万博のデジタルウォレットでリワードを貯め、最上位ステータス「LEGEND」を獲得。先日、初めてレジェンドラウンジの抽選予約に応募し、当選しました!

 

 

ラウンジでは、椅子にゆったり座って無料の飲み物やお菓子をいただけるということで、利用前はかなりワクワクしていました。

 

予約時間は夕方。

SBTの確認を受けて、席カードをもらいます。

お菓子はおかき系とあんこ系が1種類ずつ提供されました。

 

 

  夕方のラウンジはまさかの“灼熱空間”!?

 

いざラウンジの中に入ってみると、暑い!とにかく暑い!

クーラーは2台稼働していましたが、まるで温室のような状態でした。

 

あまりに暑くて、思わずスタッフの方に「暑すぎるんですけど…」と話してしまったほどです。すると、「西日の熱がすごくて、クーラーが効かないんです」との説明。

 

たしかに建物は仮設で断熱性が低く、夕方の西日が直撃しています。熱気がこもって、座っているだけで汗が噴き出すほどの環境はなかなかハードでした。

 

 

 

  飲み物は売り切れ、それでもなんとかリフレッシュ

 

楽しみにしていた飲み物ですが、ジュース系はすべて売り切れ。

 

自動販売機の中の氷もすでになくなっていて、ホット飲料だけが残っている状態。さすがにこの暑さでは、誰も手が伸びないですよね…。

 

 

小型のサーバーは稼働していて、緑茶・スポーツドリンク・コーヒーが選べました。私はあまりに暑くて、立て続けに3杯もいただいてしまいました。

 

 

 

  その他の設備について

 

  • トイレは併設されていないため、周囲の一般トイレを利用

  • 各テーブルには無線給電機能があり、ケーブルの貸し出しもあり

  • ただし、30分の利用時間では充電スピードはかなり遅め

ラウンジで30分ゆっくりしたあとは、外に出て大屋根リングの下でしばらく涼んでいました。風が通って、そちらのほうがよほど快適でした…。

 

 

 

  正直な感想

 

期待していた“特別な空間”ではあったものの、夕方の時間帯は環境的にかなり厳しいと感じました。

 

もちろん、お菓子や飲み物が無料でいただけることはうれしいですし、特別なステータスだからこその体験ではあります。

 

ただ、「ゆったりとくつろげるプレミアムな空間」というには、もう少し快適性が欲しいところ。

 

次はもう少し涼しい時間帯で応募してみたいと思います。

 

 

 

 

 

先日、子どもと一緒に「大阪市会 親子議場見学会」に参加してきました。
 

社会の授業で「地元のこと」を学び始めたタイミングでもあったので、これは良い機会かも…と思って申し込んでみたのですが、定員が限られていたので正直あまり期待しておらず。ところが、当選の連絡! 

 

大阪市議会を実際に見学できることになりました。

 

 

  意外と足を踏み入れる機会がない? 大阪市役所

 

集合場所は淀屋橋にある大阪市役所。立派な建物ですが、市民の手続きはほとんど区役所で済むため、本庁に来る機会は意外と少ないものです。

 

見た目はクラシカルで重厚感がありますが、実際には建てられてからまだ50年ほど。建物の中は、四方に廊下が伸びていて、まるで碁盤の目のような構造で、自分がどこにいるのか分からなくなってしまいそうでした。

 

目的地である「議場」は8階。案内に従ってエレベーターで向かいました。

 

ミャクミャクの移転を知らせる看板

 

 

  ゆったりとした議場

 

受付を済ませて席に座ると、その広さにびっくり。以前、衆議院の見学に行ったことがありますが、それと比べても座席の間隔が広く、ひとりひとりのスペースがとてもゆったりしている印象です。

 

 

各議員の席の下には、折りたたみ式のヘルメットが設置されていました。これはおそらく災害時の備え。こうした安全対策がしっかりしているのは安心ですね。

 

 

見学会の冒頭には議長さんからの挨拶もあり、その後いよいよ見学スタート。市役所の職員さんたちが丁寧に対応してくださって、休日にも関わらず頭が下がる思いでした。

 

 

