きメインで散策したあとに、軽く手打ちうどんでも食べて帰ろうと思います。

自宅からも近いし、暖かくなったらまた行きたいねと嫁さんと既に盛り上がっているし、梅の季節とかいいかもなぁ。

   ●鎌倉野菜のバーニャカウダ                 ●シラスと鎌倉野菜のパスタ


      


 ●イクラとしらすのミルフィーユ 絶品!           ●手作りソーセージとドイツビール! 


      



      ●鶴岡八幡宮正面入り口                ●階段を上がって表参道を振り返る

  
      


②映画


正月休みは4本。今年も少なくとも100本以上は鑑賞したいですね。あと、映画館にも2~3回は行きたいな。

今月は3連休もあるし、なるべく前半にスタートダッシュをかけたいところです。


『アルゴ』 2012年 アメリカ


1979年にイランで起きたアメリカ大使館占拠人質事件で、占拠前に脱出しカナダ大使館にかくまわれた6人を、

映画ロケハンチームに紛れさせて秘密裏にアメリカへ連れ戻したCIAの緊迫した作戦を描いたドラマです。


アカデミー作品賞を獲得しただけに、鑑賞前のハードルがだいぶ上がったせいなのか、もう1つ物足りませんでした。

もちろん、平均的以上の作品ではありますが、数多くのエピソードを交え、何か起こりそうな雰囲気を漂わせながら、

最後まで突発的な展開はなく、特別に内面描写が深い人物がいるわけでもなく、最後まで坦々と終わるのがなぁ。

ま、事実を基にしているだけに、ある程度の制約は仕方がないと思いますが、サスペンスにしては迫力が足らず、

ドラマにしては内面描写が少なく、事件に至る背景も一切触れていないので、全体的に薄い印象になりましたね。

何ヶ月間もカナダ大使館に潜み続けなければいけない、大使館員たちの焦燥感をもっともっと描いていれば、

事件の顛末と当事者たちの葛藤や心情が一体となり、縦横に幅のあるストーリーになっていたはずですが、

自分が監督/主演を務めるからか、ベン・アフレック扮するCIA職員の描写が無駄に多いです。これが残念。

それと、大使館員が隠れていることを密告せず、結果的に救出作戦の成否を握ることになってしまったイラン人家政婦。

そのために隣国イラクへ亡命するシーンが最後に描かれていますが、これは怒りが沸くほど後味が悪すぎる。

だからこそ、彼女が実際の人物なのか、それとも演出上の人物なのか、最後にはっきりと明記するべきだと思います。


この作品を観た感想としては、内容云々よりも“情報公開”に対するアメリカ政府の姿勢ですね。これは素晴らしい。

これだけの事件が15年ほどで機密解除となるなんて、取り調べの可視化さえされない日本では考えられないよ。

これと比べると、ちょうど昨年話題となった日本の特定秘密保護法案はどうしても中世的な匂いがして嫌だな。


総合点:85点


『恋愛だけじゃダメかしから?』 2012年 アメリカ 


妊娠/出産を前にそれぞれに悩みを抱える数組のカップルの行方をコミカルに追った、群像恋愛ドラマです。

原作は小説ではなく“妊娠ガイド”。キャメロン・ディアスやジェニファー・ロペスなど有名どころが出演しています。


恋愛中の出来ごとではなく、恋愛が成就したあとに訪れる妊娠/出産に対する期待や不安、他人に言えない悩みなど、

5組の夫婦やカップルを通して、数多くの事例を面白おかしく描いています。群像劇としてはまとまりに欠けますが、

それなりに笑えるし、全体的に温かな眼差しに包まれているし、のんびりとした午後のお供に鑑賞するにはいいかも。

アホっぽさの具合もちょうどいい塩梅の下品さだし、カップルで観賞したら子供が欲しくなること請け合いですね。

ま、内容はまるでないので、張り切って鑑賞すると肩透かし間違いありませんが、僕はけっこう好きですこういうの。

こういった種類の作品って、評価は低いけど興行収入は高くて、この作品も製作費の2倍もの売上を達成しています。

昔、バンクーバーに住んでいたころ、ほとんど似たような雰囲気の作品を映画館で観賞したことがありますが、

僕らの後ろに座っていたお爺さんが、大きなコーラとポップコーンを抱えながら、このレベルの内容の家族コメディに、

泣いて笑って大騒ぎに楽しんでいて、色々な意味ですごく羨ましいなぁと感じたことが懐かしく思い出されます。

結局、偉そうに内容云々を語ったところで、どんな作品でも楽しめる鑑賞者こそ本当の映画ファンなろうなぁと、

今さらながら感じてしまう、ある意味では絶妙な仕上がりの作品でした。きっと、あのお爺ちゃんも泣いてるだろうな。


それにしても、キャメロン・ディアスやジェニファー・ロペスの安売り感が、全盛期を知っているだけに哀しいです。

今の若い子に言っても分からないだろうなぁ。やっぱり、僕も中年ですね否応なく。


総合点:70点


『モテキ』 2011年 日本


自分の世界に閉じこもってばかりのサブカル青年に突然訪れた“モテる時期”をコミカルに描いたドラマです。

原作は同名漫画。ドラマ化もされ、今作はドラマ版の1年後を描いたオリジナルストーリーとなっています。


これは面白かった。簡単にいうと、サブカル青年の妄想を映像化しただけの独り善がりなストーリーではありますが、

サブカルにありがちな気落ち悪い“優越感”はなく、どちらかというと“劣等感”を前面に出す必死さも良かったですね。

