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こんちは。
鎌田光也ですわ。
斉藤崇史厩舎のレーヴドカナロア(牝2歳・父ロードカナロア)は、次走の予定が、10月27日(土)のアルテミスSなんですわ。
知っとる方も多いと思うんやけど、この馬は、サンタラリ賞(仏G1)を勝ったレーヴドスカーが母ちゃんで、青葉賞を勝ったアプレザンレーヴや、阪神ジュベナイルFとかを勝ったレーヴディソールや、青葉賞と日経新春杯を勝ったレーヴミストラルとかが兄弟におるんや。
レーヴドカナロアは、7月28日(土)の新馬戦(札幌・芝1500m)でデビューしとって、後方追走から4コーナーで外々を回りながらポジションを上げると、直線で力強く伸びて、評判を集めとったアルママを競り落として勝ち上がっとりましたな。
その後は、「ノーザンファーム早来」(北海道勇払郡安平町)で放牧されとって、涼しくなってから、栗東トレセンに帰ってくる予定ですわ。
この馬を管理しとる斉藤先生は、2007年に競馬学校の厩務員課程に入っとって、次の年の2月から松永幹夫厩舎の厩務員を、7月からは調教助手をやっとりましたな。
先生は、厩舎に入ってから1年くらいの時、レッドディザイアの担当になって、この馬が、2009年の秋華賞を勝っとるし、ドバイとアメリカに遠征した時も一緒に行くっちゅうエエ経験をしとったんですわ。
それから、2015年に調教師の試験に受かった斎藤先生は、一昨年の3月に自分の厩舎を開業しとって、
2016年→7勝・獲得賞金1億4086万円
2017年→17勝・獲得賞金2億9929万円
と、順調に成績を伸ばしとるし、今年は、先週までに「14勝・獲得賞金2億3149万円」っちゅう数字で、去年のペースを上回っとるんや。
せやけど、重賞はまだ勝てとらんので、アルテミスSで、「初めての重賞勝ち」を飾りたい筈やから、レースに向けてレーヴドカナロアをどう仕上げてくるんか、最後までしっかり確認して、馬券に活かしたいと思っとります。
そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。
今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。
「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。
そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。
なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。
正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。
そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。
で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。
今回、ワシがお勧めするんは、美浦の鹿戸雄一厩舎がローズSに登録しとるゴージャスランチや。
この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のOさん」から届いた報告を紹介しときます。
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鹿戸雄一君は、天皇賞・秋などを勝ったニッポーテイオーでお馴染みの久保田金造厩舎から、1984年に乗り役としてデビューしていて、同期には、今年の3月一杯で乗り役を引退した木幡初広君や、調教師になっている中舘英二君や、調教助手になっている出津孝一君や、調教師を辞めて、今は競馬学校の教官をやっている坂本勝美君などがいますね。
鹿戸君は、マイネルプラチナムに乗った1998年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)や、ビーマイナカヤマに乗った2000年と2001年のガーネットS(現在のカペラS)など、重賞を4勝、全部で346勝を上げて、調教師の試験に受かった2007年の3月に乗り役を引退しました。
それから鹿戸君は、乗り役の頃から調教を手伝っていた藤沢和雄厩舎で技術調教師になって、馬のことはもちろん、厩舎の色々なことを教わった後、増沢末夫さんと矢野進さんの厩舎を引き継ぐ形で、2008年の3月に自分の厩舎を開業しています。
そして、幸先良く、開業1年目には、矢野進厩舎から引き継いだスクリーンヒーローでアルゼンチン共和国杯とジャパンCを勝っていましたし、この2勝を含む15勝を上げて、「6億8738万円」の賞金を稼いでいましたね。
それに、一昨年までの5年間も、
2012年→28勝・獲得賞金5億0252万円
2013年→27勝・獲得賞金4億5634万円
2014年→29勝・獲得賞金5億2102万円
2015年→27勝・獲得賞金4億5216万円
2016年→33勝・獲得賞金5億7348万円
と、安定した成績を残していました。
でも、去年は「26勝・獲得賞金3億8832万円」という数字で、一昨年を大きく下回ってしまいましたので、今年の鹿戸君は、「必ず巻き返したい」と気合いを入れている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までは、「20勝・獲得賞金3億8520万円」という数字で、去年のペースは上回っていますけど、一昨年の同じ時期(9月2週まで)の「25勝・獲得賞金4億2664万円」を下回っていますから、今の彼は、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が5200万円のローズSにゴージャスランチを登録してきましたから、全力で仕上げてくる筈ですよ。
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鹿戸雄一厩舎がローズSに登録しとるゴージャスランチについて、「元調教師のOさん」から届いた報告は以上ですわ。
そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。
せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。
★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★
★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★
★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★
★ 元JRA厩務員・小西聖一(せいいち)のブログはこちら ★
ほなまた。