王になった日
◆オススメ記事はココ◆
（初見さん向け）
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※モナ王： ロッテの販売するモナカのアイス。
法事で実家へ帰った。
帰ると妹がモナカのアイスを食べていた。
『そうか、アイスがあるのか』
そう思い私は、冷凍庫を開けた。
冷凍庫を開けると、
妹が食べていたソレと同じモデルのアイスがあった。
そのアイスは、もともとは箱に入っていたのか、
袋は透明で無地だった。
無地のソレを開け、私はモナカを食べ始めた。
美味い。
すると妹が来て言った。
「おいモナ王www」
王なのに凄くバカにされている。
何故バカにされなければならないのか。
お前もさっき食ってただろう。
バカにされながらも私は、テレビを見始めた。
しかし、なお、妹は
「おいモナ王www」
などとバカにしてくる。
さすがに頭にキタ私は、妹に言ってやった。
「オイ、
一応王様なんだから、
もう少し敬え」
すると妹から
意外な応えが帰ってきたのである。
「おめぇな、
勘違いしてるみてぇだから言っとくけど、
それ、
モナ王じゃねぇーから」
何と私の食べていたモナカは、
ただのプライベートブランドのモナカだったのだ。
では、私は何故モナ王なのか。
もう意味がわからない…。
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ジョジョの奇妙な冒険のゲームを買いました。
グラフィックと演出は凄く良いです。オススメはしませんが。
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そのアイスは、もともとは箱に入っていたのか、
袋は透明で無地だった。
無地のソレを開け、私はモナカを食べ始めた。
美味い。
すると妹が来て言った。
「おいモナ王www」
王なのに凄くバカにされている。
何故バカにされなければならないのか。
お前もさっき食ってただろう。
バカにされながらも私は、テレビを見始めた。
しかし、なお、妹は
「おいモナ王www」
などとバカにしてくる。
さすがに頭にキタ私は、妹に言ってやった。
「オイ、
一応王様なんだから、
もう少し敬え」
すると妹から
意外な応えが帰ってきたのである。
「おめぇな、
勘違いしてるみてぇだから言っとくけど、
それ、
モナ王じゃねぇーから」
何と私の食べていたモナカは、
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では、私は何故モナ王なのか。
もう意味がわからない…。
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リッチパンツと苦学生
◆オススメ記事はココ◆
（初見さん向け）
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テレビショッピングで シルクのトランクス を売っており、
それを試着した 苦学生のような青年 が
「穿くと
リッチな気分になります！」
と言っていた。
スベスベのパンツ程度でリッチな気分になるとは、
よっぽど質素な生活をしているのだろう。
このパンツが売れ、
彼にボーナスでも出れば学費の足しにでもなるのではと思い、
ささやかではあるが、このブログで宣伝させて頂くことにした。
まぁ、
どの番組だか覚えてないし、
彼が苦学生というのは、
私の一方的な想像でしかないのだが。
もしも友達や同僚が、一見いつもと同じような外見なのに、
みなぎるような自信にあふれていたら、
それは股間から、パンツから来ているのかもしれない…
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パシフィック・リムっていう映画が、すんげぇ面白かった。
「すげー面白い」ではなく「すんげぇ面白い」
パシフィック・リム ビジュアルガイド（設定資料集）が３千部限定で、売り切れ。
再販してください。マジで。本気で。切実に。
新宿Tバック（「アレ」を晒す：１１）
◆オススメ記事はココ◆
（初見さん向け）
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▼過去に晒した所感
『「アレ」を晒す』
『「アレ」を晒す：２』
『「アレ」を晒す：３』
『「アレ」を晒す：４』
『「アレ」を晒す：５』
『「アレ」を晒す：６』
『「アレ」を晒す：７』
『「アレ」を晒す：８（乳iPad）』
『おにぎり大国（『アレ』を晒す：９）』
『ディズニーの罠（『アレ』を晒す：１０）』
『宝くじが当たる方法』
『続・宝くじが当たる方法』
--------------------------------------
▼本文
新しい何かを書く余裕もゆとりもないので、
久しぶりに週報メールを載せようかと思う。
週報メールとは、
私の勤める会社で、週に１度、
全社員へ、業務の進捗を報告する為に送る、
業務内容の書かれたソレである。
ソレには 『所感』 という、好きな事を書く欄があるのだが、
自分のソレを晒そうという、そういうアレである。
以下、ソレ。
*************************
■所感
新宿の交差点、
オッサンがマウンテンバイクに乗っていた。
服装は、白のTシャツに、
白のTバックのみだった。
