おはようございます。
毎日が少しずつ温かくなり、気分も上がりますね。
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昨日、ある人の絵の展示会に行ってきました。
さて、ある人とは、誰でしょうか・・・
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私の母は昔、趣味でガラス絵を書いていました。
いや、本当の事を言うと、
趣味というよりは、始まりは小遣い稼ぎだったと思います。
まあ、元々絵を見に行くことが好きだったので、
好きな絵を描いて、お金が儲かるなら・・という二重の楽しみからのスタート。
何かの募集のチラシを見たのがきっかけで、
ガラス絵を描き始め、それを売るという小遣い稼ぎを始めたのですが、
案外「絵」って、簡単に売れないんですよね。
昔は今みたいに、軽くて安い額もないから、
作品と額を入れると、なかなかのお値段になります。
それでも百貨店の特設コーナー(今で言うフリマみたいな集まり)を利用して、
時間を見つけては販売をしていたんですが・・・
売れないんですよ、そう簡単に。
嫁入り道具の反物を売りながら、割に合わない商売をしてたけど、
それでも打ち込むように熱中して、絵がかいていたのを思い出します。
私が小学校2年生くらいだったかな~
母が亡くなってから、それらの作品が数点出てきました。
せっかくなのだから、いろんな人に見てもらおうと、
私の妹のパート先の喫茶店で、絵を飾ってもらったんです。
こうやってみると、有名人の絵画展みたいでしょ。
この絵が向いている先には・・・
大きなガラス窓からみえる、なかなか立派な桜が・・・
突然の大病で、入退院を繰り返していた時、
毎年母が楽しみに通っていた、「桜通り」の桜並木を見せてあげる事が出来なくて、
見せてあげれるチャンスが、ほんの少しあったにもかかわらず、
それが実行できなくて、
ずっとずっと毎年この時期になると、
そう、こんな大きな桜を見ると、
その不甲斐なさを思い出すのですが、
ああ、
彼女の残した絵が、ちゃんと桜を見てるやんか~と。
ちゃんとストーリーは続いている。
それらは断片的で、その瞬間にはわからないだけであって、
物事は、それらの行きつく先で、ちゃんと意味を運んでくるんだな~と。
いろんな意味で、とてもスペシャルな企画でした。
喫茶店のマスター!、この度はありがとうございました。
いつもありがとうございます
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