最近どんどん蒸し暑くなり、強い日差しの日が増えてきました。ちょっと前までは、夢洲では夕方すぎると肌寒く、上着を一枚バッグに入れて出かけていたのに、今やまったくそんな雰囲気はありません。

 

朝のゲートに並ぶ時点で、すでにじっとりと汗ばんで、少し歩いただけでも体力を奪われてしまう感じ。これから本格的な真夏になることを考えると、かなり心配です。

 

 

  朝一でもう汗だく!対策は必須

 

私は先日、朝9時予約でゲートを通過し、お目当てのパビリオンに向かいました。たったそれだけで、もう汗びっしょり。しかも、少しフラフラするような感覚があり、これはまずいと思って、すぐに冷たいペットボトルの水を購入。首筋にあてて体を冷やしながら、ゆっくり呼吸を整えるように努めました。

 

以前は「水を飲むとトイレに行きたくなるから、並んでるときはなるべく控えよう…」なんて思っていましたが、今はそんなこと言っていられません。あきらかに汗としてどんどん水分が出ていっているので、多少飲んでも全然大丈夫な感じ。むしろ飲まないと危険。

 

今後は凍らせたペットボトルを持参して、クーラー代わりにも使えるようにしたいと思っています。

 

 

  並ぶ場所にも要注意!日向と日陰の差は大きい

 

万博のパビリオンは、それぞれ建物の向きが異なっていて、日差しの影響を受けやすい場所もあれば、比較的快適な場所もあります。先日強く感じたのは、建物の南側に待機列があるパビリオンはとにかく暑い!ということ。

 

太陽が真上に来る時間帯は、待機列に影ができにくく、ジリジリと肌を焼かれるような感覚になります。特に海岸通りや南通りのパビリオンは、遮るものが少なくて体感温度がかなり上がる印象でした。

 

一方で、西ゲート近くのエリアは海風が通ることもあり、少しだけ涼しく感じられることもありました。

 

日差しの強い日中はできるだけ日陰になる場所に待機列があるパビリオンを選ぶのがよさそうです。暑さを避けるだけでも、体への負担はずいぶん変わってくると思います。

 

 

  サングラスと日傘

 

サングラスは、ぜひ持っていくことをおすすめします。パビリオンの中は映像展示が多いため、薄暗く作られていることが多いです。

 

その暗がりから突然外の強い日差しに出ると、目がちかちかしてすごく見えにくい。サングラスがあると目の負担が減りますし、UVカット効果で目の日焼け対策にもなりますね。

 

一方、日傘は暑さ対策としてとても効果的ですが、使い方には少し気をつけたい場面もあります。混雑している場所では、他人の傘の下に入り込んでしまって気まずくなったり、骨の先端が顔の高さにきてヒヤッとすることも。

 

先日の入場ゲート付近では、混み合う状況を考えて傘を閉じている人が多く見られました。待機列では「もう少しつめてください」と声がかかることもよくあるので、その都度、まわりの状況を見ながら開閉をこまめに調整するのがよさそうです。

 

 

  暑さ対策は命を守る備え

 

真夏の万博会場では、ただ楽しむだけではなく、自分の体調管理が本当に大事になってきそうです。水分補給、体を冷やす工夫、日差しを避けるアイテムなど、ちょっとした準備が快適さを左右します。

 

夏の万博が過酷になることは多くの人が想定していたと思いますが、私は春先に何度も寒さで震えた経験があったため、どこかで「意外と涼しいかも」と油断していました。

 

先日、その考えが甘かったと痛感。これからは、しっかりと暑さ対策をして、無理なく楽しい一日にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

平日の朝、10時40分ごろ。
クウェート館のレストラン「SIDRA」に行ってみました。

 

入口は展示の入り口とは反対側の横手にある階段を上った先。開店は11時からなのですが、すでに何人も階段に座って順番を待っている様子。整列の案内や受付名簿などはなく、並び方も自由形式。最後尾らしき方に「ここが最後ですか?」と声をかけて、なんとなく順番に並ぶかたちでした。

 

 

