色々なフカセ釣り用のPEを使ってみた結果 追記 | 菜's(サイズ)

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激安コマセの作り方


フカセ用PEのレビュー


釣った魚の持ち込み&ゴミの引き取りサービス


 

 

 

↑類似商品がいくつかあり、どれも集魚力は高いと思いますが、アミノ酸の表示をしてあり、濃度がとても濃いのは他商品ではあまり無いのでオススメです。


撒き餌に混ぜると集魚力の底上げ、付け餌をディップすると喰いの向上、畑や家庭菜園に使うと糖度がグンと上がります!

使い方は

激安コマセの作り方

を参照して下さい。



さて、PEをフカセで使ってみてはどうかと言っていたのは今は昔。

 

と言ってもフカセ用PEがキザクラさんから発売されたのが一年ちょい前ぐらいからだと思いますけど、それ以前から週3~5ペースでPEでフカセをしています。

 

なので10年前からPEでフカセをやり続けている方とかは除いて、多分使用回数だけならかなり上位だと思いますが、その観点から各社高比重PEはどんな特性があるのか主観にて評価させて頂きます。

 

あくまでも主観ですので感じる事の違いについては責任は持てません。

評価項目はフカセにおいて大事な部分を

 

潮馴染み

ハリ

視認性

操作性

総評

 

の5項目です。

 

まず手始めに流行の先駆け?

 

SHIMANO セフィアG5

 

 

 


潮馴染み  ★★★★★ 

ハリ      ★★

視認性    ★★

操作性    ★

総評     ★★

いきなり辛口な感じですが、フカセ専用じゃないので仕方ないです。

 

とにかく比重が高いので潮馴染みは抜群ですが、いまいちハリがなくしなやかすぎて竿に絡みます。

 

あととにかく高切れが多いのですが、パターンが入っている部分等をフグにやられやすいのでは?

 

昔は高比重によって使われていましたが現在ではあまりオススメはできません。

 

 

キザクラ 黒魂PE

 

 

 

 



潮馴染み  ★★★★

ハリ      ★★★

視認性    ★★★★

操作性    ★★★★

総評     ★★★

なかなかバランスが取れております。

 

視認性もなかなか良く、比重は高すぎるようで表面張力があるのでちょっと引っ張ってやらないと沈まないです。

 

逆にそれを利用し、ラインメンディングがしたい時は浮かせ、上潮や風の影響を低減したい時は引っ張って沈ませる等ができます。

 

もう少しハリがあれば最高でした。

 

なかなかオススメできますが、フカセにおいてハリはかなり大事な気もします。

 

SHIMANO LIMITED PRO PEG5+

 

 

 

 


 

 


潮馴染み ★★★★

ハリ     ★★★★★

視認性   ★★

操作性   ★★★★

総評    ★★★★


シマノが満を持して出したフカセ用PE

 

トーナメンターで使用している方が多く、抜群のハリで竿がらみ等のトラブルが非常に少ないです。

 

操作性も黒魂と同じで表面張力を上手に使えば色々できます。

 

難点はとにかく塗料が薄くなりやすく視認性が悪くなる事。

 

あと糸の途中にピョコンと芯が出るのでウキやしもり玉がひっかかります。

 

なのでウキを浮かせる場合はロングハリスをしてハリス部分にウキを通すか、ショックリーダーや中ハリスをつけてそこにウキを通しましょう。


 

このピョコンも視認性の悪さも沈め釣りをする時や、中ハリスやリーダーつけるのなら問題になりません。

 


 

ダイワ 磯センサーSS+Si

 

 

 

潮馴染み ★★★

ハリ     ★★

視認性   ★★★

操作性   ★★

総評         ★★

ダイワもフカセPEに参入!

 

他社が比重1.3前後ある中、比重1.10から1.20というナイロンラインに近い比重に!

 

ウキを浮かせて釣る事が多いので期待していた為、見つけ次第即購入!

