芸能事務所からのスカウト：０１

◆オススメ記事はココ◆   （初見さん向け）
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特に意味なし。せっかく描いたし、モデル体型なので。


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▼この直前の出来事はコチラ
【半裸コスプレ⇒お見合いパブ⇒モデルスカウト】


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▼以下本文


元祖お見合いパブ を体験した後、
今は亡き、安さが爆発していたさくらやでキーボードを購入した私は、
例のプロジェクト に取り掛かるため、家へと急いでいた。

その途中で、また男に話しかけられたのだ。






『モデルの仕事に興味はないか』

と。






今度は、元祖お見合いパブのチャラいホスト風の客引きとは真逆で、
Ｔシャツにジーンズといういでたち。
かなり胡散臭い。


どうせこういうのは、何だかんだ言って
ウン十万の布団などを売りつけられるというオチに決まっている。


私は無視して通り過ぎようとした。
が、以前も同じような状況でシカト し、後悔した 事を思い出した。


いや、別にモデルの仕事に興味がある訳ではない。
なくはないが、それほどない。


しかし、男の具体的な目的は何なのか。
そして、その目的ためにどのような手段を取るのか。
私はソレに非常に興味があった。


ココを毎回読んで下さっている方なら薄々気づいているかと思うが、
私は好奇心が人一倍強いのだ。


私は男の話を聞くことに決めた。


男は身長などについて質問してきたので、
私は出来るだけ可愛く男の質問に答えることにした。




「えぇ～ンとおぉぉぉおおん…

　身長はハァ～ン…

　ひゃくろくじゅうろ…」




が、次の瞬間、男から衝撃の一言が。






『あれ？




　失礼ですけど、




　もしかして




　男性の方ですか？』







何と、速攻で正体を見破られてしまった。
どうやら、可愛こぶりっこしたのが逆にまずかったらしい。


私は　『ばれちまったらしょうがねぇ』　とばかりに、


「えぇ、野郎ですけど？」


と、いさぎよく答えた。


そして、その場を去ろうとした。
ゲームセットだと思ったからだ。


しかし男は言った。






『でも、




　見た目さえよければ大丈夫だから』






胡散臭さこの上ない台詞だ。


だが、どうやらゲームは続けられるらしい。
私は可愛こぶるのを止め、素の状態で挑むことにした…


…つづく


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