方向としては大ヒットした『電車男』とほとんど同じです。そこに“音楽”があるかないか、違いはそれだけだと思います。

しかしまぁ、主演の森山未来がインタビューでも言っている通り、目も当てられないほど“中二病”の主人公ですが、

憎めないというか応援したくなるのは、きっと男性なら誰もが多かれ少なかれ似たような経験をしているからでしょう。

しかも、長澤まさみ演じるヒロインが反則的なほど完璧すぎるって。顔も仕草も可愛くて、自分の趣味を語りあえて、

気さくで、積極的で、健康的にエロくて…と全要素が揃っています。そして、最も大事なのが“手に入らない”ってとこ。

全然モテないくせに、自分に好意を寄せる女性(麻生久美子だよ?!)とは体の関係を持つだけで興味を示さず、

あくまでも長澤まさみを追いかけるあたり、何様だ?!とも思いますが、やはり男性は追っかけたいのだよ獲物を。

そして鑑賞前に友人筋から散々に言われていた通り、“J-POP”が劇中に多用され、しかも使い方が絶妙にうまい。

僕と嫁さんのお気に入りは、パフュームの『Baby cruising Love』です。森山未来の踊りがキレすぎていて、

パフュームと完全にシンクロしていました。あれだけ妄想を具現化した長尺って、なかなか見られないですよね。

これだけ妄想押しをしておきながら、ラストはありきたりな安っぽい終わり方だったのが残念ですが、楽しめました。


思い直してみると森山未来&長澤まさみのコンビって、あの『世界の中心で愛を叫ぶ』と一緒なんだよね。
若さだけで押し込んでいた10年前と違って、ずいぶんと大人になったもんだなぁと思いました。上からですけど。


総合点:90点


『脳男』 2013年 日本


連続爆破事件の容疑者として確保された、一切の感情を持たないなぞの青年を中心にしたクライムサスペンスです。

原作は同名小説。


正月休み中に1人で観賞しましたが、まるでハマりませんでした。本年一発目の駄作だと言ってしまいましょう。

生田斗真、二階堂ふみ、染谷将太の若手に加え、江口洋介や松雪泰子など、出演キャストは決まっているのですが、

日本では考えられないほどの大事件が次から次へと起こるストーリーの内容と、渾身の演技をみせる俳優陣に、

小難しい芸術作品のように描かれる全体の雰囲気がまるで一致しません。三位一体どころか、三位バラバラです。

役者が本気で演技すればするほど白けてしまう、とても不思議な仕上がりとなっていました。まさか、狙いか?!

原作があるので仕方ないとは思いますが、もう少し設定を現実に合わせてくれないと、支点が定まらないですね。


鑑賞前から嫁さんに『絶対に面白くないよ』って言われていたとおりの結果になりましたが、まぁこんなのもアリか。

今年も有給日は邦画を必ず1本鑑賞するように心がけます。当りが少ないんだよなぁ…。


総合点:50点



③記録としてのメモ


●番組


『ロンドンハーツ 3時間SP』

『アメトーク 年末5時間SP』

『ガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!』

『ガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時・完全版!』 

『ビバ!竜兵会システム!』

『第1回三村&有吉特番』


『年またぎ酒場放浪記~九州横断!龍馬の足跡を辿る&樽酒鏡開き』


『命かけ 闘う ~松井秀喜 貫き通した野球道~』

『ドラマチックMLB 第1部 ~上原浩治×田口壮 僕はこうして頂点に立った~』

『ネオスポ!年末スペシャル ゴジラ松井&上原浩治の超豪華対談!』

『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達 2013』


●本


『恐竜絶滅 ~哺乳類の戦い~』 (完)

『コーランを知っていますか』 (完)

『長崎町人誌 第1巻:世変わり人情編』 (完)

『イスラム飲酒紀行』 (途)


●惣菜


『鯖味噌煮』

『カボチャと鶏ツクネの煮もの』

『蛸、ピーマン、セロリのマヨ炒め』

『鶏肉と人参、大豆の炒り煮』


『ポテトサラダ』

『ピーマンきんぴら』


『林檎』


『チョコバナナカップケーキ』


●献立


長くなるので省略。外食は2回ほど。鎌倉へ出かけて食べ歩きと、両親と叔父がきて中華街にて会食。

残りは正月用に取り寄せた様々な惣菜、刺身、冷凍の蟹片足4kg、肴などを食べつつ飲みつつ…、豪勢でした!

しかし、飲みすぎましたねこの正月は。でも、やっぱり正月は“寝正月”が一番!本当に幸せな一週間でした。



さて、長かった正月休みが終わったと思いきや、明日から三連休とは嬉しい限り。明日は横浜駅周辺へ出掛けます。

来週は中国語講座の新年会があるので、翌日の木曜日にすかさず有給を取りました。今年もたくさん休むよ!

まだ年が明けたばかりだというのに、夏休みの日程をほとんど決めてしまいました。今年は長崎へ行く予定です。

まだまだリサーチが足りませんが、さすがは歴史がある町だけはあり、飲み屋街も多く、かなり楽しめそうですよ。

6泊程度じゃ網羅できない規模の町なので、春までには大まかな方針を決めて、絞りこんでいきたいと思います。

意外と、ブログ発信をしている呑兵衛さんが少ないのが気掛かりです。あれだけ飲み屋街あるのに、内気なのか?!


それではまた。