11時になると、最初のグループが店内へ案内され、その後は順番に呼ばれて入店。私は11時15分頃に入ることができ、一巡目の最後の方だったようです。席数が多いため、思ったより早く案内されました。人数が少ないグループには相席をお願いされることがあり、相席に同意すると早めに入れるようでした。

 

 

  さっそく注文

 

メニューを見ると、メインは「チキンマクブース」、「ラムマクブース」、「マラク・バミア」の3週類。

 

私は「ラムマグブース」を注文。飲み物は「クウェートレモネード」を選びました。
 

マクブース(Machboos)とは、中東地域の炊き込みご飯料理。香辛料で風味をつけたバスマティライスに肉や魚をのせたもので、アラブ諸国の家庭料理として親しまれているそうです。

 

注文は英語ですが、「これひとつ」くらいで、それほど複雑なことを言う必要はないです。支払いは店員さんが持っている端末でその場で行う、先払い形式でした。

 

 

  フレッシュレモネードと、初めてのラムマグブース

 

レモネードはその場でレモンをカットして絞ってくれるフレッシュタイプ。
さっぱりしていて、暑い日にはとてもありがたいドリンクです。なお、イスラム国家のためアルコールは提供されていません。

 

 

メインのラムは、しっかり火が通った濃厚な味わい。
ラム肉はしっかり火が通っていて濃厚な味わい。食べ慣れていないため評価は難しいものの、異国の料理として楽しめました。

 

お米はさらっとしていて軽やか。トマトソースとラム、お米を一緒に口に入れるとバランスがよく、美味しくいただけました。

 

 

ひとつ注意点として、他の席でチキンとラムを取り違えて提供されているケースがちらほら。店内が忙しいこともありそうなので、自分の注文したものが合っているか、テーブルに届いたらしっかり確認したほうがよさそうです。

 

 

  万博価格だけど、満足!

 

お値段は、

  • マグブース(チキン/ラム):3,850円

  • クウェートレモネード:1,150円

やや高めではありますが、万博の食事価格としては標準的かも。
何より、中東の料理を気軽に体験できるのは万博ならではの楽しみですね。

 

SIDRAでのランチは、私にとって初めての中東料理体験。
異文化の味に触れられて、よい思い出になりました。

 

 

 

 

 

 

先日の大阪は、まるでバケツをひっくり返したような豪雨。雷鳴もとどろき、街全体がざわついた1日でした。


万博会場も例外ではなく、屋根のない場所に行列を作っているパビリオン(アメリカ館など)では、「そもそも並ばせない」という判断がとられていたようです。静けさの森も、大屋根リングも立ち入りが制限されたとのこと。

 

まさか並べなくなるとは思ってもみなかったので、あらためて公式資料「防災基本計画」を読み返してみました。

 

▶ 防災基本契約(PDF)

https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/01_bosaikihon_kaitei.pdf

 

 

 

計画には、雷が近づいた際に想定される影響と対策として、以下のような内容が記されています。

 

 

【影響】

  • 樹木・スピーカー柱・照明柱:落雷により火災や破損の可能性

  • 屋外催事場:多数が集まることで危険性が高まる

  • 人への影響:雷が木やリングに落ちた際、人へ飛び移るリスク

大屋根リングについては、避雷設備を設けており、雷を地中へ逃がす仕組みがとられています。そのため、リング自体が直接被害を受ける可能性は想定されていないということでした。

 

 

【対策】

  • 大屋根リング上や静けさの森からの早めの退避

  • 屋内などの安全な場所への移動

  • 屋外イベントの中止検討

先日の屋外待機を制限する対応は、2番目の対策方針によるものだったようです。

ただ、「とにかく建物の中に入ってください」と言われたとき、実際に全員が避難できるだけの屋内スペースが確保されているのか、少し不安に感じるところです。

 

 

 

これからの季節、特に雷のリスクが高まります。雷注意報が出ている日は、万博会場でも一部施設が運営を見合わせたり、屋外エリアが閉鎖されることがありそうです。

 

訪問前には必ず天気予報を確認して、柔軟な計画を立てておきたいですね。

どうぞ安全第一で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪府内で開催中の「クビアカツヤカミキリ 夏の陣」のイベントに参加してきました。