表情は、出来るビジネスマンのソレだった。
－ クールビズ －
そう思った。
信号は青に変わり、人々は動き出す。
ペダルを漕ぐオッサンの尻は、
Tバックの白と、小麦色のコントラスト。
－ 止まるな、進め －
雲の隙間から漏れた光が、道を照らす。
オッサンを後押しするように、一筋の風が吹き抜ける。
全ては変わり続ける。この交差点のように。
もう夏がそこまで来ている。
--------------------------------------
よろしくお願い致します。
*************************
・・・という感じである。
詩的な表現で、皆に感動を与えようと思ったのだが、
特に誰からも、何も言われなかった。
言われなかったが、
若干私を見る目が冷たくなったような気がした。
ちなみに最後の 『よろしくお願い致します。』 は、
社会人のマナーとして入れるソレであるが、
このタイミングでそんな事言われても、一体どうしろというのか。
もはやこれでは、マナーというよりも、
アンガールズさんの 『ジャンガジャンガ』 みたいではないか。
そう、何でも時と場合をわきまえなければならぬのだ。
マナーだからと言って、何も考えずにソレをするのは愚の極み。
自らの意思で考え、行動をするべきなのである。
・・・なので、オッサンが自らの意思で考え、
そうしたのであれば、私は許すよ。
あくまで私はね。
社会は許さないだろうけどね。
----------------------------
よろしくお願い致します。
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『「アレ」を晒す：７』
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『続・宝くじが当たる方法』
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新しい何かを書く余裕もゆとりもないので、
久しぶりに週報メールを載せようかと思う。
週報メールとは、
私の勤める会社で、週に１度、
全社員へ、業務の進捗を報告する為に送る、
業務内容の書かれたソレである。
ソレには 『所感』 という、好きな事を書く欄があるのだが、
自分のソレを晒そうという、そういうアレである。
以下、ソレ。
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■所感
新宿の交差点、
オッサンがマウンテンバイクに乗っていた。
服装は、白のTシャツに、
白のTバックのみだった。
表情は、出来るビジネスマンのソレだった。
－ クールビズ －
そう思った。
信号は青に変わり、人々は動き出す。
ペダルを漕ぐオッサンの尻は、
Tバックの白と、小麦色のコントラスト。
－ 止まるな、進め －
雲の隙間から漏れた光が、道を照らす。
オッサンを後押しするように、一筋の風が吹き抜ける。
全ては変わり続ける。この交差点のように。
もう夏がそこまで来ている。
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・・・という感じである。
詩的な表現で、皆に感動を与えようと思ったのだが、
特に誰からも、何も言われなかった。
言われなかったが、
若干私を見る目が冷たくなったような気がした。
ちなみに最後の 『よろしくお願い致します。』 は、
社会人のマナーとして入れるソレであるが、
このタイミングでそんな事言われても、一体どうしろというのか。
もはやこれでは、マナーというよりも、
アンガールズさんの 『ジャンガジャンガ』 みたいではないか。
そう、何でも時と場合をわきまえなければならぬのだ。
マナーだからと言って、何も考えずにソレをするのは愚の極み。
自らの意思で考え、行動をするべきなのである。
・・・なので、オッサンが自らの意思で考え、
そうしたのであれば、私は許すよ。
あくまで私はね。
社会は許さないだろうけどね。
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女装ニューハーフ プロパガンダ：04（終）
◆オススメ記事はココ◆
（初見さん向け）
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▼前回の話
『女装ニューハーフ プロパガンダ』
『女装ニューハーフ プロパガンダ：02』
『女装ニューハーフ プロパガンダ：03』
--------------------------------------
▼本文
お喋りイベント終了後は、
特にやることもなくなってしまったので、
ビールと唐揚げを食べていた。
すると隣に、綺麗な女性が座ってきたのである。
こういうイベントだが、普通の女性も来るのか。
興味を持った私は、話しかけてみる事にした。
「あの、女性ですよね？
なんでまた、こういうイベントに？？」
「…いえ、私、男です」
「！？」
確かに声を聞いてみると、男性っぽい。
しかし見た目は女性にしか見えなかった。
驚いた私は、
もう少し話してみようかと思ったのだが、
ステージ上でライブが始まった。
音が大きすぎて、大声でなければ会話できない。
「あのーよく来られるんですかー！？」
「えー！？」
「ですからー！
よく来られるんですかー！？」
