オーストリアパビリオンのカフェ入口のところを登ると、展望台に行けると聞いて、行ってきました。最初にこのパビリオンを見たときのことを、今でもよく覚えています。あの、ぐるぐると渦を巻いたような形。「台風が来たら壊れてしまうんじゃないの?」と思ってしまったほどです。けれど今回、間近で見ると想像以上に骨太。軽やかな見た目に反して、構造はしっかりしていると感じました。

 

 

 

 

  展望台から見えた光景

 

展望台へはカフェと同じ入口から。あいにくこの日はカフェはお休みでしたが、階段を上がると視界が一気に開けて、大屋根リングまで見渡せました。

 

 

いちばん驚いたのは、すぐ隣のスイス館の屋根が思いのほか近くに見えたこと。まるで隣家の屋根をのぞき込んでいるような距離感です。しかも、屋根には琉球朝顔(?)のような蔓がのびていて、「え、朝顔を植えていたの?」と二度見。スイス館に入ったときは全く気が付いていませんでした。

 

 

 

  売店で“獺祭”

 

ずっと迷っていた“音楽を聴かせた獺祭”(8,000円)、ついに購入。オーストリア国旗の赤・白・赤を思わせるラベルが素敵です。瓶は割れやすいと聞いていたので、その後の持ち運びはかなり慎重に。混雑の中で少しヒヤヒヤしました。

 

正直、音楽で味が変わるという話には半信半疑ですが…、実際に味わうのが楽しみです。

 

 

 

  念願の“大屋根リング一周”

 

そしてこの日は、ずっとやりたかった“大屋根リング一周”を決行。距離は約2,025メートルと聞いていたので、写真も撮りつつなら40分くらいかな、と見積もってスタートしました。

 

スタートはポルトガル館横のエスカレーター。まず海側へ。海と会場を同時に望みながら、建物の高さ制限が効いているおかげか、景観が整っているのを実感しました。

 

 

とはいえ、この日は人がとにかく多く、“散歩”というより人波を縫う行進。写真を撮るのも一苦労です。サウジ館あたりではすでに足が重く、「あと半分…」と自分を励ましながら前へ。

 

 

それでもなんとか、43分で一周完了。足は痛かったけれど、「ついに一周した!」という達成感が勝って、疲れより満足感のほうがずっと大きかったです。

 

 

この日は、展望台の階段ものぼり、大屋根リングも一周して、足がパンパン。それでも、ずっと心にあった「一度は歩きたい」という思いを叶えられて、本当に良かったです。

 

 

   

 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  万博の「船アクセス」に期待していたけれど

 

万博開幕前、私は船による会場へのアクセスに大きな期待を寄せていました。

十三の船着き場が整備されたと聞いて、わざわざ様子を見に行ったほどです。


ところが、実際に始まってみると船はどうも不便。

十三からの定期便はついに運行されず、整備された閘門も「予算をつけたからには何かしら恰好をつけないと…」というような社会実験で終わってしまいました。

 

船便は全般的に運航本数が少なく、朝に早着できる便がほとんどないうえ、料金も高め——船便の利用はここがネックでした。夢洲は島なのだから、もっと便数が増えて出入りしやすくなると良かったのに…と、正直惜しく感じます。

 

▶ 期待感に満ちた25年3月25日の記事…

 

 

  せっかくだから一度は乗ってみよう

 

そんな中でも、やっぱり「一度は船で行ってみたい」と思い、予約したのが水素船「まほろば」。
 

水素といえば、今回の万博でもフューチャーライフヴィレッジやWasseで関連展示をたくさん見かけました。私自身「水素=危険」という先入観があったのですが、最近では安全でクリーン、環境負荷の小さいエネルギーとして紹介されていたのが印象的でした。

 

ただ、船を予約した時点では入場ゲートが未確保で、2日前の開放枠でなんとか家族分を確保。危うく、西ゲート到着後にそのまま桜島行きのバスへ向かうところでした。

 

船内スタンプ

 

 

  乗ってわかる、水素船の快適さ

 

港で初めて「まほろば」を目にしたとき、まず黒い船体の存在感に惹かれました。かっこいいですね!

