10月下旬から11月下旬にかけてシドニーでは紫色のジャカランダの花が満開になる。

 

ジャカランダは、南米原産の常緑高木だが、南半球の春を知らせる花として、オーストラリアでは桜のような存在として例えられているようだ。但し、桜の季節が1週間と短いのに対して、ジャカランダは約1か月ほど花を楽しむことができるビックリマーク

 

シドニーでもブリスベンでも、桜のように街路樹としてあちこちに植えられている。ブリスベンは亜熱帯地帯なのでシドニーより数週間早く10月になると割とすぐに見られたと思う。。

 

都市に限らず、先週末行ったニューサウスウェールズ州北部の農村部でも、民家の庭に植えられていて、人々に愛されてきた花だといえる。

 

シドニーでジャカランダの名所となっているのが、シドニーCBDからハーバーブリッジを渡ったキリビリ(Kirribilli)にあるマクドゥガル・ストリート(McDougall Street)。

 

お天気が回復した今日晴れ。友達について、毎年恒例、この場所にお花見をかねて行ってきた。

 

…しかし、この通り、人が本当に多い。

インスタグラマーたちが大集結って感じかな。滝汗滝汗

 

 

キリビリ周辺には、あらゆる通りにジャカランダが植えられていて、お花見がてら散歩しているだけで楽しい。

 

 

花見を楽しんだ後は、パブでランチハンバーガーして、シティまでハーバーブリッジを歩いて戻ってきた。今日の散歩コースは約7キロ。

 

1932年開通のハーバーブリッジは、ロックスからミルソンポイント駅(キリビリ・ビレッジ)を結ぶ全長1149m、徒歩だと約20~30分で渡ることができる。橋を上るツアーがあるが、橋を渡るだけならもちろん無料!

 

オペラハウスをのぞむ橋からの景色も素晴らしいので、シドニーに来たらぜひともハーバーブリッジを歩いてほしい。

 

今日は、シドニー北部、バルモラルビーチで行われたビーチクリーンアップイベントに参加してきた。

 

 

海や水辺は波うお座、シドニー市民の生活の深い部分にかかわっていることもあり、

ビーチや河川に漂着しているプラごみなどへの問題意識が高い人は多いのではと思う。

 

オーストラリアでは州政府単位で、使い捨てプラスチックの使用廃止への動きが進んでいる。

 

ニューサウスウェールズ州では、昨年11月にPlastic Reduction and Circular Economy Act 2021が法制化し、レジ袋は基本廃止。その他ストロー、容器等も紙製品への移行が進んでいる。

 

但し、これについては場所による、って感じがする。

海に近い意識高い系のサバーブでは守られているけど、シドニー西部のマルチカルチュラルサバーブに行くと、平気でレジ袋やプラスチックのフォークが渡されたりする。

 

それとあわせて、市民主体の環境団体が、夏になると、シドニーのビーチ各地で、イベントを開催する。

 

今日のイベントもその一つ。

 

ライブミュージックがあったり、自転車をこいで、スムージーを作る、ビーチクリーン活動に参加するとトークンがもらえて古着と交換できるなど、皆が楽しめるイベントになるよう工夫がされている。

 

 

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実はコロナ前までは、毎週日曜日に近くのビーチのごみ拾いに参加していたが、

その活動はロックダウンを機に途絶えてしまった。

 

その時に、このイベントにもボランティアとして参加させていただいたこともあった。

 

さて、これまで海岸や河川のごみ拾いをしたことがある方は、海のプラスチック問題がかなり深刻なことはわかっていただけると思う。

 

一度、東京の荒川でクリーンアップをしたときは、出るわ出るわで、あっという間にごみ袋10袋以上になり、全然ごみを拾いきれなかった。

 

ごみの出どころは様々だが、河川で運ばれ、最終的に海に漂流。

 

特にプラスチックは劣化して、小さい破片となる。海鳥、魚、ウミガメが餌と間違え誤飲して体内に入る。最終的に人間の体内にもかなり入っている。

 

数年前に人間が日常生活の中で体内に取り込む微小なプラスチック片は1週間当たり5グラム、クレジットカード1枚分に相当するとの研究結果が発表されたことを覚えている滝汗滝汗滝汗

 

但し、実際に清掃活動に参加し、海岸や河川に浮かぶごみの量を考えると、正直、この結果に驚かないと思う。

 

あと、シドニー湾に流れるパラマタ川の清掃をしたときは、プラスチック製の釣り具のごみがとても多かった。

 

漁業網・ネット類は多く海に漂流して、魚や鳥の足などに絡まるなどして、悲しいこ影響を及ぼしている。

 

さて、今日拾ったごみの写真・・・・結局取り損ねたチーン滝汗笑い泣き

 

