最近ぽつぽつゲーム実況動画を見るようになりました。
「どんなゲームか気になるけど自分でプレイするのはどうだろう」
という作品を中心に観ています。

そんななか

狼ゲーム』(スタジオわさび制作)

の実況動画を見始めたら、
それがだいたい終わるころには自分でもアプリをDLして、
プレイを始めてざくっと課金していました。
実況内容が面白かったのもあるんだけど
……うん、純粋に登場人物たちが気にいっちゃったんだよ。
まんまと罠にハマったというか。
いや誰の罠だよ。

『狼ゲーム』が盛り上がっていたのは数年前っぽくて、
今更ハマるの?乗り遅れ?みたいな感ありありですが、
私にとってはいつものことですから気にしない。
『狼ゲーム』はコミカライズ版が連載中のようなので
それほど手遅れってことはないよね。
現在、単行本2巻まで発売中。


◆『狼ゲーム』の冒頭あらすじ。
目覚めると暗闇の室内にいた主人公(プレイヤーの視点となるキャラ)。
その扉の向こうには、見知らぬ男女が集う閉ざされた空間があった。
その場所で正体不明の相手からカード選択を迫られた彼等それぞれに、
狼と羊の役柄が与えられる。
「狼」は正体を隠したまま羊を殺さなければならない。
「羊」は狼を見つけ出して処刑しなければならない。
誰も殺さなければ狼は問答無用で処刑される。
拒否できない状況下で、彼等は理不尽な殺し合いを強要されたのだ。
疑心暗鬼になりつつ、主人公達は建物内の探索を開始。
殺人など本当に起こるのか?  誰もが不安を抱えたまま一夜を明かす。
そして――ついに一人目の犠牲者が出てしまうのだった。


物語はいわゆるデスゲームです。
「狼ゲーム」というタイトルだけあって
一見「人狼ゲーム」のような印象。
私は人狼ゲームそのものはやったことがないのですが、
「レイジングループ」「グノーシア」等で
ルールはだいたい判っている感じですが、
「狼ゲーム」は、それらとは少し違いますね。

とにかく「狼」が誰かを殺す。
「羊」は、狼を発見して処刑しなければならない。
狼と羊以外の役柄はなく、ルールはさくっと単純明快。

主人公は建物内を探索して証拠を集め、誰が狼か推理し、
『狼裁判』の場で狼を糾弾、処刑に追いこむ流れになります。
探索パートではちょっとした謎解き、
色々探し回って少しずつ情報が集まってくる面白さ、
裁判パートでは証拠品を突き付けて犯人を追い詰める
「逆転裁判」的な手ごたえがあってとてもエキサイトします。
ちょっと運ゲーっぽい選択肢はあれど、
ゲームの難易度は丁度良い。

物語を進めるにつれ、
なぜここに彼等が集められたのか、
過去に起こった事件がどう関わってくるのか、
なにかありそうな主人公の過去、
デスゲームの真相、主催者の正体などが、
次第に明らかになってくる……
緩急があってハラハラドキドキ手に汗握る展開です。


ただ、主催者はどうやってあの設備を準備したのか、
メリーとウルフはどうやって動いているのか、
などは真剣に推理しないほうがいいです。
どれだけの資金と人手が必要なのだろうとか考えても意味がない。
さんざん真面目に考えて損した私がいますので(笑)。
あれは「ああいうもの」だと思うしかないようです。
それから、物語内に同スタジオ制作『嘘つきゲーム』の
強烈なネタバレがあります。


文章が少し荒削りで誤字もありますが、まぁそれも愛嬌。
読み応えたっぷりで楽しい時間を過ごせました。
興味がある方はぜひ。

 

現在「狼ゲーム」をDLすると
「わさびゲーム」というアプリとしてインストールされるようです。
「囚われの館」「狼ゲーム」「イブ・プロジェクト」の三本が
カップリングされた内容になっています。