これは、外来種のカミキリムシから“桜”を守るための取り組みです。

 

 

 

  見た目はちょっとかっこいい? でも…被害は深刻

 

クビアカツヤカミキリは、その名前の通り、黒くてツヤのある体と、赤く光る胸部が特徴のカミキリムシです。見た目はちょっとドクドクしくもあり、それなりに美しくもあります。 でも、これが今、日本の桜を脅かす存在となっているそうです。

 

 

この昆虫は中国などが原産の「特定外来生物」。


2012年に愛知県で初めて確認されて以来、桜やウメ、モモなどの樹木を内部から食い荒らし、各地で被害を拡大しています。

 

幼虫は木の中を長期間かけて食べつくし、やがて幹に大きな穴を開けて羽化。
気づいたときには木の内部はスカスカで、枯れてしまうこともあるとか…。

 

 

  「夏の陣」はその対策のひとつ

 

大阪府では、クビアカの被害拡大を防ぐため、2020年に「防除推進計画」を策定し、啓発や防除の取り組みを本格化させました。 その取り組みの一つとして開催されているのが、市民参加型の駆除キャンペーン「夏の陣」です。

 

このイベントでは、府内の複数の会場で捕獲大会が実施され、実際に成虫を探して捕まえたり、生態や見つけ方のレクチャーを受けることができました。また、「捕まえたその場で適切に処理する必要がある」といったルールが、きちんと伝えられていました。

 

 

 

  地域の力が、自然を守る

 

講義の中で紹介された「フラス」(木くず)の話も印象的でした。
木の根元や幹の割れ目にたまった細かい木くずを見つけたら、それはクビアカの幼虫が中にいるサインかもしれません。


こうした知識を知っているかどうかで、早期発見・早期対処の可能性が大きく変わるとのことでした。

 

私もこの日、初めてクビアカツヤカミキリの成虫を見ました。実際に桜の木の根元に木くずが溜まっているのを見て、これは深刻だなと感じました。

 

府内でもすでに多くの地域で被害が確認されており、今後の拡大も懸念されています。うちの近所ではまだ見かけていませんが、これからも関心を持って観察を続けたいと思いました。

 

身近な自然を守るには、まず「知ること」から。今回のイベントを通して、自然環境の変化や外来種の影響に目を向けるきっかけになりました。

 

小さな行動の積み重ねが、私たちのまちの桜を守ることにつながっていくのかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルビア館には、夜の時間帯に30分ほど並んでの入館しました。入口では10人前後ずつ案内されており、少しずつ進んでいく形式でしたが、列の進みはそれほど遅くは感じませんでした。

 

並んでいる間に、パビリオン正面に設置された「次の万博まであと何日」と表示されたカウントダウン時計が目に入りました。次の万博はセルビア・ベオグラードなんですね。

 

 

 

  動きに反応するインタラクティブ展示

 

館内に入るとまず体験できるのが、自分の動きにあわせて変化するドット状の映像展示です。手を振ったり、体を左右に動かすと、それに反応して形が変わるしくみです。

 

こうしたインタラクティブな展示は、言語に関係なく楽しめるので、小さな子どもでも参加しやすそうです。

 

 

  ビー玉と映像が融合する仕掛け展示

 

次に進むと、ビー玉を使った仕掛け展示があります。

 

ビー玉を装置に入れると、最初は物理的な仕掛けを進みますが、途中からはスクリーン上の映像に切り替わり、ビー玉が仮想空間を移動しているような演出になります。そして最後に、本物のビー玉が装置の出口から出てきます。実際の物と映像がシームレスにつながる仕掛けで、子どもも「どうなってるの?」と不思議そうに見ていました。

 

 

親子で一緒に観察しながら会話が生まれる、楽しい体験でした。

 

 

  遊びの意義を伝える映像展示

 

さらに進むと、「遊び」が子どもの発達や成長にどのように関わるかについて、複数の著名人が語る映像展示がありました。「遊び」は単なる息抜きではなく、創造性や社会性を育む大切な時間だという視点が印象的でした。

