明日夜6.3等星の掩蔽 | 池袋駅南口の天文計算

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小望遠鏡とデジタルカメラを使った天体観測とExcelでできる天文計算のブログでした (^^;;
新規の記事は書きませんがよろしくおねがいします m(._.)m

昨日の星食は条件が良かったので動画が撮れてとうぜんという意気込みでのぞんだのですが、録画失敗しました (^^;;

事前にテストを重ね問題なしと判断したのですが、ほよほよさんの記事

  「1pps動画

を拝見して、こりゃ負けていられない、とレンズの前に1PPSで発光するLEDを吊るし始めたりしていてぎりぎりになって動画を撮ろうとしたら画面が真っ暗になってしまいました。F値もISO値もシャッター速度もめちゃくちゃでどうもテストしたあと何か別のものを撮っていたみたいです。焦っているので何がどうなっているのか確認するのに手間取りけっきょく間に合いませんでした (^^;;

機材やGPS受信モジュールの出力を処理しているPICのプログラムについていろいろ改善すべき点が見えてきたことだけが収穫です。

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昨夜の星食の動画がサダルテミスさんの記事

  「一瞬で消えた! みずがめ座ν星の食

にあります。あ~、私もこんな動画撮りたかった!、と今悔しがっています (^^;;

サダルテミスさんの記事のタイトルどおり星食ってほんとに一瞬で星が消えます。見ているとちょっと神秘的な気分にもなります。

アプリで星食の時刻を調べようとしたりするとだんだんと星が暗くなって行くようなものもあるのですが、あれは時刻をぴったり予測するのが難しいからでしょうね。秒まで正確に予測するというのはなかなかたいへんです。理科年表や天文年鑑の予測は0.1分単位になっていますが、星食にかかわるいろいろな要素を考えるとこの0.1分単位での予測というのが妥当な線だと思います。

秒あるいはそれ以上での精度での予測を目指しているのですが最近は同じExcelのシートでデータを差替えているだけなので進歩がありません。もう少しがんばらなきゃなりません。

ところ記事を拝見するとでサダルテミスさんのカメラはフレーム蓄積みたいなことができるようです。そういうカメラをお持ちの方は少しくらい暗い恒星でも掩蔽の動画を撮ってみたら楽しめるのではないかと思います。

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明日12月9日の20時10分~45分頃6.3等星の星食があります。

いつもどおりExcelで経度・緯度(・標高)を入力すれば時刻が計算できるようにしました。
  「掩蔽_20131209_HIP113421.xls
(すみません。違うファイルをアップしてましたので差替えました)


暗縁潜入です。
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今回は暗縁ですが明縁に比較的近い上側(月が傾いているので右側?)からの潜入ですので予測の難しいタイプの掩蔽です。1秒違った、2秒違った、からと言って私を責めないでください (^^;;

(東京ですと)高度が30度越えていますので見やすい位置にありますが6等星ですからそれなりの機材をお持ちの方でないと動画の撮影は難しいと思いますが写真でしたら地球照が写るくらいの露出で問題なく撮れると思います。私は眼視観測の予定です。

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