本日は、玉川大学のアドベンチャープログラムに
参加する機会がありました。
人が大自然の中で鍛えられ、成長する過程をヒントに、
さまざまな体験学習を行う、というものです。
*****
印象深かったことの1つに、
「学びには、思考だけではなく感情が伴う」
という体験・お話がありました。
具体的には、20人ほどの参加者が輪になり、
あるゲームの法則を探し出すというワークを行いました。
法則が分からないまま、結果だけ提示され続ける。
提示された結果から、どうしてその結果になるのか、
法則を考えます。
分かる人から分かっていく。
分からない人は、教えてもらうことはできないので、
ヒントをもらいながら、さらに考える。
一見シンプルなゲームに見えるのに、法則は中々分かりません。
この「分からない」状態がつづくと、どうなるか?
でも、さっきまで一緒にうなっていた隣の人が
「あ、分かった!なんだ~そんなことか」と言おうものなら、
「もーいらいらするなー!」「えーずるい。。」「私、あほかも。。」
「最後まで1人、わからなかったらどうしよう」「悔しい」
など様々な「感情」が湧いてきます。
すると、ゲームの法則を見つけることから注意がそれていき、
ますます「分からない」状態になり、
「なんだ、あなたまだこんなことも分からないの?」と言われたら
もう最後、考えることを投げ出してしまいかねません。
*****
このように、「分からないこと」を「分かる」ようになる、学びのプロセスでは、
「思考」だけではなく、「感情」がからんできます。
子どもの場合、例えば小学校では、毎日、「分からない」ことだらけで
1時間目から6時間目、7時間目まで強制的に学ばせられ続けます。
「分からない」状態に居る、というのは「思考」だけでなく、
イライラ、不安など、「感情」面でも大きな負荷がかかります。
そのときに「なぜ分からないの?」と言っては逆効果。
教師や両親は「昨日やったじゃない」とか「こんなことも分からないの」
という言葉を封印し、「分からない状態」でがんばっている子どもを尊重
した方がずっとよいのです。
大切なのは、どうしたら子どもが「分かる」ようになるかを考え、
導いていくことです。
*****
子どもに限らず、学びに感情が伴う、というのは大人も一緒です。
何かを学ぶとき、あるいは、何かを人に教えるとき、
自分、あるいは、相手の中に、
「分からない状態からくる感情面の負荷」が発生していることを
認識しておく必要がありそうです。
「感情面への負荷」に向き合い、不安や焦りを受けとめる。
そして、不安や焦りを乗り越えて行動をしていく。
この「感情面」を考慮しないと、学ぶことが自己目的化したり、
学びが血肉となる前に、ノイズが入ってしまいそうです。
やや抽象的ですが、、
学びには「思考」だけでなく「感情」が伴う、
ことを自覚し、学んでいきたいと思います。
昨日のエントリーからの続きで、
今回は、自分なりの「結果」を出しやすい状態・肝の見つけ方、
について簡単にまとめてみたいと思います。
新しいステージに進むためには、
一定の負荷がかかる時期があるのは当然。
多くのやることが山ほどある状態を続けるためには、
自分なりの「結果」を出しやすい状態・肝の「カルテ」、
をあらかじめ準備しておくことが死活問題になると思うからです。
*****
では、どういう観点で見極めていくか?
困ったときは、5W2Hで考えるのがくせなので、
何のひねりもありませんが@@:
「簡単に」「粗く」見極めるための一手段として整理してみます。
======================================================
1. Why
何のためにやるとき、結果がでやすいか?
つまりモチベーションの源泉は何か?
もちろん、自分が心底行きたい"新しいステージ"に行くためにやるのが
一番結果がでやすい=一番のモチベーションの源泉ですが、
モチベーションの上げ方は少し詳しくみると
・自分が新しいステージに立っている場面を沢山妄想するのが一番いいか
・自分が行きたいステージに既に立っている人と直に会うのが一番いいか
・他の人に宣言をして緊張感を高めることが一番いいか
など、いくつかあるので、
「これをやればモチベーションあがる!」
「これがあれば、いつも何のためにやるかを思い出させてくれる!」
という肝を、言語化しておきたいものです。
2. What
何をやるときに一番結果が出しやすいか?