  クイズ形式でめぐる見学ルート

 

今回の見学は、ただの見学ではなく「謎解きゲーム」仕立て。市議会に関する各場所でクイズに答えてキーワードを集めていきます。


訪れたのは、本会議場のほか、委員会室、議長室、屋上、傍聴席など。

 

屋上では「みおつくしの鐘」にも触らせてもらえました。毎晩22時にメロディーが流れるとのことですが、そんな時間にこのあたりを歩くことってなかなかないですよね…。どんな曲なのか、気になります。

 

 

 

また、屋上からは大阪城が見えてちょっと感動。

 

左下のほうに小さく大阪城

 

 

  ミャクミャクグッズの記念品もうれしい

 

無事にクイズをクリアして、子どもたちは記念品をゲット。


ミャクミャクの袋に入ったノベルティセットで、中には万博関連のクリアファイルなどもありました。

 

 

  地元のしくみが少し身近に

 

議会の仕組みそのものは子どもにはやや難しかったかもしれませんが、「選ばれた人たちが、話し合っていろんなことを決めている」ということはちゃんと伝わったようです。

 

議長席に座らせてもらったことも喜んでいました。

 

 

今後、テレビなどで市議会の様子を見ることがあったら、「あそこ、行ったことあるよ!」とちょっと親しみを感じられるかもしれません。

 

私自身も知らなかったことが多く、非常に興味深い体験でした。地元のしくみを知る機会、やっぱり大事ですね。

 

 

 

 

 

 

  馬のレリーフが目印!気になっていたあのパビリオンへ

 

開幕当初から「強烈な異文化が楽しめる」と話題だったトルクメニスタン館。先日、ようやく訪問の機会を得ました。

 

白地に鮮やかな文様、流れるような曲線が美しい建物の外観には、大きな馬の姿が印象的に描かれています。中央アジアらしい迫力あるデザインです。

 

 

これまでは列が長すぎて断念する日が続いていたのですが、この日は比較的短め。普段は「8つ折り」くらいに折り返している列が、「3つ折り」程度だったので思い切って並ぶことにしました。すると、思いのほか列はスルスルと進み、20分もかからず入館できました。

 

 

  馴染みのない価値観に触れる展示体験

 

中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは大統領の大きな肖像。これだけでもかなりインパクトがあります。

 

 

最初の部屋は映像シアター。トルクメニスタンの歴史や文化、そして誇るべき存在としての馬や伝説の犬、そして大統領が語られます。

 


映像は短めで回転も早く、テンポよく次に進めました。

 

続いて階段をのぼって2階フロアへ。
 

ここでは民族衣装や絨毯、天然資源などの展示があり、独特な雰囲気のマネキンが出迎えてくれます。

 


でも一番驚いたのは、教科書。なんと、中表紙に大統領の写真が…!これは文化の違いを強く感じる瞬間でした。

 

 

 

  カフェは大人気!見晴らし抜群だけど…

 

さらに上階にはカフェがあり、「つながりの海」を見渡せる開放的なテラススペースも広がっていました。

 


この日は30℃を超える快晴だったため、テラス席はさすがに無人でしたが、まるで“こあがりの和室”のような居心地の良さが感じられる空間でした。

 


ただし、カフェの待機列はかなり長く、店員さんも1人しか見かけなかったため、提供までには相当な時間がかかりそうでした。

 

 

  お土産ショップも充実。気になるグッズがいろいろ

 

1階に戻ると、出口前にはお土産ショップ。


民族模様をあしらった雑貨など、トルクメニスタンらしさを感じるアイテムが並んでいました。私はトートバッグがちょっと気になったのですが、思った以上にお値段が張っていて断念。


万博では何事も一期一会とわかってはいるのですが、そうはいっても財布の中身とは相談が必要ですね…。


結局、ピンバッジを購入。レジにいた女性スタッフの笑顔がとても素敵でした。

 

 

  異文化に触れる楽しさが詰まった体験

 

トルクメニスタンという国は、これまでまったく馴染みがありませんでした。


でも、こうしてパビリオンを訪れてみると、自国文化を誇りに思い、大切に発信しようとする姿勢が強く伝わってきて、強く印象に残りました。

 

