GWもどこにも出かけなかったし、あいかわらず動画とゲーム漬けの日々。
見たい動画がたくさんありすぎて、時間が全然足りないねぇ。
一日中ディスプレイに集中して目が痛い肩が痛い腰が痛い。自爆。


まずは前記事でねっちり感想を書いた「狼ゲーム」ですが、
本編のアナザーストーリーである「狼ゲーム~アナザー~」も
結局DLしてやってしまったので
(まぁ検討するって書いたけど、やらないわけがなかったね)、
下のネタバレエリアにて感想書きまーす。


◆狼ゲーム~アナザー~ って?
「狼ゲーム」の本編に3人の新キャラを加え、
役柄も展開も異なる物語を楽しめるアナザーストーリー。
本編よりボリュームがある印象です。
先に「狼ゲーム」をやっておくことが推奨されています。



そんで「わさびゲーム」に入っていたもう一本の作品、
「囚われの館」もやり終えました。
評判も知らず先入観もない状態でやったんですが、
あーもう、これ本気で泣かせにくる!

スタジオわさび作品は、物語を変にややこしくすることもなく、
割とストレートにハートを突いてえぐりにきます(褒め言葉)。


◆囚われの館 冒頭あらすじ

気がつくと深い森の中にいた彼女(主人公)は、
過去はおろか自分の名すら覚えていなかった。
誘われるかのように行きついた洋館で、彼女は見知らぬ青年と出会う。
「どうしてここに来ちまったんだ?」
自分を知っているかのような彼の言葉に彼女は戸惑う。
この屋敷の住人は危険だと言い残して姿を消した青年。
それと入れ違うように現れた館の主人が、彼女へ歓迎の意を示す。
個性的な家族が揃う夕食に招待された彼女は、食事の途中で睡魔に襲われてしまう。
次に目覚めた時、傍らにはあの青年がいた。
彼は言った。閉ざされた館の中で、住人達が一人ずつお前を殺しに来る。
お前は彼等の持つ鍵を奪い、自分自身の力で館を脱出しなければならない――
理解しがたい特殊な環境下、彼女はふたりの青年の助言を受けながら、
自分の身を守りつつ館からの脱出を目指すこととなったのだ。


記憶が欠落した女の子を操作して物語を進めてゆく作品。
なんか久々に女子が主人公のゲームをやったような気がする。

物語はRPGのようにミニキャラを操作して探索するパートと
テキストノベルで構成されています。

私的にはミニキャラ操作がちょっと難儀で
「物語の先が早く読みたいのに~!」というときに
「キイイイイ! コントローラーの十字キーでやりたい!(ブチッ)」
てなかんじで何度も失敗してイライラさせられました(笑)。
スマホでRPGをやりたくない理由がこれ。
それ以外は満足できるゲームでした。
ローリエちゃんが色々ツボる。


ともあれ、ふたつとも読み応えのある作品で、没頭・堪能できました。
舞台を見に行けないぶん、楽しく良い時間を過ごせたな。







*************************************************************



↓以下、ネタバレありの感想雑記エリアとなります。
未プレイの方はご注意下さい。



◆囚われの館

「狼ゲーム」に負けず劣らずな個性的キャラクターが勢ぞろい。
わかりやすく不気味な洋館で、人とは思えない登場人物たちと
命の遣り取りをする展開なのですが、
割と早いうちに「あっこれ現実じゃなく主人公の幻か夢の中なんだろうな」
と気づかされるので、どんなに突飛なキャラが出てきても
妙な展開になっても、違和感なく受け入れられました。

味方になってくれる青年ジンとハルも、たぶん館の中にしか
存在せず一緒に脱出はできない人なんだろうな……とか
じわじわ悲しくなってきたりして。

物語を進めてゆくうちに主人公の名前がミサであることや、
彼女が母親からひどい虐待を受けていたこと、幼少のジンとハルが
ミサを救ってくれたことで三人の絆が深まってゆく流れなど、
少しずつ現実の事情がわかってくる展開がドラマチックでうまい。

そしてジンが深刻な病に侵される兆候が見えてくる嫌な展開。
館の中では毒に倒れたジンを救うことができたものの、
現実の彼は既に死んでいるという記憶も蘇ってきて、ひたすら切ない。

もともと館のある精神世界にミサが取りこまれたのは、
ジンの死によるショックに耐えられず
自殺未遂をしてしまったことが原因という重い事実が
明らかになる終盤、
館を脱出して病室で目覚めたはずのミサが
なぜかまた館の住人によって醒めない悪夢の世界に引き戻され
救われない結末に辿り着くノーマルエンドの衝撃度もなかなかのものでした。

トゥルーエンドがサクサク解放できる親切設計もありがたい。

ミサが館から逃げ出さない=弱い自分、辛い現実を受け入れる
という決意により辿り着くのが真の結末。
現実から目をそらさず生きていかなければならないことを
真っ直ぐに突きつけられる厳しさ。

目が覚めて最初に会ったのが医師や看護師ではなく、
ハルで良かったなと心底思いました。
屋上で見せられた、生前のジンからのメッセージではもう
ミサと一緒になって号泣。
まさかあんなに泣かされるとは……

幼馴染の友人ジンが死んだうえ、
ミサまで自殺未遂をやらかし、ショックも大きかったであろう
ハルの心情を思ってもまた泣けてきました。
ミサが戻ってきて本当によかったね。