 

家庭の中での遊びのあり方を、あらためて見直してみようかなと思わせられる展示でした。

 

 

  アバター作成体験はやや難易度あり

 

画面を操作してアバターを作成する体験装置もありましたが、操作手順が少しわかりづらく、途中でどのボタンを押せばよいのか迷ってしまいました。結果としてうまく完成させることはできませんでしたが、きちんと使いこなせれば、自分だけのキャラクターが完成して記念になる展示だと思います。

 

 

他の来館者が完成させたアバターが大きな画面に表示されているのを見て、子どもも「やってみたかったな」と話していました。

 

 

  記念のビー玉と、1階の気になるレストラン

 

最後には、体験に使ったビー玉をひとつプレゼントしてもらえます。展示と連動したアイテムを記念にもらえるのは、子どもにとっても印象に残りやすいようです。小さな思い出として持ち帰れるのがうれしいです。

 

 

セルビア館は、展示の内容が過度に難しくなく、体を使って直感的に楽しめるものが多いため、家族連れにとって訪れやすいパビリオンだと感じました。所要時間はざっくり20〜30分ほどで、混雑状況にもよりますが、比較的テンポよく回れます。

 

 

 

 

 

  海の環境がテーマの民間パビリオン「ブルーオーシャンドーム」

 

ブルーオーシャンドームは、曲線が美しい白い外観が目印のパビリオンです。A、B、Cの3つのドームが連なり、水に浮かぶ泡のような柔らかさと軽やかさを感じさせる建築で、夕暮れ時にはライトアップも相まってとても幻想的な雰囲気になります。

 

 

出展しているのは、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン。パビリオン全体を通じて、自然界の水の循環やその美しさ、そして深刻化する海洋プラスチック問題について、体験的に感じられる構成となっています。

 

このパビリオンは基本的に予約制で、私は7日前抽選で19時台の枠を確保しました。個人的な印象としては、他の人気パビリオンに比べて予約の競争率はやや落ち着いているように思います。

 

 

  ピタゴラスイッチ好きにはたまらない

 

中に入ってまず現れるのが、水の動きを使った展示装置。

源流部分はガラスの鉄琴のような、あるいはししおどしにも似た構造。水が流れるたびに澄んだ音が響き、空間全体に幻想的な雰囲気が広がります。

 

 

この盤面はおそらく表面に特殊なコーティングがされていて、水がまるで生きているかのように、つるつると転がっていきます。見ているだけで気持ちがいいし、つい見入ってしまう不思議な魅力がありました。建築の外壁に応用できたら汚れ知らずでいいのでは?なんて、つい現実的なことまで考えてしまったほどです。

 

ピタゴラスイッチが大好きなうちの子どもは、完全にくぎ付け。まわりの人たちが次の展示へ移動しても、その場をなかなか離れようとせず、ずっと夢中で見続けていました。

 

 

  映像で問いかける「このままでいいの?」

 

次の部屋では椅子に座って、正面に設置された丸いスクリーンに映し出される映像を鑑賞します。美しい海の世界が広がり、海洋生物がゆったりと泳ぐ様子が描かれる一方で、プラスチックごみによる汚染が映し出され、音楽もどこか不穏。「このままでいいの?」と静かに問いかけられるような気持ちになりまあした。

 

子どもには少し怖いと感じるかもしれませんが、ただ自然を美しいと眺めるだけでなく、その裏側にある現実を受け止める大切さにも気づかされる体験だったと思います。

 

 

集合体恐怖症の方は、一部不快に感じる可能性がある部分もあるかも。苦手な方はあらかじめ知っておいた方がいいかもしれません。

 

 

  癒しと気づきが共存する空間

 

全体を通して、ブルーオーシャンドームは教育的なメッセージ性の強いパビリオンだと感じました。

 

▶ 公式サイト

 

 

前半の展示では水の不思議さや美しさに心が和みましたが、後半の映像では、プラスチック汚染という深刻な問題がしっかりと描かれていていました。

 

