
晴天から一転…雨雲レーダーに不穏な影
この日は仕事終わりに万博へ向かい、先に入場している家族と合流する予定でした。昼間はかんかん照りだったので、天気予報もろくに見ずに出発。
ところが電車に揺られていると、外の景色が急に暗くなった気がして心配になってきました。念のため雨雲レーダーを開いてみると…夕立の雲がまさに夢洲方面へ向かっているところでした。傘もってない。これはまずいです。
会場内から“傘救援”
急いで会場内の家族に連絡し、「傘買っておいて!」とお願い。場内のコンビニでビニール傘を購入後、夢洲駅まで迎えに来てもらいました。傘を受け取った直後からバラバラッと大粒の雨。助かった!
そこからゲートへ並びましたが、夕方はレーンが縮小されていて、お盆休み中ということもあり大混雑。普段なら仕事終わりにスッと通過できていたゲートが、この日はまったく様子が違い、40分も待つことになりました。
雷鳴と豪雨のゲート前
雨は強まる一方、雷はゴロゴロ…時々ズドーン! 広場に密集して立っているのは本当に怖かったです。
再入場の家族はスムーズに場内へ戻っていきました。再入場の場合はX線検査がなく、カバンを軽く開けて見せるだけで通過できたとのこと。手間が少ないのは便利ですが、警備面ではやや心配に感じる場面でもありますね。
大屋根リングは避難所状態
傘のおかげで多少はしのげたものの、横殴りの雨で足元はびしょびしょ。ようやく入場しても、大屋根リング下は人でぎゅうぎゅう。
雨宿りかと思いきや、雷接近により「大屋根リング下に避難するように」という場内アナウンスがあったとのことでした。広いスペースに列を作っていたパビリオン前の待機列も安全確保のため一旦解散となり、屋根の下へ避難となったようです。
並び直しの厳しさ
せっかく長時間並んでいても、雷が接近すると列ごと解散になる場合があるんですね。安全のためとはいえ、その後に元の列へすんなり戻れるとは限りません。再集合時に全く別の位置から並び直す羽目になる人も少なくないはずです。
天候はどうにもならないし、スタッフの指示には従うべきですが、「ここまで待ったのに…」という悔しさと「安全第一」の思いが入り混じる、そんな気持ちになる方も多かったのではないでしょうか。
雷の季節はもう少し続きます。思わぬ予定変更やトラブルが起こることもあるかもしれません。
状況に応じて柔軟に動けるよう準備しつつ、安全第一で楽しみたいですね。