今週は野球部の飲み会があったが欠席した。というのも翌日に苦情の話し合いが持ち込まれていたからだ。この話し合いも説得に時間がかかってもう1年近くになる。


最近ようやく解決の糸口が見えてきたので、いろんな人のスケジュールを押さえて話し合いの日程を組んだ。そうしたら、それが野球部の飲み会の翌日だった。


もちろん、飲み会の翌日だからと言っても、二日酔いにならなければいいだけの話しなので、飲み会まで欠席することはないのだが、僕はそこまで自分を信用するほどバカじゃない。若者と飲み始めるとついつい飲んでしまい、間違いなく二日酔いになる。だから飲むのをやめておいた。


話し合いは、なんとか無事に終わらせることができた。野球部の飲み会も行きたかったけれど、1回行くのをやめただけで仕事がうまくいくなら、軽い負担だと思うしかない。


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週末は、特に何かをする予定はなかった。でも、土曜日の午前中には事故の報告が来て、その事故対応をした。


少し風邪気味だったが、栄養価の高いものを食べて、マスクをして寝ていたら、だいたい直ってしまった。


日曜日も特にすることがなかった。


午前中、少し家のまわりのゴミ拾いをした程度だった。
そして、今週も勉強はなにもしなかった。


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荒野のストレンジャーというクリント・イーストウッド監督・主演の映画を観た。


HIGHPLAINSDRIFTER

http://youtu.be/gi0If8tH_Ls

ラーゴという街に辿り着いた用心棒が、街を守るという映画で、黒澤明の映画のようだった。


HIGHPLAINSDRIFTER1


HIGHPLAINSDRIFTER2

ただ、僕には正直言ってあまり面白くなくて、緊張感だけを強いられる映画だった。何を守ったのか、何のために守ったのかが最後までよくわからない映画だった。


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いろいろマンガも読んでいるが、今、新刊を待ち望んでいるのは「山賊ダイアリー」と「西遊妖猿伝」だけだ。最近では「刻々」もあまりに理屈が過ぎて、ついていけない気分になっている。


アマゾンでマンガを見ていたら岡本健太郎の「山賊ダイアリー」の4巻(イブニングKC)と諸星大二郎の「西遊妖猿伝」の5巻(講談社)が出ていたので注文した。


SANZOKUDIARY


SAIYUYOENDEN

寝転がってマンガを読む。どちらのマンガも面白かった。


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マッスル北村さんの「伝説のバルクアップトレーニング」(フィットネススポーツ)という雑誌の増刊号も買った。


MUSCLEKITAMURA

そもそもは毎日ノルマにしているたった100回の腹筋運動が続けられそうにないので、モチベーションを持続するための何かがほしかったから、伝説のマッスル北村さんの本を買うことにしたのだ。


マッスル北村さんは日本のボディ・ビルのレベルを上げた人だ。ネットで略歴を調べてみると、東京大学理科Ⅱ類と東京医科歯科大学医学部を中退している。現役のときは防衛医科大学校と早稲田大学理工学部にも合格していたという。体はとてつもないが、頭脳も明晰な人なのだ。


彼の書いた「ボクの履歴書」というのが名文だという。この雑誌にもついているので、読むのを楽しみにしていた。


正直なところ文章自体はそれほどうまくはない。だが、書かれている内容には確かに胸を打つものがあった。彼の場合、華やかなスポットライトを浴びた経験も、多くの人から賞賛された経験も、それから何かを成し遂げて嬉しかった経験も数多くあると思うが、そういう面は軽く触れる程度しかない。自慢話はほとんどない。むしろ、悩みや超人的な努力といったことが主題になっている。


「鍛えれば鍛えるほど道は開ける」という彼の言葉には、真実がある。彼は1日で山道を120km走って14kgの減量をしたり、急激に太ってやせることを繰り返したり、いつも命がけでボディビルに取り組んでいた。結局、彼はボディビルのための過酷なダイエットで低血糖を起こして命を落とす。


彼は「自分はもうダメだ」とか「自分にはどうしてもできない」という自己否定の言葉には従えない、のだそうだ。それは大変な性分だと思う。僕はすぐに従ってしまう。でも、そういう人を僕は尊敬する。


こうした本を通じて、素晴らしく尊敬できる人がいたんだという思いは持てて、この本を買ってよかったと思った。マッスル北村さんにはほど遠いが、僕も自分のレベルで努力をしていきたいと思った。

人前で話すのが苦手だ。今まで、重要な会議では、どんなに忙しくても自分用の読み原稿を書いていた。書かずに会議の司会等に臨む人が信じられなかった。部下が、かなり重要な会議でも読み原稿なしで臨むのを見ると、勇気があるなあ、といつも感心してしまう。