 

 

船に乗ってまず驚いたのは、燃料のにおいがしないこと。ディーゼル船によくある“ガソリン臭さ”はゼロ。
振動もほとんどなく、「あれ?いつの間にか出航していたの?」というくらい静かでした。

 

ユニバーサルシティポートから夢洲までの船旅は約20分。船内ではスタッフの方が景色を解説してくださり、ちょっとした観光気分。

 

船内の装飾もきれいでした

 

 

 

  海から見る大屋根リングは…?

 

実は「海から大屋根リングがしっかり見えるのでは?」と期待していたのですが、見えたのはリングの上のほうが一瞬だけ。

 


 

以前レイガーデンの展望台から、堤防の外を運行する「まほろば」を眺めたことがあったので、かなり期待していたのですが…残念です。

 

 

聞くところでは、閉幕後の「海上から大屋根リングを眺めるクルーズ」は発売直後に完売したそうです。私は出遅れて予約できず…。万博で散々学んだはずの「予約はとにかく早めに!」をここで生かせませんでした。リングの解体が始まる前に一度は見ておきたかったなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪港の空クルラボに行ったとき、e METRO MOBILITY TOWNの無料入場券をいただきました。せっかくなので森之宮まで足を延ばしてきました。ここは大阪メトロが臨時に作ったテーマパークで、森ノ宮駅から少し歩いた先にあります。

 

 

 

  空飛ぶクルマを間近で

 

私のお目当ては、やっぱり空飛ぶクルマ。


ここではドローン型の機体が展示されていて、VRシミュレーション体験もできます。ただこちらは少しお高め。ただ、ちょっとしたグッズを買っただけでも格納庫に入れて、機体を間近で見学することができます。

 

格納庫にはミャクミャク色と黒の2機が並び、どちらも迫力満点。驚いたのは、各プロペラに個別のバッテリーが載っていたこと。重量は増しそうですが、電源を分散させる設計のほうが安全面では理にかなっているのかもしれません。
 

 

コックピットは搭乗者の体が外気にさらされるスタイル。晴天向けの乗り物という印象です。一人乗りのため、商用でお客さんを乗せるというよりは個人所有による利用を想定しているのかな、と感じました。

 

 

  EVカート

 

子どもが楽しみにしていたのはEVカート(ゴーカート)。
 

 

身長105㎝以上あれば体験可能で、料金は2,200円ほど。前日までにeメトロアプリで予約すると少し割引があるそうです。運転方法の説明を受けたあとに走行開始。思った以上にスピードが出て、とても楽しかった様子でした。

 

 

  メトロの歴史と未来を映像で

 

このほか、大阪メトロの過去から未来までを映像で見せてくれる「バーチャル時空ツアー①・②」があり、いずれも実車の車両内で上映されます。


①は、都市への人口集中とともに地下鉄が誕生・発展してきた歴史。②は、空飛ぶクルマが日常の景色に溶け込む近未来が描かれていました。


 

ただ、未来のシーンは人が少なく、全体にゆったりした都市の描写で、私は現実味に欠ける印象を受けました。「その未来の大阪には何人が暮らし、1日にどれだけの輸送を想定しているのか?」という素朴な疑問も残ります。今のところはまだ“夢物語”に近いのでは、と感じています。

 

 

  地下鉄シミュレーターは予約推奨

 

ひそかに楽しみにしていたのは地下鉄の運転シミュレーター。ところが残念ながら満員で体験できず…。こちらもeメトロのアプリで前日までに予約ができます。予約しておけばよかったと残念です。

 

 

 

  フードトラックでおやつタイム

 

敷地内にはフードトラックも来ていて、軽食やドリンクを販売。

 


私たちは午後から行ったので、おやつに「御堂筋をイメージしたゼリーソーダ(ベリー味)」を選びました。シュワシュワのソーダ感がよかったです。

 

 

 

  自動運転バス

 

場内では自動運転バスにも乗車できます。

 

万博会場の自動運転バスは全員着席で定員管理がとても厳格でしたが、こちらは立ち乗車も可で少し驚きました。

 

信号の切り替わりまでの残り時間が分かったり、進路上の障害物を検知して自動で減速・回避したりと、万博では体験できなかった要素があって面白かったです。

 

この信号待ち時間の可視化はすごくいいですね。すべての車と信号機に普及してほしい、と思いました。

 

 

 

e METRO MOBILITY TOWNの閉幕は10月19日です。

今は閉幕前の割引キャンペーンも行われているようなので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょう? 