広告を見るのが嫌でなければ無料でプレイできます。
いくらか払って広告抹消したほうが快適に読めますけれどね。

シナリオは無料部分だけでも充分に楽しめますが、
有料部分を開けたほうがより深く楽しめます。
そこでしか見られないおいしいシーンも多数だし♪
私自身は、ガチャで課金するのは抵抗感があるけれど(笑)、
シナリオなどに課金する時は豪快にいきます。
諭吉が溶けたけど舞台1本観たくらいの価値はありましたな。
 

 
 

20年くらい前に買ったトーンが未だに使えるという事実が笑える。
 
有料シナリオとファンブック等を購入してきっちり使い切ったのでコインは0枚(笑)







さて、

これ以降は、ネタバレをバッチリ含む感想になりますので、
これからプレイする人はご注意下さいませー。

『狼ゲーム』本編とサイドストーリー、
関連シナリオまでは全て読了してからの感想です。


クエストストーリーで狼ゲームの裏側を描くシナリオは
参加者の心情などが細かく描かれていて面白かった。
カードについているSSも見逃せませんね。
けれど状況をみるに新シナリオの追加はもうなさそう?


「オオカミ探偵白書」はまだやっている最中。
ライフ回復を待ってプレイするからなかなか進まないのです。


とりあえず「狼ゲームアナザー」をプレイするかどうかは、今後検討します。

実況動画を見るより自分でやったほうがいいよなやっぱし。

うーん。

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以下↓ネタバレあり感想ゾーン。



 

 

 

 




この作品の魅力はやはり、個性的なキャラクター達。
単純に物語を追って狼ゲーム本編の最後まで読み終えたときは
「主人公を含め登場人物ほぼ全員ロクデナシね!」
と思っていたし、特に好きなキャラもいなかったのですが……(笑)
そのあとまさかみんな好きになるなんてなー。


◆やらかした人々
ユウヤがああなってしまった原因を作った人々は確かに無責任だった。
電車で扉を押さえて家族を見殺しにしたのは残酷だし
(私ならヤバイと思った瞬間にいくつか向こうの車両まで
わき目もふらず立ち止まらず脱兎の如く逃げちゃうだろうな)
殺人の瞬間を撮影してSNSに投稿するのは、人でなしすぎる。
事件をゴシップ記事にしたのに取材で会った相手のことを
全く覚えていなかった不誠実さもどうかと思うし、
事件詳細情報をネットに掲載して金にしていたのもえげつない。
ほんとにみんなろくでもない。
しかし、憎まれる理由があるなら殺されて当然というのは……違うよね。
手を下した犯人が死亡してしまったため憎しみが他の人間へ飛び火して、
感情が抑えられず八つ当たりの復讐が止められなくなってしまった悲劇。
重い。
このへん、深く考えさせられるところです。


しかし、本編の続きとなるサイドストーリーや
パラレルストーリーなど読んでいるうちに
各キャラクターの過去やら人柄とか見えてきて、
気づいたら「みんなロクデナシ」と切り捨てられなくなりました。

ここでは特に印象に残ったキャラクターを中心に感想を。


◆霜月ユキナリ(主人公)
存在感の希薄な、とてもなさけない男(20)。
一番びっくりしたのは彼のビジュアル。
本編では「自分」表記で名前も立ち絵もなかった没個性な彼が、
サイドストーリーでようやくイラストがつくのですが
「お前、そんな顔と名前だったのかよ!?」
と吹いちゃった。いやあまりにも見た目が可愛いかったもので。
女装や子供時代の姿まで可愛くて反則です。
(子供時代はキャラクター全員可愛いですよね)

本編では軟弱で流されやすいダメな奴のわりに、
推理では(主人公=プレイヤーなので)大活躍のユキナリ。
狼役の時は運が良かっただけで生き延びた奴。
バッドエンドでは多彩な末路を披露する男。
さまざまなシーンで笑いを提供してくれますね。

彼の心の棘であるトモヤ少年との過去がヘビーすぎる。
トモヤくんは学校でいじめられ自宅では父親からのDV。
彼が安らげるのはユキナリとの交流だけだった様子。
そんなユキナリに見捨てられたら、そりゃ絶望するわ。
せめてユキナリが交換日記の存在を忘れなければ
あんな悲劇は起こらなかったかもしれないのに……(泣)

