実は引越し3日前まで働いていた私。


木曜日が最後の出勤日で、土曜日には


午前中に新居に行き、面接を受けることになっていた。




当時認可外保育所で働いていて、保育士は5人。


辞めることは伝えていたけど、募集をかけても応募がない。。


あっても「正職員みたいに働きたい」とか


「2時までしか働けない」とか条件が合わなかった。




人手が足りない&少しでもお金が欲しいということもあり


ギリギリまで働いていた。





子どももママも仲良くできたのは一人のみ。


そこの家族とギリギリまで遊び、ランチをし、


長女のお友達を呼んで手作りピザを作ったりしていた。




らくらくパックを使っていなかったので


荷造りも全部一人で行った。



3月の私のスケジュールは


メラメラ 仕事


メラメラ 荷造り


メラメラ お友達とお別れパーティ


メラメラ 役所関係


メラメラ 子どもの書類関係


メラメラ 粗大ゴミをまとめる&捨てに行く


メラメラ 新居の手続き


メラメラ 買出し


メラメラ 今後の出費予定を考える


メラメラ 保険等の住所変更


メラメラ サラリーマンから無職になるため、そのための知識


メラメラ 習い事の調整 新居での習い事リサーチ


メラメラ 駐車場の解約




分刻みの日々だった



ペタしてね



1年半しか住まなかったけど、小学校や幼稚園、私の勤務先などに


やっぱり渡さなければならないので、お金がまたかかってしまう。


少しでも出費を減らしたいが必要経費と諦め、子ども達に選ばせる。


これからは引っ越すこともないし、最後だしね。



あと、しばらく引っ越す予定はないので、色々買い足すものもでてきた。


クーラー2台・照明2台・カーテン2枚・お風呂のふた・マット


液晶テレビ2台・新しい小学校幼稚園で使うもの・プリンター


ガスコンロ・防音カーペット・棚・新居の挨拶品


ピアノの調律もそろそろだし、ピアノの運搬費用も自費。



3LDKから3DKに引っ越すんだもの。


いらないものはドンドン捨てましょう。


持ち込めば10kg200円。


処理場までは車で10分もかからない。


燃えるゴミ20kg 燃えないゴミ70kg


沢山捨てました。


これからは不要なものは買わないようにしなきゃ・・・・・



ペタしてね

当時住んでいた地域は人口10万という小さな町で


7割が老人では? と思うくらい高齢化が進んだ町だった。


昼間散歩していても、公園に行っても子ども連れに会う事はなく


次女の友達作りもできずにいた。




祖父母の時代から孫までずっと同じ小学校に通うような地域。


たま~に転勤族がくるけど、ほとんどが大企業の勤めで


数年後には本社がある東京に戻るような人たちだった。




次女が通っていた幼稚園も9割が地元の人。


残り1割が転勤族で、皆旦那様は大企業に勤めている人ばかりだった。




地元の人は親同士が同級生が多く、とてもそのなかには入れるような


度胸もなく、転勤族同士仲良くしていたのが現状だ。




旦那の会社が不景気になりつつあるときも、大企業づとめの友人達は

とってもバブリーアップ


奥様は優雅な生活をして、趣味に没頭し、余裕をもって子育てしていた。



皆4月の人事で本社に戻ったりする人が多いなか


『リストラで地元に帰る事になった』とは言えず、


たった一人にカミングアウトしてその地域を離れた。


そのお友達も私達の数ヵ月後に支店縮小で閉鎖し、


転勤していったのだが。。



周囲には『転勤だ』と言いつつ、心の中は不安でいっぱいの日々。


自分がこれから家計を支えていかなければならない不安。


パート先はすぐ見つかるのか?


休日や時間などの折り合いはつくのか?


子どもの学校の事、初めての保育園の事。


からかわれやすい長女はいじめにあわないだろうか?


友達はできるだろうか?


泣き虫で神経質な次女は環境がかわり、馴染めるだろうか?


旦那が無職とばれて、マンションを追い出されはしないだろうか?


近所の人にばれて、引っ越したばかりの子ども達は白い目で見られないだろうか?


生活していけるのだろうか?


貯金が底をつかないだろうか?


1月~3月はとにかく考えることがいっぱいで、卑屈になる自分がいて


ハイテンションで引越しをすすめる自分と、不安で眠れない自分と


バランスをとるのが難しかったような気がする。


ペタしてね

決定する1週間前から、とても緊張していた。


もし4月に入園できなかったら、絶望的だった。


いくら旦那がしばらく家にいるとはいえ、この1年間友達と幼稚園で楽しく過ごしていた次女は

友達と遊びたくなるだろう。


もし保育園が駄目なら、幼稚園に入園させるしかない。


でも生活がかかっている私は幼稚園での行事に参加できるのだろうか?


絶対無理だ!


