今日もブログに来ていただき、ありがとうございます😊
こんにちは、みやです。
——-
今日から9月ですねー。
まだまだ暑い日が続いていますが、9月と聞くと、9月の文字を見ると、どこか秋めいて、若干涼しくなった気がするのは私だけでしょうか?(笑)
秋といえば色々ありますよね。
食欲の秋。(いつも?)
読書の秋。(これもいつも?)
そして芸術の秋。
私の今年の秋は芸術の秋からスタートです!
今日はですね、友達と大学の文化祭に行ってきたんです。
場所は上野にある東京藝術大学。
みなさんは『ブルーピリオド』と言う漫画、ご存知でしょうか?
主人公の高校生 矢口八虎が東京藝大を目指す青春ストーリーなんです。
周りにいる才能あふれる仲間に嫉妬したり、自分のできなさに落ち込んだり。
それでも美術への情熱があって。
八虎の成長を応援せずにはいられない。
そんな漫画です。
私も絵やデザインが大好きな両親のもとで育ち、私自身中高美術部だったこともあり、『ブルーピリオド』が大好きになりまして。
アニメも見ていました。
漫画を貸してあげた友達も『ブルーピリオド』を好きになってくれて、「今度東京藝大の文化祭に行ってみたいねー。」って話をしてて。
今年の春から日程を調べてて、初日の今日一緒に行ってきました。
東京藝大には美術学部と音楽学部があって、学部横断で4チームに分かれて、毎年1年生がメインとなって巨大な神輿を作るそうなんです。
その神輿を大学から上野公園の噴水前までパレードで運び、学長賞をかけた各チームのパフォーマンスが披露されました。
巨大な神輿の素材は何と!発泡スチロール!
いやー、もうすごい迫力でした!
神輿の大きさにも驚きましたが、美術と音楽を融合させたパフォーマスがどのチームも本当に素晴らしかったです!
眩しいぐらいに青春でした!
学生さんのほとばしる汗も笑顔もキラッキラでした!
私達の周りにいた藝大の学生さんらしき人達が話していて、それを副音声の解説のように聞きながら、パフォーマスを見ていました。
「日本画・工芸・邦楽・楽理チーム」は神輿の着色のクオリティがとても高いらしいです。
「油画・建築・打楽器・指揮・オルガン・古楽・声楽チーム」ではパフォーマンス中に生歌が披露され、自分の才能と得意なことを活かし合うと、さらに素敵なものができあがるんだと感じました。
きっと今日までたくさんの時間と情熱をかけてきたんだろうなぁ、と。
「ああ、やりたかったなぁ、、、」
周りから悔しそうな声も聞こえてきました。
2020年か2021年に藝大に入学した学生さんだったのかなぁ、と。
同時にみんなで集える生活が、ようやく戻ってきたんだなぁ、と。
パフォーマンスを見終わった後は、初めて東京藝大へ。
大学に向かう途中に、学生さん達が自分の作品を売るお店を出していました。
音楽学部側ではアカペラで歌う声楽の人達も。
ベートーベンの銅像も初めて見ました!(音楽室の肖像画しか見たことがない💦)
思わずクスッと笑ってしまうような面白い彫刻や、床に砂を敷き詰めて浜辺を表現している作品もありました。
石を描くために、川から本当の石を採取して、それを使って絵の具を作るところから取り組んでいる学生さんも。
石への情熱が半端ない!
豆腐に足場が!柔らかいから工事が大変そう(笑)
そこまでやりたかったんだなぁ。
そうそう、自由でいいんだよなぁ。
大人はあれこれ考え過ぎ。
やらない理由を考え過ぎ。
自分を自由にしてあげられるのは、自分だけ。
もっと自由でいい。
仲間と語らい、好きなことに没頭できる時間を、どうか思う存分味わって欲しい。
それはきっと一生の自分を支えてくれる宝になるから。
平日の昼間にもかかわらず、上野公園や藝大にはたくさんの人が来ていました。
学生だけが楽しんでいる文化祭ではなく、楽しみにしている人がとても多い立派な芸術イベントだという印象を受けました。
上京して四半世紀経つというのに、なぜこんなステキなイベントを知らなかったのだろう💦
一緒に行った友達は音楽も好きなので、「来年は音楽ホールのイベントのチケットを取って聴きに来たい!」とまで言ってくれました。
私だけで来ていたら、美術学部だけ見て満足しちゃっていたかもなので、好きが違う友達と一緒に行って音楽部も楽しめてラッキーでした。
道路を封鎖して、神輿も展示されています。
間近で見ると、その繊細な作りと、表現力に思わず「はーっ!すっごいなぁ!」と声が出るほど。
文化祭は9月3日まで開催されていますので、気になった方はぜひ東京藝大へ。
迫力を、情熱を、青春を、「今」という時を、ぜひ全身で感じてください!
「考えるな!感じろ!」です(笑)