それから、ジンのお父さんの心情を考えるとやるせなくてたまらない。
最愛の妻を亡くし、さらに息子が病死とはあまりにも過酷。
消防士のお父さん。残された娘と強く生きてほしい。

ジンとハルの過去編サイドストーリーも良かったです。
ミサの両親と違い、
ふたりはなんだかんだで良い家族に恵まれていましたね。
ハル父は厳しい人ではあるけれど、ハルにとって大切なものは
処分せず保管してくれていたのがかっこいい。ツンデレ?
しかしハルがミュージシャンを目指しているくだりが、
本編ではほとんど反映されていなかったのは残念。
エピローグの墓参りシーンでいきなりギターを背負っていて
ライブをする話をしていたので唐突感がありました。
もっとゲーム内で楽器が好きとか音楽を奏でるような描写が
あれば良かったなぁと。

そういえば三人の物語が中途半端なところで途切れていましたが、
これもう更新されないのかしら?




◆狼ゲーム~アナザー~

いやー、楽しかった……! 
面白くて手が止まらず、あっという間に読んじゃった。

以下覚え書きを挟みつつ、プレイ時を思い出しながら感想をもそもそ書いていきます。
やり直していないので勘違いとかあったらごめんなさい。

新キャラは瑠璃川ユウト、赤村ショウマ、篠崎アオリの三人。
いまいち印象は弱い。ユウトのクソガキ度がきついが彼の考えるあだ名は面白い。
私はなぜかショウマの名前が最後まで覚えられず「赤毛君」と呼んでいました(笑)。

おそらく今回は、本編で早めに死んだ人は長生きして、
狼を引かなかった人が狼役なんだろうなぁとなんとなく予想しながらスタート。


●第1章 狼ゲーム
ユウヤのシーンは大胆にカット。
そのあとの展開は本編と変わらず。結局ユキナリの部屋で聞こえた声は誰のもの?

死体発見シーンのイラストが前作より具体的かつ残酷描写になっていましたが
意図してそうしたそうですね。血がピンク色なのであまりグロさは感じないかな。

ラスボス的存在のコウが初っ端から脱落するとは思えなかったので、
最初から彼の濡れ衣を晴らす流れで推理していました。
今度は本物の狼として処刑されるのねタケオさん。

狼 小島タケオ(処刑)
死者 高山マキ
濡れ衣 新村コウ


●第2章 絶望からの逃避
プレイヤー視点で、狼のカードを引くのはけっこうストレス。
割と早めに狼が当たったけど、今度はどうやって処刑を回避するんだ主人公!
と思っていたらまさかの自決。
毒入りコーヒーを飲むシーンのイラストが効果的。
ここでユキナリのことけっこう見直しちゃったな。
結局未遂に終わったものの、今度は濡れ衣を着せられて大ピンチ。
誰も殺ってないけど本物の狼だから羊にとっても問題ないわけだし。
一難去ってまた一難。緩急のあるドキドキな展開がアツかったです。
ところでユキナリは誰も殺さず自害しようとした狼なんだから、

本来ここで脱出できるんじゃないの?

狼 永井オサム(処刑)
濡れ衣、狼 霜月ユキナリ
死者 篠崎アオリ


●第3章 束の間の休息
1時間の休息タイム。キャラの個性が見られてほっこり。
猫の写真を見ているコウくん、今作中唯一かわいいシーンだったのかしら。
ミサキちゃんが作ったカレーを食べるシーンの情報がのちに必要になるけれど、
状況も雑談もしっかり覚えていたから楽勝でした~。

狼 森ミサキ(処刑)
標的 飯田リンタロウ(未遂)
(ミサキをゲームから退場させるための芝居)


●第4章 狡猾な罠
ダイイングメッセージを見たユキナリ達は「コウが怪しい」と思いこむ。
単純に思いこむなよ主人公。ADVによくいるアホの主人公みたいで嫌。
ところでサブタイトルからして「ついに来たな!」と思いました。
コウが狼になったら躊躇なく冷酷にやらかすに違いないと確信していたし、
そして実際、かなりの狡猾さで他人に濡れ衣を着せることに成功。
しかも濡れ衣さんが反論できるスキがない恐ろしさ。敵に回すと怖すぎる。
ただ処刑後に自白するのは悪手でしょう。
思わず「自白すんな!」って口に出して言っちゃった。

狼 新村コウ
死者 瑠璃川ユウト
濡れ衣 土屋タクヤ(処刑)


●第5章 生贄
趣向を変えて生贄と自分達の命を懸けた宝探しパート。
なんかこんな感じのやつイブプロジェクトでもやった記憶が。割と面倒。
最後の膠着状態を打開してくれてありがとうサトルさん。

生贄 新村コウ
生贄 赤村ショウマ
死者 米森サトル


●第6章 狼の葛藤
今度はチエがリツを殺す逆パターン!? しかも爆発四散させる残酷さ。
と思いきや、証拠を集めていくうち意外すぎる事実が待っていました。
まさか狼ゲーム内で殺したふりをして生かそうとする展開があるなんて。
チエちゃんはぶれないんだね……
薬の売人になったのは兄の治療費を稼ぐためという理由も判明して、
彼女に関してはますます悲しくなったのです。

狼 小宮チエ(処刑)
標的 神木リツ(生存)


