現在は緊急事態宣言も出て、釣りに行く事ができなくなってモヤモヤしている方が多いと思います。
と言う事で、家でできる娯楽としてウキ作りなんていかがでしょうか?
今回は改良を続けた菜'sウキの簡単に作れるやり方をご紹介します。
性能はジャパンカップクロダイ2018覇者の矢吹壮さんのお墨付きです!
用意する物
🔴ミニ旋盤
本格的に色々作るのならもう少し良い物をどうぞ。
🔴桐の丸棒
釣具屋(わたなべ釣具)に置いてある桐とダイソーの桐
15mm直径を15センチに切って測ってみた所、
釣具屋の物が10g、ダイソーの物は7g
なんと、密度が約1.5倍も違います。
ダイソーの物でも作れますが、削ってもスカスカな感じで毛羽立ちやすくて海の上でもプカプカして性能が落ちるのでケチらない方が良いですが、
作れるのは作れるのでダイソーの物でも構いません。
ちなみにダイソー製で作って矢吹さんにお墨付きを貰えてますが矢吹さん曰く
「今のも良いけど最初に使ったモデルがめちゃくちゃ良かった」
との事。
言うまでもなく、最初のモデルは釣具屋の物です。
上に貼ってあるリンクの物は使ってないので解りませんが、お近くの釣具屋に置いてなくて手に入らない方や、外出を極力控えたい方は送料が岡山で800円で、現在910mmで253円です。
1053円で今回のやり方で六本作れるので一本あたりの木材の材料費は175円ぐらいです。
例えば丸棒を三本買えばウキ18本分で1500円そこらなので材料費85円ぐらいですね。
🔴スリムシンカー
僕が使っているのは関門工業の物です。
同じ物の3号がネット上では無いのですが、楽天の物でも3号使えば大丈夫ですが、空ける穴の口径が少し違うかも知れませんのでそこは調整して下さい。
🔴ステンレス棒
大きい釣具屋に行けば安くステンレス棒売ってますが、1.5mm前後の物を買って下さい。
🔴パイプトップ
送料かかりますが2.8mmならあります。
2.8mmで全然問題ありませんが、今作ってるのと同じ物をというと2.3mmになります。
ですが!2.8mmの方がシビアさが無いし視認性に勝るので最初は2.8mmで作る事をオススメします。
浮いている部分が水面に入る時の抵抗は直径が二倍になると二乗の抵抗がかかるため、
2.3mmと2.8mmでは浮きの入りがおよそ1.5倍違います。
2.8mmで5cm入る当たりが2.3mmだと7.5cmぐらい入ります。
その程度の差なら許容しましょう。
底潮が動いたときなんかに感度が良すぎてウキトップが沈んでしまったりするので浮力調整がとてもシビアになります。
もっとも、付け替え式でどちらもワンタッチで付け替えられるので、緊急事態宣言が解消されたら釣具屋巡りをしてパールトップの2.3mmを買いましょう。
100円ぐらいで売っている安物は折れやすいのでオススメしません。
🔴シリコンチューブ 3mm
🔴ゴムハカマ
DAITOU(ダイトウブク) ゴムハカマ 黒 220円 Amazon |
ダイソー等で揃えたい物
これらはとりあえず無くても構いません。
緊急事態宣言が解除されたら行きましょう
試験管みたいなヤツ
この中に移してドブ漬けして表面強度を増します。
もちろんウレタンコートやセルロースセメントなどでも良いですが、案外これが使い勝手が良いです。
ドリルビット
塗装
カシューがキレイにできて強度もあってイチオシです。
そのままだと濃いので1.5-2倍ぐらいに薄める必要がありますのでうすめ液は絶対に必要です。
お好みの色で良いですが、黒とスーパークリアかネオクリアの二種類があると良いです。
🔴雲母粉
これも好みですが、これかけるとカッコいいですw
🔴ナイロン筆
あると仕上がりが全然違いますが、カシュー塗って削って塗って削ってを繰り返しても大丈夫です。
🔴サンドペーパー
#150 #240 #400があれば大丈夫ですが、より仕上がりにこだわる方は#800や#1500が欲しい所です。
🔴木片
穴を開けて塗装したウキを乾かすのに使いましょう。
あとエポキシを混ぜ合わせるのにも空いたスペース使うと便利です。
以上材料でした。
まとめます。
🔴ミニ旋盤
🔴桐の丸棒15mm
🔴スリムシンカー
🔴ステンレス棒1.5mm
🔴パールトップ
🔴シリコンチューブ
🔴ゴムハカマ
🔴エポキシボンド
🔴塗料
🔴サンドペーパー
🔴ナイロン筆
があれば作れます!
旋盤入れて一万円ちょいぐらい?
渡船使う方だとガソリン代、渡船代、餌代、昼食代とか考えたら一釣行分ぐらいです!
これで量産できますので、釣りに行けない分、ウキ作りを始めてみませんか?
肝心の作り方は次回!
誰でも作れて簡単です!