シリウスの女神いくえです。
いつもこのブログをご訪問いただきありがとうございます。
宍喰祇園泥染めのご紹介です。
シリウスセレクトショップに出品していただく事になりました。
宍喰町とは、徳島県の最も南の県境の町です。かつおさんの故郷の旧海部町とは隣町です。
それでは、制作者の庄司拓也さんと奥さんのあかねさんにお話を伺いました。
以下敬省略
たくや 庄司拓也さん
あかね 庄司あかねさん
いくえ シリウスの女神いくえ
宍喰祇園泥染め誕生秘話
いくえ 庄司さんご夫妻に、宍喰祇園泥染めの誕生秘話をお聞きします。
よろしくお願いします。
たくや あかね、宍喰の祇園神社の境内から鉱泉が出た話出来る?
あかね 夢のお告げで神社に井戸を掘る話ね!
*祇園神社の関係者が、地元の先輩に【夢のお告げ】の話を聞かされたんです。
先輩「祇園神社に井戸を掘れ❗️」
「その水は宍喰を活性化するから、昔のような活気にあふれる宍喰の町になるはずだ❗️」
いくえ それで、その方は井戸を掘ったんですか?
あかね 掘ったんですよ。
そしたら、赤茶色の鉱泉が出てきたんです。
飲み水には使えませんでした。
赤茶色は鉄分で、その水は有馬温泉に匹敵する鉄分の多い鉱泉だということが分かったんです。
それで、一時は温泉にしようと盛り上がったんですけど、いろんな問題で断念したそうです。
そんな時、私が井戸を掘った神社関係者と出会いました。そして、その水の話を聞いたんです。
何かその水を使って、宍喰の活性化に繋がる事が出来ないかと相談されたんです。
タオルがその水に浸かって赤茶色に染まる事を聞いたので、軽い気持ちで染め物を提案したんです。
いくえ なるほど、温泉にするのはお金がかかりますものね。
そしてすぐに染め物になったんですか?
たくや それが直ぐには出来なくて、定着させる事が出来ませんでした。研究すると、泥染めに出会いました。有名なのは大島紬で、大島紬は田んぼの泥で染めていたそうです。
いくえ 大島紬ですか?有名ですね❗️
たくや 大島紬の製法を調べると、タンニンという植物の成分が必要だと分かりました。
タンニンはいろんな植物に含まれています。
それで、お茶も試したのですが、上手く染まりませんでした。すると、藍にもタンニンが多い事が分かったんです。藍染めをしているので、藍は育てていたんです。藍染めには葉っぱを使いますが、茎は処分していました。しかし、茎にもタンニンが多く含まれていて、藍色にはならないのですが、赤紫色の煮出し液が出来ます。その藍の茎を使って、泥染めの色を定着させる事が出来ました。
いくえ なるほどー。
思考錯誤の末に生み出されたオリジナルの製法で染められたのですね!
藍染の世界入ったきっかけ
いくえ たくやさんは自ら藍を育てて、すくもを作り、藍染をされている訳ですが、そもそも、藍染の世界に入ったきっかけは何ですか?
たくや それは、息子のアトピーがきっかけでした。藍染の薬効を知って、すごくカッコいいと思ったんです。僕は生まれは神奈川県の川崎で、仕事は東京の原宿で古着屋をしてたんです。
いくえ 原宿なんて若者のお洒落の最先端じゃないですか!
どうりでお洒落な雰囲気を醸し出してると思いました。
たくや あかねと結婚して、息子が生まれたんだけど、生まれたらめっちゃ酷いアトピーだったんですよ。
それでこれは息子からの【東京を出よう】というメッセージだねと受け取り、二人で田舎に行こうと決めました。東京には30歳くらいまでいました。仕事はアパレルだったのですが、音楽も好きでバンドをやっていました。
そのバンドのツアーで田舎の方へ回った時に、カルチャーショックを受けたんです。そこでは鶏を飼って卵を売ったり、野菜を育てて自分たちの食べるものを作ったりと、自然と共生した暮らしがありました。そんな暮らしに憧れて、いつしか、手伝いをするようになりました。しかし、東京では仕事が出来ると思っていたのに、田舎では無力だったんです。これはなんとかして、生きる力を高めなくてはと思うようになりました。
そして、住む所を探して日本中を回りました。
たどり着いたのが、徳島県でした。
最初は、阿南市の加茂谷に住みました。
そこも凄く良いところで、生まれて初めて生きた川の水で生活をしました。
いくえ 川から水を引いて暮らしたんですね!
たくや そうです。
しかし、サーフィンも好きなので海を求めて海部に移住しました。
ここで藍染を学び独立する事になりました。
染め物に対する思いとは
いくえ 着るものを染める事で意識している事はありますか?
作品作りのテーマとか。
たくや カッコいいものを作る事ですね。
カッコいいものしか作りたくないんです。
自分が着たいものを作るし、息子に着せたいものを作る。
それだけです。
いくえ カッコいいですね!
たくや 藍染の服は何故か民芸品みたいなものが多くて、カッコいい服がなかったんですよ。
だから、作りました。
息子がアトピーでなければ、僕は今、藍染をしてなかったですね。
いくえ 息子さんの命が教えてくれたんですね。
海部に移住して良かった事はなんですか?
