不思議な理屈
政治家の方々の話を聞いていると、自分から見て不思議な理屈が多い。
一番感じるのが消費税の問題。 特に現与党の人が多いのだけど、「もう財源がないのだから、消費税をアップしないといけない」 と主張する。 確かに、将来的に消費税をアップしないと 成り立たないのはよくわかる。 しかし、痛みを強いるなら、まずは自分たちの無駄遣いを徹底的に無くしてから強いるのが当たり前じゃないのか。
企業に例えるとわかりやすい。社員の給与をカットするには、まず経営陣が社内の無駄を徹底的に排除し、それに加え、経営陣の報酬もカットした上でないと、社員は納得しないだろう。もちろんそれでも社員に不満は残るけど。
どうして、こういった手続きの必要性が理解出来ないのか、与党の方々の考え方には首をひねるばかり。これは庶民感覚というよりも、人として当たり前だと思うんだけど、自分がおかしいのか?
一番感じるのが消費税の問題。 特に現与党の人が多いのだけど、「もう財源がないのだから、消費税をアップしないといけない」 と主張する。 確かに、将来的に消費税をアップしないと 成り立たないのはよくわかる。 しかし、痛みを強いるなら、まずは自分たちの無駄遣いを徹底的に無くしてから強いるのが当たり前じゃないのか。
企業に例えるとわかりやすい。社員の給与をカットするには、まず経営陣が社内の無駄を徹底的に排除し、それに加え、経営陣の報酬もカットした上でないと、社員は納得しないだろう。もちろんそれでも社員に不満は残るけど。
どうして、こういった手続きの必要性が理解出来ないのか、与党の方々の考え方には首をひねるばかり。これは庶民感覚というよりも、人として当たり前だと思うんだけど、自分がおかしいのか?
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?
なかなか刺激的な本のタイトルだ。今回の選挙戦で、選挙に行かない20~30代の人は、よく考えてみるといいかもしれない。自分たちの利益を守るには、自分たちが行動しないとどうにもならない。今まで選挙に行かなかった若年層が選挙に行けば、政治家たちも若年層に配慮しなくていかなくなる。回り回って、自分たちの利益になるのだ。今回の選挙を若年層にかき回してもらいたいものだ。
なかなか刺激的な本のタイトルだ。今回の選挙戦で、選挙に行かない20~30代の人は、よく考えてみるといいかもしれない。自分たちの利益を守るには、自分たちが行動しないとどうにもならない。今まで選挙に行かなかった若年層が選挙に行けば、政治家たちも若年層に配慮しなくていかなくなる。回り回って、自分たちの利益になるのだ。今回の選挙を若年層にかき回してもらいたいものだ。
国語力の欠如なのか?
麻生首相、高齢者は「働くことしか才能がない」
うーん、伝えたい事はわかるんだけどね。麻生太郎って総理大臣は、漢字がどうのって事じゃなくって、国語力が完全に欠落しているんだろうか。まぁ、たびたび石原都知事も言っていた事だけど。麻生総理の発言を聞いていると、中学生レベルの国語力しか無いように思えてしまう。また、その事に本人が気づいていないのもイタ過ぎる。気づいていれば克服しようと思って努力するか、事前に原稿をチェックしてもらうだろうし。大金持ちなのに、小派閥の長。グループ企業の経営でも失敗してると聞く。総理大臣になっての一連の発言や行動を見ても、うなづける。人の上に立つ器じゃないのだ。日本も自民党も混乱して当然なのかもしれない。
うーん、伝えたい事はわかるんだけどね。麻生太郎って総理大臣は、漢字がどうのって事じゃなくって、国語力が完全に欠落しているんだろうか。まぁ、たびたび石原都知事も言っていた事だけど。麻生総理の発言を聞いていると、中学生レベルの国語力しか無いように思えてしまう。また、その事に本人が気づいていないのもイタ過ぎる。気づいていれば克服しようと思って努力するか、事前に原稿をチェックしてもらうだろうし。大金持ちなのに、小派閥の長。グループ企業の経営でも失敗してると聞く。総理大臣になっての一連の発言や行動を見ても、うなづける。人の上に立つ器じゃないのだ。日本も自民党も混乱して当然なのかもしれない。
教育改革は急務
「市教委の扱いにうんざり」英国人講師辞職へ
今の教育現場はどうなっているのか?今回の選挙を機に、しっかりと教育改革を行なってもらいたい。もちろんそれにともなっての、子育て支援も幼稚園&保育園改革、奨学金制度の見直しなど。今までの子育て、教育などがおざなりになっていたために、今のような社会状況を作っている一端がある。ある臨床心理士によれば、1984年以降生まれは精神面が小学三年生レベルで止まってる子が多いという分析もある。これは全ての大人の責任だ。役人や政治家だけでなく、彼らの政策に無関心だった国民も同罪だ。より良い社会を作るために、私たちは懸命な判断をしなければいけない時にきている。