●第7章 裏切り
作中最凶の展開をみせる章。リツとミホが殺し合ったような状況が発見され、
どうやら死者のどちらかが狼であるとの結論が出る。
が、それは全てコウによる巧妙な罠であった……やっぱり狡猾で恐ろしい。
ミホが狼でなかった場合は別の展開になったのだろう。
しかしリツが左利きであることを知らず単純なミスをしたのは仕方ないにしても、
ボウガンの矢の角度がおかしいとユキナリに看破されるのはちょっと情けない。
狼確定したあとのコウの悪あがきも、クズっぷりが際立っていてナイス。
処刑の課題をクリアしたのに間に合わなかったのはカワイソウ。
(どの処刑も、どっちにしろ課題クリアしても助けてもらえなさそうだけど)
コウがリンタロウに蛇蝎の如く嫌われていたのは、
狼ゲームのほうでの3人がああなっただけに、プレイヤー視点では切なかった。
残されたミントの安否が気がかりです。

狼 新村コウ(処刑)
死者 神木リツ
狼、死者 海堂ミホ


●第8章 狼デスマッチ
ここまで生存した霜月ユキナリ、赤村ショウマ、飯田リンタロウ3人によるデスマッチ。
ショウマの悪い面がついに描かれてホッとした。いや作中そこそこいい人だったし、
狼ゲームに呼ばれるほど何やらかしたんだコイツと思っていたから……
うん、フツーにろくでなしで安心。
ノーマルエンドは本編とほぼ同じ展開なので特になんとも。
トゥルーエンドは解放条件がちょっと判りづらく、うへぇ?となった。

リンタロウが建物とともに爆発、ユキナリとミサキが生存する結末か。
リンタロウの頼みをきいてユキナリが真実を黙っていたとしても、
ミサキが首謀者のひとりってことは隠しきれないでしょう。
というか彼女が自白しそうかな。
あんなことをしでかしておいて幸せになんてなれないから。
ああ、なんというか……今度こそ誰も救われない物語でした。


章の合間に挿入されるソウシロウさんとツバキちゃんの出番も良かったです♪
警察側の動きが最後どうなるのかも見たかったな。
今回はヘンな黒幕とかいないんでしょうかね。
チエちゃんが生存していて良かった。

 

色々と強く印象に残る展開で、読み応えがあって満足です。
ありがとうございました。

 

パラレルストーリー「ファントムウルフ」はこれからゆっくり読みますね。




どうやら個別のSSも沢山あるようなんだけど、
入手するにはガチャを回しまくらないといけない感じ?なのかな。
うーん。基本的にガチャは嫌いなんだよな。
普通に有料シナリオにしてくれたほうが躊躇なく開けやすかったのだが。

しかしこのアプリはなんか項目が多すぎて、ちょっと戸惑います。
説明を読むのも疲れる。
も、もう少し判りやすくならんかね……


なにげに狼ゲームの裏側ストーリーがこっちで発表されていたので
「狼ゲーム」のアプリ内でも告知してよ~と思いました。
限定公開なので、期間内に気づいて良かった!


 

最近ぽつぽつゲーム実況動画を見るようになりました。
「どんなゲームか気になるけど自分でプレイするのはどうだろう」
という作品を中心に観ています。

そんななか

狼ゲーム』(スタジオわさび制作)

の実況動画を見始めたら、
それがだいたい終わるころには自分でもアプリをDLして、
プレイを始めてざくっと課金していました。
実況内容が面白かったのもあるんだけど
……うん、純粋に登場人物たちが気にいっちゃったんだよ。
まんまと罠にハマったというか。
いや誰の罠だよ。

『狼ゲーム』が盛り上がっていたのは数年前っぽくて、
今更ハマるの?乗り遅れ?みたいな感ありありですが、
私にとってはいつものことですから気にしない。
『狼ゲーム』はコミカライズ版が連載中のようなので
それほど手遅れってことはないよね。
現在、単行本2巻まで発売中。


◆『狼ゲーム』の冒頭あらすじ。
目覚めると暗闇の室内にいた主人公(プレイヤーの視点となるキャラ)。
その扉の向こうには、見知らぬ男女が集う閉ざされた空間があった。
その場所で正体不明の相手からカード選択を迫られた彼等それぞれに、
狼と羊の役柄が与えられる。
「狼」は正体を隠したまま羊を殺さなければならない。
「羊」は狼を見つけ出して処刑しなければならない。
誰も殺さなければ狼は問答無用で処刑される。
拒否できない状況下で、彼等は理不尽な殺し合いを強要されたのだ。
疑心暗鬼になりつつ、主人公達は建物内の探索を開始。
殺人など本当に起こるのか?  誰もが不安を抱えたまま一夜を明かす。
そして――ついに一人目の犠牲者が出てしまうのだった。


物語はいわゆるデスゲームです。
「狼ゲーム」というタイトルだけあって
一見「人狼ゲーム」のような印象。
私は人狼ゲームそのものはやったことがないのですが、
「レイジングループ」「グノーシア」等で
ルールはだいたい判っている感じですが、
「狼ゲーム」は、それらとは少し違いますね。