けれども、プラスチックの破片が無数。プラ袋の破片、ビーチに残された子供用おもちゃ、たばこの吸い殻、プラスチック包装の一部、ペットボトルのふた、などなど… 

 

日本のインフルエンサーがYouTubeでレジ袋有料化について、環境団体の差し金だとかほざいてるのを見たけど、実際に、この状況すら見たことないんだなあ、って思う。

 

日本のコンビニはプラスチックの宝庫。

実際荒川を掃除したときは、コンビニごみがすさまじかった。

 

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さて結局のところ、あまり難しいこと抜きに、自分にとってビーチクリーンは気持ちよくて楽しい活動。海岸を歩きながら頭を空っぽにして、ひたすらごみを拾う… 

友達と一緒でもいいし、好きな音楽を聴きながらでもいい。

 

心にも体にも気持ちよい活動だと思うので、少しでも関心があればぜひ参加してもらえればうれしニヤニヤニヤニヤ

 

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なんだかバタバタしてたが、あっという間に10月も終わり。

 

シドニーは今、ジャカランダの紫の花があちこちに。

 

これは今日のシドニータウンホール前のジャカランダ。

 

ジャカランダはオーストラリアの花ではないけれど、ブリスベンからシドニーにかけてオーストラリア東海岸では都市部だけでなく、農村でもあちこちで見られる。

 

桜ほど、期間が短いわけでなく、シドニーではだいたい11月末くらいまで見ることができる。明日はジャカランダ花見に行く予定。

 

今日もシドニーは晴れ晴れ 風は少しだけ強めだが、気温も心地よく。

 

今日はシドニー南部のボタニー湾に位置するKamay Botany Bay 国立公園のCape Bailey Tackを歩いてきた。

 

ボタニー湾のこの場所は、1770年4月にキャプテンクック一行が上陸した地点にほど近い。ここから英国のオーストラリア大陸支配が始まった。

 

さて、この海沿いを歩くハイキングトラック。Cape Baileyの灯台までの往復6キロを歩いたが、まるでおとぎ話の世界だった。大げさではなく。

 

今の時期、フラネルフラワー(Actinotus helianthi)という名称で親しまれる、オーストラリア固有種の白い花が一面に満開。

 

 

 

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キラキラ光る海面に目を凝らすと、今の時期は南に移動するクジラたちの姿をあちこちで見かける。さすがにスマホカメラでクジラをとらえるのは難しい。

 

 

クジラは、ブリーチングといって、時々海面上に(時には回転しながら)躍り上がりながら移動していく。ブリーチングの理由は専門家にもよくわかっていないそう(他のクジラとのコミュニケーション、体の寄生虫を落とすため等の諸説)だが、沖を見るとブリーチングをしながら移動するクジラたちが見えた。

 

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このコースはボードウォークとなっていて、とても歩きやすいコースだが、残念ながら車なしでは行くことがなかなか難しい。そのせいか人も非常に少ない。

 

けれども、信じられないことにここもシドニーの一部。

今まで歩いた場所の中でもダントツに素晴らしい夢のようなひとときでした。

 

 

考えたら、最後のブログ更新からなんと半年も経ってしまった滝汗

 

でも元気に生きているウインク

 

正直、何もたいしたことをしていないのに、最近はなんだか時間に追われている気がして、1週間があっーという間に終わり、気が付くと週末に。

 

そして週末も家事やらなんやらに追われて、あっーという間に終わる感じがする。それの繰り返し。でも何より平和な毎日に感謝ですウインク

 

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ブログを始めた理由に、コロナがようやく終わって、オーストラリアにもたくさんの日本人が観光、留学、仕事で戻ってきていて、何かシドニーの生活について発信する機会になればいいのかな~と思ったのがある。

 

今の時代、発信方法はいろいろあって、実験的な側面もあるけれども、今の若者(年寄り臭くてすみませんあせる)は文字を読むというより、YouTubeやツイッター(X)なんかで情報を集めるのかなあ・・ってことで、Xも少し試してみた。

 

確かにツイッターはインターナショナルなプラットフォームだし、いろんな著名人のつぶやきもフォロー出来て、しかも短文で発信できて、面白い。

 

けれどもいまいちまだ使い方がわかっていなくて、使いこなしていない感が半端ないです。

 

そんなわけでいろいろ試している今日この頃。

 

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シドニーの10月は春。花もきれいに咲いている。

 

今年は突然暑くなったり寒くなったりを繰り返しているが、最近、気象庁がエルニーニョ現象(*太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象)の再来を発表し、今年は暑くて雨の少ない乾いた夏になることが予想されている。

 

