いつまで過去と戯れてるの? | 【ドイツ発】心の質は人生の質!マインドフルネス&セルフコンパッション&アドラー心理学で揺るがない幸せ体質になろう★ジュバ智子

【ドイツ発】心の質は人生の質!マインドフルネス&セルフコンパッション&アドラー心理学で揺るがない幸せ体質になろう★ジュバ智子

人生に「遅すぎる」なんてない!ドイツMBSR協会認定・国際資格を持つマインドフルネス講師が伝える本物のマインドフルネスで心の苦しみを根本から解決!セルフ・コンパッションで自分を優しく支え、アドラー心理学をコンパスに「後悔しない人生」を今日ここから始めよう☆

こんにちは!

 

このブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

 

育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。

 

 

 

私は智慧がちりばめられたストーリーが大好きです。

 

 

なので、時々、聖書のストーリーを紹介したり、

 

娘が聞いてきたお話などをブログ記事にしています。

 

 

ストーリーシリーズの一部です↓

 

  生クリームの壺に落ちたカエルの話

  「身近な人からディスられる話」を知っていますか?

  「放蕩息子の話」を知っていますか?

  その②「放蕩息子の話」を知っていますか?

 

 

例え話や逸話の方が、教訓の内容をそのまま言われるより、

 

心に沁みる気がしませんか?

 

皆さんはどうでしょう?

 

 

 

聖書によると、イエス・キリストも好んで例え話を使った、とありますので(実際、聖書には例え話がいっぱいです)、

 

ストーリーというものは人間の想像力を刺激して、その人、その状況に合ったピッタリの智慧に気づかせてくれるものなのかも知れません。

 

 

 

 

 

 

今日は、マインドフルネスの先生から聞いたお話です。

 

 

タイトルをつけるとしたら、「過去と戯れることの愚かさ」、と言ったところでしょうか。

 

 

 

それではお話、スタート音譜

 

 

ベル厳しい戒律をしっかりと守り、修行を積んでいる若い僧が二人、旅をしておりました。

 

その日も托鉢をしながら歩いておりますと、川べりにたどり着きました。

 

川に橋は架かっていません。 前日からの雨で、川は流れも速く、増水しています。

 

 

 

川辺には若くて美しい女性が一人、川を渡りあぐねて困っています。

 

すると若い僧の一人が、裾をたくし上げ、女性に自分の背なかを見せながら、

 

「どうぞ私におぶさってください。川を渡りましょう」と言いました。

 

 

 

もう一人の僧は目をむいて反対します。

 

女性に触れるなど、戒律で禁止されているからです。

 

 

 

それでも若い僧は、女性を背負って川を渡り切ります。

 

向こう岸に着いた女性は、深々と頭をさげ、お礼を言って、

 

二人の僧とは別の方向へと旅を続けました。

 

 

 

昨日の雨に洗われて、木々の緑は美しく、小鳥がさえずっています。

 

女性を下ろした僧は、何食わぬ顔で、のんきに、鼻歌を歌って歩きます。

 

 

 

 

 

一方で、川渡りに反対した方の僧は、怒りで胸がいっぱい。

 

「僧ともあろうものが、女性に触れるなんて!」

 

「あいつは、あの女性の美しさにほだされたに違いない!」

 

「僧として、恥ずかしくないのか!」

 

 

 

 

歩きながら、ずっとそんなことを考え、固い表情で、口も利きません。

 

 

 

とうとう、鼻歌を歌っていた僧が聞きました。

 

「君、もしかして、なにか怒ってるのかい?機嫌が悪いじゃないか」

 

 

 

怒りで一杯の僧は答えます。

 

「当たり前だろう?!君のやったことだよ!僧として恥ずかしくないのか?!」

 

 

 

すると、女性を背負った僧は、

 

「僕は、川を渡り切ったところで女性を下ろし、あの場所に置いてきたよ。

 

なのに君は、まだ女性を背負っているのかい?」

 

と答えましたベル

 

 

 

 

 

この話、「戒律より目の前で困っている人の方が大事」というメッセージもあると思うんですが、

 

 

 

私はこの話から、

 

「過去を不要に引きずることの愚かしさ」

 

「『xxすべき・xxねばならない』の強烈な幸せ破壊力」

 

の二つを読み取るんですよね…

 

 

 

どちらの僧が幸せか。

 

なぜ幸せなのか。

 

皆さんお分かりですよね?

 

解説は、敢えてしませんほっこり

 

 

 

このお話で気づいたこと、日常生活にも生かしていきたいですねニコ

 

 

 

 

 

ベル次回のマインドフルネスお話会は 3月7日(土)、4月18日(土)・ いずれも残り一席となりましたベル

 

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