とにかく「狼」が誰かを殺す。
「羊」は、狼を発見して処刑しなければならない。
狼と羊以外の役柄はなく、ルールはさくっと単純明快。

主人公は建物内を探索して証拠を集め、誰が狼か推理し、
『狼裁判』の場で狼を糾弾、処刑に追いこむ流れになります。
探索パートではちょっとした謎解き、
色々探し回って少しずつ情報が集まってくる面白さ、
裁判パートでは証拠品を突き付けて犯人を追い詰める
「逆転裁判」的な手ごたえがあってとてもエキサイトします。
ちょっと運ゲーっぽい選択肢はあれど、
ゲームの難易度は丁度良い。

物語を進めるにつれ、
なぜここに彼等が集められたのか、
過去に起こった事件がどう関わってくるのか、
なにかありそうな主人公の過去、
デスゲームの真相、主催者の正体などが、
次第に明らかになってくる……
緩急があってハラハラドキドキ手に汗握る展開です。


ただ、主催者はどうやってあの設備を準備したのか、
メリーとウルフはどうやって動いているのか、
などは真剣に推理しないほうがいいです。
どれだけの資金と人手が必要なのだろうとか考えても意味がない。
さんざん真面目に考えて損した私がいますので(笑)。
あれは「ああいうもの」だと思うしかないようです。
それから、物語内に同スタジオ制作『嘘つきゲーム』の
強烈なネタバレがあります。


文章が少し荒削りで誤字もありますが、まぁそれも愛嬌。
読み応えたっぷりで楽しい時間を過ごせました。
興味がある方はぜひ。

 

現在「狼ゲーム」をDLすると
「わさびゲーム」というアプリとしてインストールされるようです。
「囚われの館」「狼ゲーム」「イブ・プロジェクト」の三本が
カップリングされた内容になっています。

広告を見るのが嫌でなければ無料でプレイできます。
いくらか払って広告抹消したほうが快適に読めますけれどね。

シナリオは無料部分だけでも充分に楽しめますが、
有料部分を開けたほうがより深く楽しめます。
そこでしか見られないおいしいシーンも多数だし♪
私自身は、ガチャで課金するのは抵抗感があるけれど(笑)、
シナリオなどに課金する時は豪快にいきます。
諭吉が溶けたけど舞台1本観たくらいの価値はありましたな。
 

 
 

20年くらい前に買ったトーンが未だに使えるという事実が笑える。
 
有料シナリオとファンブック等を購入してきっちり使い切ったのでコインは0枚(笑)







さて、

これ以降は、ネタバレをバッチリ含む感想になりますので、
これからプレイする人はご注意下さいませー。

『狼ゲーム』本編とサイドストーリー、
関連シナリオまでは全て読了してからの感想です。


クエストストーリーで狼ゲームの裏側を描くシナリオは
参加者の心情などが細かく描かれていて面白かった。
カードについているSSも見逃せませんね。
けれど状況をみるに新シナリオの追加はもうなさそう?


「オオカミ探偵白書」はまだやっている最中。
ライフ回復を待ってプレイするからなかなか進まないのです。


とりあえず「狼ゲームアナザー」をプレイするかどうかは、今後検討します。

実況動画を見るより自分でやったほうがいいよなやっぱし。

うーん。

**************************************************

 

以下↓ネタバレあり感想ゾーン。



 

 

 

 




この作品の魅力はやはり、個性的なキャラクター達。
単純に物語を追って狼ゲーム本編の最後まで読み終えたときは
「主人公を含め登場人物ほぼ全員ロクデナシね!」
と思っていたし、特に好きなキャラもいなかったのですが……(笑)
そのあとまさかみんな好きになるなんてなー。


◆やらかした人々
ユウヤがああなってしまった原因を作った人々は確かに無責任だった。
電車で扉を押さえて家族を見殺しにしたのは残酷だし
(私ならヤバイと思った瞬間にいくつか向こうの車両まで
わき目もふらず立ち止まらず脱兎の如く逃げちゃうだろうな)
殺人の瞬間を撮影してSNSに投稿するのは、人でなしすぎる。
事件をゴシップ記事にしたのに取材で会った相手のことを
全く覚えていなかった不誠実さもどうかと思うし、
事件詳細情報をネットに掲載して金にしていたのもえげつない。
ほんとにみんなろくでもない。
しかし、憎まれる理由があるなら殺されて当然というのは……違うよね。
手を下した犯人が死亡してしまったため憎しみが他の人間へ飛び火して、
感情が抑えられず八つ当たりの復讐が止められなくなってしまった悲劇。
重い。
このへん、深く考えさせられるところです。


しかし、本編の続きとなるサイドストーリーや
パラレルストーリーなど読んでいるうちに
各キャラクターの過去やら人柄とか見えてきて、
気づいたら「みんなロクデナシ」と切り捨てられなくなりました。

ここでは特に印象に残ったキャラクターを中心に感想を。


◆霜月ユキナリ(主人公)
存在感の希薄な、とてもなさけない男(20)。
一番びっくりしたのは彼のビジュアル。
本編では「自分」表記で名前も立ち絵もなかった没個性な彼が、
サイドストーリーでようやくイラストがつくのですが
「お前、そんな顔と名前だったのかよ!?」
と吹いちゃった。いやあまりにも見た目が可愛いかったもので。
女装や子供時代の姿まで可愛くて反則です。
(子供時代はキャラクター全員可愛いですよね)