 

 

 

 

 

 

 

 

万博の閉幕が近づくにつれて、少しずつ心残りをつぶしています。

 

  大屋根リングのいちばん高いところで

 

まずは大屋根リング東側の高台。いつかここでのんびりしたいと思っていた場所です。

 

レジャーシートを広げ、ネパール館でテイクアウトしたビリヤニでお昼ごはん。風が少し冷たくて、あっという間に冷めてしまったけれど、それもまた屋外ならではですね。

 

この日の空模様は今ひとつでしたが、見晴らしは素晴らしく、会場全体を見渡す気持ちよさがありました。

 

 

そういえば、大屋根リングはアルコールは持ち込み不可だそうで、警備員さんに止められました。知らなかった…。

 

 

  アースマートの“祠”

 

こちらは気になっていたアースマート裏の祠。

白い壺が神様の依り代なのかな? なんとなく、手を合わせてしまいますね。

 

 

 

  オマーンのローズソフト

 

ずっと気になっていたオマーンのローズソフト。先日お昼頃に行くと長蛇の列だったので、今回は夜にリベンジしました。

 

 

シャボン玉を見たりしながら味わっていると、ちょうどドローンショーが始まり、ゆったり鑑賞できました。ただ、音楽はやや聞き取りづらいです。

 

 

 

  オマーンでは乳香飴もおみやげに

 

オマーンのショップでは、つい乳香(フランキンセンス)飴も購入。

説明に「オマーン国王から天皇陛下への献上品」とあり、思わず手が伸びてしまいました。完全にミーハー心です(笑)。

 

 

選んだのは一番ノーマルなタイプ。ほんのり甘く、わずかにピリッと、口の中がすっとするような、これまでにない味わいでした。

 

 

  神戸養蜂場の巣蜜ソフトクリーム

 

そして、神戸養蜂場の巣蜜ソフトクリームも。はちみつの香りと、巣ごと味わう濃厚な甘み。 写真を見返すたびに、また食べたくなります。

 

 

 

  北欧パビリオンのセムラ

 

北欧パビリオンではセムラをテイクアウト。

スパイスの香りがふわっと立っておいしかったです。

 

実はIKEAでも食べたことがあるけれど、万博でいただくとどこか一味違う気がします。お値段も5倍くらいだし…。

 

 

  バーラトのビリヤニ

 

続いてはバーラトのビリヤニ。ほどよい辛さとスパイスの香りでどんどん食べられます。

ビリヤニは会場内でいくつか食べ比べましたが、いちばんのお気に入りはバーラトです。

 

 

 

  「マワール」ネックレス

 

ネパール館の通称「マワール」ネックレスを購入。私には少し高いなという買い物でしたが、ここでの出会いを逃すと後悔しそうで思い切りました。

 

どこにつけていこうか考えるとワクワクします。

 

 

 

  住友館のショップ

 

前回、閉まっていた住友館のショップにも立ち寄りました。ちょうど値下げセールが始まっていてラッキー。

 

おそらく既に売り切れているアイテムも多かったと思うのですが、今治のハンドタオルを購入できました。手ざわりが気持ちいいです。

 

 

 

 

  イタリアのジェラート

 

いつも長い行列ができているイタリア館のジェラート。

食べたいけど並ぶのは大変そう、ということでネットで購入してしまいました。

すごく美味しいです!

 

 

 

 

気づけば、次から次へと何か買っていますね。自覚してます。財布の出番が多すぎ!

万博の買い物は基本、一期一会。迷って見送って後悔するくらいなら……と、つい紐がゆるみがちです。

 

 

  まだまだ心残り

 

Better co-beingの夜間開放にも心が動くのですが、先日ちらっと覗くと、20:20ごろの開放に向けて19時台から行列。夜のキラキラは見たいけれど、昼間に予約で体験したこともあるので、無理はしないでおこうか、やっぱり並ぼうか、迷っています。

 

それから、大屋根リング一周。

特に目的を決めず、ぶらぶら歩いて一周してみたいです。歩いているうちに「まだあれもやっておきたかった、これも食べておきたかった」がまた見つかるかもしれませんが、一つずつ回収しながら閉幕を迎えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  え?このタイミングでそれ言う?というお知らせ