今の教育現場はどうなっているのか?今回の選挙を機に、しっかりと教育改革を行なってもらいたい。もちろんそれにともなっての、子育て支援も幼稚園&保育園改革、奨学金制度の見直しなど。今までの子育て、教育などがおざなりになっていたために、今のような社会状況を作っている一端がある。ある臨床心理士によれば、1984年以降生まれは精神面が小学三年生レベルで止まってる子が多いという分析もある。これは全ての大人の責任だ。役人や政治家だけでなく、彼らの政策に無関心だった国民も同罪だ。より良い社会を作るために、私たちは懸命な判断をしなければいけない時にきている。
賃貸住宅の更新料は無効 借り主勝訴の初判断
賃貸住宅の更新料は無効 借り主勝訴の初判断 京都地裁
一瞬、目を疑った、それほど革命的な司法判断。賃貸の更新料が無効なんて、自分は賃貸に住んでいた時にそうなっていたらば・・・。しかし自分の場合、最後の8年間くらいは直接大家さんと契約したため、更新のたびに更新料は減少。確か最後は賃料の20%くらいだったような。まぁ、いずれにしてもこのままでは家主サイドも黙ってはいないだろう。今後の成り行きを見守りたい。
一瞬、目を疑った、それほど革命的な司法判断。賃貸の更新料が無効なんて、自分は賃貸に住んでいた時にそうなっていたらば・・・。しかし自分の場合、最後の8年間くらいは直接大家さんと契約したため、更新のたびに更新料は減少。確か最後は賃料の20%くらいだったような。まぁ、いずれにしてもこのままでは家主サイドも黙ってはいないだろう。今後の成り行きを見守りたい。
アマルフィ 女神の報酬
このところテレビ局が中心となって製作された作品のクオリティーが低いので、怖いもの観たさで行ってきました。フジテレビ開局50周年記念作品という事なので、少しは頑張ってたか。
前半はいいテンポで進んでいき、後半に期待をさせたのだけど、最後はどんどん失速。テレビ局が中心になると、どうしてこうなってしまうのかが不思議。点数にすると前半が85点、後半が30点という感じ。何が不満かと言うと、やはり脚本の詰めが甘い。この点が日本のエンタメ作品の決定的な弱さ。
「脚本家名ない」作家協会が抗議 映画「アマルフィ」
こんな報道を見ると、西谷監督も原作の真保さんも、出来の甘さにクレジットを辞退したのではと勘ぐってしまう。いろいろと突っ込みどころがある脚本だけど、ある程度は許せる。しかし決定的なのが、犯罪者の犯罪計画が前半と後半でレベルがまるで違うのだ。前半は用意周到だった実行犯が後半になると偶然に頼ってしまう。あり得ない。このような犯罪を行なう時は極めて論理的に、そしてリスクを考え計画するはずだ。この作品は、そこのハードルが超えられなかったために、実にもったいない作品になってしまっている。ちょっと内容は違うが『バンテージ・ポイント』などが参考になるのではないか。あのような大胆な犯行を行なう連中は、計画を成功させるために偶然などに決して頼らない。偶然があっていのは、証拠を見つける犯人を追いかける側だ。
とはいうものの、そこそこ楽しめる作品。イタリアの風景や出演者が好きな人は、脚本のアラは気にならないはず。
前半はいいテンポで進んでいき、後半に期待をさせたのだけど、最後はどんどん失速。テレビ局が中心になると、どうしてこうなってしまうのかが不思議。点数にすると前半が85点、後半が30点という感じ。何が不満かと言うと、やはり脚本の詰めが甘い。この点が日本のエンタメ作品の決定的な弱さ。
「脚本家名ない」作家協会が抗議 映画「アマルフィ」
こんな報道を見ると、西谷監督も原作の真保さんも、出来の甘さにクレジットを辞退したのではと勘ぐってしまう。いろいろと突っ込みどころがある脚本だけど、ある程度は許せる。しかし決定的なのが、犯罪者の犯罪計画が前半と後半でレベルがまるで違うのだ。前半は用意周到だった実行犯が後半になると偶然に頼ってしまう。あり得ない。このような犯罪を行なう時は極めて論理的に、そしてリスクを考え計画するはずだ。この作品は、そこのハードルが超えられなかったために、実にもったいない作品になってしまっている。ちょっと内容は違うが『バンテージ・ポイント』などが参考になるのではないか。あのような大胆な犯行を行なう連中は、計画を成功させるために偶然などに決して頼らない。偶然があっていのは、証拠を見つける犯人を追いかける側だ。
