DAIのブログ -23ページ目

納得出来た事

ある東大出身の人のブログを時々読んでいて、疑問に思う事がありました。
というのは、経済や産業技術については実に的をついた主張を展開するのだけど、民族や生き方の事になると、なぜか子どもっぽい主張を展開していたので。ずーっと不思議に思っていたんだけど、先日納得いく事が。

彼のブログに「就職は最初から考えていなかった。だって、自分より努力の足りなかった大学の人と、どうして同じ会社に入るために争わなくてはいけないのか?まったく理解が出来ない」と言うような事が書いてあった。”言うような”というのは、自分が読んだ時には書いてあったのだけど、数時間後にその部分が削除してあったから。自分でマズイと思ったのか、第三者から指摘されたのでしょう。

自分はこの文章を読んで、このブログの作者に対する疑問点がすっきり晴れました。いろいろ隠していたけど、根本的にそう言った考えの持ち主だったんだね、と。であれば、子どもっぽいなぁ~と思っていた部分が解決するんです。

もしかして少し酔いでも入った状態で書いてしまったのかな。本音って、そういう時に出てしまうしね。こわい、こわい。

目立っていないが、たちが悪い

テレビ局の下請けいじめ、是正へ指針 総務省

昨年からの不況で広告費の削減が進む中、時々、このような報道が出てくるようになった。キー局で平均年収1500万のテレビ局。その下で、制作費をしぼられ泣かされている下請け制作会社は多い。

赤字なのに平均年収トップのテレビ業界 「高給のカラクリ」

派遣労働の問題を取り扱った「朝まで生テレビ!」の時に、田原総一郎が思わず「(自動車メーカだけじゃなく)テレビ局もひどいよ」と言い、カメラアシスタントに「あなたいくらもらってる?」と聞いたシーンがあった。もちろん答えは無かったが、田原総一郎はカメラアシスタントがおそらく下請けの会社の人間だと確信していて聞いたのだろう。そのくらい、テレビ局の下請け会社は劣悪な労働条件で働かされている事は有名な話だ。もちろん放送関係はラジオ局も同様だ。不服を言えば干される、下請け法もちゃんとは機能していないのが実情だ。

今回は著作権にも言及している所は大きい。テレビ局は今まで、放送免許の特権をバックにやりたい放題の事をやってきた。例えばある楽曲をテーマ曲にするかわりに、制作協力金という形で現金と著作権を強要したりした。個人でこれをやった有名プロデューサーが何人も横領で捕まったのは、みなさんの記憶にも鮮明に残っているのではないか。彼ら個人がたまたまやっていたのではなく、もともとテレビ局の業務として行なっていたのだ。きっと捕まったプロデューサーたちは「なぜ自分だけ?」と不服だった事だろう。

今まで表面化しなかったのは、テレビ局が自ら隠蔽していた側面はあるだろう。自分たちの都合の悪い事は扱わない。4大マスコミの共通した古い体質だ。今回の指針で、劇的に変わるとは思えない。孫請け以下は、それほど状況は変わらないだろう。しかしながら何かのきっかけにはなるはずだ。テレビ局はラジオ局の状況を見て考えて欲しい。映像と音声の違いがあるので同様な事が起こるわけではないが、放送利権にあぐらをかいているとどうなるのか、その部分は同じなはずだ。

ディア・ドクター

久々に邦画のいい作品に巡り合えました。
テーマも脚本も演出も役者もいい。

この映画を観る前に心配だったのは、鶴瓶の演技。
というのも今までのいくつか見ているが、
どうも消化不良な演技が多かったため。
しかし今回の鶴瓶演じる伊野役は、思った以上に良かった。
演技も上手くなってるけど、この伊野というキャラクターが、
鶴瓶と良くマッチしている。
もともと持っているものが似ているのではないかと思うほど。
他のキャスティングも、役者さんの特徴をとらえた完璧さ。
そしてシナリオも良く練られていて、スキが見当たらない。

とにかく今の社会を的確に映し出されている上に、
登場人物も上手く描けている。
経済や社会の効率化が進む中、
人が記号化され簡単には入れ替え可能な存在にされている。
そんな現状に警笛を鳴らしています。
松重演じる刑事が、今の社会を牽引してる人の
目線で描かれています。

何が本物で偽者ものなのか。
いったい何が正義なのか。
いろんな事を感じずにはいられない作品です。
是非、映画館で観てもらいたい。

大丈夫?関西国際空港

関空路線をさらに減便・廃止へ JAL・ANA今秋から

こんな状態で、関西国際空港は大丈夫なんだろうか?知っての通り、関西国際空港は巨額な有利子負債をかかえている。その額は1兆1千億を超える。

もともと、ここに空港が必要なのか?という根本的な問題を抱えたまま、開港した関西国際空港。立地的にも財政的にも、もはや競争力の無い空港と化している。

JALが以前のように国営の航空会社であれば「せっかく作った空港だから」と、採算度外視で路線を確保したのだろうが、民間航空会社になった今ではそれも出来ない。もちろん採算度外視なので、その穴埋めには税金が湯水のように使われてる事になっていたろう。

JAL旅客、最悪の下落 国際線は前年比19.8%

現在のJALの状態じゃ、とても関空なんて使えない。道路と同じように、深い考えも無く空港を作り続けてきたツケが回って来たようだ。もちろんそのツケを払うのは国民だ。今の与党の政治家や霞ヶ関のお役人には、能力も無ければ智恵も無い事が、この事でも露見している。この国は荒治療が必要な所まで追い込まれている。

もうすぐ皆既日食!