最近、微妙に偉くなったら、会議の冒頭で挨拶をさせられるようになった。司会は原稿なしなのに、俺の挨拶は当然のように原稿付きだ。


半沢直樹のドラマで、彼がもし読み原稿なんか読んでいたら、説得力は半減すると思う。書いてある内容は正しくても、「相手に伝える」ということを重視すれば、原稿なんか読んでいてはダメだ。内容ももちろんだが、「伝え方」という要素も大きい。そういった演技力を、僕はもう当然のように持っている必要があるのに、持っていない。


原稿を持って立ち上がるたび、俺、かっこわるいなあ、とは思うけれど、僕には必須なので仕方がない。


最近、飲み会の乾杯前の挨拶や締めも任されることが多くなった。こちらは、読み原稿を作っている余裕はないし、乾杯のグラスを持ちながら読み原稿なんて読んでいられないので、即興で、その場に沿いそうなことを考えてしゃべらなくてはならない。


「そんなに期待していないけれど、立派なことを言ってくれそう」という期待感に満ちた飲み会の参加者の目を見ると、「申し訳ないなあ」という気分にさせられる。そして、何とかこなした後、「ちょっとイマイチだったな」という感想を各自が持っているのを、僕は察してしまう。誰よりも、僕自身が感じているのでリアルにわかってしまう。


高校の頃、演劇部の人たちが「あめんぼあかいな、あいうえお」(不正確ですまん)などと発声練習をしているのを「何の意味があるんだろうなあ」と醒めた目で見ていたけれど、こういう発声も含めて、演技力って本当に大事だよなあ、と思う。基本だけでいいから、演技の勉強もしないとなあ、と思うけれど、実際には何をしたらいいのかさっぱりわからず、何もしていない。


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家からそれほど遠くない場所に、神社がある。幼稚園の頃からよく遊んでいた神社で、詳細はよく知らないのだが、由緒正しい神社らしい。


この神社のしめ縄を、僕の住んでいる地域で作らなければならないことになった。しめ縄はワラを買ってきて、みんなで編むのだろうと思っていたら、田んぼを借りて、稲を作るところから始めるのだという。


それで、今週末は、その借りた御神田(ごしんでん)に田植えをすることになった。
神事なので、最初に神主さんが祝詞(のりと)をあげた後、早乙女(さおとめ)と呼ばれる女の子達が稲を植える。


その早乙女は誰でもできるものではなく「御神田の田植えをする早乙女は、汚れ(けがれ)をしらない処女じゃないといけない」のだそうだ。


「処女かどうかって、どうしたらわかる?聞くのか?」
聞くのではなく、小学校5年生の女の子達が植えるのだと教えてもらって「なるほどなあ」と思った。


早乙女が植えるのは最初の10本くらいで、残りは機械やおっさんたちで植える。神事が終われば、あとは汚れを知っているおっさんたちでもかまわないらしい。僕も数十年ぶりに田植えをした。


その昔、小学生の頃、学校の授業で田んぼで田植えや稲刈りをした。田舎育ちなのに、農業には一切関わってこなかったので、泥のなかに足を入れるのにも抵抗があった。「もし、泥のなかにヘビがいたら」なんてことを想像しただけで、腰が引けてしまっていた。


今はもう大人なので、泥のなかに足を入れるのは平気だけれど、「泥でバランスを崩して尻餅をつくのではないか」なんてことを想像すると、やっぱり腰が引けてしまう。


おまけにその前日は、地元の飲み会があったので、僕は少し二日酔いだった。御神田に吐くわけにはいかないので、大丈夫かなあ、と思っていた。それでも、途中からは気分も大分回復し、最後には御神酒まで飲んだ。


朝9時から始まった田植えは、11時前には全てが終わっていた。随分と疲れていたらしく、その後、家に帰ってきてから寝た。


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気象予報士の試験勉強は全く進んでいない。しかし、診療情報士の試験関係で、最近は統計の勉強を始めた。


腹筋は毎日続けているが、やせるどころか体重は重くなりつつある。筋肉がついているために、いったんは太るのだと思い込みたいが、正直「そっかあ?」なんて思ってもいる。

今週、久し振りに野球の練習に行った。練習開始時刻になっても仕事がかなり残っていたので、僕が練習会場に辿り着いたのは練習が始まってから50分くらい経った後だった。だから、結局、30分くらいしか練習はできなかった。


僕が行ったときには、普通のグローブはもうなかった。ファーストミットがあったので、そのミットでノックを受けた。


他の人のノックも見ていた。野球の経験がある人は動きが美しい。動きが流れるようだ。僕は、球を受けるときも、投げるときも心のどこかで「よっこらしょ」などと気合いを入れているので、たぶん、見苦しい動きだと思う。


野球に限らず、日常生活も流れるような動きのなかで、行っていきたいと思う。客観的に自分の動きを見ると、ギッタンバッタンと見苦しい動きが多い。運動神経が発達していないというのは、随分と残念な話しだ。


毎朝の腹筋は、10日ほど前までは、10分間で70回が限界だった。始めた頃は20回もできなかったような気がする。でも最近では100回を超えることもそんなに珍しくなくなった。日々、続けていると、段々と筋肉がついてくるというのは本当らしい。