移住して良かったこと
たくや 海、山、川があって、自然が豊かなところです。
先日、川崎に帰ったのですが、やっぱり灰色の街なんですよ。海部に帰ると、見える景色が美しくて、ここが大好きなんだなと再確認しました。
いくえ なるほど、意識が変わると見える世界が変わるといいますが、本当に見える景色が変わってますね!これこそ、次元上昇を伴う移住の成功例ですね。
愛のあふれる世界への移住の良い例だと思います。
周りを取り囲む人や命のエネルギー量が絶対的に違いますよね。
たくや 確かに、東京には生命力を感じる事は少ないですね。
いくえ 周囲を囲む命のエネルギーが違いますよね。
藍染に使う藍も、自ら海部で育てたものですし、薬効のある素晴らしい命のエネルギーを身に纏う事が出来るパワーのある服に仕上がっていますね。
宍喰祇園泥染めの薬効とは
いくえ 宍喰祇園泥染めにも薬効のようなものがあると思うのですが、どうでしょうか?
鉄分の多いパワーストーンで染めたようなものですから、宍喰の大地の力が転写されているパワーストーンをまとう服だと思います。宍喰祇園神社には、素盞嗚尊がお祀りされているので、素盞嗚尊パワーも入ってますね。
今度、リーディングで宍喰祇園泥染めの声を聞いてみますね!
たくや・あかね 聞いてみてください!
宍喰の歴史から読む世界の潮流
かつては、日本三大祇園祭といわれたほど、栄えていた宍喰祇園神社。毎年7月17日には、祇園祭が催される。この祭りで演じられる稚児による能楽舞の演目に、赤目退治の話が伝わっている。この地で暴れていた赤目という怪物を退治する話だが、赤目とは、それ以前にこの地に住んでいた人たちの事を指していると推察される。桃太郎の鬼退治が、その地に先に栄えていた温羅の一族を吉備津彦が退治した事を伝説として伝えているのと同じ構図が描かれているのだ。
宍喰の始祖と言われているのは、鷲住王。
鷲住王は、17代履中天皇の妃の兄にあたり、阿波忌部族の一派であった天富命の孫である。
忌部の祖神は天太玉命、その孫が天富命、その孫が鷲住王となる。
宍喰は、17代履中天皇の時代に、鷲住王が遣わされ、周辺の地域の中でも早く稲作が始まった所である。
それ以前には海部の民の町であった所に、忌部の一族が支配の力を伸ばして来たのだ。忌部一族は、五穀と大麻、梶の種を持ち農業を始め様々な技術を持つ技術集団だった。忌部と海部は手を取って、この地で共に栄えて来た。そして、日本三大祇園祭りとなるほどの繁栄を果たしたのだ。しかし、その繁栄の名残も消えかかっている。この町に限らず、地方の町は過疎化が進み、賑わいは消えた。かつての賑わいが過去のものとなり、赤目退治の話が遠い昔話となった今、宍喰の町は新しい力によって蘇り始めている。
支配の世界の反転が始まったのだ。海陽町と呼ばれるようになった宍喰と海部を含む海辺の町は今、移住者が増えている。支配の世界のピラミッドから抜け出た人たちが増えているのだ。
まさにこの地は、支配の世界の反転の最先端にあると言えるだろう。
宍喰祇園神社の境内からは、泉が溢れ出した。それは、魂の声を奮い立たせる水だ。この地の大地の力があふれている。そしてその水は移住者に託された。染め物にその力を宿し、藍染と共に世に放たれたのだ。地球の命と大地の力が合わさったその布は、身につけると、命の力が強く溢れ出す。魂の声に従い命を輝かせて生きる人を強く後押ししてくれる力となるだろう。
その目覚めた力は、世界の反転を速くする。愛のあふれる世界へと移住する為の後押しの力となるのだ。移住の先輩からのエールを受け取って欲しい。
宍喰祇園神社についての過去のブログはこちら💁♀️
詳しくシリウスブルー観光振興協会を知りたくなったら、以下のリンクをご覧くださいね。
さて、今日は新月の浄化瞑想会のご案内です。
まずは、新月の浄化瞑想会にご参加下さい。
参加は無料のウェブチケットを受け取って、
zoomの会議室にお入りください。
シリウスの光による誘導瞑想は、
貴方の過去のカルマを浄化します。
過去の全てです。
貴方自身と深く繋がる、新月の夜。
静かに自分の内側を感じる時間を。
オンラインで繋がりましょう。
1時間の誘導瞑想会ですが、
前半は、心身のリフレッシュに身体ほぐしを誘導いたします。
後半は、シリウスの光による、浄化瞑想です。
その時、集ったメンバーに合った言葉をリーディングでお伝えしています。
私自身もどんな誘導瞑想となるのか、全く分かりません。
毎回、驚きと感動の連続です。
全てのカルマを浄化したら、一回受けたら、もう必要ないのでは?
それはそうなのですが、
毎月受けて、毎月、リセットして生まれ変わる為の儀式のようなものです。
何故なら、人は、常に負の感情の渦の中で暮らしているからです。
他人からの負の感情を受けやすい人もいますし、負のエネルギーにさらされた物に触れる機会も多いです。
月一リセットに新月の浄化瞑想会
おすすめいたします❗️
生物多様性の宝庫❗️
美しい海と山と川の残る
高知県の今ノ山風力発電計画を止めたい❗️
この地を守る事は、未来の地球を守る事。
どうか皆様のお力を貸してください。