こんにちは、志緒村亜希子です。  
 
 
 
 
 
あの、告白をした晩から5日経ったクリスマスイブ(昨日)。
 
 
彼に気持ちを伝えて、初めのうちはスッキリして安心した。
それに、腹を割って話せたことで、彼との距離がぐんと近づいたような気がして、ものすごい愛情が戻って来た感覚があった。
 
だけど、3日経ち、4日経ち、
なんだか釈然としない感覚が残っていることに気づいた。
 
それまでも、彼と何も話していない訳ではなく
むしろあの告白をした日以来、他のセンシティブで大切な話題も、今まで以上にお互い素直に話せるようになった感じがしていた。
ますます仲良くなったと実感してた。
 
だけどこのモヤモヤ。
なんだろう?と思ってずっと考えてた。
 
気づいたら、彼が実家に伝えられずにいる優しさを、私が汲んで一緒に苦しんでいるような状態になっていた。
 
いま私一人のことでも大変なのに、今度は彼の罪悪感までも先回りして私が背負ってしまっている。
 
実家へ与えるインパクトと、夫の気持ちと、自分のこと、全て、全てを私が背負おうとして苦しんでいることに気づいて、もうどうしたらいいか分からなくなってしまった。
 
今までで一番苦しい。
 
 

分からないながらに、分かったことがある。
 
それは、私が全然安心できていない、ということだ。
 
彼が、いいよ って言ってくれた言葉に対して、全然安心できていなかったということ。
 
でっかく笑い飛ばしてくれて、ご両親にも
「今回、アキコはおやすみ〜〜〜!! あ〜腹減った!!!」くらい明るく伝えてくれたら、どれだけ安心することか。
 
 
 
 
そこを、子ラッコが寝付いてから話し合った。
 
マジ真剣に話し合った。
 
初めは面倒くさそうだった。
 
その感じが悲しくなるという話もした。
 
そこから気づいていなかった本題に入っていく。
 
結婚して今年で11年目。
これまで10年間(知り合ってからは20年)、彼はこういう真剣な話が苦手だと分かっていたから、そこをすごく気を使いながら向き合って来たこと。
 
私の話には興味ないんだと思っていたこと。
 
聞く耳を持ってくれないから私が一人で頑張って来たこと。
 
 
本当は私が欲しかったもの(態度や言葉)も、あなたは苦手なんだと思って、諦める代わりに違う形で手に入れようと私なりに彼の存在からカケラを拾って来ていたこと。
 
 
・・・書けば書くほど、私がメソメソ女でダメンズメーカーであることがバレてしまいヒジョーーーーに書きづらい。
 
 
でもそれだけ、私は彼のためにお膳立てして、先回りして土台を作って、なるべく苦手を感じずにこっちへ来てもらうよう、すごくすごくすごくすごく頑張って来ていたことが分かった。
 
なぜ?
 
もう傷つきたくないから。
 
やっぱり私の話は聞いてもらえないんだな。
 
やっぱり私は夫に分かってもらえない人なんだな。
 
 
と、もう、そんなこと感じたくなかったから。
 
 
でもね、薄々分かってた。
 
私が夫とこんな風に正面切って腹を割って話すことができなかったのは
「どうせ夫には興味持ってもらえない」
と信じて来たから。
 
 
だけど、ずっと貝になった彼を辛抱強く、いつか開くことを信じて待っていられたのは
本当に彼を理解したいと思っていたから。
 
男の人は表現が下手くそだと言うけど、それでも、頑張って何かを伝えて欲しかった。
 
 
 
涙でぐちゃぐちゃになりながら、怒りながら、伝えた。
 
 
 
彼も、こんなにも妻に興味がないと思われていたことや、自分の気持ちが伝わっていなかったことにショックを受けていた。
ちょっと泣いていたようにも見えた。こんな彼を見るのは初めてだった。
 
いつもの私だったら、揺れる彼を見て怯んで終わらせてしまうけれど、昨日は違った。
 
 
ひと通り、話終えて 彼が言った
 
「俺はどうしたらいい?」
 
 
 
え?
 
「そんなの自分で考えて?」
 
「(こんなに全身全霊であなたを愛してる人に対して)
しっかりしろーーー!!!!!」
 
 
 
 
口をついてこう出て来た。
 
ああ、私、これが言いたかったんだ。
ずっとずっとこれが言いたくて彼をダメンズにして来たのかも。
これについては後日
 
 
 
もんのすごくスッキリして、こんなに清々しい終わり方なかったわ!くらい、明るく
 
「じゃあ、おやすみ〜〜〜〜っ!!!」
 
 
と私は寝室のベッドに入った。
 
 
 
彼はしばらくソファに座って考え事をしていた。
 
けどすぐにベッドに来ていびきをかき始めた←ハラタツ!(笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お正月のこと、どうするのかは全て彼に任せる。
 
 
今回お休みすること、私たち夫婦が新たな第2章に入る必要な儀式のような気がする。
ご両親はがっかりさせてしまうし私も罪悪感が消えたわけじゃない、後悔することにもなるかもしれないけれど、その残念も込みで受け止めてみる。
 
 
 
この件で、本当に私がやりたかったことは、夫婦のガチタイマン。
 
ずっとずっと気になっていた些細なすれ違いをやっと素手で触れられたような気がする。
 
そこに対する満足感でいっぱい。
 
 
 
 
ふぅ・・・・・
 
結婚10年で、ここ?というのをブログでさらけ出すのはものすごく抵抗がある。
 
 
 
 
 
ここまで、心屋的解釈とか、いろんな気づきがあって。
 
でもそれを挟んでいると最後まで書ける自信がなかったので
乱筆乱文お許しください(?)