万博には環境をテーマにした展示がいくつもありますが、ここは特に“現実の重さ”を正面から伝えてくるパビリオンだと感じました。美しさの中にしっかりと問題提起があり、見終えたあとには考える余韻が残ります。

 

派手さやにぎやかさではなく、環境問題への気づきをしっかり届けてくれる、そんな意味で貴重なパビリオンでした。

 

 

 

 

 

 

万博が開幕してから、あっという間に2か月あまり。
これまで通期パスで10回ほど訪れました。予約が比較的取りやすかった開幕当初に集中的にまわったこともあり、ある程度のパビリオンを体験できたと思います。

 

その中で、特に小学校低学年の子どもが「また行きたい!」と気に入っていたパビリオンや場所をまとめてみました。

 

 

  スタッフさんのやさしさが記憶に残る「クウェート館」

 

4月に訪れたクウェート館では、展示内容以上にそこで出会ったスタッフさんのやさしい対応が強く印象に残ったようです。

 

笑顔で気さくに話しかけてくれたり(英語だったので内容はあまり分かっていなかったのですが)、ハイタッチをしてくれたりと、子どもにとっては展示よりも“人”とのふれあいのほうが心に残ったのかもしれません。

 

もちろん、砂の展示や滑り台など、遊びの要素もあり楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

  当日予約でやっと行けた!「おばけワンダーランド」

 

ガスパビリオンの「おばけワンダーランド」は、小さな子に大人気のパビリオンです。

 

うちの子も、ガイドブックで見たときから「ぜったい行きたい!」と強く希望していた場所でしたが、2か月前・7日前・3日前の予約はすべて落選…。当日予約でようやく行くことができました。

 

初めてのVR体験も新鮮だったようで、「なんかすごかった!」と大興奮。さらに、CO2や地球温暖化の話にも自然と興味を持ってくれたのは、思わぬ収穫でした。

 

 

 

 

 

 

  体を動かしながら学べる「電力館 可能性のタマゴたち」

 

「電気って、こうやって作るんだ!」
そんな気づきがあったのが、「電力館」の体験型展示です。

 

体を動かしながら発電の仕組みを学ぶことができ、中でも足をバタバタして電気を作るというタイプのゲームは、特にお気に入りだったようです。

 

ただ、体験の滞在時間は15分程度とやや短め。もう少しゆっくり体験できたらよかったなという気持ちも残りました。

 

 

 

 

 

 

  夢を飛ばそう!シンガポールパビリオン

 

「夢を書いて、飛ばせる体験」が楽しかった!と話していたのがシンガポール館です。文字盤のようなスクリーンに自分の夢や目標を書いて、それをふわりと飛ばすことができる展示。
 

時々「また行きたい!」と言っていますが、さすがに2回目は後回しになっています。他にも見たいところがあるので…(笑)。

 

最後の部屋で見られる幻想的な映像演出も、子どもなりに強く印象に残ったようです。

 

 

 

 

  つかまったら最後!? ベトナム館前の「遊具」

 

パビリオン…ではないのですが、実は子どもが最も離れなかった場所が、ベトナム館の前あたりにあるボーネルンドの遊具エリアでした。

 

気づけば初対面の子とすぐに仲良くなって、一緒に遊び始めていて、子どもって本当にすごいなと思います。

 

ただし、次のパビリオンに並びたい親にとっては、ここが最大の難関でもありました。あらかじめ「〇分だけね」としっかり約束してから遊ばせるのがコツですね。

 

 

 

 

 

万博は「大人向け?」と感じる展示も多いのですが、こうして振り返ってみると、小学校低学年の子でもしっかり楽しめる体験がしっかり用意されていると実感しました。

 

どこに行くか迷ったときは、まず「体を動かせる」「参加できる」「人とふれあえる」という観点で探してみると、意外と子どもの反応がよかったりします。逆に、部屋に入って映像を見るだけの展示は、それほど響かなかったようです。

 

うちの子の場合はそのような傾向がありましたが、もちろん、お子さんの興味によって感じ方はさまざま。親としても、子どもが夢中になってくれる場所が見つかると、うれしいものですね。

 

 

 

 

 

 