 

子どもが学校で万博協会からのお知らせプリントをもらってきました。タイトルには「閉幕までラスト1か月!」の文字。いやいや、もうあと2週間なんですけど…。

 

さらに本文には「午前中や土日祝日を中心に来場予約枠がおおむね埋まっておりますが、午後や夕方の時間帯にはまだ予約枠がございます」とありました。

 

実感としては——今はその予約枠、皆無ですね。

 

 

誰もが「予約が取れない!」と騒いでいる時期に、どういう経緯で配布することになったのか…。

 

もしかすると、万博協会→教育委員会(?)→各学校と回ってくるのに時間がかかったのかもしれません。途中で何人も「もう配布しても意味ないけど」と気づいたはずですが、「まあ、頼まれたから配っておこうか」という感じかもしれませんね。

 

 

  プリントのベースは9月上旬のお知らせ?

 

検索してみると、プリントの内容は9月8日付の公式お知らせの文面とよく似ていました。

 

 

この時点のアナウンスでは「午前や土日祝は概ね埋まり、午後・夕方にはまだ枠がある」という表現は妥当でした。とはいえ9月下旬には、閉幕までの来場日時予約枠は「概ね埋まっている」というトーンに更新されています。

 

紙媒体の情報は遅れがちというのは宿命ではありますが、それにしても遅すぎ。

特に万博関連の情報は鮮度が落ちるのが早いので、このタイミングで配布されると受け手は戸惑ってしまいますね。

 

また、たくさんURLが記載されていましたが、QRコードはありません。長いアドレスを手入力するのは現実的ではないと思うのですが、なぜこれを紙媒体で配るのかなぁ。Google レンズなどを使うことが想定されてる?

 

 

と、すっかり愚痴ばかりになってしまいましたが、このプリントを見て「まだ予約できるんだ」と勘違いされる方がいないことを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

  西の果てで、思いがけないフライト見学

 

先日、大阪港の空クルラボ(Osaka Metro × SkyDrive)に空飛ぶクルマのデモ飛行を見に行ったものの、天候不良で実施されず。ところが今回、万博会場の「西の果て」にいたタイミングでANA × Joby Aviationのデモ飛行に偶然遭遇しました。とてもラッキー。

 

正式な公開飛行は10月開始ですが、この日はテスト飛行のような形で飛んだようです。10月の入場予約なんて取れる気がしない、と半ばあきらめていたので、思いがけず“見たかった景色”に出会えました。

 

 

 

  機体の“顔”がぜんぜん違う

 

「空飛ぶクルマ」とひとくくりに言っても、機体の雰囲気はまったく違いますよね。

大阪港で見たSkyDriveの機体は、私の目にはヘリコプター寄り。

 

 

 

一方、今回見たANA×Jobyの機体は、主翼とプロペラ配置の影響か、セスナ機(あるいはオスプレイ)に近い印象でした。空飛ぶクルマステーションで見たJALの機体も同じような感じです。

 

 

 

別途記事にしたいと思いますが、e METRO MOBILITY TOWNで見た機体は、かなりドローン寄りの雰囲気を感じました。

 

 

 

  見られてよかった!

 

大阪港ではタイミングが合わず見られなかった悔しさが残っていましたが、今回は会場で偶然、離着陸まで見届けられてスッキリ。空を切り裂く迫力というより、スッと浮かんで、静かに降りる——確かに未来感がありますね。

 

空クルラボで“音が静か”と聞いてはいたものの実際にどれくらいか分からずにいましたが、今回のデモで本当に静かだと実感。ヘリのように会話がかき消される騒音もなく、地上に強い風が吹き付ける感じもありませんでした。「これなら日常の風景に溶け込めるのかな?」と期待がふくらみました。

 

当初の計画どおり一般向けの試乗が実現していたら、家から夢洲まで乗せて行ってもらいたかった——そんな気持ちになりました。

 

 

  本来の目的:“リニアエレベーター”

 

さて、この日「西の果て」にいた理由は、フューチャーライフビレッジのリニアモータ・エレベーターの展示が見たかったから。いま主流の“ワイヤーで箱を吊る”方式と違って、上下だけでなく横移動や曲線経路も視野に入るという説明にワクワクしました。

 

 

説明をしてくださった方のお話では、上方向の移動は重力に逆らうため電力消費が大きいのが課題のひとつとのこと。一方で、ロープレス化によってシャフトの使い方が変われば、設計の自由度や安全性などの面でメリットがあるということです。

 

 

 

  デモフライトのスケジュール


さて、10月の空飛ぶクルマのデモフライトの予定はこちらで確認できます。
入場予約が取れている方は西エリアに行ってみてはいかがでしょう?