何が何でも保育園に入園できなければ、家族の生活が成り立たない。



当日目覚ましをかけていなかったのに6時には目が覚めてしまった。


時間がゆっくり過ぎる。


朝事務所に張り出すといっていたが、遠いため、電話でもいいと言われた。


8時まで待ってみる。



震える手でSH902isを持ちかけてみる。


園長先生が「次女ちゃんは確かOKでしたよ」と不確かな事を言う。


どうしても信じられなくて、家族で1時間半かけて見に行ってしまった。


本当に名前があって、園長先生にお礼を言い帰宅した。



保育園に入れた!!

これで一安心キラキラ


でも入園日が引越しと同じ日だった冷


とりあえず引越し前日に、皆で掃除をして、私は面接に行くことになり、夜は次女と二人で新居に泊まり翌日の入園式に備えることになった。


旦那と長女に引越しを託した。


ペタしてね

新生活に向けて、仕事先をずっとチェックしていた。


パソコンで探し、ハローワークへ行き、詳細を確認。


そんな事を数回していたら、時間・日数・時給ピッタリなところを発見!


すぐに面接の約束をつけてもらった。


引越し前で忙しいのと、ギリギリまで仕事をするせいもあり、面接の日がなかなか

合わず、結局引越し前日掃除に行くのでその日の午後に面接してもらえるようになった。



仕事の件で引越し前に行っていたことは


エプロン 面接を1件お願いした


エプロン 保育士の派遣会社2社に登録


エプロン 市立保育園の臨時職員募集のページをみつける


エプロン 隣の市の 市立保育園の臨時職員募集のページをチェックする


エプロン 保育連盟の求人情報を常にチェックする


と万が一に備え、いつでも面接に行ける様にしておいた。


ペタしてね

家も決まったので、今度は小学校と幼稚園に言わなければならない。


先生に報告する前に、子ども達が言ってしまったうぅー


転勤でこの土地にきて1年半、正直馴染めなかったし、


本当に仲の良い友達もたった一人しかできなかった。


だから小学校の人たちと幼稚園の人たちには「転勤です」と伝えた。


地元意識が高く、生まれも育ちも地元だから噂になるに決まっている。



子ども達にもまだ本当のことを言えなかった。


優しく、感情を出すのが苦手な長女はきっと胸のうちに感情を隠してしまって

転校とのストレスで体に異変が起きるかもしれない。


神経質な次女は本当の意味はわからないかもしれないけど、

きっとまた登園拒否を起こすだろう。。



☆一番最初にカミングアウトしたのは20年来の親友。


 しかも普通のメールで。 直接話したら絶対泣いちゃうから・・



☆次にカミングアウトしたのは、前住んでいた時にできたママ友。

 引っ越してきて毎週遊ぶようになったけど4ヶ月で、我が家が転勤してしまったけど、ずっと連絡はとっていてランチも欠かさなかった。


 一緒にシミとりに言ったときにカミングアウトした。


 初めて人前で話して、やっぱり泣いてしまった。

 気が張っていたけど、不安でしょうがなかったから泣


 「いちごなら乗り越えられる!」と言われ、とても心強くなった。


ペタしてね


結果を報告するため、また人事の人が来た。


会社おやじ。 「今回の話、受け入れますか?」


A-SK 「はい。3月31日付けで退職届を出します。」


会社おやじ。 「今住んでいる家はどうしますか?」



A-SK 「新しい家を契約してきました。引越し業者への連絡をお願いします。」


会社おやじ。 「はっ早いですね汗



A-SK 「退職希望届けは●日までに届けばいいのでしょうか?」

   「今回募集人数より希望者が多いと聞いていますが、打ち切られることもありますか?」


会社おやじ。 「届いた順に受理するからね~。私に送ってくれたらすぐに人事に出すこともできるよ」



A-SK 「明日にでも出します。」



A-SK 「今までありがとうございました」



話し合い終了後SH902isする約束だったのでかかってきた



いちご。 「どうだった?」


A-SK 「終わったよ。すっきりした。」


いちご。 「そっか・・ あと2ヶ月だね。頑張って。」


A-SK 「体調悪いし、やる気無いけど頑張るわ。。」



ついに承諾の返事をしてしまった。


もう後戻りはできない。


会社に頼ることなく、これからは生きていかなければならない。


ペタしてね

約束通り、私達は不動産へ行った。


同じマンション内で空いている部屋を見て、間取りがよく


部屋も綺麗な102号室に決めた。


敷金・礼金・ハウスクリーニング・鍵の交換・保証金・


家賃2か月分と、あっという間に50万なくなってしまった。


結婚してからずっと借り上げ社宅だったので、


家を決めたらあとは会社が契約して


お金を払ってくれていた。


こんなに大変だとは思わなかった冷



部屋の寸法をはかり、間取りに書き込み、


どこに家具を置くか家族で話し合った。


公園に行き、少し遊んでみた。