ユキナリ編の最後でユキナリに声をかけた存在、
初見ではリンタロウかと思ったんですが、状況的に無理そうな気がする。
だとすると、あれはなんだったのでしょうね?
1リンタロウ
2トモヤくんの霊
3幻聴

コウ目線の物語では色々頑張って、だいぶ成長しました。えらいぞ。
リンタロウの最後の手紙を彼が受け取る日はくるのだろうか。

ところでユキナリとコウの二人の指名手配は
解除されたのでしょうか。
事件後、特に追われているようではないし、謎。
ソウシロウさんは警察を辞めているし追われる立場になっているので、
特に解除してくれそうな人がいないような。
しかも二人は最後までリンタロウに協力していたし、
そもそも手配を解除してもらえる理由がないのでは。
深く考えてはダメなのか。
もともとソウシロウさんが抜けた警察は無能集団みたいだし、
どうとでもなるのかな(笑)。


◆森(飯田)リンタロウ
イッちゃってる目をした奇抜ファッションのレインボーヘッドニキ。
あらゆる意味で目に焼きつくインパクト最大のビジュアルですね。
序盤から「彼が黒幕だろうなぁ」と半ば確信していました。
いやもうだって、あからさまに台詞で誘導してくるんだもの。
そもそもデスゲームの特徴として、
黒幕やら主催者やら事情を知っている人が参加者の中にいるのは
ほぼお約束だしな。
まさかあそこまでの悲劇的な過去があるとは思わなかったけれど。

明るく無邪気に振る舞っている天真爛漫な表情から一転、
本編終盤やサイドストーリーでは辛そうで、苦しそうで、
憎しみに囚われた狂気フェイスばかりで痛々しい表情なのがツライ。
明るく演技している心の内で怒りと憎しみを抑えているのも壮絶。
内心常に荒んでいるのにあの切り替えぶりは怖いよ。

姉の死によってようやく人の心を取り戻したように見えるが、
最悪の結果に辿り着かないとどうにもならなかったのが悲しい。
彼のやらかしたことを考えれば幸せになれないのなんて確定だし
最終的に死で贖うのも仕方がないけれど……あまりにも残酷。
子供時代の話を見たあとだと更につらい(泣)。
ミサキさんとのエピソードが可愛いくて泣ける……

本編以降に追加されたらしいモーションや表情差分は
かわいいのが多くてときめくのでした。
ペコちゃんみたいな舌出しや、バイバイ♪にキューンとなっちゃう。
なにこいつめっちゃかわいい。この小悪魔!


◆新村コウ
尊大な口調で上から目線。用心深く頭脳派で冷酷な性格に見えた彼が、
狼ゲームを経て、一番柔らかく変わりましたね。
彼のやったことは確かに酷かったけど、それに気づいて心から反省し、
しっかり謝罪したし、リンタロウの行為にも意味はあったのかなと。
コウ目線のサイドストーリーは、
狼ゲーム本編を彼の視点で体験するものなのかなと思ったら、
がっつり本編の続きで、しかも非常にドラマチック!
これ以上ないくらいの「END」に辿り着いてしまいました。
最後はかなり泣かされたよ……
コウくんは後半だいぶヒドイ目に遭わされていましたね。
拷問され続けて一年てw よく力尽きなかったな。頑丈。
あれって二人を処刑したと伝えるのではなく、二人の命が惜しければ
言う事を聞けと脅したほうが効果があったのでは。
冷酷な彼にそんな手は通用しないと思われていたのかな。

リンタロウからの手紙でも泣かされたよ(つд⊂)うわあああん!