筋肉がついて基礎代謝が上がれば、少しは痩せてくるのではないかと思ったけれど、体重や体脂肪率はまったく変化がない。基本的に、鍛える量が足りないのだとは思うけれど、これ以上の時間的・身体的な負荷をかけると、全て投げ出してしまいそうなので、毎日続けるなら今くらいが限界だと思う。


野球の練習の時、少しは腹筋がついたのだから、多少、野球もうまくなっているんじゃないかと思ったけれど、まったくそんなことはなく、ヘタなままだった。まあ、それはそうだろうという感じだ。


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仕事は、若干偉くなったこともあって、会議の場に出されることが多い。そんな会議のなかで部下の勇み足やミスで謝らなければならないことも少なくない。俺みたいな部下を持った今までの上司の苦労が少しはわかったような気がした。


どうも仕事を引き付けてしまう性格で、あちこちのもめ事を抱え込んでしまっている。なんとか自分だけで解決できる自信はあるけれど、仕事を人に振るということも段々と覚えていかないといけないよなあ、と最近、真剣に思う。


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今週末は暇だったが、来週末は休みがない。土曜日は朝から仕事で、日曜日は地元の行事があって、出席しなければならない。


そんな貴重な休みだったのに、相変わらずパソコンでゲームをしたり、ネットサーフィンなんかをして、つぶしてしまった。


こんなことではいけないという思いはあるのだが、なかなか行動に移すことができない。俺、気象予報士の試験どうするんだろう?自分のことなのに、行動に移せないので、段々と不安になってくる。


日曜日の夕方にはまた姉が来て、掃除などを手伝ってくれた。いくつものゴミ袋がいっぱいになった。家はだんだんときれいになっているはずなのだが、あまり実感ができていない。


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体を鍛えるというテーマの映画が観たくて、DVDで、ジャッキー・チェンの「バトル・クリーク・ブロー」を観た。ジャッキー・チェンの映画を観るのも久し振りだ。


battle creek brawl

http://youtu.be/X8DdhRcUjpc


中国人が、アメリカでの生活を定着させるのも大変なことだったんだなあ、とこの映画を観ながら思った。それから、ジャッキー・チェンのこの映画のコマ割りが、ブルース・リーの過去の映画とそっくりな所が多々あって、そういう影響は当然あるだろうな、と思った。


battle creek brawl2

それにしても、ジャッキー・チェンの運動神経というのは桁が違いすぎていて、観ていてなんども、すごいなあ、と思った。俺がどう鍛えても、こんな運動神経は持てない。早々に諦めがついた。


battle creek brawl1

彼はかつて、憧れの中国人だった。彼に憧れて、中国語を勉強した人も少なくなかったと思う。最近では、彼についても残念なニュースが多く、また憧れの中国人という存在が、今はもういないよなあ、と思う。


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ローズ監督の「遭難者」という映画もDVDで観た。


deadfalltrail

http://youtu.be/b9VzmUiRlYM


キャンプで遭難した人が、必死に帰ってくる映画だと思っていたら、サバイバル・スリラーだった。


deadfalltrail1

最初のうちは楽しく見ていたが、後半は、仲の悪い2人がいったい何をしたいのかがよくわからず、また残酷な描写になっていくので、ちょっと勘弁してほしいなあ、と思いながら観ていた。


deadfalltrail2

見終わってからもあまりに救いのない映画で、とても残念だった。人に薦めることはあまりないと思うけれど、先輩の言うことを聞かない新人には、見せてやりたいような気もする。


***おまけ***


旅行時には服をコンパクトにして運びたいもの。山登りをしていた頃は、ビニール袋に突っ込んで、その上に乗って、空気を出し、口を縛るという真空パック的な方法でコンパクトにしていた。


ネットを見ていたらこんな方法もあることを知ったので、紹介する。
この映像はTシャツをコンパクトにする方法が出ている。
このシリーズにはズボンや靴下をコンパクトにする方法もあるけれど、基本はすべてこのTシャツバージョンと同じだ。なかなか使えると思う。


http://youtu.be/so93nqxZLjM


それからもう一つ、シャツを2秒でたたむ方法。
これもなかなか賢い。気に入った。


http://youtu.be/uz6rjbw0ZA0

朝6時にラジオから流れてくる基礎英語1では、冒頭にこんなセリフが流れる。


「皆さんの心の色、今日は何色ですか?幸せでやさしいピンクですか?ちょっとやきもちのグリーンですか?それとも、さわやかで暖かいオレンジですか?ご一緒に心の色やかたちを感じながら、英語ができるようになりましょう!」


