クインカンクスとはマイナーアスペクトのひとつで150度の角度を取るアスペクトが存在します
インコンジャンクトとも言います。
このアスペクトは
エレメント/クオリティ/ポラリティ
全てが違います。
そのため天体同士が分かり合えず、相容れない関係性で繋がっているんですね。
天体の度数とオーブによっては多少変わってくる場合もありますが、そういう意味を持ちます。
人間関係を構築するにあたり、なにもかも価値観が違くてお互いに全く分かり合えない、そんなイメージです
これがチャート内で起こっているというわけなんですね。
そのため無理が生じたり、弱い天体がもう一方の天体に無視されるようなことが起こります。
ただ、これは後天的に鍛えることで互いの天体の力を活かすことが可能となり、その結果才能を開花することが出来るアスペクトでもあるのです。
いやぁ、鍛えがいがありますね~!
(タイトルの回収)
では実例
私は
・水星6ハウス
・火星11ハウス
このふたつの天体がクインカンクスの関係です。
水星は射手座(火)、柔軟宮、男性宮
火星は牡牛座(地)、固定宮、女性宮
6ハウスは役に立つことを目的とした奉仕のハウス
11ハウスは枠が無いですし、未来的で横のつながりのハウス
このようにどこをとっても相容れる要素が無いのです
この場合水星が火星に無視されますし、火星と水星が接続不良を起こしている感じですね。
そのため思ったことを言語化したり、それを発言するのに時間がかかりやすいという現象が起こります。
そういえば母が言うには私はしゃべり始めるのが他の子よりも遅かったと言っていました。
今思えばこのアスペクトの影響であると考えられます。
(幼少期のとぼけた顔の私←)
とはいえ普通に会話するのに困った事はありません。
むしろ怒りに任せて発言して余計なことを言っちゃうことが少ないので、良いブレーキにもなっているんです。
日常生活ではその程度ですね。
ただ、インプットした知識をアウトプットするのに時間がかかる感じですね。
実はブログを書くのも慣れるまで本当に大変でした
火星と水星がうまく連携を取れていないので何しろ時間がかかります
火星は土星とトラインでサインは牡牛座なので、そもそもマイペースな気質はありますけどね~
それでもむちゃくちゃ時間がかかるのは水星と火星のアスペクトの影響も多分にあります。
始めた当初はひとつの記事を書くのに2.3時間?もっとかな?
ってくらい時間をかけてブログを書いておりました
今は調子が良いと30分、時間がかかって1時間、眠い時は1時間半みたいな感じで、私にしては大幅に時間が短くなったのです!
(ミッドポイント見るとかそういう調べは別として)
人によっては「それでも時間かかるのね」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし火星水星のクインカンクスなので、鍛錬していけばその内もう少しマシになるでしょう
ちなみに言うと、私は対面鑑定もメール鑑定も1度すべて洗いざらい見て文字に起こします。
(プリントアウトしたチャートの横にビッチリ書いていくスタイル)
メール鑑定の文章構成は進めながらやっていきますが、太陽は何ハウスであーでどこーで…
ってぜーんぶ一度書き起こしてますね
対面やオンラインは文字に起こして、実際にしゃべってみたりして事前準備をしてます
そうすることで火星と水星をうまく連携させようとした結果の行動なのでしょう。
無視する関係性とはいえ、こうやって対策すれば何の問題もありません
鍛える前は正直ちょっと大変でした
忍耐強いタイプでもないしぃ…
最初の頃はブログに何時間もかけて発信しても、閲覧数は雀の涙
(それでも見てくれる人がいたから感謝です)
これ続けて意味あんのかな~
なんて思う事も多々ありました。
でも鍛錬次第でどうにかなりますし、天体同士がうまくかみ合ってきます。
そして一定のラインを超えると多少楽に取り組めるようになりましたね。
なのでクインカンクスが無視する関係とはいえあまり悲観的にならずに、ふたつの天体をどうかみ合わせていこうか?
という視点で考えられると建設的なのではないかと思います