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Mind Shift

「すべては心(Mind)の持ち方によって変わる(Shift)」

をモットーに、

働くこと、生きること、楽しむこと について

日々の気付きを書いています。

以前のエントリーでちらと書いた、
「イベントタイトル」のパターンについて
今日は書いてみたいと思います。

まだ編集中ではありますが、何かイベントを企画する際、
最後まで悩むのが、意外とイベントタイトルだったりするので
何かの参考になるよう、少しずつ書き溜めていきたいと思います。

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【イベントタイトル5つのパターン】

①そのまんま動詞系
何をするのか、何を得られるのかをそのまま表す
「動詞」を使った、直球・ストレート系

例)夏の農業を楽しむクラス
例)ケースメソッドでリーダーシップを養う
例)クリアな自分に還るヨガクラス

②キーワード名詞・肩書き系
それに参加したらどんな「肩書き」を得られるか、
あるいは、どんな世界のプロの人の話を聞けるのか、
などのキーワード名詞そのまま使う、直球・ストレート系

例)地域プロデューサー学
例)トライアスロンクラス
例)日本ワイン学

③固有名詞系
ネームバリューのある人物や固有名詞をつかい、権威を出す

例)石倉洋子のグローバル・アジェンダ・ゼミナール
例)茂木健一郎講演会
例)鎌田醤油 「200年企業」たるゆえん

④異色組み合わせ系
逆説的な言葉、一見つながらない言葉を組み合わせて
注意を引く。見た人に「つっこみ」をさせる

例)大人の秘密基地
例)逸脱からはじまる学びの実践
例)ファッションからはじまるコミュニケーション

⑤その他
–場所系
場所が持つイメージを利用。同じ趣向の人が集まりやすい

例)六本木天文クラブ

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以上です。

いざ書いてみると、参考にするには、
まとめ方がしょぼいなあ。。とほほ。。。

という気も致しますが、、

こうしてアウトプットをすることで
アンテナがさらに立つことは間違いないですし、

少なくとも、いまの自分のレベルでは、
参考になるのでよしとします(笑)

本日は、終日家にこもって作業。


先日、紹介して頂いた書籍を読んでいました。
ワインバーグの文章読本/翔泳社¥2,310


前半の章で面白かったのは、大学1年生の頃の
ワインバーグ氏とその教師とのやりとりの話です。


「宿題が何だったか覚えていない。覚えているのは、書くどころか
 課題を読むのも耐えられなかったことだけだ。提出期限は月曜の
 朝一番だったが、土曜日の夜が更けても、まるで興味がないテーマ
 について書くことのばからしさを思って怒りがこみあげるばかりだった。
 (中略)
 私の不満はすべて紙の上の文字になり、今回の宿題を、あるいは
 似たようなほかの宿題をやろうと思わない理由をことかまかに
 書き立てた。」


その宿題を提出したあと、当時の先生に呼び出されて、
もう大学生活は終わりだと諦めていたワインバーグ氏に言った教師の
一言は・・・

「長年、一年生に作文を教えてきたが、いままで見た中で一番
 よくできた作文だ」「きみの議論には十分な説得力があった。
 だから、これからもクラスのみんなに出した宿題を無視してもいい。
 毎週作文は提出してもらうが、好きなテーマを選んで、好きなスタイルで、
 好きな長さのものを書けばいい」

というものだったそうです。

         ******

その先生から学んだ一番の教訓は、

「興味のないことについて書こうと思うな」

とのこと。


それまでは、「知っていることについて書きなさい」と
教わってきたというワインバーグ氏は、

「たいてい文章を書こうと思うのは、自分の知らない何かがあるからだ」

「ある題材について書くことは、それについて知る最良の手段である」

と言っています。

         ******


書くことで理解が進む。

すでに知っていることについて書くことだけが全てではない。

毎日blogを書くのも、自分というものについて

一層深く知るためかもしれません。

「本当に書きたいものだけを書く」というのが一番幸せです。

ということで、難しく考え過ぎずに、そのときそのときに

一番興味があることについてこれからも書き続けたいt思います。

今日は短めに。。

この1,2年程、身の回りで第2次結婚ブームが来ています。

「結婚」にまつわる話をする度、
その人の価値観や人生観がよく表れるなあと思います。

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例えば、友人から「今度結婚します」という報告を聞いたとき、
「おめでとう!」というお祝いの言葉と、相手の方について
ひとしきり聞いた後、次に何を話すか?

よくある定番のトークは、
「式はどこであげるの?」
「指輪はもう買ったの?」
「ドレスはどんなのにするの?」など
きゃっきゃっと女子らしい(?)トークです。

「やっぱり式の開場は都内の人気ホテルがいいな~」
「一軒家のレストランでアットホームなものにしたいな~」
「海外挙式でそのまま旅行と一緒に~」
など、まるで雑誌・ゼクシーの目次そのもの!