本編では軟弱で流されやすいダメな奴のわりに、
推理では(主人公=プレイヤーなので)大活躍のユキナリ。
狼役の時は運が良かっただけで生き延びた奴。
バッドエンドでは多彩な末路を披露する男。
さまざまなシーンで笑いを提供してくれますね。

彼の心の棘であるトモヤ少年との過去がヘビーすぎる。
トモヤくんは学校でいじめられ自宅では父親からのDV。
彼が安らげるのはユキナリとの交流だけだった様子。
そんなユキナリに見捨てられたら、そりゃ絶望するわ。
せめてユキナリが交換日記の存在を忘れなければ
あんな悲劇は起こらなかったかもしれないのに……(泣)

ユキナリ編の最後でユキナリに声をかけた存在、
初見ではリンタロウかと思ったんですが、状況的に無理そうな気がする。
だとすると、あれはなんだったのでしょうね?
1リンタロウ
2トモヤくんの霊
3幻聴

コウ目線の物語では色々頑張って、だいぶ成長しました。えらいぞ。
リンタロウの最後の手紙を彼が受け取る日はくるのだろうか。

ところでユキナリとコウの二人の指名手配は
解除されたのでしょうか。
事件後、特に追われているようではないし、謎。
ソウシロウさんは警察を辞めているし追われる立場になっているので、
特に解除してくれそうな人がいないような。
しかも二人は最後までリンタロウに協力していたし、
そもそも手配を解除してもらえる理由がないのでは。
深く考えてはダメなのか。
もともとソウシロウさんが抜けた警察は無能集団みたいだし、
どうとでもなるのかな(笑)。


◆森(飯田)リンタロウ
イッちゃってる目をした奇抜ファッションのレインボーヘッドニキ。
あらゆる意味で目に焼きつくインパクト最大のビジュアルですね。
序盤から「彼が黒幕だろうなぁ」と半ば確信していました。
いやもうだって、あからさまに台詞で誘導してくるんだもの。
そもそもデスゲームの特徴として、
黒幕やら主催者やら事情を知っている人が参加者の中にいるのは
ほぼお約束だしな。
まさかあそこまでの悲劇的な過去があるとは思わなかったけれど。

明るく無邪気に振る舞っている天真爛漫な表情から一転、
本編終盤やサイドストーリーでは辛そうで、苦しそうで、
憎しみに囚われた狂気フェイスばかりで痛々しい表情なのがツライ。
明るく演技している心の内で怒りと憎しみを抑えているのも壮絶。
内心常に荒んでいるのにあの切り替えぶりは怖いよ。

姉の死によってようやく人の心を取り戻したように見えるが、
最悪の結果に辿り着かないとどうにもならなかったのが悲しい。
彼のやらかしたことを考えれば幸せになれないのなんて確定だし
最終的に死で贖うのも仕方がないけれど……あまりにも残酷。
子供時代の話を見たあとだと更につらい(泣)。
ミサキさんとのエピソードが可愛いくて泣ける……

本編以降に追加されたらしいモーションや表情差分は
かわいいのが多くてときめくのでした。
ペコちゃんみたいな舌出しや、バイバイ♪にキューンとなっちゃう。
なにこいつめっちゃかわいい。この小悪魔!


◆新村コウ
尊大な口調で上から目線。用心深く頭脳派で冷酷な性格に見えた彼が、
狼ゲームを経て、一番柔らかく変わりましたね。
彼のやったことは確かに酷かったけど、それに気づいて心から反省し、
しっかり謝罪したし、リンタロウの行為にも意味はあったのかなと。
コウ目線のサイドストーリーは、
狼ゲーム本編を彼の視点で体験するものなのかなと思ったら、
がっつり本編の続きで、しかも非常にドラマチック!
これ以上ないくらいの「END」に辿り着いてしまいました。
最後はかなり泣かされたよ……
コウくんは後半だいぶヒドイ目に遭わされていましたね。
拷問され続けて一年てw よく力尽きなかったな。頑丈。
あれって二人を処刑したと伝えるのではなく、二人の命が惜しければ
言う事を聞けと脅したほうが効果があったのでは。
冷酷な彼にそんな手は通用しないと思われていたのかな。

リンタロウからの手紙でも泣かされたよ(つд⊂)うわあああん!

狼ゲームがなければ出会うこともなかったであろう不思議な縁。

リンタロウとユキナリとコウの三人は最後の最後に、
本当の友達になれたと考えていいのでしょう。
ビルの屋上でいたずらっ子の表情になっていたコウくんかわいい。

ところでサイドストーリーでのコウの着せ替えが多彩で楽しい。
警官や私服や赤毛メガネは普通に格好いいのに、女装でなんか台無しに。

私服の足元がサンダルなのがすごくツボる。
コメディシナリオではいじられキャラになっとるのもツボる。
後ろ髪のハネが寝癖だと知って以降、見るたびに笑っちゃう。
何気にコウくん、ブラックカード所持者。わぁ金持ちィ。

子供時代の体験がシビアで、のちの彼の性格を形成していくのが悲しい。
おばあちゃんが癒しです。


◆神崎ソウシロウ
普段糸目で穏やかな雰囲気なのに開眼すると怖い、油断できない人。
一番のお気に入りキャラなのですが、狼ゲーム参加者ではないので
登場シーンが少ないのですよ残念。
最初は手強い敵側として設定された人だったのでしょうか、
コウ目線初期の彼はたぶん普通に強敵ポジションでしたよね。
上層部のやり方にはもともと不満だったようだけど、
コウを泳がせたり、指名手配させたり、ユキナリを拉致したのも彼だし。
ジャーナリストが重体にさせられた件で上層部のやり方に疑惑を感じて
結果反発して情報を盗み出して追い詰められるという流れは
胸熱展開でしたが、いささか唐突感もありました。
いいけどね! あのシーン好きだから! 燃えるわ萌えるわ!

