9/13
B4-12C
勝 九里
負 飯塚

カープに2度のビッグイニングを作られて大敗。
2位タイガースが4位ジャイアンツに敗れた。

これで優勝マジックは2。
ベイスターズは4位に転落した。

2016年10月。
ベイスターズは、はじめてクライマックスシリーズに進出した。

相手のジャイアンツ陣営ですら驚いた、左半分が青く染まる東京ドーム。

筒香嘉智の先制アーチ。
井納翔一の奮闘。
梶谷隆幸の骨折と涙。
田中健二朗・神の牽制。
嶺井博希の決勝打。
山﨑康晃の天に突き刺すガッツポーズ。

2位ジャイアンツと2勝1敗。
まさに死闘だった。

そして、カープの待つファイナルステージに進んだベイスターズ。
1勝3敗(アドバンテージを含む)で迎えた4戦目。

今永昇太が初回6失点でマウンドを降りるも、驚異的な粘りで1点差まで詰め寄る。

だが、勝てなかった。

未経験だった大舞台を経験してチームは確実に一歩上の段階へ進んだ。

あの日の悔しさを、選手も、ファンも、首脳陣も、片時も忘れたことはないはず。

チームが本当に強くなるためには、今一度、あの舞台に立たなければならない。

まずは、目の前の試合を全力で。
形振りなど構っていられない。

SHOW THE BLUE.

まだ、チャンスが消えたわけではない。
熱き魂がもう一度みたい。

そして我らは、いつでもどこでも全力応援!


9/12
B3-1C
勝 ウィーランド
負 野村
S 山﨑康

相手は9月負けなしの首位カープ。
舞台は、マツダスタジアム。
圧倒的に不利な4連敗中のベイスターズの救世主は、頼もしい助っ人右腕だった。

切れのある直球。
効果的な変化球。
相手にペースを握らせない、軽快なリズムとテンポで進めるマウンドさばき。

ヒーローインタビューでの語りは、冷静で理性的。
軽いジョークにも余裕と知性が感じられる。

日本の文化を愛して止まないという彼。
その小気味いいピッチングを見ていると思い出す人がいる。

落語家3代目古今亭志ん朝、その人だ。
錦松梅のCMでもお茶の間でお馴染みだった。

昭和の大落語家・5代目古今亭志ん生の次男にとして生まれたが、若き日の夢は外交官。学生時代はドイツ語を学んでいたという。

その隠せぬ知性が、彼の落語を粋で上品なものにしていた。


2001年に63歳の若さでなくなったこの名人のことを、この日マウンドに上がった彼は知るはずもないだろう。

だが、語り一つで一世を風靡した名人のように、
己の腕一つで観客を虜にしてしまう魅力が、この右腕にはある。

彼自身ここまで8勝。
ハマの番長・三浦大輔は、
「DeNAが取ってきた中で、間違いなく最高のピッチャー」と高く評価している。

優勝の可能性はなくなったとはいえ、まだまだポストシーズンを戦うチャンスは残っている。

その舞台に上れるか。勝ち残れるか。

頼れる助っ人が、混戦を勝ち抜く突破口となる。

横浜DeNAベイスターズ。
背番号56。
ジョー・ウィーランド。

乾坤一擲の戦いは続いていく。
OUR TIME IS N.O.W.


9/9
B1-2×T(延長12回)
勝  藤川
負  田中健

9/10
B6-7×T
勝  ドリス
負  三上

甲子園でタイガースに3連敗。
ベイスターズの優勝がなくなった。

月曜日の夜は幸せ。
プロ野球の試合がない

ベイスターズ負けてるから、尚更。
ディスりも、ポジりもない。
穏やかに過ごした。

Facebookはじめて、たくさん友達ができた。

ということは、考えていることも人それぞれ。

個人的には、
悪口も嫌。
無闇なポジりも嫌。

でも、筆が進まない。

この時期にクライマックスシリーズを争う幸せでは、もう満足できない。

かと言って、ズルズル弱くなって下位になるのも嫌だ。

最後の最後まで、熱い試合が見たい。熱い魂が見たい。

火曜からは、首位カープの待つマツダスタジアムに乗り込む。

何だかんだ言って、応援してします。

だから頼む。

意地を見せてくれ。

まだまだ、チャンスはある。

諦めたらそこで終わり。

心を一つに。
どこまで行っても。
I☆YOKOHAMA!


