人間のカラダは「食べたもの」から出来ています。
バランスの取れた「良質」なものを食べたいですね。
また、美味しいご飯を食べた時は、幸せな気持ちになりますから
心が外を向き、人とのコミュニケーションが豊かになり
人が育って行く、そう思っています。
そんな考えから、小学校入学した時に
「給食は、どう?」と息子に聞いた時に
「激ウマ~~~!!給食サイコーーー!」とピースサインでしたので
ホッとした記憶があります。
給食の肉じゃががうまい、という事から
肉じゃが談義に発展したりと給食からの話題は随分と多かったと思います。
しかしながら、PTA役員として給食センターの方々と話をさせて頂いたとき
一生懸命に考え、日々働いていてくださるにも関わらず
給食センターのみなさま、
「地味なポジションだなぁ」
「顔もわからない」と思って、なんだかザンネンに思っていました。
そんな時、知人から
『全国学校給食甲子園』(主催:特定非営利活動法人21世紀構想研究会)開催を聞き、
素晴らしい!という気持ちと同時に
嬉しい!という思いがありました。
ホームページを見てみれば、私の生まれ故郷の「群馬県沼田市」も
昨年決勝大会に出ていました。
私の兄は、沼田の教員ですから
美味しい給食を食べているのです。
そして、この大会の様子が今朝のTBS「はなまるマーケット」のオープイングからの
10分程の時間を使って、大きく放映されていました。
嬉しい事ですね。
週末、この大会の前夜祭に出席する機会を頂きました。
前夜祭の様子 → http://www.kyusyoku-kosien.net/2012/reception.html
今年は、7回目だそうですが
2271校と、過去最高の応募数で、1次~3次審査で選び抜かれてきた12校が
翌日の決勝大会への意気込みを3分で熱くプレゼンテーションをしました。
3分プレゼンを聞くだけで、食育の勉強になりました。
また、「地場産物」を使う、という出場ルールがありますので
その地域の特色が出て、プレゼンを聞くだけで
食べた~~い!と思ってしまいました。
写真は、九州沖縄ブロック代表の鹿児島県枕崎市立学校給食センターのお二人です。
前夜祭の時に近くにいらしたので、あれやこれやと個人インタビューをしてしまいました。
(写真も載せて良いですよ!と気持ち良く言ってくださいました)
2000人分以上の給食を作っているそうですが、ご飯の炊き方、煮物、揚げ物の作り方、
どのように準備されてきたのか、プレゼンの工夫、など非常に興味深かったです。
今朝のテレビでも取材されていました。
決勝当日は、生中継をムービー配信で拝見しておりました。
スタートから片付けまで、60分で全てを完了させるのがルールだそうです。
さすが!手際がいい!
そして、完成した給食は
審査員によってじっくりと採点されるそうです。
前夜祭での各校の熱いプレゼンを見ていたので
どのチームが優勝なのか、とても興味深くどきどきしておりました。
決勝大会で、みごと2271校の頂上に立ったのは
愛知県代表西尾市立西尾中学校だったようです。
プレゼンを聞きながら、てん茶ご飯、つくねを食べたい!と思っていた学校でした。
本当におめでとうございます。
きっと、今頃中学校や地域では、大盛り上がりでしょうね。
おいしい給食を食べられる子どもたち、本当に幸せだと思います!
この大会は、どんどん参加校が増えている様子、
給食に携わる栄養教諭、学校栄養職員、調理員の皆様の励みとなるでしょうし
子供たち、PTAも誇りに思い
学校全体、地域全体に活力を与えるのでは、ないでしょうか。