ナリタブライアンとかを育てた厩舎におった先生が、ホープフルSで勝負懸かりの訳 | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

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中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



池添学厩舎のサラキア(牝3歳、父ディープインパクト)は、次走の予定が、1月5日(土)の京都金杯になっとります。

母ちゃんがドイツのオークスを勝ったサロミナっちゅう血統のこの馬は、今年、

1月21日(日)の新馬戦→1着
3月3日(土)のチューリップ賞→4着
4月22日(日)のフローラS→4着
5月27日(日)の白百合S→2着
8月5日(日)の青島特別→1着
9月16日(日)のローズS→2着
10月14日(日)の秋華賞→4着

と、デビューしてから「2勝、2着2回、4着3回」っちゅう成績を残しとって、書けば分かる通り、一度も掲示板を外しとらんのですわ。

前走の秋華賞で乗っとった池添謙一君が、レースの後、

「ローズSの時よりも落ち着いていて、うまく運べましたし、直線も最後まで良く伸びて頑張りました」

と話しとったように、使われる度に競馬を覚えて、レースがどんどん上手くなっとりますな。

この馬は、秋華賞の後、10月18日(木)に、ノーザンファームしがらき(滋賀県甲賀市信楽町)で放牧されとったんやけど、12月12日(水)に、栗東トレセンに戻ってきて、京都金杯に向けて調整されとります。

そんで、12月19日(水)には、Cウッドに入れられて、6Fが85秒1、終いの1Fが11秒5っちゅう時計を馬なりで出しとりました。

バンクショット(2歳未勝利)をコンマ7秒追い掛けて、最後はキッチリ同入しとったし、追い切った後も歩様に乱れがなかったんで、ここまでは順調に来とるんでしょうな。

知っとる方も多いと思うんやけど、サラキアを管理しとる池添学先生は、お父さんが同じ栗東で厩舎を構えとる池添兼雄先生で、一つ上のお兄さんが乗り役の池添謙一君なんや。

先生は、兼雄先生が乗り役をやっとったんで、元々、謙一君のように乗り役を目指しとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、中学生の時、調教師の試験を受けとった兼雄先生に相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。

でも、誘導馬に乗るとか、厩舎で働くとか、「馬に関わる仕事がしたい」と考えとった先生は、将来の選択肢を広げるために、馬術に本腰を入れて、その腕は、馬術の名門、明治大学に推薦で入れるほどになったんや。

先生がおった時の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、一時、先生は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、そこで、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたことをきっかけに、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうですわ。

そんで、学先生は、大学を卒業して「ノーザンファーム」で3ヶ月くらい働いた後、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。

日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄先生の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。

で、学先生は、2015年に自分の厩舎を開業しとって、去年、メラグラーナを使ったオーシャンSで初めて重賞を勝っとったんですわ。

せやけど、今年は、重賞を勝てとらんし、ホープフルSに管理馬を使わんのやから、きっと今は、「来年は早い内に重賞を勝ちたい」と考えている筈で、京都金杯に向けて、学先生がサラキアをどう仕上げてくるんかを、最後までキッチリ確認して、馬券に活かしたいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「ワシのお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、北出成人(よしひと)厩舎がホープフルSに使うヒルノダカールや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のSさん」から届いた報告を紹介しときます。

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北出成人(よしひと)君は、1987年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から、神戸新聞杯を勝ったロングタイトルとかを育てた大根田裕也厩舎で厩務員をやって、1990年からは調教助手をやっとりましたな。

それから、大根田さんが2002年の2月に定年で引退したんで、その年の3月からは、ナリタブライアンや、ナリタタイシンや、メジロパーマーや、エリモジョージとかを育てた大久保正陽(まさあき)厩舎で調教助手をやって、2005年に調教師の試験に受かると、次の年に、定年で引退した大久保さんの厩舎を引き継ぐ形で、自分の厩舎を開業しとります。

初めの年は、レースに使った数が少なかったんで、「4勝・獲得賞金8785万円」っちゅう成績やったけど、次の年からは、

2007年→9勝・獲得賞金2億0606万円
2008年→16勝・獲得賞金3億0379万円
2009年→18勝・獲得賞金3億1179万円
2010年→15勝・獲得賞金2億5351万円
2011年→19勝・獲得賞金2億6546万円
2012年→21勝・獲得賞金3億2565万円
2013年→14勝・獲得賞金2億5140万円
と、ずっと2億円以上の賞金を稼いどりましたな。

で、2014年の北出君は、ルールプロスパーを使った京都ハイジャンプで初めて重賞を勝つと、アクティブミノルを使った函館2歳Sも勝って、「24勝・獲得賞金4億1715万円」っちゅう、今までで一番エエ数字を残したんやから、大満足の一年やった筈ですわ。

せやけど、その後は、

2015年→11勝・獲得賞金3億7159万円
2016年→17勝・獲得賞金2億7505万円
2017年→20勝・獲得賞金3億3974万円

っちゅう形で伸び悩んどるし、2018年も、12月23日(日)までの成績が、「17勝・獲得賞金3億7793万円」に留まっとって、2014年と比べたら、勝ち星は7つも少ないし、賞金は「3922万円」も下回っとるんや。

こういう風に成績が伸び悩んどる主な理由は、1月と2月は1勝も上げられんで、スタートダッシュに失敗してしまったことやろ。

せやから、今の北出君は、「賞金の高いレースをキッチリ勝たなアカン」と考えとる筈やし、今週のレースには、1着賞金が7000万円のホープフルSにヒルノダカールを使うんで、全力で仕上げてくるとワシは見とったし、最終追い切りの様子を確認したところ、見込み通りの内容やったんで、エエ競馬が期待できるやろう。

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北出成人厩舎がホープフルSに使うヒルノダカールについて、「元調教師のSさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。