9/8
B3-8T
勝 岩崎
負 井納

タイガース鳥谷敬が2000本安打を達成。
生え抜きでは2人目の快挙。
甲子園球場で大記録が生まれた。

「2000本の時は僕が花束を持っていきます」
早稲田大学の1年後輩で、3年間二遊間を組んだベイスターズ田中浩康が、花束贈呈のために、セカンドベースまで駆けつけた。

この祝福ムードの中、勢いのついたタイガースに終盤攻め込まれ、ベイスターズは完敗。

タイガースの先発は左のエース能見篤史。

アレックス・ラミレス監督は2番セカンドで期待の左打者をスタメン起用した。

セカンドに関しては、ここまで頑ななまでに相手先発投手が左なら右の田中浩康。右なら左の彼、もしくは石川雄洋にこだわってきた。

それを崩して、彼に期待したのか。
それとも、鳥谷敬2000本安打への粋な計らいでの一夜限りのことなのか。

だが、この日に限っては彼はチャンスをモノに出来なかった。

1993年12月16日生まれ。
岡山県岡山市出身。
岡山理科大付属高校から國學院大学を経て、2015年ドラフト3位でベイスターズに入団。

ルーキーイヤーの開幕戦では、カープの左腕クリス・ジョンソンから決勝打。

今シーズンは一軍に定着し、堅実な活躍を見せている。

積極的な打撃。
勇猛果敢な守備。
小柄だがガッツあふれるプレイスタイル。

ベイスターズに誕生しつつある新しい星。

一気にチャンスをモノに出来るか。
このまま埋もれてしまうのか。

シーズン最終盤。
彼にとっても、チームにとっても、痺れる勝負が続いていく。

出た出たついに必殺バットマン
白い弾丸打ち込んで
ガッツポーズだ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号31。
柴田竜拓。

掴んだチャンスを手放すな。
NO OPPORTUNITY WASTED.