自分の専門分野は何か、ということです。
組織から与えられた肩書きだけではなく、一個人としての肩書きが
何になるのかを考えることと同義だと思います。
3.Who
誰と一緒にやるときに一番結果が出しやすいか?
「起業するときは、何をやるかより、誰とやるかの方が大事だ」という方も
少なくないほど、「誰と一緒にやるか」は大事です。
コミュニケーションのスタイル、能力や専門性といった
スキルだけでなく、志や価値観、性格まで含めて、
自分と一番相性のよい仲間に、一緒にやりたいといってもらえるような
人間になりたいものです。
4,When
いつやるときに一番結果が出しやすいか?
早朝か、朝か、午前中か、お昼すぎか、午後か、夜か、深夜か。
一番よい時間帯に、一番クリエイティブな時間をまとめてとれるようにする、
など、これを徹底させることが一番の近道かもしれません。
5.Where
どこでやると一番結果が出やすいのか?
自宅なのか、ちょっと雰囲気のよいお店か、
手作り感あふれるカフェなのか。
意外と場所は大事です。
時には、日本なのか、海外なのか、大きめの視点で話してもいいと思います。
6.How
どうやるときに一番結果が出やすいのか?
「話す」なのか「文を書く」か、「話を聴く」か、「走る」か。
動詞で考えると、考えやすいです。
======================================================
こんな感じでしょうか。。
徐々にこの「カルテ」もブラッシュアップしていきたいと思います。
今回は、自分なりの「結果」を出しやすい状態・肝の見つけ方、
について簡単にまとめてみたいと思います。
新しいステージに進むためには、
一定の負荷がかかる時期があるのは当然。
多くのやることが山ほどある状態を続けるためには、
自分なりの「結果」を出しやすい状態・肝の「カルテ」、
をあらかじめ準備しておくことが死活問題になると思うからです。
*****
では、どういう観点で見極めていくか?
困ったときは、5W2Hで考えるのがくせなので、
何のひねりもありませんが@@:
「簡単に」「粗く」見極めるための一手段として整理してみます。
======================================================
1. Why
何のためにやるとき、結果がでやすいか?
つまりモチベーションの源泉は何か?
もちろん、自分が心底行きたい"新しいステージ"に行くためにやるのが
一番結果がでやすい=一番のモチベーションの源泉ですが、
モチベーションの上げ方は少し詳しくみると
・自分が新しいステージに立っている場面を沢山妄想するのが一番いいか
・自分が行きたいステージに既に立っている人と直に会うのが一番いいか
・他の人に宣言をして緊張感を高めることが一番いいか
など、いくつかあるので、
「これをやればモチベーションあがる!」
「これがあれば、いつも何のためにやるかを思い出させてくれる!」
という肝を、言語化しておきたいものです。
2. What
何をやるときに一番結果が出しやすいか?
自分の専門分野は何か、ということです。
組織から与えられた肩書きだけではなく、一個人としての肩書きが
何になるのかを考えることと同義だと思います。
3.Who
誰と一緒にやるときに一番結果が出しやすいか?
「起業するときは、何をやるかより、誰とやるかの方が大事だ」という方も
少なくないほど、「誰と一緒にやるか」は大事です。
コミュニケーションのスタイル、能力や専門性といった
スキルだけでなく、志や価値観、性格まで含めて、
自分と一番相性のよい仲間に、一緒にやりたいといってもらえるような
人間になりたいものです。
4,When
いつやるときに一番結果が出しやすいか?
早朝か、朝か、午前中か、お昼すぎか、午後か、夜か、深夜か。
一番よい時間帯に、一番クリエイティブな時間をまとめてとれるようにする、
など、これを徹底させることが一番の近道かもしれません。
5.Where
どこでやると一番結果が出やすいのか?
自宅なのか、ちょっと雰囲気のよいお店か、
手作り感あふれるカフェなのか。
意外と場所は大事です。
時には、日本なのか、海外なのか、大きめの視点で話してもいいと思います。
6.How
どうやるときに一番結果が出やすいのか?
