こんにちは!

ヨーロッパ在住、国際夫婦問題心理カウンセラーの

宮本マリーです。

浮気・不倫・モラハラ・離婚問題で悩んでいる方

国際結婚・駐在員・海外在住の方からご相談いただいております。

はじめましての方はこちら

 

 

 

★今回のテーマ★

離婚時・離婚後の心理サポートの重要性

今朝オランダ時間夜中3時から

日本のセミナーに参加しました。

 

離婚を経験する親子のためのサポートプログラム

FAITを提供されている方達が

この度本を出版されたということで

認定心理士協会からインフォメーションが来ました。

 

 

 

まさしく私のサポートのテーマの一つなので

お話を聞くために夜中に起きました。

 

アメリカのFIT(Family in transition)

という離婚家庭親子の心理サポートプログラムを

日本に合うようにアダプトした内容と

なっているとの事でした。

 

同居親・別居親・子供を対象に

中立的な立場をとるという事です。

 

離婚って関係者全員にとって

大きなライフイベントになります。

大きな喪失体験です。

 

環境の変化が目まぐるしく

心が置き去りになっている場合が多いです。

 

特に子供は人生経験が少ない分

この先どうなるのか?

不安でたまりません。

何が起こっているのか

子供に説明しない親もいらっしゃいます。

 

子供が小さければ小さいほど

その不安をどのように解消したら良いか

子供達にはわかりません。

 

子供は親の離婚の原因が

自分にあるのではないか?

片親が家から居なくなった後

同居親もいなくなるのではないか?

という見捨てられ不安に陥る事が

あると言われています。

 

うちの子供達も

見捨てられ不安がありました。

 

偶然にも、昨日の昼間

次女と私達の別居について

話しました。

 

話の発端は

彼女の友人関係の悩み事。

その他にも小さな嫌なことが

重なっていたようでした。

 

そこで彼女が言ったのは

「世の中にはもっと悲しくてつらい人がいる。

私は家もあるし御飯も食べられるし恵まれている。

こんなことで悲しんではダメなんだ」

って言いました。

 

自分で悲しみを押し殺しているようでした。

 

「今はママに悩み事を言えるようになったけど

3年前の不登校の時は

辛かったことをママに言えなかった。

ママも離婚で苦しんでいたの知ってたから

私が自分の悩みを話したら

ママが困ると思った」

と告白してくれました。

 

私は

「悲しかったら悲しんで良いんよ。

ママに言ったらいけないって思ったから

自分の悲しみを大したことないって思う

癖がついたのかな?」

と言いました。

 

二人で涙ながらに話しました。

 

当時10歳の娘に

こんなに気を使わせてたんだと

私も情けなくなりましたが

そんな事も言ってられないくらい

別居当時の私の落ち込みは

酷かったと思います。

 

私は心理学を勉強したので

離婚問題を通して

子供がどのように影響を受けていくのかも

早くから調べて承知していましたし

彼女達の心のサポートもやってきたと思っています。

 

ですが、親ができる事にも限界があり

親には話したくないという気持ち

があるのもわかっていました。

 

子供たちが気持ちを話せる信頼できる大人が

近くにいませんでした。

 

なんせ、ドイツに引っ越して

すぐに起こった出来事です。

知り合いなんていませんでした。

 

スクールカウンセラーもいましたが

「あの人は私の言ったこと

ママに筒抜けだったので信用できなかった」

と話していました。

 

子供たちが安心して

自分の気持ちを話せる場があったら

良かったのにと心から思います。

 

自分の辛い体験を理解し

誰かと共有することで

少しずつ心の癒しが始まります。

 

これは大人も同じです。

離婚に至った経緯はそれぞれですけど

心の痛みが全くなかった人は

いないと思います。

 

自分の離婚という事実に向き合って

なぜ離婚に至ったかを理解し

怒りや哀しみ等の感情を

受容して前に進むという形を

とった方がより幸せな人生を

歩めると思います。

 

家族全員が受けれるサポート。

FAITさんの取り組みを

大勢の方に知ってもらえたら

良いなと感じました。

 

 

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