最近、本当に万博のゲート予約が取れません。いや、厳密に言えば「選ばなければ取れる」んですよ、17時枠とかね。あれは軽く取れる。でも、私がほしいのは西ゲートの9時枠! これが全然出てこない…。

 

少し前まで、西ゲートは比較的空いていて、ゆるやかな雰囲気すら漂っていましたよね。バスの輸送量に制限があるから、そもそも人を入れられなかったという背景もあって。

 

でも最近、様子が一変。パークアンドライド利用者の優遇とか、東ゲートからの徒歩ルート開設とか、そしてバス路線の増設などなど…要因がいろいろ積み重なって、いまや西ゲートも混雑の波に巻き込まれはじめています。

 

 

  「西は穴場」だったのはもう昔?

 

以前は西ゲート、ぽろぽろ空きが出ていた印象があります。たぶん「バスの予約が取れなかった人が、西ゲートの予約をキャンセルしていた」のでは…と勝手に想像していたのですが、もうそれも過去の話のようです。

 

西ゲート9時の枠、ほんっっっとうに出ません! 

 

最近はむしろ東のほうがよく動いてる気がします。まあ、東は人数そのものが多いという事情もあるんでしょうけれど。

 

30分と時間を決めてせっせとリロードしても、1つ出るかどうかの勝負。そして、奇跡的に出ても「押し負ける」…! 指が遅いのか、ネットが弱いのか、ただの運なのか…。まさに神経戦。もうクタクタです。

 

ゲートの埋まり具合をずっと見ていると、「10時枠が空いた」「埋まった」「11時枠が動いた」…みたいな変化が見えてきます。

 

あ、これは11時枠だった人が列をつめて10時に移動したな?みたいな“人の動き”が読み取れるようになってきて、これはちょっと面白いですね。

 

 

  朝のゲートはまるで攻防戦?東の圧と西の波

 

東ゲートの朝はまだ行ったことがないんですが、ライブカメラなどで見る限り、かなりひしめき合っている様子。うーん、できれば避けたい。


私にとっては、のんびり入れる西ゲートが夢のような存在だったんです。それが…今や、ここもちょっとした戦場。

 

この前、10時前に西ゲートを通過したら、背後に10時勢がどわーっと押し寄せてくるのが見えて、ちょっと怖かったです。なんだか合戦でも始まりそうな雰囲気。後方にはためく旗がまた、合戦場っぽいじゃないですか(笑)

 

 

というわけで、今回は何の訳にも立たない、ただの愚痴でした。でも、同じように「西ゲート9時、取れないよね!」と共感してくださる方がいれば嬉しいです。
 

きっと、みんな戦ってる。がんばりましょう…!

 

 

 

 

 

  30分で入れた? 意外とスムーズだった入館

 

1時間待ちと表示されていたモナコパビリオン。ちょっと覚悟して並び始めたのですが、実際には30分ほどで入館できました。列の進みは比較的早く、それほど苦にならない印象です。

 

外観は、どこかかわいらしい雰囲気。建物の脇には小さな池があって、そこでは警備員さんが「足元に注意、スマホを見ずに歩いてください」と繰り返し案内しているのが印象的でした。おそらく、実際に滑ってしまった方が何人もいたのでしょうね。

 

 

 

  手でふれて楽しむ、ユニークな展示空間

 

パビリオンの中に入ると、手で触れることで映像が変化するインタラクティブ展示がありました。さまざまな素材の肌触りがあって、ちょっと不思議な感覚です。

 

個人的には、昔テレビで見た「爬虫類とかが入ったブラインドボックスに手を入れる」系のバラエティを思い出してしまいましたが…。もちろん、こちらはもっと芸術的で洗練された演出なのですが、ちょっとした緊張感とワクワク感が似ているかな。

 

 

壁には俳句もあって、日本文化とのつながりも随所に感じられました。

 

 

  2階のVR体験は行列覚悟!今回は断念…

 

2階では、モナコの自然や海洋世界をテーマにしたVR体験が用意されているのですが、こちらは常に行列ができている人気コンテンツのようです。

 