「それ以上言うと怒りますよ」「もーそんなに怒らないでよ」
一条ツバキちゃんとのやりとりがいい味出していて好き。
ふたりには今後もいちゃいちゃ?してほしいものです!

ソウシロウさんが敵に回った途端、警察の無能ぶりがひどい。
ユキナリとリンカを奪還され、リンタロウを逮捕できないまま
一年も経っているし、警備が厳重な施設にいたであろうコウまで
まんまと奪われてまぬけすぎ~。
ソウシロウさんの有能さが際立つ一件です。

最後カメラを持って相手を罠にかけるのも素敵。
やってくれたー! と爽快でした。

パラレルではあの椅子にものともせず座れてかつ寝ちゃうのが豪快。

未成年に飲酒を勧めるタケオさんにちゃんと釘をブッ刺してくれるのが良かった。

先輩さんとのエピソードは、彼女の死に様が意外すぎてきつかった。

オオカミ探偵白書の衣装は、ほんっとに子供にしか見えないから
年相応に見られたいならもっと考えなさいっ!w


◆そのほかの人
本編では次々と死んでしまうし、特にミホさんなんかは
どんな人なのか判らないうちに真っ先にいなくなっちゃうしで、
思い入れが薄い人が多いです。
しかしパラレルストーリーではみんな仲良しでわいわい遊ぶシーンが多く、
そちらでの彼等は楽しそうで平和的。
サイドストーリーでクズっぷりが際立っていたタクヤも、パラレルでは好青年。
きっとみんな、悪いところもいいところもある普通の人なのよね。

 

パラレルはキャラクター救済シナリオなのでしょうか。
誰一人幸せになれない本編との落差でホッとできます。

『覚え書き』
海堂ミホ 第一の被害者
米森サトル 最初の狼として処刑

土屋タクヤ 第二の被害者
小島タケオ 狼と誤認され処刑された被害者
(飯田リンタロウ 第二の狼)

永井オサム 第三の被害者
高山マキ 第三の狼として処刑
(霜月ユキナリ 第三の狼)

森ミサキ 第四の狼として処刑(されたフリ)

小宮チエ 第五の狼かつ第四の被害者
神木リツ 第五の狼として処刑

被害者になってしまった人は自分の愚かな行いに気づいて反省する時間すら
与えられなくて、そのへん不公平だなと思いました。


◆リツとイトカ、双子の姉妹
内気な少女リツは高校時代に酷くいじめられた結果によって人間不信に陥り、
キツイ性格で自分をコーティングするに至る。
自分が生きるためには他人がどうなろうと構わないと
強く思い込み自己暗示をかけていたフシがある。
結果チエを殺害し、狼として処刑されてしまった悲劇の娘。
車両から逃げて扉を押さえた臆病な女子高生への罰としてはあまりにも過酷。

ところで本編・サイドストーリーともに双子の妹イトカへの言及なし。
(カードSSでかろうじて名前が出てくる)
ということは、双子設定はコウ目線時の後付で生まれたのでしょうか。
イトカの立場から見れば、大切な姉のリツを死に追いやった
リンタロウ、コウ、ユキナリ三人とも憎いのは当然のこと。
うち二人を警察につき出すのみで、刺したりしなかっただけ冷静。
リンタロウが死んでも気が晴れたとは思えないけれど。
今後コウやユキナリを街中で見かけて「なんでお前等出てきてんだよ!」
って背中から刺したりしないか不安……くれぐれもやめてね。
真相を語る時リンカの言葉に対して一瞬辛そうな表情になったのは、
何かしらの逡巡があったと思いたい。
せめてリンカとカナタまで警察に引き渡したことに関しては後悔していて欲しい。
イトカとリンカの友情に対する救済シナリオも欲しかったな。


◆チエの決意
本編ではエキセントリックなオカルト女という印象が強すぎて、
見た目も趣味も言動もなかなかアレな人なんですが。
両親からのネグレクト。
唯一優しかった兄は事故で意識不明の植物状態。
子供時代の悲劇がとにかく悲しい。
なんで薬の売人になってしまったの。

ところで引きこもりの人が、
どうやって狼ゲームの会場へ連れて来られたのだろうか。
(というかそもそもリンタロウとミサキはどうやって
10人もの男女を拉致してきたんだろうか……
そもそもあの規模の設備を一体どうやって準備した……?
移動手段は? 資金は?
そもそもウルフとメリーはどういう存在? 
……だからそれを追求したら駄目だってw)

友情に飢えていたチエはリツからの優しい言葉に喜びを感じ、
狼となったとき彼女を殺すより自分が死のうと覚悟を決めた。
それが狼ゲームから脱出する唯一の解答だったにもかかわらず、
そんな決意は誰にも気づかれぬまま、
チエは助けようとしたリツによって殺される。
ただそれを悟った最期の時でさえ、
チエは自分の犠牲でリツが生き残れることを喜ぶのだった……
うわぁぁぁぁせつなぁぁぁぁい!
サイドストーリー前半のコミカル展開から、後半シリアスの
落差が厳しいけれど、それだけに強く印象に残ります。