とはいうものの、そこそこ楽しめる作品。イタリアの風景や出演者が好きな人は、脚本のアラは気にならないはず。
シェア出来るか出来ないか
先日、テレビ関係の技術の人と仕事をしていた時、ついつい話題にのぼるのは、不景気による制作費削減の話。尋常じゃない状態だ。
テレビ制作会社社長が自殺
ちょっと前だが、自殺者も出た。これ以降、行政が放送局に対して指導を行なうようになっている。遺書には、放送局に対する恨みが書かれていたようだ。制作費の削減はもちろんの事、裏金を要求されたり接待させられたり様々な事が書かれていたとの事。
自分もラジオ番組の制作に関わっているが、これまたひどい状態。制作費はカットされるから、関わっている人のギャラの減額や、スタッフのリストラを行なわないといけない事になる。出来れば、減額でみんなの仕事を守りたいと思うのだけど、時々理解してもらえない人もいる。
「ギャラを下げられては困る」の一点張りだ。何度となく話し合うのだが、受け入れてもらえない。こうなると契約満了をもって、スタッフを交代させるか人数を減らすしか方法が無くなってしまう。難しい決断だ。
番組の制作費の削減ならまだマシかもしれない。番組数を減らして経費の削減を放送局は考えるので、番組そのものが無くなってしまう事もある。ワイド番組が増えるのもそのせいだ。これだと打つ手が無くなってしまう。
とにかくこんな経済状況なので、みんながシェアし合えればいいのだけれど、とつくづく思う。放送キー局の平均年収は1500万円だけど、これをを下げるとかね。しかし実情は全く逆で、放送局は下請けに系列会社を挟んでピンハネし、不労所得を稼いでいく。本社が赤字なので、その傾向は強くなってしまう。日本の悪しきシステムだ。
不況になると、自分だけは生き残りたいという気持ちが強くなるのはわかるけど「困った時はお互い様」という気持ちも忘れて欲しく無いと思う自分は、甘いのだろうか。
テレビ制作会社社長が自殺
ちょっと前だが、自殺者も出た。これ以降、行政が放送局に対して指導を行なうようになっている。遺書には、放送局に対する恨みが書かれていたようだ。制作費の削減はもちろんの事、裏金を要求されたり接待させられたり様々な事が書かれていたとの事。
自分もラジオ番組の制作に関わっているが、これまたひどい状態。制作費はカットされるから、関わっている人のギャラの減額や、スタッフのリストラを行なわないといけない事になる。出来れば、減額でみんなの仕事を守りたいと思うのだけど、時々理解してもらえない人もいる。
「ギャラを下げられては困る」の一点張りだ。何度となく話し合うのだが、受け入れてもらえない。こうなると契約満了をもって、スタッフを交代させるか人数を減らすしか方法が無くなってしまう。難しい決断だ。
番組の制作費の削減ならまだマシかもしれない。番組数を減らして経費の削減を放送局は考えるので、番組そのものが無くなってしまう事もある。ワイド番組が増えるのもそのせいだ。これだと打つ手が無くなってしまう。
とにかくこんな経済状況なので、みんながシェアし合えればいいのだけれど、とつくづく思う。放送キー局の平均年収は1500万円だけど、これをを下げるとかね。しかし実情は全く逆で、放送局は下請けに系列会社を挟んでピンハネし、不労所得を稼いでいく。本社が赤字なので、その傾向は強くなってしまう。日本の悪しきシステムだ。
不況になると、自分だけは生き残りたいという気持ちが強くなるのはわかるけど「困った時はお互い様」という気持ちも忘れて欲しく無いと思う自分は、甘いのだろうか。
自分に合ってる仕事
先日、大学2年生の男の子に就職について、 ちょこっと相談された。
本人が就きたいと思っていた仕事は、「思っていたよりも人と関わって仕事をしないといけないため、 自分には合わないと思うので、 自分に合った他の仕事を探そうと考えてる。」との事。
本人には「他の仕事でも人との関わりはいっぱいあるので、 その事は知っておいた方がいい。」また「自分に合う仕事と言うけど、 君に合わせて仕事が存在してるわけじゃないので、 就きたい仕事があるなら自分を変える努力をした方がいい。」 と話しておきました。
おそらく社会経験も無く、知識もまだまだ乏しい学生に、 合わせた仕事なんて、そう多くは無いという自覚が必要なんだけど 大学によっては、幻想を植え付けてる所もあるよう。
プロスポーツに置き換えるとわかりやすい。、特にチームプレイが必要なスポーツ。 学生レベルでトップでも、 プロレベルで即戦力で働けるのは一握り。 あとは、学生のうちからプロと一緒に活動しているかどうかだ。