9/7
B1-11S
勝 ギルメット
負 今永

目も当てられないような大惨敗。
連勝が止まる時は、こんなもの。
連敗中のスワローズの迫力と意地にしてやられた。

試合について思い浮かぶことがなかった。

だが、ふと思い出した。


6年前に亡くなった叔父が見たら、ここ数年のベイスターズのことをどう思ってくれるだろうか、と。


大田区内に住んでいた叔父は、小さな町工場を経営していた。

母の姉の旦那さん。
母も母の姉も、全く別人の「佐藤さん」に嫁いだので、二人は結婚しても同姓だった。

今で言うシーズンシートを取引先からもらってきては、二つ年上の従兄弟と私を川崎球場や横浜スタジアムに連れて行ってくれた。

だいたい、負けゲーム。

温厚でユーモアのある優しい人だったが、球場では人が変わる。

お酒を飲んでは、大きな声で選手を野次っていた。

球場は、叔父さんみたいな大人がたくさんいる場所だった。


そして、試合が終わるとケロリとして一緒に蒲田まで帰ってくるのだ。


1979年に別当薫監督で2位になった時は、本当に嬉しそうだった。

1997~2001年の短い黄金時代には、もうあまり会うことはなかったけれど、やはり嬉しそうだった。


叔父さんが私をホエールズファンにしてくれた。


叔父さん、ガラガラだった横浜スタジアムにたくさんのファンが来てますよ。

ホエールズはもうないけど、ベイスターズは本気で上を目指せるところまで来ていますよ。


叔父さん、ホエールズファンに、ベイスターズファンにしてくれて、本当にありがとう。


9/6
B1×-0S(延長11回)
勝 田中健
負 松岡

再三のチャンスをモノにできず突入した延長戦。
この男の一振りが均衡を打ち破り、両チーム総力上げての投手戦に決着を付けた。

その風貌からついたニックネームは、「ハマのプーさん」。

「僕はまだ規定打席に達してたことのない打者ですから」
首位打者争いについて聞かれても、謙虚にこう答える誠実さ。

「彼のバッティングは天才的だ」
同じ年生まれのチームメイト梶谷隆幸は、度々語っている。

「コチアイ」
芸術的な右方向への打撃から、かつての三冠王・落合博満氏になぞらえて、チームメイトは彼をこう呼んでいるという。

サードのレギュラーが固まらずにスタートした2017年シーズン。
怪我で出遅れたが、復帰後は大車輪の活躍。
見事にレギュラーを勝ち取った。

「ゴウ(筒香)を中心にまとまっているし、点数が取れなくても全員が声を出していて、負ける感じがしない」
ヒーローはこう語り、明日への更なる決意を語った。


さぁ振り抜け 宮﨑
気迫溢れるパワーで
夢描け鮮やかに
空高く

横浜DeNAベイスターズ。
背番号51。
宮﨑敏郎。

ともかく目の前の試合を一つ一つ勝ち抜いていくしかない。
OUR TIME IS N.O.W.


9/5
B4-0S
勝 ウィーランド
負 石川

先発ジョー・ウィーランドが6回無失点の熱投に、タイムリーヒットの大活躍。
繋いだリリーフ陣もわずか1点のリードを守り抜いて迎えた8回裏の攻撃。

我らのキャプテンが打席に入る。

ハマスタに轟き渡る応援歌。

鋭く振り抜いて捕らえた打球は、右中間の最も深いところへ突き刺さる強烈なホームラン。

その一振りが、スタジアムの雰囲気を大きく変えた。

「今までは一喜一憂していた部分も、しなくなっている。選手は成長している」
こう語る、頼もしいチームの柱。


試合前には、誰よりも声を出し、皆に語りかける。
ユーモアを交えながら、戦う空気を作り上げる。

柱が強くどっしりとしていれば、皆が安心して本来の力を発揮できる。


「あれになろうこれになろうと焦るより、富士のように黙って自分を動かないものに作り上げろ」(『宮本武蔵』吉川英治著)

剣豪の域にまで達しているのではないかと思わせるその精神力。

横浜には大きな揺るぎない柱が立っている。

栄冠目指して、目の前の戦いを全力で取りに行こう。


横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ 筒香
さぁ打て筒香
飛ばせ 空の彼方
横浜に輝く大砲
かっ飛ばせホームラン
GO GO TSUTSUGOH!

横浜DeNAベイスターズ。
背番号25。
筒香嘉智。

VAMOS A SEGUIR
ADELANTE!
前に、前に、積極的に行こう!

OUR TIME IS N.O.W.


9/3
B1-0G
勝  濵口
負  マシソン
S  山﨑康

痺れる投手戦を見事にものにして快勝。
チームを覆っていた暗雲を振り払ったのは、この若武者だった。

ルーキーとしてここまで8勝。
だが、ジャイアンツ戦は2戦2敗。
「今日、負けるとシーズンの流れがガラッと変わると思った。絶対に勝つ、という気持ちで臨みました」

5回までノーヒット。
8回を投げ切りわずか2安打。

左腕を振り抜き、キャッチャー高城俊人のミットめがけて豪快無比に投げ込む。

打者を打ち取りスリーアウトを取る瞬間の雄叫び。

体の奥底から湧きいでる魂のガッツポーズ。

その執念のピッチングが、8回裏の柴田竜拓の決勝犠牲フライを呼び込んだ。

この闘志。
この気迫。
この情熱。
連敗中に感じていた物足りなさを払拭して余りある大活躍。

こういう姿が見たくて、
皆スタジアムに足を運ぶのだ。
声援を送るのだ。

心を揺さぶられるこの青年の熱い魂のピッチングが、チームの窮地を救った。


左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ  攻めろ  ハルヒロ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号26。
濵口遥大。

まだまだ死んでいない。
最終コーナーを駆け抜けろ!
OUR TIME IS N.O.W.