◆嘘つきゲームの首謀者
「狼ゲーム」に深くかかわってくる人物なので
「嘘つきゲーム」の物語も一通り見てきました。
この世界では殺人事件に時効があるのでしょうか。
ロストさせたのはタチの悪い殺人犯ばかりだとはいえ、
彼もまた大量殺人犯であることに変わりはないので、
存在を知ったソウシロウさん辺りは放置できないのではと思うのですが、
誰にも通報されず逮捕されないまま数十年(継続中)。
まぁ彼がいなくなったら孤児院潰れちゃうからやばいよな。

それにしても彼が嘘つきゲームの資料をずっと持っていたのは何故。
自分が犯した罪への戒めなのか、
彼女を忘れない為に捨てられなかったのか。
彼もリンタロウも復讐など考えず、その驚異的な調査能力と行動力を
正しいことに使えば、警察や探偵になったりしてバリバリ活躍して、
大切な人と幸せな人生を送れたんじゃないかと思うのですよね……


そんなこんなで、がっつりキャラ萌えしつつも、
登場人物の過去がそれぞれ重いので、
いろいろなことをじっくり考えさせられる深い物語でした。



「オオカミ探偵白書」と「イブ・プロジェクト」は
キャラクターの顔と名前と性格以外全て設定が違う別世界の物語で、
どうにも好みが分かれそうですね。
手塚治虫のスターシステムに近いという感じか。
あまり変わっちゃうとどういう距離感で見ればいいのかわからん(笑)。
別にパラレルには抵抗はないんですが、
とりあえず年齢は変えないでほしいというのが私の希望。

「イブ・プロジェクト」面白かったです。
彼等はあのあと、ちゃんと生き延びられるのだろうか……
あとツナグちゃんどうなったー!
彼女の口調が斬新すぎてツボったのでした。かわいい♪








 

最近ゲームセンターが続々閉店しているという印象。
私自身ほとんど行けておらず生存に貢献できていないのが心苦しい。
ストレス解消や心を豊かにするために必要なはずの娯楽ジャンルは、
有事の際、真っ先に切り捨てられる部門なのですよね……
年に何度も訪れていた劇場にも行けなくなって一年がたちました。
配信で応援するにしても限度というモノがあるし。
コロナが収束したとき娯楽ジャンル界が『焼け野原』になっていないことを
願うばかりです。


そんなんで家にいる時間が増えたので、家でできるゲームに
色々手を出しています。
それらの感想をちょこっとずつ。
物語性が強いものが好きなので基本的にノベル系が中心になる感じです。


◆デイグラシアの羅針盤
同人ゲームのコンシューマ移植作らしいです。
水深700mの深海に突如沈んだ潜水艇。
閉ざされた空間を舞台に描かれるSFサスペンス。
選択肢はほぼ「ない」といってもいいノベルアドベンチャーですが、
ゲームなのでそれなりの仕掛けがあります。
達成率100パーセントまで埋めました。
好き嫌いが分かれそうな構造の作品かなと思います。
沈むまでの船上の雰囲気が好きです。

◆カガミハラ/ジャスティス
これも同人ゲームの移植作なのかな?
イラストの雰囲気からドタバタ学園ヒーローものかなという
印象でしたが、実のところかなりテーマが重い。
感想は、あの人の救済が実質上ないのが悲しいのと、
もっと二人のらぶらぶを見たかったな~というのと。
絵柄が好みです。

◆ジラフとアンニカ
フィールド探索型アドベンチャー+音ゲーという感じ。
ブレワイのようなフィールドを猫耳少女が駆け回ります。
どちらかというと低年齢層向けな印象ですが、
アクションにシビアな箇所があり「ムキー!」となります。
それがあるので実績埋めの2周目に手をつけられませんでした。
全体的に雰囲気がほのぼので可愛い。
特に音ゲーシーンの相手側ダンスの動きが素敵です。

◆Lanota
「ラノタ」と読みます。物語を読み進めると音楽が増え、
それらをこなすと更に物語が進むタイプの音ゲーです。
システムは円形に配置されたボタンを叩くmaimaiに近い感じ。
初心者でも進めやすい難易度かな。
switch版は物語が途中までなのですが、今後追加シナリオが
来るのかどうかは……

◆大神
カプコンの名作。switchのはデジタルリマスター版。
操作性がスムーズ、水墨画のような和の世界を
自由気ままに駆け巡る爽快感が味わえます。
アクション操作が苦手でも先へ進める親切設計が嬉しい。
ブレワイと同様、世界を走り回るだけでも楽しい。

◆コルヌ・コピア ~不思議の住む街~
同人ゲームですがアプリでも出ているノベルゲームです。
現在発表されている部分まで全て無料で読めちゃいますが、
このクオリティでタダで読んでいいの? という出来栄えです。
絵も話も好みのタイプ。
が、まだ完結していないので先が気になって仕方ありません。
続きを早く読みたーい♪



 

とにかく休みに出かけないので、何も話題がない日々が続いています。
ゲームをやっている時間がえらい増えました。
加えて、最近ゲーム実況動画を見るのが楽しく、そこからいろいろ飛び火して
新たなゲーム沼にハマったりもしています(笑)。ぐはっやられたー!
ハマるとずっとそればかりになっちゃうんだよなぁ……


