ようやく完成しました
先日、コーヒーミルの日本画が完成しました。教室だけで描いていましたし、デッサンの基礎のレッスンも入れると実に半年かかりました。利休鼠で背景の青みを抑えて、コーヒーミルのドームの部分を描き込みました。日本画の絵具は乾いてみないとわからない。思ったよりも明るくなってしまったか??ちょっと印象派っぽい背景?(笑)「背景で ちょっと強くなってしまったところは 水で拭えばいいですよ。」「下に塗り重ねた青が いい感じに出てきましたね。 粒子が粗い絵具の後に 粒子が細かい絵具で塗ると 細かい粒子が下に入り込むんですよ。」先生のアドバイスはいつも私を前に進めてくれる。私の中だけにある正解に向かえるように。塗り重ねられるし拭うこともできる。予想外に面白い表現になることも。日本画は本当に奥が深い。「ドームの開閉部分の 金属の厚みを出したいですね。」墨黒を面相筆につけて際を塗って行く。全体のバランスを見ながらドーム部分のハイライトは強くなり過ぎないように。金属のハゲている部分が明る過ぎたので少し黒で抑えることに。細かく描き込んでは全体を見る。金属の錆びた部分や付着したコーヒーの粉は粗めの絵具をのせてザラザラした感じを出す。「ちょっと遠くから 見てみましょう。」椅子の上に置いた絵を先生と一緒に眺める。「絵肌も出ていて、 いい感じですよ。 いい絵って、 近寄って見たくなる絵なんですよね。 見てもらうためにも 遠くから目を引くことは 絵にとって大事な条件ですね。」なるほどー。あの人ステキだなぁ。ちょっと喋ってみたいなぁ。人も同じかも。「背景のこの部分を もう少し弱めたいです。」と私。「そうですね。」と先生。気になる部分を水で拭ってまた遠くから眺める。「これで完成にします。」絵はどこで終わりにするかが本当に難しい。もっと描き込むこともできる。でもこの距離で見るのならここで完成だ。「落款(らっかん)を 押してもいいですね。」と先生。確かに落款を押すと絵が引き締まりそう。母の絵具を受け継いで母の絵具で日本画を描く。見切り発車に近い感じはあったけれど、描くことを通して半年間じっくり自分と向き合って納得が行くまで描くことができた。先生に丁寧に指導してもらって先輩に見守ってもらって家族や友達に応援してもらって描き切ることができた。胸を張って「自分の作品」と呼べるものがやっと描けた。この半年両親の作品と勝手に比べて勝手に凹んで勝手に拗ねていた私もいたけれど、手を動かして絵を描くうちに段々拗ねてる私が小さくなって「私、もう大丈夫だな。」って思えた。母の絵具を受け継いで本当によかった。去年日本画の体験教室に行った勇気ある自分を褒めてあげたい。そんなことを思いながら、リビングに飾った自分の作品をニマニマしながら眺めています。自画自賛、万歳🙌『日本画体験に行ってきました』今日は「やりたいこと100」を一つ叶えてきました。それは日本画の体験教室に行くこと。でもこの「やりたいこと100」、「わーい!やりたい!やりたい!」と言う元気…ameblo.jp