12月に入って、南半球にあるオーストラリアは本格的に夏に入った
北半球の日本からだと夏のクリスマスやお正月
は想像もできないかもしれない。けれど、オーストラリアでは、12月半ばから子供たちも夏休みに入って、これから1月末のオーストラリア・デイ(建国記念日)まで、本格的な夏休みシーズンとなる。
北半球の7月、8月といったところだろうか…。写真は先週末近所で開かれたクリスマスマーケットの様子。
職場でも再来週クリスマス前あたりから本格的な夏休みに入り、2月まで職場に戻らない人たちがいたりする。
当然、この時期に旅行をしようとすれば、ホテル代も、航空券も、ハイシーズンで通常の3倍以上の価格となる。特に最近は、円安もあって、オーストラリアからの日本旅行が大人気だ。雪を見る機会少ないオーストラリアからスキー目的で日本に行く人たちが殺到。
なので12~1月に堂々と長期休暇を取れる人たちは絶対的な勝ち組だと思っている。悲しいことに、裕福ではない日本人にとって、わざわざこの価格を払ってお正月に一時帰国することがかなわない現実となっている。
そんなわけで自分の上司にあたる人々、クライアント様方など、勝ち組オージーたちが休暇に入る前に、締め切りが設定され、今の時期は仕事が忙しいことになる(そして今も現在進行形)
しかもある新プロジェクトのリーダーがこの1か月間、家庭の事情で休暇を取っていて、そのカバーをしていたり
オーストラリアでは、休暇は権利。休暇中に仕事をする前提はない。
その間、すべて他のプロジェクトメンバーが被ることになる。時々驚くのはちゃんとした引継ぎをしない人が多いこと(これは本当に迷惑)。日本のように「周りに迷惑が…」という考えはない。
この新プロジェクトは、ほぼこのリーダーに頼っていたため、知らない、不慣れなことも多く、あたふたと容量が悪かったりで、上司や他のプロジェクトメンバーにずいぶんと助けてもらった。
あと1週間ほどこの状態が続く。
来週金曜日の2つの締め切りを乗り越えると、1か月半ほど静かな状況になる。
クリスマス~新年の期間は、所属の大学が閉鎖するのでお休み。オーストラリアではカレンダー通りだと1月2日からが仕事始めとなる(ほとんどの人が休暇を申請しているので、2日から働く人は限られてはいるが…)。
日本人としてはさすがに三が日に働く気がせず、休暇を申請した。
大きな旅行の計画もなく、こちらの人とっては残念なのかもしれないが、一年の疲れを癒すため、12日間の連休が楽しみだ。
今年は近場のビーチでのんびりと過ごそうと思っている。