【18禁】雨に濡れたエロ本。 ~だだ漏れ絵日記~ -5ページ目

女装ニューハーフ プロパガンダ:02

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▼前回の話
『女装ニューハーフ プロパガンダ』


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▼本文


イベント会場は、
新宿歌舞伎町付近のビルの中にあった。


女性・女装は入場料2500円。
男性は3000円との事。


2500円を払い入り口をくぐると、中は異様な光景が広がっていた。
客の8割は女装していたのである。


いや、ここでは当たり前だのクラッカーかもしれない。
だが、そのような場所に行った事のない私には驚くべき事だった。


私はどうしたものかと思い、しばらくウロウロしていたのだが、
ウロウロした所でどうなるものでもないと悟り、
二人連れの男の娘さんに


「ちょ、サーセンw

 隣、いいッスかw

 すんませんねぇ…ヘヘッ…」


などと言い、ソファーへ座った。



落ち着いて辺りを見回してみると、
客の女装者にも様々なタイプがいると気づいた。



一人で来ている者、
知り合いと来ている者、

趣味で女装をしているらしい者
(男の娘、女装子)、

本格的に女装をしている者
(ニューハーフ)、

性癖がねじ曲ってしまい
あらぬ方向へ行ってしまった者
(神)


などなど…



私は「なるほどねぇ」などと思いながら、
しばらく周りを見ていたのだが、飽きた。


終了時間まで、残り6時間以上もある。
一体どうしろというのだ。参った。


そうこうしていると、ふと、
ブログを読んで下さっている方も来ると言っていた事を思い出した。


なんやかんやでそれらしき人を探し出し、
近くに寄って行くと、あちらもさんも私に気づき近づいてきた。
一応男性のようだが、性別に迷っている感が出ている。




「あ、どうも、読者の者です」


「あ、どうも、米吉です。
 こういう所はよく来られるンで?」



「いえ、初めてなんですよ」


「左様ですか~。
 実は私も初めてでして…
 いやはや参りましたな…」



「うわぁ~、なんかブログの通りですね!
 ブログを読んでるせいか、
 なんか、初対面な感じしませんね!」



「そうですね。





 私の方は

 初対面な感じしかしませんけど





「マジですか」


「はい」


「……」


「……」



変な沈黙が流れる。
すると、静寂を切り裂くように彼は言った。






アネゴ!







「!?」






アネゴ!






「アネゴ…だと…?」



「はい、アネゴと呼ばせてください!」





何故アネゴなのかわからなぬが、
そう呼ばれて悪い気はしない。


テンションの上がった私は言った。




「来いよッ!


 女装イベントの真髄を見せてやンぜッ!」






そんな感じのカッコイイ台詞を吐いてみたものの、
私も初心者。

むしろこっちが教えて欲しいくらいだった…


・・・つづく 


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女装ニューハーフ プロパガンダ

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それなりの年齢になり、
ふと自分自信について考えてみたところ、
知識、経験、スキル、あらゆる事が足りていないと気づいた。


中でも意外だったのは、
自身がセクシャルマイノリティでありながら、
ソレ関連の事柄について無頓着過ぎたという事だ。


これはイケナイ。


いつまでも

「ガンダムカッケーwwww」

だとか、

「ラーメンうめーwwww」

だとか、

「おっぱいボヨヨンwwww」

だとか、
そんな事ばかり言っていられないのである。



どうしたものか、さっそくネットで調べてみると
『女装ニューハーフ プロパガンダ』
というイベントがある事を知った。


何でも、月一で開催され、
女装している方やらなんやらが集結し、
夜の22時から朝の5時まで、
なんやかんやするらしいとの事だった。


なぜそんな曖昧な感じに書いているのかというと、
公式サイトからは、
その程度の内容しか読み取れなかったからである。


行くべきかどうか悩んだ結果、
一人で行くのは恐かった為、
例の「チ◯コしゃぶらせてよ」と言ってきた先輩 に連絡してみた。


「もしかして、
 一人で行くよりも先輩と行った方が恐いのでは…?」



そう思ったのだが、
既にメールは先輩へと送られていた。


しばらくすると、先輩からの返事が届き

「もうちょっと早く連絡くれれば…」


と書かれていた。
どうやら参加しない気らしい。






フン、所詮貴様の
チ◯コに対する思いはその程度か!


失望したぞ!






私は悩みに悩んだのだが、この機会を逃せば、
面倒くさくなっちゃってどうでもよくなるパターンだと思い、
参加をキメた。


公式サイトに載っている写真を見ると、
短いスカートを履いている方が多いように感じた。


場違いな服装で参加し、周りから浮いてしまってはアレだ。


私はタンスから短めのスカートを引っ張り出し、
年甲斐もなく、グググイッっと履いてやった。


久しぶりに短いスカートを履いたので、
少しテンションが上がり、鏡の中の自分に向かってこう言った。






「大サービスだゾ♪」






吐き気をもよおした。






自分は一体ナニをしているのだろうか。
こみ上げてくるモノを飲み込み、下駄箱から靴を出した。


スカートに合わせ、高めのヒール
久しぶりなので上手く歩けぬ。


腰が引け、良くてもアシモ、




下手をすればウ◯コを漏らした形


である。


だがもう後戻りはできない。
私は自宅を後にした…

・・・つづく


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余裕がない。
なくなれ!残業!世の中からッ!!
フォォォオオオオオー!!!