「ちょっと異世界」感のある展示は、他のパビリオンとは一線を画すもの。
人によって感じ方は様々かもしれませんが、“知らない国に出会う”という万博の醍醐味をしっかり味わえる場所だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

中国地方に旅行してきました。お天気にも恵まれて、海あり山あり、おいしいものもたくさん。のんびり楽しく過ごせたのですが……そこでふと感じたのが、「あれ?万博の気配、どこにもない……」ということ。

 

大阪では、万博の空気を毎日感じますよね。街中にはミャクミャクのポスター、駅の吊り広告、スーパーではミャクミャクパッケージの商品まで。歩いていればミャクミャクのぬいぐるみをカバンにつけている人も見かけます。

 

それが、旅先ではほぼゼロ。子どもが持っていたミャクミャクのぬいぐるみに、「あ、それなんて名前だっけ?」と声をかけられてしまって……。ちょっと驚きました。

 

 

 

  万博って、大阪だけの盛り上がり?

 

それから、「行きたいけど、混んでるんでしょ?」という声も。

 

たしかに人気パビリオンには行列ができますが、すべてが長蛇の列というわけではなく、うまく回れば待ち時間の少ないスポットも意外と多いです。実際、「ずっと並んでいただけで何も見られなかった」というケースばかりではないと感じます。

 

とはいえ、遠方からとなると交通費や宿泊費もかかるし、「混んでる場所にわざわざお金をかけて行きたくない」という気持ちもわかります。

 

万博が大阪を中心とした“地域のイベント”のようになってしまっているのは、やっぱり少し残念な気がします。行ったら絶対に楽しいのに、それがあまり伝わっていない現状がもったいない。

 

でも、もう会期は残り2か月半。これから全国的な盛り上がりを作るには、さすがに時間が足りないのかもしれません。そして、今後は会期末に向けてますます混雑することも予想されます。行けば楽しいとは思うけれど、「ぜひ行ってみてください!」と手放しではすすめにくい時期に入ってきたような気もしますね。

 

 

市役所前のミャクミャク涅槃像、万博会場西エリアへの移動前に写真をとってきました。別れを惜しむ人が多くてびっくり。

 

 

 

 

 

JAXAの月面体験に続いて、同じライフフューチャービレッジ内にあるZero Gravity Art体験にも行ってきました。

 

この「無重力アート」、事前情報ではどんな内容なのかあまり分からず、でも不思議な体験ができるらしいということで、興味本体でチャレンジ。

 

▶ プレスリリース

 

 

  整理券は写真で撮る!

 

JAXAと同じく、こちらも10時から整理券配布です。


ただし、注意書きに「整理券は取らずに撮ってください」とあってちょっと戸惑いました。どうやら、カードを受け取るのではなく、スタッフさんに希望時間を伝えると、時間が書かれたカードを提示してくれるので、それを自分のスマホで撮影→予約完了、というスタイル。

 

カード自体を渡してしまうと戻ってこないこともあるそうです。たしかに、それは困りますね…。

 

私は休日の10時ちょうどに行ったのですが、その時点では選び放題。希望の時間をすんなり取れました。

 

ボケてますが大丈夫でした

 

 

 

  鏡の世界に吸い込まれるような6分間

 

体験は、六角柱の鏡形状の空間に入って行われます。


内部では映像が360度反射し、どこまでも続くような不思議な空間です。

 

頭には、脳の血流を測定するヘッドギアのような装置。
耳にはヘッドホンが装着され、「子宮の中の音」と言われる音が流れてきます。たぶん、心音と血流なのかな。

 

体験時間は約6分。

映像は…一言で言うと「生々しい」感じ。
とろりとした粘度のあるカラフルな液体が、ヌルヌルと動いていて、きれいなようで

気持ち悪いような…。抽象画の中に入り込んだような、不思議な没入感でした。

 

私はVRに酔いやすいので少し心配していたのですが、視線があまり動かないせいか大丈夫でした。

 

なお「無重力」アートということですが、カプセルの中が無重力になるわけではないです。

 

 

  脳の反応、意外な結果にびっくり

 

