9/7
B1-11S
勝 ギルメット
負 今永

目も当てられないような大惨敗。
連勝が止まる時は、こんなもの。
連敗中のスワローズの迫力と意地にしてやられた。

試合について思い浮かぶことがなかった。

だが、ふと思い出した。


6年前に亡くなった叔父が見たら、ここ数年のベイスターズのことをどう思ってくれるだろうか、と。


大田区内に住んでいた叔父は、小さな町工場を経営していた。

母の姉の旦那さん。
母も母の姉も、全く別人の「佐藤さん」に嫁いだので、二人は結婚しても同姓だった。

今で言うシーズンシートを取引先からもらってきては、二つ年上の従兄弟と私を川崎球場や横浜スタジアムに連れて行ってくれた。

だいたい、負けゲーム。

温厚でユーモアのある優しい人だったが、球場では人が変わる。

お酒を飲んでは、大きな声で選手を野次っていた。

球場は、叔父さんみたいな大人がたくさんいる場所だった。


そして、試合が終わるとケロリとして一緒に蒲田まで帰ってくるのだ。


1979年に別当薫監督で2位になった時は、本当に嬉しそうだった。

1997~2001年の短い黄金時代には、もうあまり会うことはなかったけれど、やはり嬉しそうだった。


叔父さんが私をホエールズファンにしてくれた。


叔父さん、ガラガラだった横浜スタジアムにたくさんのファンが来てますよ。

ホエールズはもうないけど、ベイスターズは本気で上を目指せるところまで来ていますよ。


叔父さん、ホエールズファンに、ベイスターズファンにしてくれて、本当にありがとう。