そうなるとオーストラリア各地で山火事メラメラのリスクが高まる。2019年12月、2020年1月の山火事の被害が思い起こされる…。ホント、この10年で日本もそうだが世界中で自然災害が多くなった滝汗


写真は今朝のビーチの様子。

 

 

海の水温は20℃未満といったところか。

私も9月下旬から、暑い日に海に入っているが、水はまだ少し冷たい。

今日は自分には海に入るには涼しすぎる一日だったけど、海水浴客はまあまあいたかも。

 

週末にダイエットもかねて(滝汗)あちこちハイキングに出かけているので、またいろいろなハイキングコースもこちらで報告させて頂きたいと思う。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

今住んでいるアパートは、たぶん築100年以上経っている。

 

シドニーの近くのビーチリゾートとして、このあたりの宅地化が急速に進んだのは20世紀に入ったばかりのころ。恐らくこのアパートはそのころに建てられた。

 

いちおうペンキが塗りなおされていて、天井や壁の模様もレトロでいい感じだ。しかし設備は古い。キッチンやバスルームはもちろんいつだかに改装されたけれど、たぶん1970年代とか??

 

なのでいろいろと水回り関係の問題がある…。

 

この部屋に入居して、最初の水漏れがあったのは去年の今頃。

 

バスルームの天井からある時、しずくがぽたぽた落ちるようになった。最初は決まって上の階の部屋の住人(女性)がお風呂やシャワーを浴びた後だった。

 

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結局、解決するまでに5か月もかかっただろうか。

 

こちらでは日本のように水漏れだって、不動産屋も配管工も翌日に来てくれない。特に、オーストラリアで家周りの修理修繕には大変な辛抱が必要だ。

 

上の階の女性が協力的で対応が早いのが幸いだった。

 

その間に何回かやり取りがあって、水道配管工が3回来て・・・ようやくわかったのは、水漏れの原因は、上の階のバスルームのタイルの隙間に入った水が下に落ちてくること。

 

どうやら上の階の部屋の住人がタイルの目地を埋めてくれて、ひとまずおさまったように見えた。

 

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ところがどっこい、今夜、数か月ぶりにまた水漏れがあった滝汗チーン

 

上の階の女性は部屋のオーナーだったけど、数か月前に別の場所に引っ越し、住んでた部屋を賃貸に出した。

 

今日、水漏れに気が付いたとき、上の階の住人は不在だった。

 

上の階の住人あてに、「下の階に水漏れが起こってるから帰ったら水道の栓をきっちりとしめてほしい」と置手紙をした。

 

彼女が部屋に戻る音がしてしばらくしたら、上からの水漏れは収まった。彼女が水道の栓を完全にきちんとしめておらず、その水がタイルにしみて下に落ちてきたようだ。

 

同時に以前上階に住んでいた部屋のオーナーにも連絡した。彼女はすぐに水道配管工に来てもらうよう手配したよ、と連絡してきた。

 

けれど、まだこの問題が完全に解決していないと思うと、本当に頭が痛いチーン

 

古い建物だと、水道も旧式なので、水道栓を閉めてもぽたぽた水が落ちてきたりするのは私の部屋でも同じ。きっとまた上階の住人が水道の栓をきっちりしめ切れていないと水漏れが起こる可能性が高い。

 

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さてこの話には続きがある。

 

この水漏れ問題でもめてた(?)元上の階に住んでいた女性が、最近、なんーと職場の同僚の幼馴染兼親友であることが判明した。

 

二週間前にチームでランチに出かけたとき、どこに住んでいるかという話になり・・・

 

「うん、そのアパート。私の親友が住んでたよ」ってことで、なんとしたことかその親友が水漏れ問題でもめた(?)彼女だったことが判明したのだ。

 

この偶然には同僚ともどもびっくりしたポーンポーンポーン

 

シドニーってめちゃめちゃ広いし、人口も500万人いるのになぜよりによって!?!?

 

この建物だって14部屋もあるのだから、よりによって水漏れ問題でもめてた上階の人でなくたって…チーン

 

ときどき地球は狭すぎると感じる。

 

幸い、「もめてる」といっても先ほど言ったように穏やかで協力的な人なので、いろいろと対応してくれたことに非常に感謝もしていて、これまでのやり取りはかなり友好的なものだ。水漏れ問題がなければ仲良くなれそうだと思ってた。

 

なので私も感情のままにブチ切れるだとか、失礼な態度に出てはいないので・・・ホントその点だけはほっとした。さもなくば、悪い噂として職場にひろがるではないか・・・

 

人の縁ってどこでつながってるかわからない。気を付けないと・・と、以前も似たような経験をして苦い思いをしたこともあり、再び思い知らされる。

 

気をつけようビックリマーク