このセリフが本当に、なんだかよくわからない。何とかわかるのは最後の「英語ができるようになりましょう!」という部分だけだ。「ちょっとやきもちのグリーンですか?」って聞かれても、何と答えたらいいものか当惑してしまう。「あ、本当だ。今日はちょっとやきもちのグリーンだった」なんて思う人が日本のどこかにいるのだろうか。


basicenglish1

「心の色やかたちを感じ」るってこと自体が、中年のおっさん(俺のことだけど)にはもう意味がよくわからない。俺がロマンチックにはほど遠い性格だってこともあるのだろうけれど、心の色やかたちをつかむことの方が、基礎英語1のレベルの英語をマスターするよりも、遙かに難しいだろう。


ちなみに、この基礎英語1は「ベッドタイム・ストーリー」を中心に作られているのだそうだ。中年のおっさんはつい勘違いをしがちだが、この「ベッドタイム・ストーリー」の主人公は5歳の女の子なので、勘違いするようなことは一切、出て来ない。残念だが、教養を高めるラジオなので、仕方がない。


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駐車場から職場まで、10分ほどかけていつも歩いて行く。途中、交通量の若干多い(といっても基本的に田舎なのでたかがしれている)道路があり、そこを横切っていかなくてはならない。横切る場所には、ちゃんとした横断歩道があり、歩行者用の押しボタン信号機もある。このボタンを押すと、車道上の信号機はすぐに黄色に変わり、それから赤になるようになっている。近くに小学校があるので、基本的には小学生を守るために設置されているのだと思う。


ロンドンで、歩行者が歩行者用信号機など、誰も守らないことを体感してから、僕はあまり歩行者用信号機など守らない。何よりも、俺のようなおっさんが道路を渡るのに、両方向から走ってくる車を、信号機を使って止めてしまうのは申し訳ないような気がする。


そんなわけで、大抵、僕は道路を渡るときは、左右を見て、車が来ない時を見計らって、横断歩道を走って渡ってしまう。それで運転手も僕も困らないから、それでいいのだと思う。もちろん、近くに小学生がいるときには、歩行者用信号機のボタンを押す。一人きりだと車を止めるのに遠慮をするが、子供がいるときには当然、子供の安全に配慮をする。


朝、いつものように歩行者用信号機のある横断歩道まで来ると、警察官が立っていた。ふと、左右を見ると、左側にももう1人警察官が立っている。


「まさか、歩行者用信号機の押しボタンを押すのかどうかを見張っているのでは。」


考えすぎだよな、と思った。それでも、今日だけは俺1人でもボタンを押さなくちゃいけないよな、と考えながら歩行者用信号機のボタンを押した。


歩行者用信号機が青になる直前に1台の車が走ってきて、横断歩道を通過していった。
すぐに左側にいた警察官がその車を停止させる。もう1人の警察官もその車めがけて走って行く。


横断歩道を渡りながら「そうか。あの警察官達は車の赤信号無視を見張っていたのか。」と理解ができた。


それにしても、普段だったら、俺は歩行者用信号機の押しボタンなんか押さないんだから、捕まった人は不運だったよな、と少し気の毒に思った。


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そういえば、落書きを消すためにペンキを塗った。俺1人ではなく、何人もの人と一緒だった。


ペンキは水で薄めて塗るのだが、どのくらいに薄めたらいいのかよくわからない。
「どのくらいの濃さにするの?」
「俺もよくわからない。」
どうやら適当で良さそうだったので、適当に薄めて塗った。


ペンキは一度固まってしまうと、今度はなかなか落とすことができない。


そういうときは、シンナーを使うが、シンナーは「薄い」という意味の「thin」に
「○○するもの」の「(n)er」をつけた単語で、意味は「薄め液」だ。


でも、試しにやってみたら、この水溶性のペンキはシンナーでも水でもなかなかとれず、今の塗料は進んでいるなあ、と思った。


それにしても、その落書きの程度は低く、芸術性は全くゼロで、こんなことを書いて社会に(特に俺に)迷惑をかけるのは、本当にやめてもらいたい、と思った。同じ努力をするなら、社会がきれいになる方向で努力をしてほしい。


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4連休だった。いつものように、2日酔いのまま休日に突入し、1日目を台無しにする、なんてこともなく、万全の体勢で休日に突入した。


今まで進んでいなかった部屋や家の整理整頓をして、それから勉強に励むつもりだった。
まさか、整理整頓にこんなに時間がかかるとは。


異常なほど、モノばかりがある家なので、全く片付かない。整理しながら、何度も嫌になって、ふて寝をした。そしてその結果、未だに僕の部屋の中は散らかったままだ。片付け始める前の方がきれいだったのではないかと思うほどだ。


それでも、古本を段ボール6箱分売り払い、部屋から余計な荷物が減った。それでも、まだ本だけでも、もう6箱分くらいは出て行きそうなほど、家には余計なモノばかりがある。他にもどこに捨てたらいいのかよくわからないものもいっぱいある。


ゴミを峻別しながら袋に突っ込んでいたら、ずいぶんの量になってしまった。玄関にいくつも置いてある。古本屋には売れないような本もあって、こちらはリサイクル業者にまたいつか持ち込まなくてはいけない。