体験後は、脳の血流が一番活発だった時間帯を画面で教えてくれます。

 

私は終始あまり反応がなかったようで、「ずっとリラックスしていた」という評価。

 

一方、うちの子はけっこう反応が出ていて、右脳が活発に動いていました。子どもの心には何か届くものがあったのかもしれません。

 

 

私は「なんだろう、これ」という感覚が強かったのですが、子どもは純粋に楽しんだようです。

 

アート体験って、自分の感受性を映す鏡みたいなところがありますね。
 

 

 

 

 

 

 

 

※本記事は2025年7月時点の体験をもとに記載しています。

 

▶ 公式サイト

 

 

万博の「ライフフューチャービレッジ」にあるJAXAのブースに行ってきました。

 

ライフフューチャービレッジは、まさに“未来を感じる”万博らしさが詰まったエリア。新しい技術や社会実験的な取組みが多く、出展内容の入れ替えもあるので、訪れるたびに新しい発見があります。

 

我が家でもお気に入りの場所で、西ゲートから近いこともあってよく足を運んでいます。


今回のお目当ては、「月の重力を体感できる」気分になれる体験です!
 

 

  整理券配布は朝10時スタート。狙い目は朝イチ

 

この体験は、整理券制になっていて、配布開始はライフフューチャービレッジの開館時間である10時から(10時より前には並ぶことができません)。

 

整理券は、下記の3つの時間帯のものが配布されていました。:

  • 10時~11時

  • 18時~19時

  • 20時~21時
     

※7月時点では、休日のみのようです。

 

 

私は9時50分に現地到着。
 

並んでいる人はほとんどおらず、というか、並ばせてもらえず、そのあたりの椅子に座っておいてといわれました。そして、開館と同時に進んで10時10分の整理券をスムーズにゲット。大きな混雑はありませんでした。

 

前回、11時すぎに来たときは、夜の20時台しか残っていなかったので、朝の時間帯希望なら早めの行動がおすすめです。
 

 

整理券の配布時には人数を聞かれました。代表者1人が並んで人数を申告すればよいようです。ただし、体験は同時に3グループまで。各グループ内で交代しながら順番に体験する形式です。体験時間が決まっているので、人数が多い場合は一人あたりの時間は少なくなります。

 

3人グループの方は、1人ずつ順番に体験していて、交代のテンポがやや慌ただしく見えました。4人以上のグループになると、もしかすると整理券を複数に分けてもらえる可能性もあるのかも? 受付時に確認するのが確実だと思います。

 

 

  体験スタート!「月の重力って、こんな感じ…?」

 

時間になったら、JAXAのブースに入れてもらえます。
JAXAの前では、列を作ることは禁止。滞留も断固として制止されますので、集合時間ちょうどに行くのがベストです。

 

体験内容はこんな感じ:

  • 床の上の丸の枠の中に立ち、センサーで動きを検知

  • モニター上のアバターが自分の動きに合わせてジャンプ・物を持ち上げる・投げる などを再現

  • アバターの動きは月面の重力(地球の約1/6)を模して、ふわっとした感じに

スカートだとセンサーがうまく反応しない場合があるそうなので、ズボンで参加したほうが良いようです。

 


体験時間はおよそ5分程度。
 

「おおー!」と声を出すほどの派手さはないけれど、「月の重力ってこんな感じかな?」という気分になれて楽しかったです。

 

 

  映像プログラム「月に立つ。その先へ、」も見逃せない

 

JAXAブースのもうひとつの見どころは、映像プログラム「月に立つ。その先へ、」。
 

 

月面基地の建設に関わる人たちの物語を通じて、月面基地やその先の宇宙開拓への夢が描かれていました。

  • 映像のクオリティがとても高く、月の風景が美しい

  • 「月で暮らす」ことが少しだけ現実味をもって感じられる内容

 

他にも、月面ローバーなどの模型展示もありました。

 

 

 

  お土産はJAXAのオリジナルシール!

 

体験の最後には、JAXAのシールをプレゼントしてもらえました。
記念になって嬉しいですね。

今のところそこまでの混雑はなく、西エリアに行く際には立ち寄ってみると楽しいブースです。

 

月の重力を感じに、ぜひJAXAへ!

