今朝8時から自治会会計の申し送りが我が家でありました。会計の申し送りをしてホッとしました。
人のお金を預かるって責任重大ですからね。
朝引いた一枚に梵字ひと文字が記されていました。
なんとなく今日1日、導かれている気になりました。すると、必然なのか偶然なのか、会計の申し送り相手の方が北海道室蘭市出身の方だったのです。室蘭市(むろらん)と苫小牧市(とまこまい)は隣町ですので、お互いにビックリしました。
と言うことで、今日は梵字のうんちくをお話ししたいと思います。
改めて、『梵字ぼんじ』ってご存じでしょうか。
日本で書かれている梵字は『「シッダ.マートリカー』という形文字が使用されていて、漢字に直すと『悉曇文字(しったんもじ)』と書きます。『シッダ』とは、古代インドの古いサンスクリット言語で「成就する」の解釈で、『マートリカー』は「文字」と言う意味なのですが、そのルーツは紀元前3世紀頃に誕生した「ブラーフミー文字」だと言われています。また、カローシュティー文字とも呼ばれているんですよ。
カローシュティー文字は、イラン系のアラム文字の影響で、右から左に書く文字なのですが、この文字はインド語を表現するには不十分なところがあるとされ、ブラーフミー文字が幅広く使われるようになったとのことです。この『アラム文字』は、実は密かにタロットカードに隠されています。
日本に梵字が入ってきたのは奈良時代だと伝えられているのですが、梵字を使用しているのは、現代では日本だけなんですって。
「そんな文字どこで使っているの?」
ごく身近では、ご先祖の眠るお墓にある塔婆(とうば)に書かれています。
わたくしは学生時代から世界史や漢文が好きでした。好きになったきっかけは、中学の時に「おじいちゃん先生」と呼ばれていた方の影響です。
漢文は変わった読み方に興味を持ち、世界史は日本史よりなぜか引かれたんですよね。
守護梵字と呼ばれているものがありまして、その梵字を身につけるとお守りになるとも言われているんですよ。
丑.寅年生まれ 「タラーク」 虚空菩薩様
卯年年生まれ 「マン」 文殊菩薩様
辰.巳生まれ 「アン」 普賢菩薩様
午年年生まれ 「サク」 勢至菩薩様
未.申年生まれ 「バン」 大日如来様
酉年生まれ 「カーン」 不動明王様
戌.亥年生まれ 「キリーク」 阿弥陀如来様
ご自分の守護梵字を筆で半紙に書いてから、浄化して持ち歩くとお守りになると言われているんですよ。後は玄関&お部屋、または鬼門にテープや糊で貼り付ると守護してもらえると言われています。
お試しあれ。
今日も”さらりさらり” ”ゆるりゆるり”とお過ごしくださいませ。(合掌)