「チ◯コしゃぶらせてよ」(完)

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▼前回の話
【「チ◯コしゃぶらせてよ」】


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▼本文


「いや、風俗行けよ!
 それが嫌だったら、他の知り合いにでも頼めよ!」



「見た目が女じゃないとダメなんだよ!」


「こっちだって、されるなら、
 先輩みたいなガチムチのオッサンじゃなくて、
 綺麗なお姉さんの方がいいわ!」



「じゃあ、目つぶってればいいじゃん!」


「今更目つぶったって、
 もう先輩だってバレてンだよ!!」



「なんでそんなに拒むんだよ!!」


「気持ち悪りぃンだよ!!」






気持ちいいよ!!







「!?」






凄く気持ちいいよ!!






「いや、
そういう事じゃねぇよ!」







「でも、俺、超上手いし!」







「お前、初めてだろうが!







そんな感じで議論すること数十分。


「わかったよ。じゃあいいよ。
 諦めるよ」



ようやく先輩は諦めた。
もう面倒になったので、店を出ようとした時、先輩は言った。






「あ、そう言えばさぁ、




 この近くに





 いいホテルあるんだけど、





 寄ってかない?






諦めてねーじゃねーかよ!




「いや、ムリっすわ」



「じゃあ見るだけ!
 ホテル、見るだけ見てみようよ!」



当然断ろうと思ったのだが、
ふと魔が差した。


「見るだけなら…いいですけども…


どうも私は、ギリギリの所で生きるのが性分らしい。
このスリルを楽しもうと思ったのだ。


ルンルン気分の先輩について行き、
ホテル街へと入っていく。


「あれ?おかしいな?
 この辺だったと思うんだけどな…」



マジなのか演技なのかわからない事を言いながら、
ホテル街の奥へと進んで行く。


何件かそんな感じに回った所で、私はもう面倒くさくなってしまった。
飽きちゃったのだ。


ようやくホテルをキメ、ホテルの中へと入って行く先輩
その先輩の背中を見ながら私は、




その場で足踏みをした。




私が後をついてきていると錯覚した先輩は、
そのまま受付まで歩いて行く。


先輩との距離が
十数メートル開いたくらいだったろうか。






私はおもむろに、






後ろを振り返り、






ダッシュした。






私の異変に気づき振り向く先輩。

「ちょ、おまっ、」

動揺する先輩を尻目に、




「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwww」




私は爆笑しながら、夜の街へと消え去った。

しばらくして先輩から、



「がっかりだよ、米吉氏には


 これ、マジでな」




というメールが届いたので、
シンプルに、






「うるせー!


 気持ち悪りぃンだよ!!


 ちくわぶでもシャブってろや!!」







と返してあげた。


それ以来、先輩とは微妙な距離感ができたが、
まぁそれなりに上手くやっている。


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なんかこう、人生で一発やらかしたい今日この頃。
老いたけど、守りには入りたくないモンですな。



「チ◯コしゃぶらせてよ」

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男の先輩(何の先輩かは秘密)と
飲みに行ったのだが、

「最近ニューハーフ男の娘に興味がある」

などと言い出し始めた。




「俺はホモなのだろうか…」

そう呟き、苦悩する先輩。




「大変ですね…」


私はそう親身になりながらも、
内心は






(しらねーよ。


 あー、ししゃも食いてぇー)







などと思っていた。


誤解して頂きたいたくないのだが、
基本的に私は、他人の相談などはしっかり聞く方である。


しかし、この先輩の場合は別だ。


コイツのいい加減な対応のせいで、
何度苦労させられたか。




「俺は…俺は…」


苦悩する先輩。




「大変ですね」


そう親身になりながら、
ししゃもを注文する私。




「とりあえず、そういう風俗に行って、
 自分の気持ちを
 確かめてみようかと思うんだ…」



話を進める先輩。




「へー、大変ですね


そう親身になりながら、
鼻をほじくる私。




「でも、行く勇気がないんだ…」


「ふーん、大変ですね」


「だから、






 チ◯コしゃぶらせてよ







「へー、大変で…





 !?






コイツは突然何をイッているのだろうか。


「いやいやいや、何イッてんすか!
 嫌ですよ!!」









なんで!






「なんでじゃねぇーよ!
 気持ち悪りぃンだよ!!」



「気持ち悪くねーよ!
 そんなマジな感じじゃなくて、






 ポップに舐めるから!!







「はぁ!?
 何だよポップって!?






 チ◯コしゃぶっといて、

 ポップも糞もあるかよッ!!








