2023年8月度「みやみや珈琲大賞」 | みやみや珈琲日記

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毎日のコーヒータイムに、ちょっといいことを。

今日もブログに来ていただき、ありがとうございます😊

 

こんにちは、みやです。

 

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今日で8月も終わりですね。

 

私の8月は7月以上にアクティブに動き回っていました。

 

やりたいことをやっていたら、「あー、私はやっぱりこれが好きなんだなぁ、、、」って気づいたり。

 

絵を描くこととか、ドクターイエローとか、ドリカムとか、福山雅治さんとか。

 

新しい出会いもありました。

 

初めて「はとバス」にも「夜行バス」にも乗りました。(バスつながり?)

 

あとは初めて髪をブリーチしました。

 

耳の後ろに色を入れたくて、やってみたくて、スタイリストさんに相談して、やってみました。

 

色は9月に入れる予定です。

 

何色しようかなぁ?

 

ピンク?オレンジ?

 

初めてのこと、いつもと違うことをすると、発見も多くてワクワクしますよね。

 

みなさんはどんな8月だったでしょうか?

 

それでは毎月最終日恒例、今月の「みやみや珈琲大賞」、行ってみましょう!

 

「みやみや珈琲大賞」は今月出会ったコーヒーの中から、一番印象深かったコーヒーを、私が勝手に決めちゃうものです。

 

それでは発表しますー!

 

今月の「みやみや珈琲大賞」は

 

かけがえのない「今」を、これからも大切にしようと決めた両親と一緒に飲んだコーヒー

 

です。

 

8月下旬に帰省した時に、ようやく私のやりたいことが叶いました。

 

両親と一緒にコーヒーを飲むこと。

 

両親にコーヒーを入れてあげること。

 

両親と一緒にコーヒーを飲むのは、年末年始に帰省して以来だったので、8ヶ月ぶりでした。

 

今までも8ヶ月以上空いたことはありました。

 

でもやはり今回両親と一緒に飲んだコーヒーは、特別なものでした。

 

4月に父が入院して、母はショートステイへ。

 

5月、6月、7月と帰省したのですが、それぞれ別の場所にいたので、会うのは一人一人。

 

6月は父の病状が悪化したこともあり、「もう2人と一緒にコーヒーを飲むのは難しいのかもしれない。」と思いました。

 

あの時間はもう二度と来ないかもしれない。

 

どこかに豪華な旅行に行きたいわけではない。

 

あの両親とのささやかな時間が、私の一番欲しいものになりました。

 

幸い父が頑張ってくれて、通院治療に切り替わり、母も時々ショートステイから帰って来られるようになりました。

 

夜行バスで京都に着いて、その足で実家に向かい、両親の姿を見るともっと感動するかなと思いきや、あまりに普通な自分がいたりして。

 

「もう私、お腹空いたから、コーヒー入れてパン食べるわ。」

 

母のためにと思って途中の草津PAで買ったボロニヤのパンを自分のために分厚く切って、買ってきたコーヒーを自分で入れて。

 

両親は既に朝ごはんは終わっていたけれど多分飲むだろうと、後から来る姉の分もと、多めにコーヒーを入れました。

 

コーヒーのいい香りが、台所に広がりました。

 

「はい、どうぞー。」

 

「ありがとう。」

 

「ありがとう。」

 

コーヒーを飲む両親の姿にもっと感動するかと思いきや、やっぱり普通な私がいて。

 

でもこの普通な感じが、私の一番欲しかった時間で。

 

前を見れば父がいて、横を見れば母がいて。

 

そうそう、この感じ。

 

当たり前のようなこの時間を、この4ヶ月は過ごしたくても過ごすことができなくて。

 

ただこのささやかな時間ができるだけ長く続いて欲しくて。

 

「あぁ、やっぱり”今”を大切にしよう。帰ってきてよかった。」

 

ぼんやり両親を見ながら、コーヒーを飲みました。

 

当たり前が一番ありがたい。

 

これからもできるだけ帰省しようと思います。

 

何より私が一緒にコーヒーを飲みたいから。