[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入) -20ページ目

[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

 和歌山大学は、大阪府岸和田市との地域連携にもとづき、平成18年4月、岸和田市立浪切ホールに岸和田サテライトを開設しました。
 サテライトは、地域のニーズに対応した各種の地域連携活動・生涯学習活動をおこなっているほか、和歌山大学の学部開放授業および大学院科目を開講し、地域のみなさんに高等教育の機会を提供しているそうです。

 毎月、和歌山大学の色んな先生が色んなテーマでお話をされるのですが今回は宇宙教育研究所所長の秋山先生のお話しです。


日時 : 2016年4月20日(水)午後7時~8時半

話題提供: 秋山 演亮(あきやま・ひろあき) 和歌山大学宇宙教育研究所所長/教授

場 所 : 岸和田市立浪切ホール 1階 多目的ホール

 和歌山大学の宇宙教育研究所は、地方大学としての立ち位置から、最先端ばかりを目指すのではなく、農業や防災に役立ち地元産業を育成できる、広く使える衛星・地上局・地上センサーの運用実証を行っています。また、これらの技術や教育手法を、海外新興国に積極的に輸出し、日本政府が進める宇宙分野の海外戦略の一環としても機能しています。
 今回は、和歌山大学がすでに打ち上げた2機の衛星や、大学構内に設置した3基の地上局、農場や災害現場に無数に配置する地上センサーのこれからなどについてお話しします。

※事前申し込み不要、参加無料


昨日、電話でみさと天文台のチラシ等の配布の許可を頂きました。当日は平日なのに夕方から高速に乗って岸和田まで行く予定です。同行希望の方はご連絡下さい。

昨夜は月に一度の星空サークルでした。


昨夜は悪天候で参加者少な目かと思ったのでが・・・

新年度から新しい事を始めようと思った方が多かったのか初めて来られた方が4名も居られました。

常連の岸和田の西村さん、海南の角野さん、抦本さん、橋本の鶴谷さんご夫婦、吉村さん、北さん、初参加の山田さん、荻野さん、イベント常連の湯川さんと西貴志コミセン天文観望会の上山さんの合計(+松本)12名!天文台スタッフは矢動丸台長と山内さん、桐山さんの3名を入れると15名!テーブルを3列も出していたのに満席になりました。


星空サークルの内容は

矢動丸台長・・・次回サークルまでの天文現象

          天文台のゴールデンウィークの営業について
          水星について

          5月の流星群について

山内さん・・・木星写真コンテストの状況

        X線天文衛星「ひとみ」について

上山さん・・・西貴志コミセン天文観望会のPR

今週の土曜日に和歌山市内の音楽ホール緑風舎で第35回 緑風舎コンサート「宮下直子デュオ・リサイタルシリーズvol.3 ヴァイオリンとピアノの夕べ~澤 和樹を迎えて~」があります。

[日時] 2016.4.17(日) 18:00開演 (17:30開場)


[出演]  宮下直子(ピアノ) 澤 和樹(ヴァイオリン))


[プログラム]

  《2つのファンタジー》

  シューベルト:ピアノソナタ第18番ト長調「幻想」D.894

  シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934



 ブログに書こうと思った事には既にチケットは完売でした。ブログに書くのが遅くなって告知の意味が無くなってしまった事を反省しております。

 澤先生と言えばみさと天文台友の会の音楽部門である「きみの音楽ネットワーク」の顧問でもあります。松本は宮下直子さんの番組に出してもらった事もあるのでこのコンサートは休む訳にはいきません。

しっかり会場設営から行かせてもらう予定です。

水星は太陽系の五惑星(水、金、火、木、土)の中で一番観るのが難しい星かもしれません。

理由は簡単で、水星は太陽の最も近くを回っているからです。つまり、昼間出ている太陽の近くを回っているので太陽が明るすぎて確認できないのです。
←ステラナビゲータより

水星と金星は地球の内側を回っているので常に地球の前側(昼間)にしか居ません。

これに対して火星や木星は地球の外側を回っているので真夜中にも観える時期もあります。


地動説で有名なコペルニクスでさえ、死の床で「私は生涯、水星という天体を見ることがなかった」と嘆いたそうです。

では全く見えないかというとそうでもありません。

安心して下さい!

今が水星が観える時期です!

地球から観て水星が太陽から最も離れた位置にある時期を迎えようとしているのです。

先日の西貴志の観望会では雲に邪魔されて観えませんでしたが昨夜ははっきりと観えました。


今月一杯は夕方の空の低い所で水星を観る事が出来るチャンスです
チェレンジしてみて下さい!

4月の天文教室は「見よう!探そう!5惑星 第1弾 水星を探そう!」です。

 あなたは水星を見たことがありますか?

 日付 2016年4月16日(土)、17日(日)
 時間 午後6時より(およそ1時間を予定)
 場所 紀美野町みさと天文台 月の館
 内容
 今年は春から冬にかけて空を見上げれば、望遠鏡を使わずに肉眼で探すことのできる5つの惑星を【全て】見ることができます。
 手始めは「水星」です。今年で一番条件の良い東方最大離角の日(4月18日)直前に、水星探しにチャレンジしましょう。なお、5つの惑星とは、水星、金星、火星、木星、土星です。
 備考 申込不要、参加無料

 持ち物 お持ちであれば双眼鏡をご持参ください。


五惑星を制覇せてみませんか?手始めに水星!

