大人気自作シリーズ
集魚力抜群で激オススメ!
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↑類似商品がいくつかあり、どれも集魚力は高いと思いますが、アミノ酸の表示をしてあり、濃度がとても濃いのは他商品ではあまり無いのでオススメです。
長年色々試しました。
明石浦などの一部のブランド魚は置いといて、手間と効率などを考えた時に漁師さんや市場では大量に処理する必要があります。
なので、釣り人ならではの現地における丁寧な血抜きで市場では食べられない品質に仕上げる。
いわゆる釣り人の特権というヤツです!
まずは津本式の究極の血抜きをご覧下さい。
簡単に言うと水圧で神経と血を抜いてやろうという事です。
やり方の前に作り方です。
用意するもの
・噴霧器
お試ししたい方は↑を
4リットルだとこの記事と同じやり方、9リットルだと片口ニップル無しでつけられます。
・エアーダスターのニードルロケットダスター
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・エアーダスターのノズル
・高圧ホースバンド8mmいけるやつ
以上です。
ついでに超便利で安いけど合わせ買い対象の糸くず処理グッズもどうぞ!
作り方は簡単です。
まず、噴霧器のチューブ(ホース)の先の工具の部分をカットして、チューブに片口ニップルを挿せるようにします。
そしてチューブに片口ニップルをねじこみ、ホースバンドで締めます。
ここがかなり硬く、この程度の事が最大の難所です。
それぐらい簡単。
硬いので一度チューブをお湯に漬けて柔らかくし、石鹸や洗剤を少々つけて下さい。
そうしたら次はロケットダスターの本来エアホースつける側を外して片口ニップルを装着します。
画像はチューブ付いてませんが、もちろん先にチューブを付けてからで構いません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191012/11/missione/3f/11/j/o1080108014612466150.jpg?caw=800)
はい出来上がり!簡単!
そうしたらまず魚を釣ります!
釣ったらできればキーパーバッカンに入れましょう!
ストリンガー、スカリより蓋をして暗くできるキーパーバッカンの方が休ませやすく、身に溜まった乳酸を抜いて旨味を増やせます。
画像は見やすくする為に水は少ないですが水はできるだけ多くして下さい。
余談ですが水汲みのバケツは色々使いましたがフカセ釣り師の結論はシマノ一択だと思います。
この21センチはめちゃくちゃ水が汲みやすく、二杯汲むだけで45センチのキーパーに魚を入れられます。
四杯汲めば一般的なキーパー使用分以上くらいになります。
コマセバッカンの40センチを使用後に洗う前に水溜めますよね?
これも二杯汲めば充分な量なのでコマセで汚れたそこらへんも流しやすいです。
話が逸れましたが、魚を休ませたらまず、脳を穴を開けて締めます。
次にエラから背骨あたりにナイフをスッと入れ、動脈を切ります。
背骨を切り落とす必要は有りません。
尻尾を切ります。
切る部分はあまり身に近いと勿体無いですがあんまり端っこだと難しいです。
中骨の背びれ側(画像だと左側)に神経の穴、腹側(右側)に血管がありますので、背びれ側にノズルで水を通します。
すると脳締めをした穴から神経が出てきます。
このノズルのチョイスがプラスチックの噴霧器だと難しい!
細いと水圧が逃げて締められません。
というのは、プラスチックの場合、かけられる圧力が安全弁の関係で0.2-0.3MPaまでです。
ステンレスのヤツだと0.7MPaまでかけられるのでやりやすいです。
ただ、慣れたら魚を見たら大体のノズルの太さが分かるのでプラスチックでも余裕です。
45センチのチヌだとステンレスだと1.8mmでも抜けますが、プラスチックだと2.4mm欲しいです。
耐久性もあるのでお試しの方、慣れている方以外はステンレスが無難です。
神経が抜けたら次は血管の穴を通します。
詳しくは最初に貼った動画をご覧下さい。
この水を通す時にペットボトルに水道水を入れて凍らせます。
それの溶けた水を使いましょう。
量が足りない場合は別に用意した水をその中に入れるなどうまく溶かして使いましょう。
1リットルもあれば大抵足ります。
海水は腸炎ビブリオを始めとした菌の繁殖の恐れがあるので避けましょう。
浄水器の水より塩素が軽く入った普通の水道水が一番安全です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191012/11/missione/e4/2e/j/o1080108014612466187.jpg?caw=800)
こうすると内部から魚を冷やせます。
外側からガンガンに冷やすと身が収縮して旨味が減りますので神経の穴、血管の穴から冷やすと素早く効率的に冷やせます。
血が抜けたら次はここから二通りです。
長期寝かすのであれば津本式究極の血抜き(ホースを通すやり方)をするのでそのまま持ち帰って家などで究極の血抜きをして下さい。
もう一つは鮮度の高い内に食べる場合、その場で内臓などを抜いてしまう事です。
抜いてしまうとホースを使った究極の血抜きはできません。
ですが、そもそも動脈を切った上でノズルまで通して血抜きをした上で更に血抜きが必要なのか?
答えはNOです。
瀬戸内は特に白身も新鮮でコリコリした身が好まれます。
この状態では皮目にごくわずか残った血は臭みは出ません。
アジなんかをイメージして下さい。
少し血の匂いがしますが好きな方は不快に思いませんよね?
これをホースで究極の血抜きをすると個人的にはすぐ食べる分には味が少し薄くなってしまうと思ってます。
これはATPやイノシン酸とかじゃなく、血の味なんだと思います。
カツオ節も血合い有りか無しかカツオ節屋さんでは指定できますが金額の差では無く、ザックリ言うとですが、スッキリさせるか旨味を強くさせるかみたいな差で使い分けます。
白身の魚は血の味を完全に取ることは長期熟成しないのであればそうメリットになりません。
それよりも、フカセ釣りなら特にコマセでパンパンな胃袋を素早く抜いてやる事の方がメリットが高いのです!
勿論臭いエリアや時期のチヌ、グレ、サンノジ、イスズミ等を食べる時はホースで抜くのも有りです。
と言う事で内臓(胃と腸)を抜いたら腹を先ほどのポンプの冷水で洗い、内部をまた冷やして冷やしすぎない様に持ち帰ります。
ペットボトル内に氷が少し溶け残っていると思うのでこれの横に直接触れないように持ち帰るだけで充分です。
そうするととんでもなくレベルの高い魚に仕上がります。
そして、その真水でそのまま竿とリールを洗うとスムーズです。
僕は現地で魚より先に洗い、手入れのスプレーやワックス等をして竿立てに伸ばしたまま置いておきます。
魚の処理が終わった時には乾いているのでそのまま仕舞います。
なので真水のポンプは道具を洗う時などにも非常に役立つので是非お試し下さい!