狼ゲームがなければ出会うこともなかったであろう不思議な縁。

リンタロウとユキナリとコウの三人は最後の最後に、
本当の友達になれたと考えていいのでしょう。
ビルの屋上でいたずらっ子の表情になっていたコウくんかわいい。

ところでサイドストーリーでのコウの着せ替えが多彩で楽しい。
警官や私服や赤毛メガネは普通に格好いいのに、女装でなんか台無しに。

私服の足元がサンダルなのがすごくツボる。
コメディシナリオではいじられキャラになっとるのもツボる。
後ろ髪のハネが寝癖だと知って以降、見るたびに笑っちゃう。
何気にコウくん、ブラックカード所持者。わぁ金持ちィ。

子供時代の体験がシビアで、のちの彼の性格を形成していくのが悲しい。
おばあちゃんが癒しです。


◆神崎ソウシロウ
普段糸目で穏やかな雰囲気なのに開眼すると怖い、油断できない人。
一番のお気に入りキャラなのですが、狼ゲーム参加者ではないので
登場シーンが少ないのですよ残念。
最初は手強い敵側として設定された人だったのでしょうか、
コウ目線初期の彼はたぶん普通に強敵ポジションでしたよね。
上層部のやり方にはもともと不満だったようだけど、
コウを泳がせたり、指名手配させたり、ユキナリを拉致したのも彼だし。
ジャーナリストが重体にさせられた件で上層部のやり方に疑惑を感じて
結果反発して情報を盗み出して追い詰められるという流れは
胸熱展開でしたが、いささか唐突感もありました。
いいけどね! あのシーン好きだから! 燃えるわ萌えるわ!

「それ以上言うと怒りますよ」「もーそんなに怒らないでよ」
一条ツバキちゃんとのやりとりがいい味出していて好き。
ふたりには今後もいちゃいちゃ?してほしいものです!

ソウシロウさんが敵に回った途端、警察の無能ぶりがひどい。
ユキナリとリンカを奪還され、リンタロウを逮捕できないまま
一年も経っているし、警備が厳重な施設にいたであろうコウまで
まんまと奪われてまぬけすぎ~。
ソウシロウさんの有能さが際立つ一件です。

最後カメラを持って相手を罠にかけるのも素敵。
やってくれたー! と爽快でした。

パラレルではあの椅子にものともせず座れてかつ寝ちゃうのが豪快。

未成年に飲酒を勧めるタケオさんにちゃんと釘をブッ刺してくれるのが良かった。

先輩さんとのエピソードは、彼女の死に様が意外すぎてきつかった。

オオカミ探偵白書の衣装は、ほんっとに子供にしか見えないから
年相応に見られたいならもっと考えなさいっ!w


◆そのほかの人
本編では次々と死んでしまうし、特にミホさんなんかは
どんな人なのか判らないうちに真っ先にいなくなっちゃうしで、
思い入れが薄い人が多いです。
しかしパラレルストーリーではみんな仲良しでわいわい遊ぶシーンが多く、
そちらでの彼等は楽しそうで平和的。
サイドストーリーでクズっぷりが際立っていたタクヤも、パラレルでは好青年。
きっとみんな、悪いところもいいところもある普通の人なのよね。

 

パラレルはキャラクター救済シナリオなのでしょうか。
誰一人幸せになれない本編との落差でホッとできます。

『覚え書き』
海堂ミホ 第一の被害者
米森サトル 最初の狼として処刑

土屋タクヤ 第二の被害者
小島タケオ 狼と誤認され処刑された被害者
(飯田リンタロウ 第二の狼)

永井オサム 第三の被害者
高山マキ 第三の狼として処刑
(霜月ユキナリ 第三の狼)

森ミサキ 第四の狼として処刑(されたフリ)

小宮チエ 第五の狼かつ第四の被害者
神木リツ 第五の狼として処刑

被害者になってしまった人は自分の愚かな行いに気づいて反省する時間すら
与えられなくて、そのへん不公平だなと思いました。


◆リツとイトカ、双子の姉妹
内気な少女リツは高校時代に酷くいじめられた結果によって人間不信に陥り、
キツイ性格で自分をコーティングするに至る。
自分が生きるためには他人がどうなろうと構わないと
強く思い込み自己暗示をかけていたフシがある。
結果チエを殺害し、狼として処刑されてしまった悲劇の娘。
車両から逃げて扉を押さえた臆病な女子高生への罰としてはあまりにも過酷。