誰か、手伝ってくれないかなあ、なんて思っていたら、今日は姉が2時間ほど手伝ってくれた。姉は僕よりも思い切りよく捨てていく。


それでも、あまりきれいになった感じがしない。まだまだ遠い道のりだなあ、と思う。それから、連休の間、勉強は全く進まなかった。


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それはどうしてかというと、掃除が嫌になると(しょっちゅう)、「candy crush saga」をやっていたからだ。


candycrushsaga

正直言って、かなりやり過ぎた。

今週は出張の多い週で、月曜日以外は外に出ていた。


残念なことに泊まりはなく、日帰りの出張ばかりだった。
火曜日は朝7時出発だったが、水曜日には朝6時台に出発せざるを得なくなり、だんだんと出発時間が早くなるなあ、と思っていた。


木曜日は日帰り出張の後、偉い人たちとの飲み会まであった。金曜日は出張先の会議で、かなり厳しい意見をいくつも頂いたが、なんとか乗り切ることができた。


そして土曜日は、メーデーで集会に行った。その後は飲み会で、また説教をしてしまい、今は二日酔いと自己嫌悪で死にそうな気分でいる。


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土曜日の朝、メーデーに行く1時間30分ほど前に職場に寄ることにしていた。金曜日の夜は遅かったので、職場には寄らず、直帰した。なので決裁をしなければならない書類が机の上に山のようにあるはずだった。


飲み会が予定されていたので、電車で行くことにしていた。土曜日だったので、幾分空いてはいたものの、高校生が多く乗っていた。田舎の電車では、2人掛けのイスを高校生が1人で占領していることはむしろ普通だ。座れない人は立っている。それでもみんな何の疑問も持たず、そんなものか、と思っている。都会の電車の乗り方を知らないんだから仕方がない。


最初はどんなものかと思ったが、今では僕も別に何とも思わない。立って本を読んでいた。高校生達が話している内容が耳に入ってくるが、本当につまらなくて「こんなくだらない話題しかないなんて」となんだかかわいそうに思ったくらいだった。


駅で電車を下りてホームを歩きながら、財布を開けた。ちょうど階段の下にさしかかったところだった。小銭入れの部分のチャックが開いていて、100円玉と10円玉が転げ落ちた。


後ろからは多くの高校生達が歩いてくるし、とてもしゃがんで拾っている余裕がなかったので、そのまま無視して歩いて行こうかと少し迷っていた。俺が渋滞の原因になるより、110円を諦めればいいという価値判断があった。


そしたら、後ろにいた女子高生達が素早くしゃがんでお金を拾って僕に渡してくれた。
「なんて親切なんだ。」
思わぬ展開に「どうもありがとう。」なんてことを心拍数を多少上げながら言った。


女子高生達は「別に普通のことをしただけです」って顔をして、軽く頭を下げた。あまりに自然だった。


それで、僕はすごく驚いてしまった。見ず知らずのドジなおっさんに親切にしてくれるなんて。田舎の女の子は偉いなあ、なんて思ったりした。俺に権限があればノーベル平和賞をあげてもいいくらいだ。


職場に着くと、想像以上の決裁の山だった。やらなければならないメモもたくさん貼られている。なかにはペンキ塗りなんて仕事も入っていた。「ペンキ塗るの?俺が?」誰もいない職場で、思わず声を出してしまった。やれやれと思った。


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金曜日の出張の帰り、バスに3時間ほども乗ることになっていた。行きは会議の資料を読み込んでいたが、帰りはもう必要がない。それで、高知県のA君が薦めてくれた池井戸潤の「ロスジェネの逆襲」(ダイヤモンド社)を本屋で買って、それを読みながらバスに乗った。


半沢直樹が証券会社に出向になったあとの物語だ。


lostgeneration

出向先でも、半沢直樹は本社の銀行と闘わなければならなくなる。先読みとチキンレースの連続で、久し振りにこんなに面白い小説を読んだ。ビジネス上の高度な話しが、そのレベルを下げないまま、エンターテイメントとして成立していることに、この作家の力量を感じた。


A君にはお礼を言いたい。しかしながら、この本を読んだことが土曜日の超くだらない説教の遠因になったことは間違いがない。いい本を読んだけれど、全く俺はなにやってんだよ、と溜息が出てしまう。

