落款を押しました
自分で落款印を仕上げてから「早く自分の作品に押したいなぁ、、、」とずっと思っていました。今週は日本画教室をお休みする予定だったのですが、やっぱり行くことに。「自分で彫ってきたんですねー。」と先生。「ちょうどワークショップを 見つけたんです。」「いよいよ、落款ですねー。」と先輩。「キンチョーします!」いわゆる朱肉にあたる「印泥(いんでい)」は先生からお借りしました。落款の位置を決めてキレイに押すための道具である「印矩(いんく)」は母のものを使いました。「お母様、 印泥も持ってらしたかもしれないですね。」と先生。あぁ、2年半前の父の遺品整理の時に何に使うかわからず印泥も捨ててしまった気がする、、、まずは先生と落款の位置を相談しました。「この絵の中では コーヒーミルの取手が一番右側なので、 この取手の端と 一直線にならない方がいいですね。 あとは額装する時に 絵の周りがマットで隠れることも考えて 上下左右の余白バランスもみましょう。」と先生。「何となくこの辺り?」と考えていた箇所と大きくは違わなかったけれど、取手の端、額装のことまでイメージできていなかったなぁ、、、印影をコピーして絵の上に置いて位置決め。「まずは落款を押す練習をします!」印泥にペタペタとつけて、白い紙に押して行く。あぁ、早速印泥が文字の溝に詰まってしまい、線が上手くでない、、、ガーゼで拭いてまた印泥をペタペタ。印泥はもぐさ、朱、油を混ぜたものなので、粘り気がすごい。練って食べる子どものお菓子のよう。段々コツがつかめてきて、印矩を使って押す練習もしました。結局、練習だけで1時間。押しすぎ?(笑)先生が時々様子を見に来てくださり、「重ねて押す場合もあるので、 印矩をずらさないようにー。 落款を押す位置に粗い絵具がついていると 上手くのらない時もあります。 あと下の絵具が剥がれたり、 落款の上下を間違って押している人も いましたよー(笑)」とも。えー!笑い事じゃないよー!上手く押せなかったり、間違えて押したら、作品が台無し、、、半年の苦労が、、、余計にキンチョーする、、、印矩の位置を決めて、いざ、落款印を!1回目、紙に押した時ほどしっかり印影が出ていない、、、「マジか、、、」と固まる私。印影が出てない、、、教室を見回すと先生は遠くで他の生徒さんと話している、、、印矩をズラさないように注意しながら、「よし!もう一度!」と重ね押し。それでもやっぱり縦の線が出ていない、、、「先生、 縦の線が出ていない気がします、、、」「まぁ、 絵具をかけてみましょう。」と乾いた面相筆と粗めの10番の朱色の絵具を持って来てくださった。「押したところに 絵具をポンポンとかけて。」「え?この上にですか?」押して終わりじゃないのかー!恐る恐る印影の上に朱の絵具をポンポン。「全体に絵具をのせたら 今度は絵具をはらいます。 この時、粒子の細かい絵具だと 絵に入り込んでしまうので、 10番か9番ぐらいの絵具が いいですね。」と先生。これまた恐る恐る朱の絵具をぬぐう。背景の青の上に真っ赤な印影が浮かび上がりました。でもやっぱり縦の線が出ていない、、、「落款が入ると 一気に”作品”と言う感じになりますね! 味があっていいですよ。」と先生。「落款は赤だけじゃないんですね。 母の作品に小豆色の落款があった 謎が解けました。 背景の青が白文で出てくるんですねー。 面白い!」完成しました。半年かけて本気で挑んで本気で描き切った絵が。私にも描けるんだ。両親とは違ったテイストの絵を描いていいんだ。「美絵子」と言ういかにも絵が描けそうな名前。うっとうしく、苦しい時期もあったのですが、「私は 本当にいい名前をつけてもらったんだ。」とようやく誇りを持てるようになりました。来週中には額装をお願いして9月中には家に飾りたいと思います。落款押すの、難しかったなぁ、、、でも描き続けいればきっと落款も上手く押せるようになるはず!『落款印を作りました』母の絵具を引き継いで半年かけてじっくり描いた日本画が完成し、ひと段落と思いきや。先生に「落款があるといいですね。」とアドバイスをもらってから落款のことが気にな…ameblo.jp『5年後、親子で個展をやりたい』今年は父が亡くなって3回目のお盆でした。先々週実家に帰省して、姉と一緒に色々買い出しに行って仏壇の前の飾り付けをしました。「もう若い仏さんちゃうから、 そこま…ameblo.jp『ようやく完成しました』先日、コーヒーミルの日本画が完成しました。教室だけで描いていましたし、デッサンの基礎のレッスンも入れると実に半年かかりました。利休鼠で背景の青みを抑えて、コー…ameblo.jp