 

 

 

 

 

先日、ずっと気になっていたナショナルデーに初めて参加してきました。会場はレイガーデン。実はこのエリアに入るのも初めてで、ちょっとした探検気分でした。

 

今回の主役はモンゴル。ナショナルデーには一度は行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がなくて…。今回は「知っている国のほうが楽しめそう」と思い、モンゴルを選びました。

 

 

 

  レイガーデンへ、早めの行動がカギ

 

式典は16時半スタート。ですが、少し早めに行った方がよさそう…と予想して、15時すぎにはレイガーデン前へ。すでに列はかなり伸びていて、あと15分遅れていたら並べなかったかも。ナショナルデー、意外と競争激しいんですね。

 

レイガーデンは半地下のような場所。早く並んだ人から順に座席に案内されるスタイルで、私たちは最後の方だったので、階段上の簡易席に。ここ、たぶん本来は座席じゃない気がします…しかも直射日光バッチリ。なかなか過酷な環境でした。

 

 

  国旗掲揚とパフォーマンスでモンゴルを感じる

 

式典は、モンゴルと日本の国旗掲揚・国歌演奏からスタート。続いて、両国代表によるご挨拶があり、その後はいよいよ文化パフォーマンスへ。

 

 

馬頭琴の演奏は心に響く美しい音色で、ホーミーの不思議な倍音の響きに会場全体が聞き入っていました。背景に投影されたモンゴルの広大な草原や山々の映像も美しかったです。

 

 

17時を過ぎると日差しが弱まり、風も出てきてようやく快適に。とはいえ、それまではじっとしていても汗だくになるほどの暑さ。観覧の際は帽子や飲み物の用意が必須だと実感しました。

 

 

  また行きたい!でも…できれば涼しい日に

 

今回のモンゴルのナショナルデーの式典、思っていた以上に見応えがあり、とても素敵な体験でした。これまではちょっと敷居が高いと思っていたのですが、案外気軽に参加できるものなんですね。

 

 

また違う国の式典にも行ってみたいな、と思います。ただし…次回はもう少し涼しい時間帯や季節に。閉幕までに快適な日が来てくれたらいいなと思いつつ、またチャンスがあれば足を運んでみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※本記事は2025年7月時点の体験をもとにしています。

 

 

 

万博に行くとき、「どのゲートから入るのが早いのか?」というのは、よく話題になるテーマです。


今回は、新大阪駅を出発地点として、東ゲートと西ゲート、同時出発でどちらが先に入場できるのかを、実際に検証してみました。


▶ 最近の西ゲート入場の記録はこちら

 

 

  検証ルールとルート

 

  • 出発地:大阪メトロ御堂筋線・新大阪駅

  • 出発時刻:8時10分に「よーいどん!」

  • 入場予約枠:東西ともに9時枠を事前予約済

 

それぞれのチームが選んだルートはこちらです。

  • 東ゲートチーム:御堂筋線で本町 → 中央線に乗り換え → 夢洲駅 → 東ゲートへ
     

  • 西ゲートチーム:JRで西九条 → エキスポライナーで桜島駅 → シャトルバスで西ゲートへ

 

 

  当日の流れ

 

■ 西ゲートチーム

  • 8:20 エキスポライナー乗車

  • 8:43 桜島駅到着

  • 駅でトイレ休憩を挟む

  • 8:55 シャトルバスに乗車(9時台のチケットでしたが乗車できました)

  • 9:10 西ゲート前到着、列に並ぶ

  • 9:35 ゲート前の屋根下へ移動

  • 9:41 入場完了!

この時間帯(8時台後半)の桜島駅からのシャトルバスには、今回がはじめての乗車でした。朝の万博は、「1分でも早くゲートに入りたい!」というピリピリした雰囲気が定番ですが、今回の西ゲート入場目標は9時台後半という比較的余裕のあるスケジュール。

 

そんな時間帯だったからか、桜島駅からバス停までの移動でも、周囲は驚くほど落ち着いた様子でした。競歩のように速足で向かうのが常かと思いきや、みなさん歩くペースもゆったり。さらには、うちの子どもがバスで席を譲ってもらうという場面もありました。

 

 

■ 東ゲートチーム

  • 8:50 夢洲駅到着

  • そのまま東ゲートの列に並ぶ

  • 9:29 ゲート前の屋根下へ移動

  • 9:35 入場完了!