例年、花粉症に悩まされているが、今年は比較的軽い症状で済んでいる。薬はまだ1回も飲んでいない。


花粉症は過剰な免疫反応だというから、加齢で体の免疫機能が衰えたことが、よかったのかもしれない。加齢にも若干のいいことがある。


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今週は2回、飲み会があった。


1回目は姉の家で、竹の子をごちそうになった。飲んだ量はそれほどでもなく、普通に代行で帰った。竹の子はとてもおいしかった。


2回目は職場の飲み会で、係の歓迎会をした。忙しくて今までなかなかできなかったのだ。


そこで、相当飲んだ。つまらない説教なんかもしてしまった。「勝利も敗北も知らない臆病者になるよりは、挑戦する勇者であれ」なんて、セオドア・ルーズベルトの名言まで使っていた。俺が素面でいたら、「うるせえ、だまれ」といいながら自分の頭を殴ってしまうと思う。酔ったときの説教は、本当に迷惑だからやめたい。立場的に、もう誰も俺を止めてくれないので、自制するしかない。気をつけたい。


翌日も仕事なので、万全を期すということで1次会で帰った。自分ではまともなつもりで、シャワーを浴びてオレンジジュースを飲んだりもした。ところが、寝ているうちに段々と気持ちが悪くなってきて何度かトイレに駆け込んだ。そのたびに、偉そうに説教していた自分の姿がよみがえり、自己嫌悪で死にそうだった。


久し振りに数回、吐いた。アルコールを抜くためには、水を飲んで、体をマッサージするといいらしい。特に、ふくらはぎや足の甲や横、胃のまわり、肝臓あたりの循環をよくすることに意味があるのだそうだ。


誰もいないので、自分でマッサージするしかない。胃の辺りをマッサージすると、どうしても気持ち悪くなって、吐いてしまう。年を取ったせいなのか、抵抗があまりなく、意外とスムーズに吐ける。加齢でよかったことがもう一つできた。


翌朝はいつものように6時に起きて、腹筋運動をしたが、とにかくへなちょこだった。ほとんどヨガマットの上に横たわっているだけだった。ただ、苦しさだけはいつもの数倍はあったように思う。


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毎日、かなりへなちょこな腹筋運動はしているけれど、まだ全く効果が実感できていない。
おそらく、ではなく、ぜったいそうなんだけど、そして気がつかないフリもしているけれど、はっきり言って「努力が足りない」。


筋肉をつけることが大好きになる映画を観たくて、マイケル・ベイ監督の「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」をDVDで観た。


pain&gain

http://youtu.be/R9B2Aex0ujE


オープニングでマーク・ウォルバーグの腹筋にすごいな、とは思ったけれど、そこまでだった。映画自体の内容はかなりチープだった。


pain&gain1

クライム・コメディなのだと思うけれど、主人公の頭の悪さにうんざりしたし、結論もひどかった。実話をベースに作られているらしいが、かなり全体としてひどい話しだなと思った。


pain&gain2

それで、肝心の腹筋運動なんだけど、そんなに頑張ろうとは思えなくて、そういう意味でもこの映画を選んだことは失敗だった。

この1週間、毎日朝6時からNHKの「基礎英語」を聞きながら、10分間だけ腹筋運動をしていた。


どうして腹筋運動をすることにしたのかというと、風呂にはいるとき、自分の体を鏡で見て、強く必要性を感じたからだ。僕は今、誰もが「この人は腹筋運動が必要だ」と思いつくような体型になっている。


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今週は50名を超える人が参加した職場の「歓迎会」もあったが、僕は幹事長ということで、下準備から始まって司会までして、最後は全員の見送りまでした(ついでに、まだ年度当初で会費も集まっていないので、歓迎会費用の一部を貸した。)。だからそんなに飲むこともなく、翌朝の基礎英語も聞くことができた。


僕が聞いている6時から始まる基礎英語は、基本的には中学校に入ったばかりの中学1年生を対象にしている(と思われる)ので、そんなに実用性があるわけでもないけれど、時間帯がちょうどいいのと、他のラジオ局に比べればまだ聞く価値があるので、腹筋運動をしながら何となく聞いている。


ラジオは今年になって新しく買った、ソニーのICZ-R51という型のラジオで、タイマー付きである。


radio

タイマー付きのラジオはある程度の数が存在するけれど、このラジオの優れている点は、タイマーの元になる時計の時刻が自動補正されることだ。ほかのタイマー付きラジオはだんだんと時刻がずれていってしまう。


そんなわけで、朝6時になるとスイッチが自動で入ってラジオを聞いているのだが、土曜日には基礎英語の放送はない。6時からの放送はきっとつまらない放送なんだろうなあ、と思っていた。


腹筋運動を始めながら聞いていたら、流れてきたのは「文化講演会」だった。東京大学教育学部教授の斎藤兆史という方の講義で、タイトルは「新渡戸稲造の教養と修養」だった。


僕は新渡戸稲造のことは全く知らない。お札に載っている人だ、くらいの感覚しかない。


お札に載っているといえば、野口英世の方がまだ知っている。ウィキペディアで野口英世を調べると、趣味は「女遊び」なんて書いてあるし、結婚詐欺もしているし、ウィルスが病原体で顕微鏡では絶対見えないはずの病気の病原体を顕微鏡を使って「発見」しているし、なんだか怪しい科学者だなあ、という認識だ。きっと、借金をしては豪遊する人をお札に載せることで、お金の流通性を高めるという願いが日銀にあるんだろう、なんて思っている。