9/2
B1-3G
勝 畠
負 石田
S カミネロ

幸先良く先制するも、悔しい逆転負け。
ジャイアンツ戦は7連敗。
0.5ゲーム差にまで迫られた。

ハマスタ試合開始直前に流れる特別映像。
様々な場面を振り返る渾身の作りで、ファンの心を煽り、盛り立てる。

あの試合は、ハマスタで見た。
この試合は、自宅で見ていた。
その試合は、友達と飲みながら見ていた。

数ある名シーンの中で際立ったのは、あの場面だった。

2016年10月15日。
マツダスタジアム。
1点差の9回裏、2アウト1塁。
バッターボックスには、我らのキャプテン。

「あ、最後が多いな、俺。」
ふと生じた心の隙から、その思いが現実となる。

その後、彼は繰り返し繰り返し語ってきた。

「あの悔しさを忘れたことはない。今年はもう自分の成績はどうでもいい。優勝しかないです」

恐らく、今シーズン最大のピンチが訪れている。

ならば、主砲の活躍に祈りを込めて、大声援を送るしかない。

この屈辱的なジャイアンツ戦7連敗の前、最後に勝った試合。

7月23日。
横浜スタジアム。

彼のサヨナラホームランで決着が付いている。

ならば、壁を打ち破ってくれるのは、この男しかいない。

横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ 筒香
さあ 打て筒香
飛ばせ 空の彼方
横浜に輝く大砲
かっ飛ばせ ホームラン
GO GO TSUTSUGOH!

横浜DeNAベイスターズ。
背番号25。
筒香嘉智。

すべては、この時のために。
このチャンスは無駄にできない。
OUR TIME IS N.O.W.
NO OPPORTUNITY WASTED.


9/1
B0-3×G(9回表雨天コールド)
勝  菅野
負  井納
S  カミネロ

度重なるチャンスであと一本がでず、悔しい敗戦。
降りしきる雨の中、ベイスターズファンの勝利への祈りは届かなかった。

先発の井納翔一は、粘りのピッチング。
だが、6回2/3を投げたところでピンチを招き降板。

マウンドには、今日もまたこの男が向かい、ピンチをくぐり抜けた。

明らかに登板過多のブルペン陣。

でも、彼は今日も自分の仕事を全うした。

ベイスターズのブルペンを預かるのは、木塚敦志コーチ。

2000年から2010年まで、出場した全ての試合をリリーフ登板。
低迷するベイスターズを文字通り体を張って守り続けた。

ベイスターズファンのみならず、他球団のファンや首脳陣、解説者からも、その闘志とガッツを讃えられた炎のリリーバーだった。

光の当たりにくい中継ぎというポジション。

来る日も来る日も、勝っても負けても投げ続ける男の姿は、見てるだけで泣けてくる。

この日の彼もそうだ。
様々な状況で出番がやって来る。
突然やって来る。

大きく足を開き、どっしりと構えるセットポジション。
左腕を鋭く振り抜く投球フォーム。
そして、何よりも素晴らしいのは、闘志漲るその表情だ。

1989年9月18日生まれ。
愛知県新城市出身。

静岡県の常葉菊川高校から、2007年高校生ドラフト1位でベイスターズに入団。

だが、入団後は怪我とプロの厚い壁との戦いに勝ちきれなかった。

一軍定着もままならない中、どこか不貞腐れた不良少年のような表情に見えたこともある。

転機は2015年シーズン。
セットアッパーとして一軍に定着。
オールスターゲームにも出場を果たした。

2016年シーズンは、勝利の方程式の一員として、大車輪の活躍。

その蓄積疲労からか、今シーズンは打ち込まれてしまうシーンも度々。

だが、彼はマウンドに向かう。

昨日も投げた。
今日も投げる。
明日も投げていく。
左腕を振り続ける。

横浜DeNAベイスターズ。
背番号46。
田中健二朗。

マウンドには、今日もまた戦い続ける男の凛々しい表情。

そして、勝利を信じて今日も我らは声援を送る。

OUR TIME IS N.O.W.