 

 

 

デジタルウォレットではプログラムへの参加キャンペーンをやっています。

 

 

 

 

この日はどの予約も取れていなかったのですが、偶然の出会いに救われた1日に。空飛ぶクルマが実際に跳ぶ様子を見られて、本当にうれしかったです。さらに、フューチャーライフビレッジの技術展示はやっぱり面白い。目の前の実機やデモが、近い未来の移動や建物設計をどう変えるのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

  万博会場で見られない“もどかしさ”からのリベンジ

 

開幕前は“万博の目玉”として注目されていた空飛ぶクルマ。

 

残念ながら一般来場者は搭乗できず、部品落下の事故もあり、現在会場では“ときどきデモフライトを見られる”程度にとどまっています。しかも当日の風や運用状況によっては飛ばないこともあります。

 

そこで、生で“飛ぶ瞬間”を一度は見たい——そう思い、大阪港バーティポートで実施されるデモフライト見学会に申し込みました。

 

当日の朝は快晴。「こんどこそ!」と期待して向かいました。

 

 

  大阪港バーティポート 空飛ぶクルマラボ

 

「空クルラボ」はOsaka Metroが主催する“空の移動革命(AAM)”の一部を体験できるプログラムで、会場の大阪港バーティポートには“空飛ぶクルマ”専用の離着陸場が整備されています。

 

デモフライト見学会は入場無料の予約制(CLOUD PASSで事前発券)。機体はSkyDriveが提供し、運航は同社の協力のもとで行われています。

 

開場の最寄駅はOsaka Metro「大阪港」です。夢洲方面への乗客が多く、地下鉄は混雑気味。駅からは徒歩10分強で、体感的には「やや遠い」感じでした。

 

公式サイトにオンデマンドバスの案内があったので期待していたのですが、この日は運行がなく予約も不可。一度乗ってみたかったので、残念でした。

 

 

  受付とバスの待機ルーム

 

到着後はまず受付。QRコードを読むと小さな飛行機が出てくるのがかわいかったです。その後、案内された待機場所は冷房の効いた大型バス。ここで涼しく過ごせるのはありがたいですが、お手洗いも車内トイレの利用で、ちょっと驚きました。
 

 

 

  人の手で“スルスル”格納庫から登場

 

時間になると、格納庫から機体が牽引されて登場。空港で旅客機を車で引っ張るのは見たことがありますが、ここでは人力…?。「人が引いて動くくらいの重量なのかな?」と気になりました(質問タイムで聞けばよかった…)。

 

 

 

  解説で理解が進む

 

  • 「空飛ぶクルマ」は愛称。日常で車のように“気軽に”空の移動を、という思いが込められているそう。

  • 正式名称は「電動垂直離着陸機」というごつい名前。

  • 操縦はヘリコプター商用免許で可(プラス研修が必要とのこと)。

  • 騒音はヘリより静かで、少し離れると会話できるレベル。

 
そしていよいよテイクオフ!のはずが、気象条件が悪いということでデモフライトは中止に!!
 

非常に残念でした。

 

公式サイトでも中止の可能性は明記されていますが、空は青くてきれいだったので、いけるかなぁと思っていました。南洋に台風ができているので、影響があったのかもしれません。

 

 

  気持ちを切り替えて“撮影会”へ

 

デモフライトの代わりに、機体そばでの撮影会ということになりました。万博会場では柵ごしにしか見られないので、これはこれで貴重な体験でした。

 

 

今回もまたフライトは見られずでしたが、次の機会があればもう一度チャレンジしたい気持ちです。

 

予約は開始直後にアクセスしてみたところ、比較的取りやすい印象でした(最速で取りに行く習慣が万博で鍛えられたからかも…?)。

 

 

ところで、デジタルウォレットで空飛ぶクルマ見学の抽選ができるようになるらしいです。ゲート取れないのにー!!