ところで、そのNHKラジオの「文化講演会」の内容がすごくよくて、僕は腹筋運動を終えた後もずっと最後まで聞いていた。まず、この東大の齋藤教授の声がいい。NHKのアナウンサーがしゃべっているんじゃないかと思ったほどだ。


日本人は職人気質を妙に認めていて「腕のいい職人は頑固でいい」ことになっているけれど、一芸のみに秀でている人でいいのか?均整のとれた人間的な発達が必要ではないのか?ということをこの教授はいう。教養をないがしろにして専門教育に傾斜しすぎているのではないか。金になる技術に目がいき、文化の面が置き去りにされているのではないか、と。


新渡戸稲造という人は、その点、極めて優れた人で、もともと語学を修めたが、農学も教育も修めた人であるとのことだった。彼の「武士道」という有名な著作は、実はカリフォルニアで静養中に英語で書かれたもので、私たちが目にしているのはその「翻訳本」なのだということも知った。


聞きながら、確かに日本人は「頑固な職人」の存在を認める民族だよなあ、と思っていた。外科系の医師などは高度な職人だけど、頑固な人が特に多いように思う。この教授は「そんなんじゃだめ。技術のみならずベースとなる教養も高めて、いろんな価値観を受け入れるようにならないと」と言ってくれるので、いいことを言うなあと思っていた。


ちなみに教養と修養は、明治時代までは同じ意味だったらしい。大正になって別れたらしいが、別れさせるべきではなかったと思う。あんまり関係ないが、僕は中学時代、現代教養文庫の本を読みあさっていた。僕の基礎の基礎は現代教養文庫によって作られたと言っても過言ではない。こういう良質の出版社がつぶれてしまうのは、残念でならない。


最近は社会そのものが、「努力を重ねて一芸に秀でている」という段階をブレークスルーする存在に対して注目しているようには感じている。
「世界的な発見をした科学者なのに、おしゃれ」とか「盲目なのに世界的なピアニスト」とか、「なのに」がある人に注目しやすいように思う。ただ普通に仕事をしている、頑張っているというだけの人では、だんだんと物足りなくなっているのだと思う。


例えば外科医の分野でブラック・ジャックの次に来るヒーローは「天才的外科医なのに歴史研究の第一人者」なんて人なのかもしれない。


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最近、「ホワイトカラー」というアメリカのTVドラマを観ている。


whitecollar

詐欺師がFBIのコンサルティングとして働く話しだ。働き始めるところはディカプリオの映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に似ている。


whitecollar1

「事件が解決できなければ、再び刑務所に逆戻り」という厳しい設定の元で、主人公が必ず女を落とす技と明晰な頭脳で事件を解決していく。


全体として、ノリは軽く、事件もスイスイ解決してしまう。


このドラマを観ていることが、果たして自分にとってプラスになるのかどうかはよくわからないけれど、逆境で動じない主人公の態度には見習うべき点が多い。これからも見続けるのではないかと思う。


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今週末は穏やかな日々だった。職場に呼び出されることもなかった。近くのガソリンスタンドで、車を洗ってもらった。地元の行事で土曜日の朝と日曜日の夕方は出かけなければならなかったが、それ以外では特に用事もなかった。


僕は家の中の整理整頓をして過ごしていた。ドイツのことわざには「人生の半分は整理整頓である」というのがあるらしい。そのくらいの覚悟が必要だとは僕も思う。


そして、僕の家は僕がそれをしなければならない状態にある。結婚でもしていれば「ちゃんと掃除しておけよ」と言い捨てて会社に行けば、魔法のように家の中がきれいになっているのだとは思うけれど、結婚していないので仕方がない。


勉強はほとんど手につかず、そのほかにやりたい仕事もあったけれど、それも手につかなかった。知的な労働は、どうも今の僕には向いていない。


それでも、家の中が少しずつ片付いていくのを感じると、どこか嬉しかった。

1週間のうち4日も飲み会があった。
それでも飲み過ぎたのは火曜日だけで、後の日は比較的セーブをしていた。
少しは大人の飲み方ができるようになったのかもしれない。


+++


木曜日は1次会で帰った。帰れそうだったので、誰も見ていない瞬間を狙って帰った。
タクシーに乗っている間に部下から電話が来た。
「今、どこで飲んでいるんですか?」
「今?今はタクシーのなか。」
「そんな飲み屋があるんですか?」
「飲み屋じゃないよ。本当のタクシーのなかだよ。」
「帰ってきてください。」
「いや、今日は勘弁してくれ。明日も飲み会だし。」
聞き分けのいい部下だったこともあり、なんとか1次会で帰ることができた。


