今日も、私の病状推移シリーズ です。
の続きです。
*2014年5月
東京の大学病院まで行って
セカンドオピニオンを聞いてきた私、
絶望の先に希望を見いだすことができ
少しずつ元気になってきました。
相変わらず、重症筋無力症と言う特定疾患の難病のおかげで目は開けにくいし、目の焦点を合わせる筋肉も言うことを聞いてくれなくて、目のピントがなかなか合わない。ものが時々歪んできちんと見えなくて二重にみえたりするので、自動車の運転はできませんが、体も少しずつ動くようになってきたので、自転車で買い物に行くぐらいはできるようになってきました。
明日は、息子の小学校の運動会。
こういうときって、ついつい自分の体力も考えず
はりきってしまうんですよね。
運動会のお弁当の材料をついついたくさん買い込んでしまった私、自転車の前かごも後ろカゴもはち切れんばかりでした。
そして大失敗。
いつもの道をいつものように曲がろうとしたんですが、自分に筋力や体力がなく、あまりの重たさにバランスを失ってしまって、ぶざまに転倒。
痛っ〜〜、見ると足も手も血が出てます。
そしてなんとかよろよろと立ち上がったものの、
荷物でパンパンの重たい自転車を持ち上げることができません。
途方に暮れて立ちすくんでいました
ちょうど小学校の下校ラッシュ
たくさんの小学生たちが横を通り過ぎていきます。
かっこ悪〜〜
と、情けない思いをしてたら、
なんと、当時小学校4年生だった私の息子が登場。
今でも忘れられないのですが、
重たいランドセルを背中に背負っていたのに、
さっと、私の自転車を起こしてくれて
なにも言わずに、スタスタと、
家まで、その自転車を押して帰ってくれたのでした。
病室で泣いた話 part 2。でも、こんな言葉で救われた!でも書きましたが、
親が病気になるってほんとに辛いことだと思いますが、その分子どもは、しっかりするし、優しくもなる。
重荷を背負うって強くなる。
悪いことばかりじゃないんだなと思いました。
今辛い親御さんも子どもさんも
すべての方
どうか災い転じて福になりますように…💕