 

 

 

 

 

 

 

9月23日(火・祝)、大阪・関西万博のEXPOアリーナ「Matsuri」で、サウジアラビアの第95回ナショナルデーを記念するコンサートが行われました。この日は、1932年の王国成立(統一)を起点とする祝日で、今年は「95回目」にあたるようです。

 

 

幸いにゲートとコンサートの両方の予約を無事に確保できたので、行ってきました。

 

最近は、入場予約がないのに場内の予約だけが先に取れてしまうことがあり、けっこうプレッシャー。しかも今回はコンサートのほうにキャンセルボタンが見当たらず、「何としても入場予約を取らなくては」と、頑張って確保しました。

 

 

  サウジを感じた1週間

 

ナショナルデー前の一週間は、私の周辺の“サウジ色”がぐっと濃くなったように感じました。うめきたでも関連イベントがあり、ネット広告の露出も多かったです(私が万博の記事をよく読んでいる影響もあるのかもしれません)。正直、「どれだけ予算を投じているのだろう」と思うほどの存在感でした。

 

うめきたのイベントにも足を運んだものの、到着が遅く、すでに行列に並べず断念。関心の高さを感じました。

 

 

 

  開演前の空気

 

当日は少し雨が心配な空模様。17:30に会場へ入ると、すでにかなりの人で、私は後方に場所取りをしました。ステージが高めなので、後ろでも立てば視界は悪くありません。

 

約2か月前のイタリアのコンサートでは20時前まで薄明るかったのに、この日は18:30にはほぼ真っ暗。季節の移ろいを感じました。およそ1時間のDJタイム、その後18:30に本開演という流れでした。

 

 

 

  プログラム

 

  • アルダ(剣舞)の勇壮なリズムで、一気に会場がサウジ色に。

  • 能×ネイ/和太鼓×サムリは、両国の文化が自然に溶け合う感じ。

  • サウジ館の人気夜公演『水の物語』は特別版で披露。館内では見られなかったので、この場で出会えてうれしかったです。力強く、どこか悲哀を帯びた歌声が心に残りました。

 

 

  アーティストたちの熱と客席の一体感

 

続いて、サウジの女性歌手 Zena Emad が登場。宗教的に厳格な国というイメージから「女性は人前で歌わないのでは」と勝手に思い込んでいた自分を反省しつつ、伸びやかな歌声をじっくり味わいました。

続く Mishaal Tamer は人気も実力も十分という雰囲気で、前方席のサウジの方たちが大いに盛り上がっていました。

最後は LiSA。私は詳しくなくて、紅白歌合戦で見たことがあるかな、という程度(すみません)。「炎」を披露してくれて、歌唱力の高さを感じました。

 

会場の熱気の高まりに合わせて、配布された緑のリストバンドが波のように揺れ、客席全体の一体感がぐっと増していきました。

 

 

なお、LiSAの出演は前日に急きょ発表されたのですが、SNSでは「サウジの王子が『鬼滅の刃』のファンで、そのリクエストによる出演だった」との投稿も見かけました。こちらの真偽は分かりませんが、王子が希望すればキャスティングできちゃうのだとしたら、それもすごいです。

 

確かに会場には貴賓席が設けられ、VIPらしき方々の姿もありました。紹介はありませんでしたが、王子も来場されていたのかもしれませんね。ネットで検索してみると、サウジの王族は数千人規模ともいわれ、王子の称号を持つ人もすごく多いようで、そちらにもびっくりでした。

 

 

サウジアラビアは、次回の2030年万博の開催地。

これまでは手続きが複雑で入国しにくい国という印象を持っていましたが、今回のコンサートやナショナルデーの行事を通じて、ぐっと身近に感じました。

 

2030年のリヤド万博も、現地で体験してみたくなりますね。

 

 

 

 

 

チケットは持っているのに入場予約が取れない——ここ数週間で、そんな声が一気に増えました。運営は安全面から枠の拡大は難しく、払い戻しもしない方針。最初からその条件で販売されていたのは理解しつつも、やはりできるだけ多くの人が入れたほうがいいはず。

 

涼しくなってから行こうと考えていた方も多く、「混雑は覚悟していたけれど、入れてもらえないとは思わなかった…」という戸惑いは想像できます。

 

 

  「混雑」って入場できないという意味だったとは

 