ところで本編・サイドストーリーともに双子の妹イトカへの言及なし。
(カードSSでかろうじて名前が出てくる)
ということは、双子設定はコウ目線時の後付で生まれたのでしょうか。
イトカの立場から見れば、大切な姉のリツを死に追いやった
リンタロウ、コウ、ユキナリ三人とも憎いのは当然のこと。
うち二人を警察につき出すのみで、刺したりしなかっただけ冷静。
リンタロウが死んでも気が晴れたとは思えないけれど。
今後コウやユキナリを街中で見かけて「なんでお前等出てきてんだよ!」
って背中から刺したりしないか不安……くれぐれもやめてね。
真相を語る時リンカの言葉に対して一瞬辛そうな表情になったのは、
何かしらの逡巡があったと思いたい。
せめてリンカとカナタまで警察に引き渡したことに関しては後悔していて欲しい。
イトカとリンカの友情に対する救済シナリオも欲しかったな。


◆チエの決意
本編ではエキセントリックなオカルト女という印象が強すぎて、
見た目も趣味も言動もなかなかアレな人なんですが。
両親からのネグレクト。
唯一優しかった兄は事故で意識不明の植物状態。
子供時代の悲劇がとにかく悲しい。
なんで薬の売人になってしまったの。

ところで引きこもりの人が、
どうやって狼ゲームの会場へ連れて来られたのだろうか。
(というかそもそもリンタロウとミサキはどうやって
10人もの男女を拉致してきたんだろうか……
そもそもあの規模の設備を一体どうやって準備した……?
移動手段は? 資金は?
そもそもウルフとメリーはどういう存在? 
……だからそれを追求したら駄目だってw)

友情に飢えていたチエはリツからの優しい言葉に喜びを感じ、
狼となったとき彼女を殺すより自分が死のうと覚悟を決めた。
それが狼ゲームから脱出する唯一の解答だったにもかかわらず、
そんな決意は誰にも気づかれぬまま、
チエは助けようとしたリツによって殺される。
ただそれを悟った最期の時でさえ、
チエは自分の犠牲でリツが生き残れることを喜ぶのだった……
うわぁぁぁぁせつなぁぁぁぁい!
サイドストーリー前半のコミカル展開から、後半シリアスの
落差が厳しいけれど、それだけに強く印象に残ります。


◆嘘つきゲームの首謀者
「狼ゲーム」に深くかかわってくる人物なので
「嘘つきゲーム」の物語も一通り見てきました。
この世界では殺人事件に時効があるのでしょうか。
ロストさせたのはタチの悪い殺人犯ばかりだとはいえ、
彼もまた大量殺人犯であることに変わりはないので、
存在を知ったソウシロウさん辺りは放置できないのではと思うのですが、
誰にも通報されず逮捕されないまま数十年(継続中)。
まぁ彼がいなくなったら孤児院潰れちゃうからやばいよな。

それにしても彼が嘘つきゲームの資料をずっと持っていたのは何故。
自分が犯した罪への戒めなのか、
彼女を忘れない為に捨てられなかったのか。
彼もリンタロウも復讐など考えず、その驚異的な調査能力と行動力を
正しいことに使えば、警察や探偵になったりしてバリバリ活躍して、
大切な人と幸せな人生を送れたんじゃないかと思うのですよね……


そんなこんなで、がっつりキャラ萌えしつつも、
登場人物の過去がそれぞれ重いので、
いろいろなことをじっくり考えさせられる深い物語でした。



「オオカミ探偵白書」と「イブ・プロジェクト」は
キャラクターの顔と名前と性格以外全て設定が違う別世界の物語で、
どうにも好みが分かれそうですね。
手塚治虫のスターシステムに近いという感じか。
あまり変わっちゃうとどういう距離感で見ればいいのかわからん(笑)。
別にパラレルには抵抗はないんですが、
とりあえず年齢は変えないでほしいというのが私の希望。

「イブ・プロジェクト」面白かったです。
彼等はあのあと、ちゃんと生き延びられるのだろうか……
あとツナグちゃんどうなったー!
彼女の口調が斬新すぎてツボったのでした。かわいい♪