Q、
学校で使うドリルやテストって
学校や学年によって違いますよね。
どうやって選んでいるのですか?
A、
ずばり、
先生の好みです。
(地域によっては違うかもしれません)
私の勤務していた地域では、
次年度の担任は3月半ばには決定します。
教員の異動がない場合、
3月中に新年度の教材を決めてしまうこともあります。
どう決めるか?
同学年の先生たちで、
山ほどある見本の教材を、かたっぱしから見ていくのですよ!
(教材見本は、専門の教材卸会社が持ってきます)
①教材卸会社から届いた大量の見本を運ぶ。
とにかく大量なので、狭い職員室では教材選びはできません。
会議室などに運び込みます。
②何十冊も積み上げられたドリルを教科ごとに分ける。
これは漢字、これは書写、これは計算、これは国語テスト・・・
と分けていきます。
③教材を選定する
例えば、計算ドリルだけでも何冊もあります。
その中から決めるのは、ほぼ先生の好み。
「これ見やすい」
「あー、こういう罫線嫌い」
「私、こういうタイプが好きなんだよね~」
「あ、これ新しい!」
などと相談しつつ、教材を選定していきます。
かなり時間がかかる仕事なので、
春休みの一日は、教材選定に費やします。
その中でも、あまり保護者の負担にならないよう、
高額になりすぎないように配慮はしておりました。
この教材選定は、なるべく早くやりたい仕事なのです。
なぜかというと
この時期、学校からの注文が殺到するので
早く注文しないと新学期に間に合わないのです!
同学年の先生が異動してくる場合は、4月1日を待たないとできません。
地域によっては、担任が決まるのが4月というところもあります。
そうなると、どうしても遅れを取ってしまいます。
漢字の勉強は進んでいるのに、漢字ドリルが届かない・・・なんてことも。
とにかく、春休みは仕事がてんこもり。
土日出勤も当たりまえ!
・・・なのですよ
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