22日の皆既日食、見られない所でも「部分」はOK

皆既日食を見たかったけど、部分日食が見られるだけでも満足!
東京で75%、かなり欠けるね。

久々の天体ショー。

皆既日食は神秘的なんだろうな。
見られる人が、うらやましい!!

京教大準強姦、他校の女子学生がネット中傷

京教大準強姦、他校の女子学生がネット中傷

うーん、なんでこんな事が何度も起こるのか。自分としては全く理解が出来ない。おそらく書き込んだ人物としては、軽い気持ちなのだろう。インターネットは「公」であるという事を認識出来ていないという事なのだろか。しかし、それにしても・・・。

私立大学では一般入試入学が少数派

「一般入試で入学」私大では少数派に…読売調査

今春の入試で、国公立は筆記試験による一般入試の入学者が81%を占めたのに対し、私立は一般入試が44%だった。ちなみに指定校推薦16%、公募制推薦10%、書類審査や面接などで選考する「AO(アドミッション・オフィス)」8%、付属・系列校推薦5%など一般入試以外の入学者は計46%。無回答・非公表は10%という結果。

大学生の学力低下が言われて久しいが、その一因にこういった入学形態の問題があるだろう。とにかく講義を受けるにあたり、基礎学力が無いために講義で言っている事がわからない、テキストを読む読解力も無い、そんな生徒が増えている。大学は学問を学ぶ場では無かったのか?自分自身も仕事やインターンを通して、大学生と接する事がある。ある程度の学力を必要とする有名大学の学生なのに、基礎学力や一般知識が欠けている人を時々見かけます。よくよく話を聞くと、そういう学生は指定校推薦などで入学した人が多い。

また、交流のある大学生から「◯◯◯◯の方面へ就職したいんですけど」などと相談を受ける。彼らは就職のためのテクニックやコツを知りたいのだろうが、「まずは基礎学力と一般的な知識を身につけなさい」とアドバイスする事が多い。企業の立場から言えば、論外な大学生が多い。大学生にもなって、運動経験も無いのに「イチローになるにはどうしたらいいですか?」と聞かれてるような感覚だ。本気でなりたいのだったら「まずは基礎トレーニングから始めなさい」としか言うしかないだろう。

大学は経営の事を考えて、沢山の学生を入学させたいのは理解出来る。しかしながら、大学はそれでいいのか?入学が緩いのであれば、卒業を厳しくしたらどうか。レベルの低い卒業生を乱発しても、その大学の信用を低下させるだけで、学生からも企業からもそっぽを向かれてしまうのは間違いない。

入学方法が多様化するのはいけない事では無いが、最低限の基礎学力ぐらいはクリアしておいてもらいたいものだ。

疑う事も想像力

「疑う」という言葉にネガティブなイメージが強いのか、「疑う」という行為を心良くない行為だと思う人が多いように感じる。常識を疑う、人を疑う、あげればいろんな「疑う」がある。

なぜ「疑う」事をしないのか?疑う事で身を守る事も出来る。例えば、マルチ商法。これは毎度言われているが「元金を保証して高利回り、確実に儲かる」なんて事をどうして疑いもせずに、信用する事が出来るのか?少なくとも、こんないい話には裏があると疑った人は、被害にはあわなかったはずだ。それくらいの想像も出来ないのだろうか?”人がいい”という領域を超えている。

もしかして「疑う」以前に、思考停止状態になっているのか?最近の若年層に、そう思わなければ解釈出来ないような人を多く見かける。「疑う」「信じる」という前に、その言葉を記号のように判読して行動してるように見えるのだ。例えば、上司が明らかに誰が考えても指示を言い間違えたとする。そうすると、そういう人種はそのまま間違った指示に従って行動するのだ。僕らの世代なら「すいません、もしかして◯◯の良い間違えでは?」と確認したりするのだが・・・。そのまま行動してしまう人の受け答えに多いのは「言われた通りにやった」という言葉。確かにそのとおりなのだろうが、まるで出来の悪いロボットを相手に話しているようだ。

どうしてこのような若年層が増えているのか。主な要因には、想像力の低下・思考力の低下・コミュニケーションのフラット化などが、あげられる。これは子どもの頃の教育に大いに影響があるだろう。今まで以上に、家庭、地域、学校が協力し合って、これからの教育はどうあるべきか考えていかなくてはいけない。

七夕

気がつけば、今日は「七夕」

もう夏って感じですね~。

「七夕」は雨の日が多いというけど、
きょうはギリギリ天気は持つのでしょうか?

みんなは、どんな願い事を短冊に書いたのかな?

トランスフォーマー/リベンジ

前作、とても楽しませてもらったので、今作も期待していた作品。
『トランスフォーマー/リベンジ』
期待通り楽しませてもらいました。

自分の中では、これこそエンターテイメントの国アメリカ・ハリウッドの作品と思わせてくれる。細かい事は関係無い!観てくれる人が思いきり楽しんでもらえれば、という製作者の意図が思いきり伝わってきます。この所、アメリカの作品は自分探しや小さなテーマが多かったような気が、それとは全く真逆。

小さいネタや下ネタまで、あらゆるものがてんこ盛り。世界中を使って、オプティマス率いるオートボット軍団と悪の軍団ディセプティコンがアメリカ軍を巻き込んで戦いを行なう、あり得ないストーリー。逆に最初からあり得ないストーリーだからこそ、思いきり創作の世界を楽しめる。彼らがトランスフォームしているGMの車輛を見るとちょっと寂しい気もするが、それすら吹き飛ばしてしまうほど。

ただ、ちょっと戦闘シーンが長いような気が個人的にはしました。もうちょっとタイトな方が、気持ちよく観られたかも。こんな時だからこそ、頭を空っぽにして楽しむには最適な作品です。