結局は同じなんですよね、仕事という事においては。この辺をちゃんと自覚させてあげないと、学生たちは、今の自分に合った仕事を探し続け、気がついた時には取り残されている、という状況が今よりも増加しかねない状況だ。もちろん厳しい現実など、誰も聞きたくないだろう。しかし、大人たちが夢とともに現実を教えてあげないで誰が教えてあげるのか。大人の責任が問われている。
本人が就きたいと思っていた仕事は、「思っていたよりも人と関わって仕事をしないといけないため、 自分には合わないと思うので、 自分に合った他の仕事を探そうと考えてる。」との事。
本人には「他の仕事でも人との関わりはいっぱいあるので、 その事は知っておいた方がいい。」また「自分に合う仕事と言うけど、 君に合わせて仕事が存在してるわけじゃないので、 就きたい仕事があるなら自分を変える努力をした方がいい。」 と話しておきました。
おそらく社会経験も無く、知識もまだまだ乏しい学生に、 合わせた仕事なんて、そう多くは無いという自覚が必要なんだけど 大学によっては、幻想を植え付けてる所もあるよう。
プロスポーツに置き換えるとわかりやすい。、特にチームプレイが必要なスポーツ。 学生レベルでトップでも、 プロレベルで即戦力で働けるのは一握り。 あとは、学生のうちからプロと一緒に活動しているかどうかだ。
結局は同じなんですよね、仕事という事においては。この辺をちゃんと自覚させてあげないと、学生たちは、今の自分に合った仕事を探し続け、気がついた時には取り残されている、という状況が今よりも増加しかねない状況だ。もちろん厳しい現実など、誰も聞きたくないだろう。しかし、大人たちが夢とともに現実を教えてあげないで誰が教えてあげるのか。大人の責任が問われている。
方法序説
「我思う、ゆえに我あり」のデカルトが著した『方法序説』を読んでいた。
方法序説 (岩波文庫)/デカルト

¥483
Amazon.co.jp
その中で、こんな文章が書いてあった。
「学校で行なわれている討論というやり方で、それまで知らなかった真理を何か1つでも発見したようなことも、見たことがない。というのは、だれもが相手を打ち負かそうと懸命になっている間は、双方の論拠を考量するよりも、真実らしさを強調することに努力しているからである」
これを読んだ時に、今の自民党や民主党が頭に浮かんだ。これだけ混迷した社会状況で、どちらが正しいかという討論では無く、今やらなければいけないのはお互いに智恵を出し合い、将来に向けた新しい道筋を探し出すことではないのか?
「自民、もう立派な野党」民主・岡田氏が皮肉
最近の自民党を見ていて、自分も感じていた。すっかり野党化してる、当事者は気づいているんだろうか?自らのマニフェストも作らず、民主党のマニフェストの検証ばかりしていて、どうするのか?ある程度決まっている歳入しかないのだから、改革するのであれば予算の配分の組み替えしかないだろう。智恵が無いなら、下野を前提として民主党と一緒に、精度の高い改革を行なったらいいのでは?(もちろん、そんなことは出来ないのだろうけど)少しは大阪府を見習ったらどうなのか。言うことやること、ズレまくってる自民党に、もはやつける薬は無いってことか。
方法序説 (岩波文庫)/デカルト

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その中で、こんな文章が書いてあった。
「学校で行なわれている討論というやり方で、それまで知らなかった真理を何か1つでも発見したようなことも、見たことがない。というのは、だれもが相手を打ち負かそうと懸命になっている間は、双方の論拠を考量するよりも、真実らしさを強調することに努力しているからである」
これを読んだ時に、今の自民党や民主党が頭に浮かんだ。これだけ混迷した社会状況で、どちらが正しいかという討論では無く、今やらなければいけないのはお互いに智恵を出し合い、将来に向けた新しい道筋を探し出すことではないのか?
「自民、もう立派な野党」民主・岡田氏が皮肉
最近の自民党を見ていて、自分も感じていた。すっかり野党化してる、当事者は気づいているんだろうか?自らのマニフェストも作らず、民主党のマニフェストの検証ばかりしていて、どうするのか?ある程度決まっている歳入しかないのだから、改革するのであれば予算の配分の組み替えしかないだろう。智恵が無いなら、下野を前提として民主党と一緒に、精度の高い改革を行なったらいいのでは?(もちろん、そんなことは出来ないのだろうけど)少しは大阪府を見習ったらどうなのか。言うことやること、ズレまくってる自民党に、もはやつける薬は無いってことか。