御堂筋線から中央線への乗換はスムーズでした。中央線では、夢洲駅の改札に近い車両はやや混雑していたものの、少し離れた中ほどの車両は比較的空いており、無理なく乗車できました。

 

座席には座れませんでしたが、車内は極端に混雑している様子はなく、快適な移動でした。中央線は本数も多く、利用者が多くてもスムーズに流れている印象です。

 

手荷物検査自体は東ゲートが若干スムーズな印象があります。係員さんもお客さんも練度が高い感じ?

 

 

 

  検証結果と考察

 

項目 東ゲート 西ゲート
移動手段 地下鉄(本町経由) JR+シャトルバス
到着時間 8:50(夢洲駅) 9:10(西ゲート停留所)
ゲート前屋根下 9:29 9:35
入場時間 9:35 9:41
列待機時間 約45分 約30分
交通費 430円 590円

 

今回の結果では、入場時間はほぼ誤差の範囲内。東ゲートの方がわずかに早かったですが、西ゲートは並んでいる時間が短く、列の動きもスムーズだった印象です。

 

特に、西ゲートではP&Rのレーンが狭まる9:20頃以降に列が一気に進む傾向があり、ここを狙うと比較的早く入れる可能性が高そうです。

 

 

  早く入りたい人はどうする?

 

「9時ちょうどに入場したい!」という場合は、どちらのルートでも6時台には並び始める覚悟が必要。


ただし、今回のように「9時台に入れればOK」というスタンスなら、多少ゆっくり出ても大きな差はなさそうです。

 

先週も西ゲートを目指して、7時半にエキスポライナーで桜島に向かいました。ところが、そのときはシャトルバスの待機列が長く、バスに乗るまでにかなりの時間を要し、ゲート入場は9時50分。

 

今回は50分遅く出たにもかかわらず、10分早く入れたことになります。

 

「早く桜島に着けば安心」と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。桜島でのシャトルバス待機列が混雑していると、そこで大きく時間を取られてしまい、結果的に入場が遅れるケースもあります。

 

一方で、バス待ちを避けるためにタクシーで移動するという選択肢もありますが、それにはコストの要素も伴います。

 

今回のように9時台後半の入場でよければ、むしろ桜島に早く着きすぎないほうが、バス待機列のピークを避けられて快適に進めることも。時間と混雑のバランスをどう取るかがカギになりそうです。

 

 

  まとめ

 

  • 今回は東ゲートが6分早く入場、ただし並んでいた時間は西ゲートの方が短い

  • 交通費は東ゲートが安い

  • 9時台後半の入場なら、のんびり目の出発でも問題なし

  • 早く入りたい人はとにかく早朝から並ぶこと!

  • 列の当たり外れの差があるので、運も必要

 

 

 

 

 

 

 

平日の夜、19時ごろにコロンビア館を訪れました。会場はすっかり夕暮れの雰囲気で、光の演出がいっそう映える時間帯。待ち時間は15分ほど。館外に並び、入ってからも少し待機がありましたが、比較的スムーズに進めました。

 

 

館内に入って最初に出迎えてくれたのは、天井に舞う無数の黄色い蝶。壁にはノーベル文学賞作家・ガブリエル・ガルシア=マルケスに関する紹介がありました。

 

 

私、この方の名前を初めて知ったのですが、調べてみると、彼は『百年の孤独』などで知られるコロンビア出身の作家で、「マジックリアリズム」という独特の手法で、現実と幻想が交差する物語世界を描くことで有名なのだそうです。

 

蝶は、彼の作品にも頻繁に登場するモチーフとのことで、ここから先の展示にもその象徴が続いていきます。

 

 

 

  五感で巡る「コロンビアの恵み」

 

次の部屋に入ると、円筒状の柱がぐるりと配置された空間。

 