昨夜は西貴志コミュニティセンターの天文観望会に参加してきました。

今回の観望会は紀の川市が主催で西貴志コミュニティーセンター天文サークルが協力という形で入っています。みさと天文台友の会は関係ないと思われそうですが・・・

安心して下さい!

実は松本はここの天文サークルのメンバーです(笑)


メンバーであるなしという事より、みさと天文台友の会はここの情報を含め紀北エリアの天文イベントの情報発信源になろうと思っています。

そんな訳でここの観望会の情報も機関誌メガパーセクに掲載していく予定です。

(今回の情報を知ったのが4月号の編集作業が終わった後だったので今回は掲載出来なかったけど)


昨夜は水星を観る予定でしたが西の空に厚い雲が掛かって観る事が出来ませんでした。

仕方がないので木星とガリレオ衛星を観て・・・

コリメート法でスマホ撮影に挑戦!

木星の縞模様と下にイオとエウロパが写っているのが観えるでしょうか?

昨夜はこの外側にガニメデとカリストが並んで観えていました。

おおくま座(北斗七星)の二重星のミザールを観ていたら西の空の雲が晴れてきたので望遠鏡を回してみましたが既に水星は地平線の下に沈んでいました。

最後に月齢1.7の薄っぺらの月を観察して観望会を終わりました。

 毎月第2水曜に開催している紀美野町「星空サークル」です☆ 

4月に入り新しい生活がスタートする方も多いかと思います。

生活に星見(ほしみ)という新しい楽しみを加えませんか? 

小さなお子さんからシルバー世代まで誰でも参加できます。

春の星ぼしが見頃です。夜風は冷たいこともありますので、暖かい服装で楽しく星を見上げましょう。

お気軽にお越しください♪

←先月の様子

日付 2016年4月13日(水)
時間 19時30分より21時30分頃まで
場所 紀美野町中央公民館2F視聴覚室
備考 申込不要、参加無料
内容 季節に応じた話題をフレンドリーな天文台職員がご紹介したり、

  小型望遠鏡や双眼鏡を使って星の観望を行います。

  「木星」が見頃になってきました。

  木星の特徴的な縞模様やガリレオ衛星などもお楽しみに。

  ご要望に応じて望遠鏡を操作していただけるミニ望遠鏡教室も行います。

問合せ 紀美野町中央公民館(電話:073-489-5915)

実は数ヶ月前から新規会員様への会員証の発行が滞っています。

会員証のデザインを一新しようとしているのですが・・・

以前は一年に十数名の入会者に対応すればよかったのですが、今はひと月にそのくらいの入会者がおられます。

大量入会時代を迎え試行錯誤を繰り返しましたが漸く新しいシステムに移行できそうです。


新デザインの会員証↑・・・見た目は同じですが用紙やフィルムの厚みが違います。(写真じゃ分からない?)

新年度(7月)には全会員に新しい会員証を配布できるように頑張っています。

とりあえず、今夜は会員のデータ整理で忙しいので手抜きのブログです!

2月の上旬から募集をしていた中高生対象の木星の写真コンテストが昨夜ありました。

http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-12128071829.html

昨夜は橋本高校の生徒さんと先生が来られたので友の会を代表してアシスタントとして参加してきました。みさと天文台に到着したら既に学生さんたちは山内研究員からパソコンで色々説明を受けていました。

     その様子を撮る矢動丸台長↑
その後、実際に大型望遠鏡に移動して、みんなで協力して口径の絞りを装着・・・

 昨日は天気予報では曇りのち雨の下り坂と言われていましたが撮影開始頃は奇跡的に薄曇りで木星が良く観えました。

大型望遠鏡は口径が大きい分、大気の揺らぎで画像がモヤモヤになってしまいます。

そこで口径絞りを入れて光量を制限してシャープな画像を撮ろうというのが今回の狙いです。


意外な事かもしれませんが晴れて星が良く観える夜は大気の揺らぎが大きく、少し曇っているくらいの日の方が揺らぎが小さいのです。

昨夜はシーイングがかなり良かったのでこの後、絞りを外して全開で撮影に臨みました。

この後は暗くして木星の写真を500枚ほど撮影し、補正用のダーク画像などを撮って終了しました。

撮影終了後頃にはすっかり曇ってしまい、あと30分開始が遅かったらアウトでした。


後日、500枚の中からシャープな画像を選び出したり重ねたり、引き算したりの画像処理作業が待っています。もうひと仕事ありますね(笑) 関係者の皆さん、お疲れ様でした。

素敵な写真が出来ると良いですね!

経緯度は小学校で習いますが大人になっても使う事は殆どありません。自分の住んでいる経緯度を知ったからと言って何の役にも立ちませんが経緯度は間違いなく地球上の一点を示している座標です。


Googleマップを使うと簡単に経緯度を知る事が出来ます。

例としてみさと天文台の経緯度をGoogleマップから出してみましょう。

まず、みさと天文台の上にマウスポインタを持って来て左クリック

画面の下に経緯度データが出ます。

しかし、この経緯度データは皆さんに馴染みのない小数で表されています。

これを度分秒の単位に変換するには、この経緯度データを左クリックします。

すると画面左上にこの青い画面が現れ、

34°08′40.4″N 135°24′22.3″E

という文字が現れます。

数列途中の英文字のNは北緯、文末のEは東経を表しています。

つまり、この数字は

東経135度24分22.3秒 北緯34度08分40.4秒

という意味になります。


この方法で地球上のどこの場所でも経緯度を知る事ができます。

専門的な話になりますがGoogleマップは世界測地系の経緯度データです。