「いや、でも、全然いやらしくない感じだし!
 お試しみたいな感じだし!!」



「いや、先輩はムリっすわ!
 っていうか、先輩だけはムリっすわ!」



「じゃあ、ただでとは言わないよ!




 5千円までなら出す!!





えぇぇぇぇ…
何そのリアルな数字…


・・・つづく 


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『女装ニューハーフ プロパガンダ』っていうイベントに行ってみました。
それについて近日中に書くかも。書かないかも。



芸能事務所からのスカウト:05(完)

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▼前回の話
【芸能事務所からのスカウト:01】  
【芸能事務所からのスカウト:02】
【芸能事務所からのスカウト:03】
【芸能事務所からのスカウト:04】


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▼以下本文


私は帰って結果を待つ事にした。


次の日の18時、私は結果を聞くため携帯電話を手に取った。
が、電話をかけずに置いた。


変にやる気満々だと思われると恥ずかしいので、
すぐに電話するのはまずいと思ったのだ。


私は18時45分に電話をすることにし、
それまでの間ごろごろする事にした。


45分後に電話をかけると、昨日とは別な男が出て 






おめでとうございます!

 合格です!







と告げられた。


とりあえず私は「ありがとうございます」と答えたが、
何故合格したのかさっぱりわからなかった。


落ちる気満々だったので、
可愛さを全く無視した言葉のデッドボールやファールボールが、
逆に魔球に見えてしまったのだろうか。


が、しかし、
これでタモリ氏の倶楽部はもう目前だと、嬉しく思った。


どこからともなく「髪切った?」
という囁きが聞こえてきたが、空耳だろうか。




次の日、仕事をする場合の説明があるからと、
私は事務所に呼び出された。


マニュアルのようなモノを見せられながら、詳細を聞く。


仕事は定期的にある訳ではなく、不安定
登録制のアルバイトのような感じになるらしい。
ちなみに、都内の場合は交通費は出ない。




説明は宣伝材料用写真の話になった。


これから活動していくにあたって、
私を売り込むための写真が必要になるらしい。


その写真を撮る際の説明を終え、
全ての説明が終了したかと思った次の瞬間、
男は言った






「…で、


 これを作るためには




 12万円かかるんだけど…




 用意できるかな?







“できるかな?” という部分に反応して、
うっかり『いいとも!』などと口にしそうになったが、
その言葉を必死に飲み込んだ。


「用意できるかな?」という事は、
その12万は私が払うという事か。


やっぱりかという感じだ。
結局は金が目的だったのか。






無理です!






私はきっぱりとそう返した。


すると男は “ちょっと待って下さいよ” と、
その料金について説明をした。


男の話では、プロのカメラマンを雇ったり、スタジオを借りたり、
などなど(他にも何かあったが忘れてしまった)で金がかかるらしい。


男の説明で、私は多少納得した。


もし事務所がそれだけの金を出して、
すぐに辞められでもしたら、赤字どころではないのだろう。


だがしかし、それでも私はビタ一文払うつもりはなかった。


そもそも私は、モデルをやりたかったからココに来たのではなく、
芸能プロダクションがどんな所だか知りたかったのと、
タモリ氏の倶楽部に出席出来るかもしれないという、
不純な動機で参上したのだ。


男は再度「用意できるかな?」と言ってきたので、
なかば被せ気味に「無理です!」と答えると男は諦めた。


しかし、12万は諦めたが、
私の性別の曖昧具合に目をつけ


「じゃあ、ニューハーフの仕事が来た場合だけ
 連絡しても良いかな?」



と言ってきた。
現在事務所にそういう人がいなくて困っているらしい。


私は別にニューハーフ、オカマ、女装、女
というつもりでやっている訳ではないが、

(一応言っておくと、
 そういう方を否定している訳ではないので、
 誤解の無い様願いたい。
 
 詳しく話すと長くなるので、
 コレについてはまたの機会に)


そういう経験をしてみるのも悪くはないし、
ネタとしては最高のソレかと承諾し、事務所を出た。




帰りに『崖の上のポニョ』を観ようと思っていたのだが、
何とまだ公開していなかった。


テレビなどでやたらと宣伝していたので、やっていると思い込んでいた。
どうやら私は、メディアに踊らされてしまったらしい。


事務所ウンヌンよりむしろ、
自分の中ではこちらがメインだったので、とても残念に思った。


仕方が無いので、
代わりにTSUTAYAで関根勤氏の
『お父さん』というDVDを借りて帰った。


なんでも、DVDを観ることで、
自分が関根勤氏の子供になった感覚を味わえ、


・絵本を読んでもらう

・プレゼントをあげる

・布団を並べて寝る

・説教される

・性教育を受ける



などを体験出来る(体験した気になる)という。
何だそれは。


本来なら話の流れからいって、
タモリ氏のDVDを借りるのが筋というものだが、
わざわざ関根氏を選んだその理由は、
単にこっちの方が面白そうだったからである。



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3DSの真・女神転生4が面白いです。
通勤時間くらいしかやる時間がないのがツライ。