「話す」なのか「文を書く」か、「話を聴く」か、「走る」か。
動詞で考えると、考えやすいです。
======================================================
こんな感じでしょうか。。
徐々にこの「カルテ」もブラッシュアップしていきたいと思います。
本日は、9月21日に開催予定の「映画de リーダーシップ」
の打ち合わせを2件、家族との食事、クラウドファンディング
Ready for?のプロジェクトページ開設準備などをしました。
今日もてんやわんやな1日を過ごしていた私にとって
本日配信されたメルマガ平成進化論のテーマは
まさに今自分が直面しているものでした。
それは、、
「それまでの人生を振り捨てて、
新しいステージに飛び立とうとするならば
そこに一定の負荷がかかるのは
いうまでもありません。
行動に次ぐ行動が
一つ、また一つと結果をもたらしてくれ、
活動全体の帰結として、
人生そのものが大きく変わり始めるのです。」
というもの。
******
良い/悪いという基準ではなく、
望む/望まないという基準で、
「それまでの人生」=「新卒から6年間務めた大好きな会社で働くという人生」
を振り捨てて、
「新しいステージ」=「フリーランスとして、自分も含めた個人個人が、
自分で考え自分で自分の人生を選択し形にしやすい世界づくりに貢献するステージ」
に飛び立とうとしているため、
「一定の負荷」=「てんやわんやの毎日(笑)」
がかかっています。
時間の使い方、生産性を高める「肝」の見つけ方、
直接/間接的なコミュニケーションの取り方、などなど、
今までとは比較にならないほど、多くの面で
目指すレベルが上がり、やること/やりたいことが多発します。
また、何かやりたいと小さくても渦を巻き始めると、
引き寄せの法則なのか、様々なご紹介を頂いたり、
ご紹介をさせて頂いたりし、渦が大きくなっていきます。
******
この段階では、あくまでイメージ、感覚にすぎないですが、
「渦がちょっとでも大きくなるたび、
新しく行う行動が膨大に発生する」
状態になります。
例えば、誰かとお会いして巻いている「渦」について1時間でも話した後は、
アクションアイテム、Todoリストがすごいことになります。
11ptのフォントで行間をぎりぎりまでつめて作成したワードのアクションリストが
1時間後には、A4 1枚分増えていることも珍しくありません。
そして、「行動に次ぐ行動」をする中で、走りながら考え、
「一つ、また一つと結果をもたらしてくれ」る確率が少しでも高まるよう、
フィードバックをし続ける。
最初は、「行動に次ぐ行動」が「結果」に結びついているか、
見えないこともしばしばありますが、
「行動に次ぐ行動に次ぐ行動に次ぐ行動」をやることで、
1ヶ月前よりは、「結果」を出しやすいときの状態・状況、
おぼろげながらも見えてきたように思います。
でも、どこが、結果を出す肝か、
まだまだ見えていないところも多々あります。
この「肝を探しつつ、行動に次ぐ行動をする」
というのが、私にとって、新しいステージに飛び立つための負荷です。
******
「ただ行動する」ではなく、「賢く行動して結果を出す」べく、
明日は、自分なりの「結果」を出しやすい状態・状況、肝について、
少しまとめてみたいと思います。
の打ち合わせを2件、家族との食事、クラウドファンディング
Ready for?のプロジェクトページ開設準備などをしました。
今日もてんやわんやな1日を過ごしていた私にとって
本日配信されたメルマガ平成進化論のテーマは
まさに今自分が直面しているものでした。
それは、、
「それまでの人生を振り捨てて、
新しいステージに飛び立とうとするならば
そこに一定の負荷がかかるのは
いうまでもありません。
行動に次ぐ行動が
一つ、また一つと結果をもたらしてくれ、
活動全体の帰結として、
人生そのものが大きく変わり始めるのです。」
というもの。
******
良い/悪いという基準ではなく、
望む/望まないという基準で、
「それまでの人生」=「新卒から6年間務めた大好きな会社で働くという人生」
を振り捨てて、
「新しいステージ」=「フリーランスとして、自分も含めた個人個人が、
自分で考え自分で自分の人生を選択し形にしやすい世界づくりに貢献するステージ」
に飛び立とうとしているため、
「一定の負荷」=「てんやわんやの毎日(笑)」
がかかっています。
時間の使い方、生産性を高める「肝」の見つけ方、
直接/間接的なコミュニケーションの取り方、などなど、
今までとは比較にならないほど、多くの面で
目指すレベルが上がり、やること/やりたいことが多発します。
また、何かやりたいと小さくても渦を巻き始めると、
引き寄せの法則なのか、様々なご紹介を頂いたり、
ご紹介をさせて頂いたりし、渦が大きくなっていきます。
******
この段階では、あくまでイメージ、感覚にすぎないですが、
「渦がちょっとでも大きくなるたび、
新しく行う行動が膨大に発生する」
状態になります。
例えば、誰かとお会いして巻いている「渦」について1時間でも話した後は、