 

これがうーん・・・イマイチ・・・。(※主観です)

 

まず潮馴染みは比重が軽いのでまぁこんなものかと。

 

細いから上潮や風に強い!かというと違うんです。

 

それはハリがなくしなやかなので膨らむ事によって、たくさん糸が出るのでより多くの風や潮を受ける表面積が増える事になり、非常に横風に弱いです。

 

視認性はシマノのPEG5と同じぐらいですが、やはり赤系の色は地上は良いですが着水した途端見えにくいです。

 

あとこれはたまたまかも知れませんが、高切れ多すぎです。

 

同じ釣り場にて、同じ釣り方でこの糸の前のラパラのPEで根掛かり時等の高切れは10回釣りに行って1回あるかどうかでした。

 

今の季節は半遊動なので大体1回の釣りで根掛かりは多くて5回ぐらいまでです。

 

ですが今の所ダイワの磯センサーに変えてからは毎回に近いぐらい高切れしてます。

 

前回はデカイチヌがかかったと思ったら半年ぶりぐらいの合わせ高切れしました。

 

その時も46センチチヌは問題なく釣れたので製品に欠陥があるというより傷等に弱いのでは無いでしょうか。

 

おかげでウキトリパラソルが最近上手になりましたw

 

 

ラパラ サフィックス832




潮馴染み ★★★

ハリ     ★★★★★

視認性   ★★★★

操作性   ★★★★

総評      ★★★★★


フカセ用では無いのですが、私がメインで使っていたラパラのサフィックス832です。

 

比重1.10ぐらいでウキを浮かせるにはとても良いです。

 

傷にも強く高切れはほとんど無いですし、ハリもあって視認性も良くて使いやすい。

 

現状では一番良いと思います。

 

ちなみに0.6号は存在しません。

 

4本撚りの0.4号以下と8本撚りの0.8号以上があるのですが、どちらも使いましたが8本撚りの方が良いです。

 

しっかり具合が違います。

 

本来の0.8号より少し太い感じですが、まぁ非PEに比べると細い部類です。

 

 



アーマードF買ってそれも使い終わって新製品できてなかったら気まぐれで使ってみるかも知れません。

 

 

■2019/01/21追記

アーマードF+Proの0.8号使ってみました!

めちゃくちゃ良いです!

 

ただフロロのコーティングが強くて巻グセが付きます。

 

そんなに強くない巻きグセなので問題はありませんが、PEに慣れると巻きグセは皆無が基本なのでなんとなく気になります。

 

比重は軽いのですが編んでない分変な浮かび方はしません。

 

おそらく普通のPEは編んでいるのでどうしてもほんの少し空気を含んだりとかで比重より浮きやすいんだと思います。

 

あと編んでなくてツルツルしているので飛距離が非常に出ます!

 

他のPEの一割増しぐらい飛ぶ気がします。

 

あとラインカッターで切るときにバサバサにならずに割とスパッと切れます。

 

擦れにもかなり強いです。

 

釣りの9割以上地磯や沖磯の磯場なのですが、中ハリス等をする事もありますがこのラインに変えてから中ハリスやリーダーなしで直接サルカンに結んでますが一度も切れてません。

 

もう少し比重が重くなるか巻きグセが無ければ最強でしょうね。

 

ただ、巻きグセは最初からついてるけどそれ以上ひどくなる事も無い、比重の軽さも沈め釣りをするとかじゃなければそう気にならない、沈める場合は7メートルほど中ハリスを取ってやるかハリスを10メートルとか取って1000釣法みたいにすれば問題ないと思います。

 

安いし使いやすいのでしばらくはメインラインにしてみようと思います。

 

ただ最近ふぐの予約が忙しくて週5とか出てたのが週1か2しか出られない嬉しい悲鳴があるので50回以上使い倒して結論を出すのに3ヶ月以上かかりそうな・・・w

 

2020/05/03追記

アーマードF+PRO

現在は使ってません。

現在はシマノのPEG5+をまた使ってます。

アーマードは風に少し弱いので、高い場所からの釣りで風が吹いていると膨らんでラインメンディングしにくいです。

逆に言うと低い場所からならラインメンディングは比重の軽さ故にやりやすく欠点が無いです。


PEG5+は比重が重く沈んでしまってラインメンディングがやりにくいのですが、

「ウキの根元から引き剥がすイメージで誘いを大きくかけながらやると良いです。」

と、ジャパンカップチヌ2018の覇者の矢吹さんにバンバン実釣しながら見せてもらったので今は真似をしています。


なんだかんだサフィックスがバランス取れてて一番良いかも。

コスパだとアーマードですね。

他のPEも磯用はほぼ全て使いましたが、


サフィックス、PEG5+、アーマードF+PRO

この三択だと思います。




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