また週末がやってきたけど、今週末は久々の雨模様雨家でゆっくりすることにした。

 

この数か月間、いろいろとオーストラリア国内を旅する機会があった。

せっかくなので2週間前の週末旅行について書こうと思う。

 

行ったのはバイロンベイイルカ バイロンベイは、シドニーの北800キロ、ブリスベンの南180キロにある海辺の小さなビーチタウンだが、有名な観光地でもある。

 

 

1970年代ごろから、ヒッピーたちやサーファーたちのフェスなどが行われ、オータナティブなライフスタイルを求める人たちが、ニューサウスウェールズ州北部の周辺の村々に移り住んだ。そんなわけで独特な雰囲気を醸し出している。

 

ブリスベンに住んでいた頃、バイロンベイは日帰りで行けるお気に入りの場所だった。

 

きれいなビーチがあり、オーストラリアに来た15年前ごろはまだ独特な空気感であふれていて、普通のカフェやレストランの他に、街のいたるところにベジタリアンレストラン、オーガニック食品、マッサージ、スピリチャル系、ヨガスタジオ、などが目についた。

 

バイロンベイでできる海系のアクティビティには、ダイビング、スノーケリング、カヤック、イルカツアーなどがある。

 

当時は世界中からバックパッカーが集まるリラックスした雰囲気のビーチタウンで、行くとユースホテルに泊まっても個室で100ドルもしなかったと思う。

 

ところがところが…この10年でこのビーチタウンとめぐる環境は一変ポーン。コロナや地価の上昇があって、オータナティブ系のお店の多くは姿を消し(多くは家賃を払えなくなったと聞いた泣)、小ぎれいな富裕層の観光地に姿を変えつつある。

 

この街の独特な空気感が好きだった自分にはとても悲しいことだ。

この街を愛してきた多くの人々も同じように感じているようだった笑い泣き

 

一番ショックだったのは、ユースホステルの個室が1泊220ドル(21,400円)もしたこと。この数年間で倍の値上がりってどういうこと滝汗ポーンゲッソリ 最初聞いたとき、2泊分の価格と勘違いした。

 

シドニーはどうだか知らないが、オーストラリアのよさはのんびりしたところだったけど、多くの場所が同じ方向に行ってる感じがする。少なくとも自分が最初に住んでいたブリスベンも16年前は全然違う場所だった。

 

ところがブリスベンですらも、行くたびに高層ビルが増えていて、最近はディベロッパーや金を持った富裕層お金お金お金がやたらと幅を利かす第二のシドニーになってしまったと思う。腹立たしい。

 

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さて愚痴はさておいて、バイロンベイの魅力はビーチだが、内陸にも素晴らしい自然がひろがっている。

 

今回はNightcap国立公園に、土ホタルを見に行くツアーに参加した↓

 

 

 

このあたりは亜熱帯気候で、熱帯雨林が広がる。国立公園内にはいくつもの滝がある。

 

 

 

そして日が暮れると、この場所で幻想的な土ホタルを見ることができる。

 

土ホタルは日本のホタルと違い、オーストラリアとニュージーランドのみに生息するヒカリキノコバエの幼虫。 えさとなる昆虫を自分の巣におびき寄せるために、尾端を青く発光させているそう‥。

 

私の低性能携帯では、ほのかに光る土ホタルを撮ることはできなかったが、土ホタルが夜の熱帯雨林で光る姿はとても幻想的で、何度見ても素晴らしいと思うデレデレ

 

ゴールドコーストからも土ホタルを見に行くツアーがあるので、もしゴールドコーストやバイロンベイに来ることがあればぜひともおすすめです。

 

ゴールドコーストから行く土ホタルの有名なスポット、タンボリンマウンテンは比較的行きやすかったと記憶しているが、Nightcap国立公園のこのスポットは知る人ぞ知るという感じで、自力で運転していくには少し厳しいとは思う。
 

オーストラリアは広大な国。行く場所の気候帯によって見られる自然や風景が全く異なるので本当に面白い。