こんにちは!

ヨーロッパ在住、国際夫婦問題心理カウンセラーの

宮本マリーです。

浮気・不倫・モラハラ・離婚問題で悩んでいる方

国際結婚・駐在員・海外在住の方からご相談いただいております。

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★今回のテーマ★

Xで不倫相手の写真と名前を晒した妻が名誉棄損で逮捕

Xで不倫相手女性の写真と名前を晒した妻が

名誉棄損で逮捕、というニュースが5日ほど前にありました。

 

 

 

 

ニュースだけを見ると一方的な悪質な投稿

みたいな感じですが、ここまで気が狂うまでに

経緯があったんですよ。

 

もうXのアカウントは閉鎖されてしまっていて読めないですが

私が読んだ内容は

1年ほど前に夫の不倫が発覚し

不倫相手には慰謝料請求せず穏便に済ませようとしていたのに

不倫相手は夫に近づかないという合意書を守らない上に

自分の彼氏には接触するなと要求してきたり

何故か不倫相手の母親が電話で罵倒してきたり

連絡が取れなくなるように全てブロックしてきたり

法的な解決を試みるも和解にはいたらなかったそうです。

 

反省も謝罪もない不倫相手の言動に怒り

次第に正常な判断ができないほどに

おかしくなってしまった気持ちは痛いほどわかります。

 

夫が不倫していたという事実は妻の心を殺し

悲しみと怒りの行き場は現行の法律では慰謝料請求しかありません。

でも、お金で心の傷は癒えないんですよ。

 

信じてた人からの裏切りは想像以上の苦しみです。

 

サレ妻達は自分が与えられた同等のダメージを

どうやったら不倫相手に与えられるか一生懸命考えてるんですよ。

 

(本来であれば、仕返しは夫にするべきと考える方も大勢いると思いますが

サレ妻の怒りは不倫相手に向くことが多いです。

その考察を以前ブログに書いてます。)

 

 

 

もし慰謝料請求か名前の公開かを選べるのであれば

名前の公開を選ぶでしょうね。

 

でもそれは、現行の法律では名誉棄損にあたり罰せられます。

 

慰謝料を請求しても相手が払わなければ裁判になります。

裁判になると高い弁護士費用がかかり

慰謝料以上に足が出てしまう可能性もあります。

慰謝料が決定しても相手に払う能力がなければ回収できません。

 

サレ妻達は、結局心のダメージを何年も背負ったまま

泣き寝入り状態になる場合が圧倒的に多いと感じています。

 

日本の現行の法律ではやったもん勝ちが現状です。

(因みに欧米では慰謝料請求の権利はない国が多いので

確実にやったもん勝ちの世界です。)

 

理不尽だと強く感じます。

 

SNS上で実名と顔写真を公開したのはよくない事だと思いますが

それぐらい行き場のない怒りを抱えてしまっていたんだと気の毒になります。

 

今回逮捕された女性はこれまでの経緯から

情状酌量の余地があっても良いのではないかと私は思っています。

 

妻の不起訴を求める署名がありますので

賛同される方は以下のリンクから入ってください。

 

 

 

このニュースに牽引されて私の過去記事

「夫の不倫が原因で自死した女性の遺族が夫に慰謝料請求」

が沢山読まれました。

夫の不倫を苦に自死した妻の話です。

 

 

 

 

不倫するような夫のために命を絶つなんてナンセンス

と思う方もいるとは思いますが

不倫された人の苦しみは不倫された人にしかわからない。

 

愛する人の裏切りは心を殺すのです。

 

不倫なんてみんなしてるもの

というような軽い風潮をなくし

真剣に夫婦に向き合ってもらいたいものです。

 

不倫は周りの人を不幸にする。

 

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