「あんだってー！？」
志村けんのコントか。
私は会話を諦めた。
しばらくすると隣に座っていた彼女（？）は、
近くで
亀甲縛りをされていた。
彼女（？）を縛っている人の姿は、まさに職人のソレ。
この人は只者でない。
そう思い、その職人の顔を見ると
お喋りイベントで
グイグイ来ていたあの人だった。
アンタは一体何物なんだ…
そんな事を思っていると、
今度は本物女性達が隣に座ってきた。
興味を持った私は、また話しかけてみることにした。
本物の女性じゃなかった
「私達、付いてます☆
（ゝω・）vｷｬﾋﾟ」
などと言いながら股間を隠すその姿は、
どう見ても女性だった。
もう訳がわからない。
一体この国はどうなってしまったのだろうか。
男女の垣根が壊れ、もはや秩序などなく、世紀末状態である。
君たちは一体何なのだ。
いや、自分もなんですけどね
気づけば朝の４時。
眠気と爆音と虚構にまみれ、
訳がわからなくなってしまった私は、
その混沌とした空間から抜け出す事にした。
外に出ると朝日が昇り初めていた。
空は闇と光のグラデーションだ。
男と女も、この空と同じように、夜と朝と同じように、
別なもののように見えて、実はひとつのモノなのかもしれない。
そう思った。
ごめん。
本当はそんなこと思ってない。
本当は、
あーねみー
しかも腹減ったー
ししゃも食いてー
とかです。
…まぁ、なんていうか、そんなモンである。
女だとか男だとか、女装だとか男装だとか、
別にそんな深く考える事でもないのだ。
---------------------------------------
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電車の中で、思いっきり鼻をほじってる女性と目が合った。
気まずい。
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▼前回の話
『女装ニューハーフ プロパガンダ』
『女装ニューハーフ プロパガンダ：02』
『女装ニューハーフ プロパガンダ：03』
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▼本文
お喋りイベント終了後は、
特にやることもなくなってしまったので、
ビールと唐揚げを食べていた。
すると隣に、綺麗な女性が座ってきたのである。
こういうイベントだが、普通の女性も来るのか。
興味を持った私は、話しかけてみる事にした。
「あの、女性ですよね？
なんでまた、こういうイベントに？？」
「…いえ、私、男です」
「！？」
確かに声を聞いてみると、男性っぽい。
しかし見た目は女性にしか見えなかった。
驚いた私は、
もう少し話してみようかと思ったのだが、
ステージ上でライブが始まった。
音が大きすぎて、大声でなければ会話できない。
「あのーよく来られるんですかー！？」
「えー！？」
「ですからー！
よく来られるんですかー！？」
「あんだってー！？」
志村けんのコントか。
私は会話を諦めた。
しばらくすると隣に座っていた彼女（？）は、
近くで
亀甲縛りをされていた。
彼女（？）を縛っている人の姿は、まさに職人のソレ。
この人は只者でない。
そう思い、その職人の顔を見ると
お喋りイベントで
グイグイ来ていたあの人だった。
アンタは一体何物なんだ…
そんな事を思っていると、
今度は本物女性達が隣に座ってきた。
興味を持った私は、また話しかけてみることにした。
本物の女性じゃなかった
「私達、付いてます☆
（ゝω・）vｷｬﾋﾟ」
などと言いながら股間を隠すその姿は、
どう見ても女性だった。
もう訳がわからない。
一体この国はどうなってしまったのだろうか。
男女の垣根が壊れ、もはや秩序などなく、世紀末状態である。
君たちは一体何なのだ。
いや、自分もなんですけどね
気づけば朝の４時。
眠気と爆音と虚構にまみれ、
訳がわからなくなってしまった私は、
その混沌とした空間から抜け出す事にした。
外に出ると朝日が昇り初めていた。
空は闇と光のグラデーションだ。
男と女も、この空と同じように、夜と朝と同じように、
別なもののように見えて、実はひとつのモノなのかもしれない。
そう思った。
ごめん。
本当はそんなこと思ってない。
本当は、
あーねみー
しかも腹減ったー
ししゃも食いてー
とかです。
…まぁ、なんていうか、そんなモンである。
女だとか男だとか、女装だとか男装だとか、
別にそんな深く考える事でもないのだ。
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電車の中で、思いっきり鼻をほじってる女性と目が合った。
気まずい。
女装ニューハーフ プロパガンダ：03
◆オススメ記事はココ◆
（初見さん向け）
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▼前回の話
『女装ニューハーフ プロパガンダ』
『女装ニューハーフ プロパガンダ：02』
--------------------------------------
▼本文
意気込んでみたものの、
私達はどちらも初心者である。
どうしたら良いのかわからなかった私達は、
とりあえず近くのソファーへと腰掛けた。
しばらくすると、
ステージの上に司会者的な人が上がり、話始めた。
どうやら、ライブやらなんやら、