「この前参加した○○ちゃんの結婚式で飾ってあった
 あそこのブランドの△△が、すごいかわいかった
 からやりたいの~!でもそれは○○経由じゃないと手に入らないみたいなの」
など、細かな情報収集力を披露する人もいて、結婚ビジネスが
一大産業であることを実感します。

たまに、過剰な結婚式の演出に辟易してしまった人からは
アンチ・結婚式論が展開されたりもします(笑)

        *****

また、次に多い話題は、相手方の家族の話。

「結婚は本人同士だけの話ではなく、家と家との話」
という現実的な観点からの話です。

相手方の家族とうまくやっていけるか、
不安な点を話しあったり、
時には、家族間のあれこれが要因で離婚した例なども
引っぱり出されて、これも話がつきない話題です。

        *****

ところが、先日出くわした「結婚」にまつわる話では、

いまの日本人の「結婚」という形態は、そもそも
先史時代からの大きな流れでみると特異なことではないか?

という壮大な話が繰り広げられました。

図説「愛」の歴史/原書房
¥3,990

↑こちらの書籍をもとにした話だったのですが、

「そもそも一夫一妻制というのはいつできたのか?」
「一夫多妻は、以前はメジャーだった。一妻多夫制はあったのか?」
「人間と99%遺伝子が一緒であるボノボという猿では
 複数のオスと複数のメスが関係しあっている」

など、広く、ディープな会話が繰り広げられました。

        *****

同じ「結婚」というテーマで、
さまざまに展開される話を見聞きする中で感じるのは、
当たり前といえば当たり前ですが、

「人がアウトプットできるのは、
 今までにインプットしてきたことだけ」

あるいは、

「今までにインプットしてきたことが、
 いまのその人をつくりあげている」

ということです。 


ゼクシーを読んだことがない私は、
結婚式会場やドレスの素材の細部にまで渡る、
「ゼクシートーク」にはついていけませんし、

一方で、

「愛の歴史」を生命の誕生から21世紀の人類まで
包括的に学んだことのない私は、
いまの日本人の結婚の形態を個人的な視点を超えて
広い視点から論じることはできません。

でも、私が一番興味があるのは、
ゼクシー的話でも相手方の家族とのつきあい方の話でもなく、
愛の歴史!ということで、思わず書籍を購入してしまいました(笑)

        *****

「結婚」というテーマ一つに限ったとしても、
有限の時間の中で全てをインプットすることはできません。


「人がアウトプットできるのは、
 今までにインプットしてきたことだけ」

であるならば、
やはり、自分が好きなこと、興味があることに集中してインプットし、
アウトプットできるようになりたいです。

「やらねばならないこと」をできるだけ排除して、
「やりたいこと、自然とやってしまうこと」をやる時間をできるだけ増やす。

そんな風に1日1日をブラッシュアップしていきたいと思います。

本日は、今月下旬にOpen予定のFab cafe関内のイベントへ
飛び入り参加。

同じく今月下旬に予定されている
世界FAB Lab Conference 
横浜で開催されるのにあわせて、CafeがOpenするということで、
そのPreイベントでした。

皆様、こんなのをつくってらっしゃいました⬇
(私はつくっていません、とても今はつくれません・笑)




どうやら、プログラムを組むことで、
音にあわせて動かしたり、色や温度を判別させて動かしたり、
自在に操れるようです。

はんだごてなるものを実際に触ったのも、
Arduinoなるマイコンを触ったのも初めて。

全く関係ない打ち合わせを横でしていただけですが、
なにやらマニアックな雰囲気に惹かれ、飛び入り参加したため、
そこで話されている言葉の99%が意味不明でした(笑)

イベントの告知文をみても、未だによくわかりません。。

---【イベント概要】---
Arduinoを使って、データを計測、
収集するやりかたを実習します。
ウェアラブルを視野に入れ、電池駆動にもチャレンジ。

温度センサーを使ってみる
電池で動かしてみる
カレンダクロックで時間を取得
microSDカードにデータを格納する
無線通信でデータを送信する
など、イケてる計測ネタを網羅。

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・・・自分にとっては意味不明な世界でしたが、遅ればせながら
一つだけよくわかったのは、

ものづくりにおいて、個人が、ハード面・ソフト面ともに
高いクオリティーのものを、簡単にかつ安価(もしくは無料で!)
手に入れられるようになっている、

そしてそれに魅了された人が沢山の渦を巻いていそうだ、

ということです。


一緒に参加していた小学生が、学校のクラブ活動で
すでに今日やったようなものづくり/プログラミングに
取り組んでいたり、

一度は非製造業に就職したものの、豊富なリソースをつかって
個人としてものづくりを行っていた方が、気づいたら
メーカーのエンジニアとして働いていたり。

「MAKERS MOVEMENTがすごい」とはニュースや書籍などで
見聞きはしていたものの、1人ひとりの生活にここまで自然に
根付いているとは、直接触れるまでイメージできていませんでした。

直接体験はやはりものすごい情報量を持っています。


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そして、何より一番の収穫だったのは、
「同じ日本語を話しているはずなのに、ほとんど意味が通じない!」
という経験ができたことです。