 

柱の上には、コーヒー豆、エメラルド原石、赤い砂、岩塩、そして水といった、コロンビアを象徴する“自然の恵み”が展示されています。

 

 

どれも実際に「手で触れられる展示」なのですが……正直なところ、水は少し濁っていて、あまり清潔な印象は受けませんでした。触覚で自然を体験するという意図は伝わってきたものの、少し抵抗を感じたのも本音です。

 

とはいえ、部屋全体を包む映像は美しく、花が咲き乱れ、ウミガメが泳ぎ、シダが風に揺れる様子などが色鮮やかに表現されていました。

 

 

  生き物たちの影が浮かぶ、もうひとつの“森”

 

さらに進むと、また印象的な空間が登場します。天井一面に切り絵のように浮かび上がる動植物のシルエット。蝶、鳥、カエル、魚、植物、虫……。コロンビアの生物多様性の豊かさを象徴する空間です。

 

 

この部屋では、コロンビアが持つ自然の「多様性」に焦点を当てた映像展示もありました。実際の展示パネルによると、蝶は約4,059種、ランは4,270種以上登録されており、それぞれ多くの固有種を含んでいるそうです。まさに超多様性国家ですね。

 

この展示を見て、ただ「自然が豊か」というだけでは語り尽くせない、コロンビアの奥深さと誇りのようなものを感じました。

 

 

  蝶の記憶

 

コロンビア館は、派手なアトラクションこそないものの、静かに美しく、多様性や自然とのつながりを感じさせてくれる空間でした。展示を見終えた数日後、地下鉄の吊り広告であの黄色い蝶のシルエットを見かけ、「あっ、コロンビア館だ」とすぐに気づきました。それだけ印象的な体験だったのだと、改めて感じました。

 

 

もともとあまり知らなかったコロンビアですが、今では「蝶=コロンビア」というイメージが自然に結びついています。

 

 

   

 

 

 

 

 

万博で最後にオープンしたネパール館に行ってきました!
 

実は会期が半分を過ぎた7月19日にようやく開館した、ちょっと話題のパビリオンです。

 

この日はそこそこの行列ができていましたが、列の進みがとても早く、あっという間に入館できました。

 

 

 

  百貨店の催事場のような1階、そして仏教美術の展示へ

 

中に入ると、まずはお土産屋さんのような空間を通って進みます。この構成、なんだか百貨店の催事場に来たような感覚になります(笑)。

 

そのまま階段で2階へ上がると、展示エリア。ここではチベット系の仏教美術がメインで紹介されていました。

 


仏像や曼荼羅の雰囲気は、日本の仏教美術と似ているようで、どこか違う。装飾の細かさや色彩の鮮やかさに、ネパールならではの文化的背景を感じました。

 

 

残念ながら多くの展示は写真撮影不可。それもあってか、展示室内はスムーズに人が流れていて、混雑感はありませんでした。ただ、ほとんどの展示物に説明がついておらず、「これは何だろう?」と気になる場面も多くありました。少しでもいいので解説があれば、もっと深く楽しめたのになと思います。

 

 

 

  フードコートも充実!「仏舎利塔パフェ」に思わず二度見

 

展示を見終えて1階に戻ると、異国風の香りがただようフードコートが広がっています。ここには7店舗が並び、いろいろなネパール料理が楽しめるようです。

 

 

中でも目をひいたのが、「仏舎利塔パフェ」なる不思議なメニュー。お腹いっぱいだったので今回は見送りましたが、そのネーミングに思わず二度見。気になる…!これは次回のお楽しみにしておきたいところです。

 

 

 

  会期後半の注目スポットに?

 

お土産エリアでは、ネパールの工芸品やアクセサリーなどがずらり。多くの人でにぎわっていて、ちょっとした異国感を味わえる雰囲気でした。

 

 

建設の遅れや資金の問題もあり、なかなかオープンできなかったネパール館。ですが、いざオープンしてみると、展示もフードもボリュームがあり、すごく楽しめるパビリオンでした。

 

待機列が長く見えても、館内の回転が早くスムーズに進むので、あまり構えずに並んでみるのがおすすめです。