今後の生活は不安だったけど、もう転勤しないでいい気楽さ

やっと地元に戻れた喜び

これからは地域にとけこんで暮らせる喜び

子どもも転校せずに、ずっと友達と仲良く過ごせること


全てにおいて家族で喜んでいた。


ペタしてね

家はあと、どの部屋にするか決めるだけになったので、


次は次女の保育園探しである。


自宅から近いのは1件のみ。


事前にHPやまたまたBWPで情報を集めていた。


とりあえず市役所に現状を説明してわかったことがいくつかあった。


メモ あと5日間で4月入園の申込み期間が終わること


メモ 申込み時点で、市内に住んでおり働いていること


メモ 園によっては定員オーバーで入園できないかもしれないこと


メモ 申込みをしても必ず入園できるとは限らないこと


メモ 保育園に連絡して面接をすること



その週は珍しく仕事がぎっちり入っていて、面接に行けるのは最終日当日のみだった。


最終日だから不備があっては困る。


持ち物チェックを十分して、念のためハンコも持っていった。



早めについた私は、ビルや敷地内の公園、今後遊ぶであろう公園2箇所、小学校の校庭や校舎

通学路などを写真に撮りまくっていた。



保育園の園長先生はとても穏やかな先生だった。


リストラされることを初めて人に言ったのは園長先生だった。


誰にも相談できず、一人で抱えていた私はリストラの事を言うと泣いてしまいそうで・・



先生達の給料は、子ども達のお陰と常に言っていて、子どもを大切にしていること


保護者に余計な負担を与えないため、PTAなどもない事


沢山遊ばせること


自然を大切にすること


本当は優先順位が低いはずだけど、区役所の方にぜひ入園できるよう言ってくださること


もし仕事先が無いときは、この園で働いてくださいと言って下さった事。。



私はこの保育園にぜひ入園させてあげたいと思い、第1希望に記入し、第2希望以降書かなかった。


入園決定まで1ヶ月半。


落ち着かない日々を送っていた。。



ペタしてね

皆でハイテンションでやってきました!


ナビを頼りに現地到着。


いちご。 「インターからも近いね!」


A-SK 「交通の便もいいし、いいところだね」


ビルを見て、気に入り管理会社へ連絡してみた。


サラリーマン富樫 「その物件は昔、ピアノの音が原因で楽器不可なんですよ~」


いちご。 「そうなんですか。。」


サラリーマン富樫 「他にも沢山物件があるので、とりあえずお店に来てください」


と言われ、お店へ行く私達。


A-SK 「●校区でさがしているんですが・・」


サラリーマン富樫 「予算はおいくらでしょうか?」


いちご。 「できれば駐車場込み3LDKで6万代であっ!!!(淡薄)(必死)」


サラリーマン富樫 「あ~・・・ 楽器可ですよね?」

   「人気の校区ですので、なかなか・・」



わかっていたけど、難しかった泣

私も働いて、家賃分は私が出すと決めていたし、

今働いてるパートの収入が6~7万。

この金額なら、これからも無理なく稼げる。

家賃で無理して、働くのがつらくなるのは嫌だったから

妥協したくなかった。


いちご。 「M中学に行きたいと思っているので、

隣の校区でもいいのですが。。」


サラリーマン富樫 「それなら、範囲が広まりますね! 1階はどうですか?」


いちご。 「大丈夫ですよ!」


A-SK 「・・・防犯上、あまりよくないけど・・」


サラリーマン富樫 「おススメ物件がいくつかあるので、コピーしますね。

築年数は気にしますか?」


いちご。 「全然(笑)」


サラリーマン富樫 「では、こちらの書類に記入してください」


A-SK 「はい」


サラリーマン富樫 「お勤め先、株式会社☆★☆なんですね。

今まで何件も取り扱いました。」

   「法人契約でよろしいですか?」


A-SK 「イエ、個人契約で・・」


会社が危ないと巷で評判だったから、なんとなく

気付いていたかもしれないが、

4月から無職になる我が家にとって、

社歴と収入がある今のうちに

契約したかった


4~5件見てまわった。

ずっと会社が家賃補助をしてくれたので、

今まで3LDK~4LDKに住んでいた

我が家にとって、3DKに住むことは考えられなかった。

でも状況が許さない・・


いちご。 「3DKで、駐車場込み。壁も白くて綺麗だねキラキラ 

敷地内に公園もあるし♪」

   「子どもの自転車もあるし、いいんじゃない?」


A-SK 「間取りもいいね。でもベランダから進入されそう・・」


いちご。 「そんな事言ってたら決まらない泣


おねえさん 「ここは他の階にも空き物件がありますよ。」


見に行ったけど、階段上るのが嫌だといい、

結局1階の物件で隣同士あいていて

どちらにするか悩んだけど決まらず、

来週また見にきて契約することになった。



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