あほな質問ばかりしては、笑いながら応えてもらってばかりでした。


普段、複数のコミュニティに属して、日々新しい方と出会うとはいえ、
自然と共通の興味関心を持つ方とのご縁が太くなります。

ある程度共通言語があるので、自分が伝えたいことを
相手の方に上手に汲み取っていただけたり、
相手の方が伝えたいことを、比較的スムーズに理解できている
気がします。

しかし、共通の興味関心がない(少なくともお会いした
時間の中では見つけられない)方々と、自分が圧倒的少数派
として関わると、その真逆です。

意思疎通には普段の倍以上のエネルギーを要します。

こうしたアウェイの場では、
いかに相手の方に助けてもらって自分が会話しているかを痛感します。

もしかしたら、普段話しているときも、
分かっている「つもり」になっているだけかもしれない。

「同じ日本語を話しているはずなのに、ほとんど意味が通じない!」
という体験は、そんな「つもり」に警告をしてくれるる体験でした。

最近、身の回りで勉強会やセミナー、ワークショップを開催する動きが
活発になっています。

「活発」どころではなく、毎日1~2件以上、新たにこんなことやります!
というお知らせ・お誘いが来る状態で、「むちゃくちゃ活発」という印象です(笑)

お一人おひとりの人生が詰まったコンテンツに触れるのが
大好きな人間としては、素敵な方々がどんどん渦を巻いていかれる様子を
拝見するのが本当に楽しいなあと思う日々です。

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企業向けの人材育成のお手伝い・研修企画という、
「組織が目指す状態」に向け、「現場の状況」を確認あるいは想像して、
取りうる限り最も適切と思われるコンテンツとファシリテーターや講師を
「アレンジする」という仕事をずっとしてきたからか、

「目的に向かって、他の人やコンテンツをアレンジする」
ということについては自然とエネルギーと行動が生まれるのですが、

どうも「自分でコンテンツを編み出し、渦を巻く」ということには
いまひとつエネルギーが向かないでいました。

ですが、尊敬する方、素敵だと思う方、大好きな方々が、
ご自身をコンテンツとして渦を巻かれているのをみて、
もっと親しくさせて頂くためには、自分も渦を巻くしかない!
と最近、徐々に思うようになってきました。
動機はやや不純かもしれないですが(^^;)

という訳で、前置きが長くなりましたが、今日は自分が社会人になってから
最も興味を持ってきたことについて、少し書いてみたいと思います。

           *****

私が、社会人になってからの6,7年間、
最も興味を持ってきたのは、人の「心」です。

少し細かく言えば「物事の捉え方」や「決断の仕方」です。

あまりに大きなテーマなので、
一生研究してもしきれない、「完全に分かる」ことはないもの、ですが

人の意識や行動の変容を促す、研修という場を考える際に
人の「心」は考えずには通れないものでした。

企業の中で言えば、
経営層と現場の社員が、自社の置かれた環境や内部の環境を見て、
同じ捉え方をして、同じ判断の仕方をしていれば、
戦略は十分に浸透し、あとは能力と必要な資源さえあれば、
戦略は確実に実行されそうです。


しかし、同じ物事を見て、違う人が、
同じように捉え、判断をすることほぼ不可能です。
なので、実際の組織では、電気系統に異常のあるロボットのように、
戦略は十分に正しくは伝わらず、あちこちで大小さまざまな齟齬、
ほころびが生じることがほとんどです。

それでも、各現場の奮闘、時には既得権益の恩恵など、
それぞれのやり方で長期に渡って存続する組織にも触れ、
人は研修など受けなくても、本当に様々な能力を
既に持っているものだ、と感じたことも数多くありました。

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しかし、たかが研修、されど研修。
時間を含めて、決して少なくないコストをかけて
社員の皆さんに受けて頂くからには、
1人でも多くの方に、行動/成果に結びつくものを
持ち帰っていただかなくてはなりません。

「論理的思考」や「プレゼンテーションスキル」などの
スキルを身につけることが目的だとしても、
スキルだけをお伝えしてもあまり効果はありません。

「なぜそれが自分にとって必要なのか?」
「今の自分は何がどこまでできているのか?」
「自分は何をどこまでできるようにするか?」

など、学ぶスキルについての「捉え方」と、
それを自分はどう用いるかの「判断の仕方」が
スキルの習得度合いに影響するようです。

あくまで個人的な感触ですが、
そのスキルと自分と、自分がいる環境を、
「メタ認知」できる方ほど、スキルの習得度合いも
高かったと思います。

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随分、まとまりのない文章になってしましました(汗)

あえて、お伝えしたかったことを一言でまとめると、
「スキルの習得も心の動き(=物事の捉え方と判断の仕方)次第」
ということです。

表現したかったことの0.1%も表現しきれなかった感も否めないですが(笑)
明日は0.11%表現できることを目指して続けたいと思います!