私が行ったときも「40分待ち」との案内。ほかの予定もあったので、今回はあきらめました。体験される方は、時間に余裕があるときがおすすめです。

 

この万博では館内でVRを活用した展示が多く見られますが、どこも体験人数に限りがあるため、回転率の低さが課題に感じられます。

 

「自宅でも楽しめますよ」とのことでQRコードを撮影して帰りましたが、我が家にはVRゴーグルがないため、スマートフォンでは少し臨場感に欠けるものとなりました。

 

 

  建物の外には静かな庭園と自然への想い

 

館内を出ると、すぐそばには小さなお庭が広がっています。

 

ひときわ目を引いたのは、ガゼボのような建物の中に展示された自然環境保護への取り組み。さらに、日本庭園のような雰囲気のなかにサボテンがたくさん植えられたエリアや、ミツバチに関する紹介もあり、自然との関わり方を考えさせられる構成でした。

 

 

この屋外展示エリアは、並ばずに立ち寄ることもできそうです。

 

 

  五感を使った展示で感じる「非日常」

 

モナコパビリオンは、派手な演出はないものの、五感を刺激するちょっと不思議な展示体験が楽しめる場所でした。中でも「皮膚で感じる」展示というのは珍しく、静かながらも印象に残ります。

 

豪華なワインバーやVR体験に注目が集まりますが、展示の根底にある“自然を大切にする心”が丁寧に伝わってくるのも魅力でした。

 

 

 

 

朝の時点で、なんかスマホのバッテリー残量が心もとない…。 しかもモバイルバッテリーもフル充電できてない…。そんな“うっかり”状態で、私は万博に向かってしまいました。

 

これは大ピンチ。
 

会場では写真も撮りたいし、当日予約もスマホで操作する必要があります。QRコードは記念チケットで印刷済みだから入場自体はできたけれど、スマホの充電がないなんて、かなり致命的です。

 

 

  評判の「充電ベンチ」に駆け込む

 

昼をすぎて、いよいよ残量が一桁台に。
「これはあの充電ベンチに行くしかない!」と向かったのは、電力館の前にあるワイヤレス充電機能つきベンチ。

 

このベンチ、ちょっとした人気のスポットです。 座面の一部にマグネット式のパッドがついていて、スマホをそこに置くだけでワイヤレス充電が始まります。もちろん無料。対応機種なら特別な準備なしに使えます。

 

 

私が行ったときは、たまたま運良く空いていて、さっそく着席&チャージ開始。

 

が……

 

充電、おっそーーーーーい!! 残量、全然増えない…(涙)

 

 

  急遽、モバイルバッテリーを購入!

 

次の予定もあるし、そんなにのんびりしていられない…。ということで、東ゲート近くのGlobal Wifiでモバイルバッテリーを購入しました(西ゲート付近にも同様の店舗があるはずです)。

 

お値段、1万円也。
たしかにちょっとお高めだけど、性能はいいものですし、

  • 店員さんが今のスマホと繋がるかをしっかり確認してくれる

  • 今使ってるモバイルバッテリーを預かって充電してくれる(21時30分までに取りに行く必要あり)

  • パッケージ開封して、すぐ使えるようにしてくれる

教育されてるなあ、という感じの店員さんで、好印象でした。

 

 

 

  無事、午後もたっぷり写真撮れました!

 

モバイルバッテリーを入手してからは、安心して写真も動画も撮影できました。
やっぱりスマホの電源は、万博での命綱ですね。

 

その後、ポーランド館の前でまた違ったタイプの充電ベンチを見つけました。もしや、今まで気づいてなかっただけで会場のあちこちにあるのかな…?

 

 

 

  万博で充電切れになってしまったときの対策まとめ

 

  • 会場内にはワイヤレス充電対応のベンチが設置されているが、充電スピードはかなりゆっくりなので注意

  • 写真や動画をたくさん撮る予定なら、モバイルバッテリーは必ずフル充電で持参

  • もし忘れてしまっても、会場内での購入も可能。スタッフの対応も丁寧で安心感あり

 

次は忘れずに、前日にスマホとモバイルバッテリーをWフル充電して行きたいと思います!