アクションアイテム、Todoリストがすごいことになります。
11ptのフォントで行間をぎりぎりまでつめて作成したワードのアクションリストが
1時間後には、A4 1枚分増えていることも珍しくありません。
そして、「行動に次ぐ行動」をする中で、走りながら考え、
「一つ、また一つと結果をもたらしてくれ」る確率が少しでも高まるよう、
フィードバックをし続ける。
最初は、「行動に次ぐ行動」が「結果」に結びついているか、
見えないこともしばしばありますが、
「行動に次ぐ行動に次ぐ行動に次ぐ行動」をやることで、
1ヶ月前よりは、「結果」を出しやすいときの状態・状況、
おぼろげながらも見えてきたように思います。
でも、どこが、結果を出す肝か、
まだまだ見えていないところも多々あります。
この「肝を探しつつ、行動に次ぐ行動をする」
というのが、私にとって、新しいステージに飛び立つための負荷です。
******
「ただ行動する」ではなく、「賢く行動して結果を出す」べく、
明日は、自分なりの「結果」を出しやすい状態・状況、肝について、
少しまとめてみたいと思います。
渦を巻くのが当たり前になるよう、
この半年ほど、渦を巻いている人のサンプルを
ちょこちょこ集めています。
今日は、「なでしこVoice」というサイトを発見しました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
<NADESHIKO VOICE>
なでしこVoiceは、海外・国内で働く女性のインタビューを通して、
海外で働く日本人女性のリアルな声を発信する情報サイトです。
世界で生きる多種多様な日本人女性のインタビューをすることによって
「既成の価値観にとらわれない、自分流の生き方があっていい」という
メッセージを発信し、 日本人女性の人生の可能性を広げることを
目的としています。(ホームページより)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
2011年7月から掲載が始まったインタビュー記事は、
2013年8月現在で61記事があります。
約2年、25ヶ月で61記事。平均するとひと月に2~3記事です。
*****
この頻度を高いとみるか、低いとみるかは
人それぞれだと思いますが、
日本でインタビューすることもあれば、
マレーシアや時にはコソボまで行ってインタビューを
していることを踏まえると、私は高い頻度だと思います。
はじめた当初は読む人も少なかったかもしれないですが、
徐々に増えて、多い記事だと1000以上の「いいね!」が
集まっています。
関連イベントも増えてきているようで、渦が大きくなっているのが
サイトを見るだけでも伝わってきます。
継続することが、強みになる。
時間を味方につけたよいお手本です。
*****
どうして継続できているのか?
Webサイトに載っている情報なので、
多少きれいにまとめられているとは思いますが、
「女性の働き方」は、
発起人の方自身が一番悩んでいるテーマで
発起人の方自身が一番海外で働く女性の話を聞きたかった、
というのが大きな要因に見えます。
義務感だけでは、どこかで続かなくなってしまいますが、
自分が一番興味があることであれば、続けられる。
続けていると、渦が大きくなって、とまらなくなる。
*****
長~く、長~く続けるためにも、
自分が一番興味のあることに取り組みつづけていきたいと思います。
この半年ほど、渦を巻いている人のサンプルを
ちょこちょこ集めています。
今日は、「なでしこVoice」というサイトを発見しました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
<NADESHIKO VOICE>
なでしこVoiceは、海外・国内で働く女性のインタビューを通して、
海外で働く日本人女性のリアルな声を発信する情報サイトです。
世界で生きる多種多様な日本人女性のインタビューをすることによって
「既成の価値観にとらわれない、自分流の生き方があっていい」という
メッセージを発信し、 日本人女性の人生の可能性を広げることを
目的としています。(ホームページより)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
2011年7月から掲載が始まったインタビュー記事は、
2013年8月現在で61記事があります。
約2年、25ヶ月で61記事。平均するとひと月に2~3記事です。
*****
この頻度を高いとみるか、低いとみるかは
人それぞれだと思いますが、
日本でインタビューすることもあれば、
マレーシアや時にはコソボまで行ってインタビューを
していることを踏まえると、私は高い頻度だと思います。
はじめた当初は読む人も少なかったかもしれないですが、
徐々に増えて、多い記事だと1000以上の「いいね!」が
集まっています。
関連イベントも増えてきているようで、渦が大きくなっているのが
サイトを見るだけでも伝わってきます。
継続することが、強みになる。
時間を味方につけたよいお手本です。
*****
どうして継続できているのか?