私も通期パスで閉幕ぎりぎりまで予約を入れられると思っていましたが、最近は本当に入りづらい。

 

もちろん閉幕が近づけば混むのだろうけれど、混雑を我慢すればいいんじゃない? くらいの感覚だったので、この状況には驚いています。

 

9月の初めは時間を選ばなければまだ入れたので、ここに来て一気に変わった印象がありますね。

 

そこで、今ある仕組みのまま、少しでも“回る”ようにするにはどうしたらいいか、妄想してみました。アホなこと言ってるな、くらいの気持ちでお読みいただければ。

 

 

  妄想アイデア①:早く退場した人に日替わり限定スタンプ

 

まず、滞在者が多い状態が問題なら、早めに会場から出る“理由”を用意するのがいちばん分かりやすいと思います。

 

たとえば、早く退場した人向けの限定スタンプ。ゲート前の広場に日替わりスタンプをずらっと並べて、「15時までに退場したら押せます」と案内してみる。

 

みなさんスタンプ好きですよね。少し背中を押される人は出てくるはず。もちろん再入場は不可で。

 

退場の“見えるごほうび”があるだけで、夕方の枠を増やすだけの入れ替わりが進むのでは…という期待です。

 

 

  妄想アイデア②:当日予約で退場者を募る

 

もうひとつは、当日予約で早期退場を“予約”した人に記念品を渡して退場してもらう、というもの。在庫がだぶついているミャクミャクグッズなどがあれば、それを活用。

 

当日予約のシステムを通せば退場人数を把握できるので、17時枠をどれくらい開けられるかの見当が立つし、残った人はパビリオンの予約が取りやすくなります。

 

通期パスの人は、行ったことのあるパビリオンに2回目・3回目の当日予約アタックをかけているんじゃないかと思うんです。なので、退場に価値をつけて出て行ってもらうというアイデアです。

 

 

とにかく早く退場する“楽しみ”を用意すること。たったこれだけでも、今のギュウギュウ感がほんのすこしゆるむ気がしています。

 

まあ、妄想ですけどね…。

 

閉幕前の貴重な期間、なるべく多くの人が、なるべく気持ちよく会場を楽しめるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、大丸梅田のガンダムPOP-UP(THE GUNDAM BASE POP-UP WORLD TOUR in OSAKA)に行ってきました。

 

 

  大丸5階、雰囲気がガラッと変わってた

 

すっごく久々の大丸。

 

エスカレーターで5階に上がって、まず「ここ、キャラクターグッズのフロアになったの?」と驚きました。

 

ユニクロを入れたり、東急ハンズやポケモンセンターを入れたり(撤退もありつつ)、大丸は攻めてるなあ…とあらためて実感。

 

 

  ストア入店はLINEの抽選で

 

ポップアップストアは入店整理券が必要だったので、事前にLINEで友だち登録→抽選に参加。希望時間で無事に取れました。

 

当日は入店者数が絞られていて、売場は快適。待機エリアも広め。

 

万博会場でも感じたけれど、人のさばき方がうまいなぁと感じます。きっと長年のノウハウなんでしょうね。

 

 

 

  お目当ては“万博ガンダム”

 

今回見たかったのはガンダムパビリオン関連のグッズ。ピンバッジがあれば…と思って探したのですが、この日は見当たらずでした。

 

結局、クリアファイル2種類と、パビリオンのガンダムのプラモデルを購入しました。

 

 

 

  会計前の“顔登録”に戸惑う

 

会計にすすむと、レジ前で顔写真を登録されて、そこが一番びっくりでした。転売対策なのかな? 

 

登録した顔データの利用については、紙の規約を渡される感じでもなく、顔写真を撮ることにも口頭の同意だけで(どこかに案内があり、私が気づかないうちに同意していたのかもしれませんが…)、少し戸惑いました。

 

世知辛い世の中…とは思いつつ、混乱が起きにくい運用ならそれはそれでありがたいのかも。

 

 

 

  プラモは“道具がない問題”でしばらく封印

 

せっかく買ったプラモデルですが、これまで1回も作ったことがなく、きれいに作る自信がないので、いったん箱は閉じておきます。

 

まずは、あの部品を切り離すニッパーからですかね…落ち着いて道具をそろえてから楽しもうと思います。