今期観ていたアニメもあらかたクライマックスですねぇ。

「Beasters」
血みどろの激闘を期待していた回で色々コメディしかけてきた。
レゴシの女装に対するイブキのツッコミで爆笑。
ルイ先輩の「いや、警察につきだせよ」
あまりにも普通で常識的な台詞に吹いた。

「転生したらスライムだった件」
理不尽な相手に対する報復が割と容赦ない描写だったなー。
クロ(仮)の登場も近いか? わくわく。

「はたらく細胞BLACK」
体内環境きつすぎで観ていてツライものがある。
映像の完成度は高いけど二度も観られないというか。

「ウマ娘」
泣いて笑って心に残る物語。これ主役を変えて何期でもいけるのでは?
ようやくリリースされたアプリも人気みたいですね。

「ひぐらしのなく頃に業」「半妖の夜叉姫」
……終わらんのかい!
2クールやって更に「続く」のは長丁場と感じるこの頃。
1クールでさくっと終わってくれたほうが嬉しい。
「ひぐらし」は業から初見の人はほぼ置いてきぼりで、
少なくとも事前に原作最終章まで読了していないとわからん内容でした。
次の「卒」で収拾がつくのだろうか?


4月からは「ゾンビランドサガリベンジ」と「美少年探偵団」に
期待しています♪



 

『marasy piano live in BUDOKAN』
2021年3月2日18時開演。


これまで観劇でそれなりに都内の劇場へ足を運んできましたが、
日本武道館は未だに未体験。
一度行ってみたいんだけどチャンスがなくてね。
そんなわけで、
まらしぃさんが武道館でライブすると聞いて「うおおお!」
コロナ禍でなければ速攻で休暇を取って行っていたけど、
このご時世、都心に行くのはまだきつい……!
以前のように安心して劇場へ足を運べるようになるまでは我慢。
てなわけで私は自宅での配信にて鑑賞です。


eplusのStreaming+(配信)今回はパソコンで観ました。
推奨環境外でしたが問題なく観られましたねぇ。

スマホだとスクロールしなければダメだったのですが、
パソコンだと画面が左側、コメント欄が右側に表示されるので、
コメント投下しながらライブが楽しめる! わーい♪

開演30分前から会場の音声が流れ、コメントが利用できるように
なっていました。ざざぶり大作戦が流れていて草。
さっそく参加。
コメントは皆でわいわい観られる感が好きだー。

高速滝登り状態でなかなか読み取れなかったこともしばしばでしたが(笑)。

 

 

ピアノはYAMAHAのCFX。
ステージは近未来的というか、とてもカッコよい空間でした。
そして音楽やシーンに合わせて彩られる光の演出が秀逸!

開幕は「LovePiano」
何度聞いても素敵な曲です。

最初スピーカーで聴いていたのですが音が小さく不満だったので
イヤホンに切り替えました。やはり没入するならイヤホンか。

武道館で聞くまらしぃさんの声は、いつもとだいぶ違う印象に聞こえました。
大きな空間だからかな。
もしかして緊張していたのかしら?

「霖と五線譜」「シノノメ」
当日が大雨だったから選曲……
というわけではないはずなのに狙ったように感じます(笑)。

「崖っぷちオーマイガール」楽しい!

「stella=steLLa」「Sogna」照明も美しかった……

合間に挟まるトークが時間経過とともにほぐれてきたように思えました。

「ちょっとつよいクシコス・ポスト」
「ちょっとつよいトルコ行進曲」
トルコ行進曲はすっかり\(^o^)/が弾幕になっていますねw

「残酷な天使のテーゼ」

「10年越しのラストピース」
「六兆年と一夜物語」
「アマツキツネ」

kemu×まらしぃの楽曲たち♪

 

「空想少女への恋手紙」
マイクオフで会場に生ピアノを響かせた一曲。
こればかりは、配信では味わえない企画ですねぇ。

「tadu」雲の上に浮かぶ幻想的なたづちゃんでした。

「千本桜」

桜の散華とともに炎が灯る情熱的なイントロ。

毎度お馴染みスピードアップ手拍子がアツイ。

「ネイティブフェイス」光がカエル色~。

おさんぽナイツは
チルノ→悪林檎→メルト→カノン→終
普段ならあり得ないくらい(笑)短かったです。

「青く駆けろ!」
楽曲と、みんなの青いハート💙💙💙から元気を貰える曲!

ここでまらしぃさんが退場し(たかどうか配信ではわからない)、
怒涛のアンコールコール(手拍子+コメント)が始まります。

ここで通信が途切れがちになってくるトラブルが(泣)。
前回もだけど終わりまぎわに起こるのは何故なんだ。
どちらにせよ配信の弱点ですね……

あれ? そういえば誕生日をやってないな、と思ったら
アンコールタイムでやりました。
素で忘れていたのか、段取り通りなのか?
このへん配信ブツブツだったので経緯がよくわかりません(笑)。

そしてラストの曲は「夢、時々…」
ライブの最後を飾る曲になりつつあるのかな。
せつなく美しい旋律に心がとろけます。


今回も充実した贅沢な時間でした。楽しかった♪
ありがとうございました。

 

引き続きアーカイブを楽しむよ!(^▽^)(3/8まで)