Webサイトに載っている情報なので、
多少きれいにまとめられているとは思いますが、
「女性の働き方」は、
発起人の方自身が一番悩んでいるテーマで
発起人の方自身が一番海外で働く女性の話を聞きたかった、
というのが大きな要因に見えます。
義務感だけでは、どこかで続かなくなってしまいますが、
自分が一番興味があることであれば、続けられる。
続けていると、渦が大きくなって、とまらなくなる。
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長~く、長~く続けるためにも、
自分が一番興味のあることに取り組みつづけていきたいと思います。
先日から読み返し始めた本の中に、
「知能指数」についての興味深い示唆がありました。
「知能指数」についての興味深い示唆がありました。
- あなたとわたしはどう違う?
―パーソナリティ心理学入門講義/ナカニシヤ出版¥2,625
こちらの本によると、
・いわゆるIQテスト=知能検査は、1900年前後にフランスで
初等教育が義務化された頃、知的障害児により適した教育を
受けさせるために開発されたのがはじまり。
(知的障害児とそうでない子どもを同じ学級で教育するのは
困難であり子どもたちのためにならないという理由から)
・しかし、その後世界に広まった知能検査は、人々の選抜や
排除のために使われるようになった。
例、知能検査の結果により大学への入学を制限する
例、知能指数が低い人の移民受け入れを制限する
例、知能指数が低い人についての合法的な避妊手術を行う法律ができた
とのことです。
人を排除するためではなく、適切な援助をするために
開発された基準であっても、
人を選抜し、排除しするために使われるようになった
というのは皮肉なことですが、
何かの「基準」は、その程度をはかり、区別をする、
という機能を持つ以上、基準に基づいて比較をし、
意味を与える、強力な武器なのだと思いました。
******
「基準」は強力な武器であるからこそ、その「使い方」が問われます。
自分に対して、他の人に対して、基準に基づいて何かを測定し、
よい意味でラベルをつけるのか、悪い意味でラベルをつけるのか。
私が個人的に、続けたいと思う「基準」の使い方は、
「未来」や「過去」を基準にする使い方です。
一方で、控えたいと思う「基準」の使い方は、
「現在」を基準にする使い方です。
もう少し詳しく言い換えると、、
「未来」を基準とする使い方とは、
「こうありたい」という目標を基準として、
いまは基準に対してこれくらい差があるから、
こうやって埋めよう!という建設的な使い方です。
未来を基準にすると、基本的にポジティブになります。
ただ、「未来」だけを基準にし続けていると、
本当に目指すオアシスに向かって前に進んでいるのか
後ろに進んでいるかも分からずに
砂漠をうろうろする状態になりかねないので、、
「過去」を基準とする使い方、つまり、過去にいた時点から
いま何がどれくらい変化したか、どれくらい前に進んだかを
確認することもたまには合わせてやりたいです。
「小さな一歩だけど、以前に比べたらこれくらいは進んだな」
という気付きは、元気になります。
一方、控えたいと思う「基準」の使い方である
「現在」を基準とする使い方は、
「いまこれくらいだから、次はこれくらいにしよう」
と「積み上げ思考に陥りがちだと思います。
たしかに、「現在」を基準にしているので、
現実的かもしれませんが、
「未来」を基準にして考え、行動する法が
欲しい未来を手に入れられそうです。
******
他にも、まだ「基準」の用い方については
深めていけそうですが、また後日改めて書くことにし、
まずは、「未来」と「過去」を基準にしながら
日々を過ごしていきたいと思います。