
万博、めちゃくちゃ楽しんでいます。展示も体験も本当に素晴らしいし、毎回新しい発見があるので行くのが楽しみでです。
でも…それでも「こうだったらもっと良かったのになぁ」と思うことが、正直たくさんあります。今日はそんな愚痴をまとめてみました。
予約システムのストレス
まずは事前予約。
なかなか取りにくいですよね。「1回行ったパビリオンは当選確率が下がる」とか、「2か月前に当選した人は7日前は当たりにくい」とか、もう少し濃淡をつけてもよかったのでは?と思います。
それに3日前先着。これが一番ストレスですよね…。
深夜0時にスタンバイ、しかも在庫が出るかどうか分からないのに早押し合戦。おかげで一時期は夜10時くらいからパソコン前で待機するはめに…。何万人もの人の時間を無駄にしている感じがして、本当に「思いやりのないシステム」だと思います。
せめて「どのくらい在庫が出ます」と事前に知らせてくれたら、だいぶ違ったはず。
ゲート予約の不公平感
閉幕が近づいた今、一番の難敵はゲート予約です。
誰もが欲しい「朝9時枠」はまず取れなくなってきました。そこでまたキャンセル待ち早押し合戦。
ここは「キャンセル待ち登録をして、順番に自動で繰り上げていく仕組み」にできなかったのでしょうか。私は9時ゲートを取るために相当な時間を費やしています。ここでもまた、システムの冷たさを感じますね。
さらに問題なのは、9時枠の恩恵が大きすぎること。朝イチで入れれば当日予約がほぼ取り放題。だからみんな9時に殺到する。
もし「入場後4時間までしか当日予約できない」とか「当日予約は時間帯ごとに均等に分散開放される」とか、そういう工夫があれば、もう少し公平感があったと思います。
ゲート前の混雑と“苦行感”
そしてゲートそのもの。
最初からみんな言っていたと思いますが、「手荷物検査はもっと早くから、もっと手前で始められないの?」という疑問。検査を終えた人をプールする場所があれば、ゲート前のストレスはだいぶ減ったはずです。
今では始発電車組より徒歩組が一番乗り…という状況。もう修行みたいで、せっかくの万博が「苦行スタート」になってしまっています。
期待していた“未来的システム”はどこに?
私は「未来社会のショーケース」というキャッチにワクワクしていたので、予約システムもAIが最適化して「あなたにはこのプランがおすすめ!」と20万人分の予定を自動で組んでくれる、そんな未来感を期待していました。
でも実際は、ただただ「根性と早押し」で勝ち取るしかない。なんだか期待とギャップが大きすぎて、ちょっと疲れちゃいます。
パビリオン運営の残念ポイント
パビリオンについても一言。
パビリオンによっては「全然列が進まない」とか、「並ばない万博」というキャッチコピーのせいか、そもそも行列スペースが用意されていないところもありますね。
でも今となっては、むしろ「予約がなくても並べば入れる」ほうが満足度は高い気がします。
各パビリオンに「1日あたりの処理人数目標」を課していたら、もっとスムーズに回せたんじゃないかなと思います。
それでも万博は楽しい
ここまで愚痴を並べましたが、展示や体験自体は本当に素晴らしくて、行くたびに「来てよかった!」と思えるのが万博です。
だからこそ、「システムや運営の部分」がもっと良ければ、さらに快適で未来感のある体験になったのに…という気持ちが強いです。
次の万博があるなら、もっと人に寄り添った快適なシステムで運営してもらえたらうれしいなと思います。生きているうちにそんな万博を体験してみたいです。