ちょいちょい催し物があるらしい。
初めの催し物は、
『男と女に別れて、お話しちゃおう』
みたいなソレだった。
男性と女性に別れ、一対一で会話し、一分ごとに相手を変えていく。
そして、あわよくばお友達になっちゃおう♪…という企画である。
せっかく来たのだからと思った私は、さっそく参加希望。
綺麗なチャン姉と仲良くなろうと、男性側へ混ざろうとしたその時だった。
「あ、女性は女の子側に行ってくださいねぇ～」
係の者に止められたのである。
「いや、ちょ、俺、一応男な・・・」
そう言いながら女性側を見ると、
全員女装
…なるほど、そういう事か。
失敗した！
綺麗なチャン姉とヨロシクやるという夢は絶たれ、
私は流されるまま女装側へとねじ込まれた。
そして逃げる間もなくイベントは始まったのである。
こうなってはもうヤルしかない。
初めは一体どんなヤツが来るのか。
恐る恐る相手の顔を確認すると…
トランスフォーマーの
コンボイが座っていた。
何故か相手は、アニメ・トランスフォーマーの、
コンボイ司令官のマスクを被っていたのである。
「ちょ、コンボイさん、ナニしてんスか」
「いや、あの、コンボイっていうか、
自分、男で、いや、でも、
こんな感じで、
もはや性別すらもわからない感じですが、
一応男で…」
「…普段からコンボイなんスか？」
「いや、普段は、あの…」
終了
一分とは刹那。
彼がコンボイだという事しかわからぬまま、
次の人へ。
次はどんな人かと思ったら、なんと綺麗な女性。
「あ、あれ？女性の方？？」
「いえ、私、ニューハーフなんですよ。
女性側が良かったのに、
なんかコッチに入れられちゃって…」
「あ、自分は逆に、男性側がよかったのに、
女性側へ入れられたクチでして…」
「じゃあ、交換しましょうか！」
そんなこんなで、ポジションチェンジ。
私の方から女性（女装）側に出向く事となった。
次の人は女装者。
始まるなり、
いきなり肩を抱き、
体を触り始めた。
「ちょwwww なんすかwwwww
グイグイ来ますねwwwww」
「だって、１分てすぐじゃん？
イケる時に行っとかないと！
キミ、普通にカワイイし、
キミだったら全然オッケーだよ！」
「うわwww マジっすかwwww
いや、嬉しいなぁーwwww
（お断りだ！）」
そんなこんなで、残り数名と世間話をし、
お喋りイベントは終了した。
・・・つづく
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仮面ライダーV３の顔の真ん中の白い部分は、自分の中ではグロ。
カブトムシの幼虫に見える。
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意気込んでみたものの、
私達はどちらも初心者である。
どうしたら良いのかわからなかった私達は、
とりあえず近くのソファーへと腰掛けた。
しばらくすると、
ステージの上に司会者的な人が上がり、話始めた。
どうやら、ライブやらなんやら、
ちょいちょい催し物があるらしい。
初めの催し物は、
『男と女に別れて、お話しちゃおう』
みたいなソレだった。
男性と女性に別れ、一対一で会話し、一分ごとに相手を変えていく。
そして、あわよくばお友達になっちゃおう♪…という企画である。
せっかく来たのだからと思った私は、さっそく参加希望。
綺麗なチャン姉と仲良くなろうと、男性側へ混ざろうとしたその時だった。
「あ、女性は女の子側に行ってくださいねぇ～」
係の者に止められたのである。
「いや、ちょ、俺、一応男な・・・」
そう言いながら女性側を見ると、
全員女装
…なるほど、そういう事か。
失敗した！
綺麗なチャン姉とヨロシクやるという夢は絶たれ、
私は流されるまま女装側へとねじ込まれた。
そして逃げる間もなくイベントは始まったのである。
こうなってはもうヤルしかない。
初めは一体どんなヤツが来るのか。
恐る恐る相手の顔を確認すると…
トランスフォーマーの
コンボイが座っていた。
何故か相手は、アニメ・トランスフォーマーの、
コンボイ司令官のマスクを被っていたのである。
「ちょ、コンボイさん、ナニしてんスか」
「いや、あの、コンボイっていうか、
自分、男で、いや、でも、
こんな感じで、
もはや性別すらもわからない感じですが、
一応男で…」
「…普段からコンボイなんスか？」
「いや、普段は、あの…」
終了
一分とは刹那。
彼がコンボイだという事しかわからぬまま、
次の人へ。
次はどんな人かと思ったら、なんと綺麗な女性。
「あ、あれ？女性の方？？」
「いえ、私、ニューハーフなんですよ。
女性側が良かったのに、
なんかコッチに入れられちゃって…」
「あ、自分は逆に、男性側がよかったのに、
女性側へ入れられたクチでして…」
「じゃあ、交換しましょうか！」
そんなこんなで、ポジションチェンジ。
私の方から女性（女装）側に出向く事となった。
次の人は女装者。
始まるなり、
いきなり肩を抱き、
体を触り始めた。
「ちょwwww なんすかwwwww
グイグイ来ますねwwwww」
「だって、１分てすぐじゃん？
イケる時に行っとかないと！
キミ、普通にカワイイし、
キミだったら全然オッケーだよ！」
「うわwww マジっすかwwww
いや、嬉しいなぁーwwww
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