自分で考え、自分で選択すること | 【ドイツ発】心の質は人生の質!マインドフルネス&セルフコンパッション&アドラー心理学で揺るがない幸せ体質になろう★ジュバ智子

【ドイツ発】心の質は人生の質!マインドフルネス&セルフコンパッション&アドラー心理学で揺るがない幸せ体質になろう★ジュバ智子

人生に「遅すぎる」なんてない!ドイツMBSR協会認定・国際資格を持つマインドフルネス講師が伝える本物のマインドフルネスで心の苦しみを根本から解決!セルフ・コンパッションで自分を優しく支え、アドラー心理学をコンパスに「後悔しない人生」を今日ここから始めよう☆

アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、

ジュバ智子です。

宝石緑私のプロフィールはこちら

 

 

アドラー心理学には、

子育てを始め、人間関係を円滑にして

生きることを楽にするヒントが

いっぱい詰まっています。

 

その中の一つに

 

課題の分離

 

という考え方があります。

 

 

課題の分離とは、

 

行動の結果責任を

最終的に誰が負うのかを見極めて、

 

その言動から起こる課題は

その責任を負う人のものとし、

その人に任せ、干渉しない

 

という考え方です。

 

 

この考え方は、

 

自分で判断する力を養って、

干渉してくる人に翻弄されず、

自分の生き方を自分で

決めていく力をつけるベースになります。

 

 

私はこの考え方が大好きです。

 

信頼すること、任せること、

「失敗しても大丈夫だよ」

「やってごらん」

「見守っているよ」

と勇気づけること、

 

全部、この「課題の分離」から学びました。

 

 

 

 

「課題の分離」で

よく引き合いに出されるのが、

「子供の宿題」の例。

 

子供が宿題をやらない場合、

最終的に困るのは子供だから、

親は干渉しない。

 

 

この例について、先日、

アドラー心理学・勇気づけを

一緒に学んだ海外の仲間と

FBで色々と意見交換しました。

 

「課題の分離」は、

気をつけないと「放置」と

紙一重だよね…

 

「宿題をやらない」の裏には

色々な理由があるかも知れない、

「干渉しない」がベストの選択とは

一概には言えないよね…

 

そんな話をしました。

 

(こういう話ができる仲間に

出逢えたのもアドラー心理学のお陰!

ご縁に感謝ですラブラブ

 

 

 

どんな考え方、指針にも言えることですが、

 

自分・相手の状況を考えず、

セオリーをそのまま鵜呑みにして

万能薬のように使うのは危険です

 

 

「宿題をしない子供」

と言っても

 

子供一人一人、

その性格、年齢

成熟度や家庭環境、

親との関係は様々です。

 

 

もしかしたらその子は、

 

学校が怖い。先生が怖い。

頑張ってみても問題が解けない。

「できない」って言うのが恥ずかしい。

 

そんな悲しい心を抱えて、

立ち止まっているのかも知れませんよね。

 

「結果に対して責任を負う」という意味が

分かっていないのかも知れないし、

 

責任を負えるところまで

まだ成熟していないのかも知れない。

 

 

 

 

子供が宿題をしないー

だからと言って、紋切り型で

 

「課題の分離だから」

「責任を取るのは子供だから」と

干渉しないのが、

本当に建設的なことなのでしょうか。

 

 

相手に今一番必要なことは何か。

 

それは、

 

私たち一人一人が

目の前の相手をありのままに見て、

その人の状態、自分の状態、

今起こっていることを正しく理解する時、

おのずとわかってきます。

 

 

アドラー心理学のお話をしていると、

 

「うちはxxxな状態なんですが、

子供が帰宅したら、何と言ったらいいですか」

 

というようなご質問を受けることがあります。

 

私の答えは、

 

「私にはわかりません」

 

です(実際はもっと優しい言葉でお伝えしますよドキドキ)。

 

 

その日の午後、

その時のお子さんの状態を観て、

「大好きだよ」という気持ちを伝えるには

自分は何をしたらいいのか、

自分で考え、言動を選ぶしかないのです。

 

 

 

 

本に書いてあること、

理論、説明、アドバイス、

それはあくまで指針であり、提案です。

 

自分に合う考え方やアプローチは

どんどん参考にしましょう!

 

 

でも、最後は、

自分で考え、

自分で言葉・行動を選ぶしかありません。

 

 

「今ここ」で必要な

言葉がけ、

関わり方、

行動は

 

相手の状態、自分の状態、

変化していく現実に即して

常に変わっていくものです。

 

私たちの対応も、それに合わせて

変化していくべきものです。

 

 

 

 

自分には、

その変化に応じた対応ができる、

そう信じましょう。

 

大丈夫、

 

しっかりと「今ここ」にいれば、

私たちに本来備わっている英知が

必ず助けてくれますから。

 

 

 

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