+++


金曜日は夜11時過ぎまで飲んで、それから帰ろうとした。
僕のほかにまだ5人いた。全員男だ。


木曜日も飲み会だったので、僕は眠たくて仕方がなかった。
「じゃあ、締めにラーメン食べに行こう。タクシーを使って。」と誰かが言い、みんな賛同した。
「俺は帰ってもいいかな?」俺が言うと、「いいわけないだろ。」と誰かが言った。
「俺たちは、みんな妻もいて、子供もいる。こうして家庭を犠牲にして、飲んでいるのに、独身の君が帰っていいわけないだろう。」
「じゃあ、みんな家庭を犠牲にしないように、みんなで帰るっていうのは、どう?」
かなり説得力があると思ったが、賛同者はいなかった。


結局、誰かがタクシーを呼び、それに乗ってラーメンを食べに行った。
オーダーを取りに来たのは中国人だった。
ビール3本とギョーザ3皿を頼み、それから各自、注文した。


随分と待たされた。ビールもなかなか出て来なかった。
真っ先に出てきたのは、誰かが頼んだ「ガーリック・チャーハン」だった。
「ビールより、こっちが先かあ。」
なんだか、おかしくて仕方がなかった。


おなかは既にいっぱいだったが、無理をして注文したラーメンを食べた。
ラーメンを食べるスピードは僕が圧倒的に速く、「満腹していてもこの勢いで食べるんだから、太るわけだよなあ。」とどこか冷静に分析をしている僕がいた。


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土曜日の夕方は、まさかの大雪注意報で職場に呼び出された。
「こんな時期に、大雪注意報だなんて。」
空はまだ晴れていた。
休日になると、毎週呼び出されてしまう。「ついてないな」と思う。


職場で当番業務をこなしているときに、姉から電話があって、「夕食をいっしょに食べないか」と聞いてきた。
当番勤務が終了する8時過ぎなら行ける、と言うと、それでもいいという。


それで8時過ぎに姉の家に行った。義兄とビールや焼酎などを飲む。
帰ったのは10時頃だった。
その頃には雨が降っていて、少し雪交じりだった。


朝、不安な気持ちで窓を開けると、雪が積もっていなくて本当にほっとした。
大雪注意報も解除になっていた。


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日曜日はダラダラと過ごしてしまった。
なかなか勉強も手につかない。


いろいろと考えて、生活を立て直したい。
とりあえずは、家の大掃除をする。そこから、まず頑張りたい。


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ルイ・ルテリエ監督の映画「グランド・イリュージョン」を観た。


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http://youtu.be/4OtM9j2lcUA


手品をする技術があったら、本当にいろいろとできるよな、といつも思っていた。
どんな犯罪でも簡単にできてしまいそうな気がする。


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この映画は、そういう手品の使い方は間違いだと教えてくれる。マジックは尊重すべきものであって、金儲けや不正のためには使ってはならないという。そのため、手品をする人間には高い素養が求められるのだと。


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個々のシーンは引き付けられるし、面白かったけれど、ストーリーがかなり強引でわかりづらいことは確かだ。


観てから、そんなに考え込むこともなかったけれど、俺も手品ができたらいいなあって子供のようなことを思ったりした。

今週も飲み会が多かった。
3次会で、俺にしては随分と高いクラブ(踊る方じゃない)に他部署の部下と行った。その部下は翌日、飲み過ぎで午前中休んだ。


僕は何とか無事だったけれど、仕事がどんなに忙しくても、酒を飲んでしまうと翌日の仕事が台無しになることもあるから、気をつけないといけないよなあってその部下の二日酔いの顔を見ながら思った。


普段は、僕は全く酒を飲みたいと思わない。でも、飲んじゃうと、ときどきすっごく飲み過ぎてしまうときがある。本当に気をつけたい。


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3月28日の夕方、今まで世話になった上司が職場を去ることになった。
挨拶だの花束授与などが終わり、職場を出て、明るい日差しのなかへ上司が歩み去るときに、大きな喪失感があった。


今までその上司は、災害発生時などの緊急時には、的確な指示と大声で、リーダーシップを発揮してくれた。怒鳴られたことは何度もあったが、結果的にはいつもうまくいっていた。だから、誰も文句を言わなかった。多少の問題はあっても、大枠で失敗をしないことがリーダーの条件だと僕は思っている。


その上司は、酒もすごく飲んだ。遠くから出勤している部下が帰るとき、その上司が珍しく「俺も今日は電車で早く帰る」などと言って、その部下と帰ったことがある。
駅までついたとき、まだ数10分時間があったので、2人はちょっとだけ、飲むことにしたらしい。


翌日、どうだったか部下に聞いた。
「それで、結局3時ですよ。僕はホテルに泊まりました。上司はタクシーで家に。」
「電車で早く帰るって話しはどうなったんだよ。」
俺たちは大笑いしていたけれど、そういう上司だった。仕事も厳しかったが、遊びも豪快だった。


後任の上司は穏やかなことで有名で、それでかえって、これからは、どうなるのだろうと少し不安ではある。


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土曜日は松本に買い物に行ったりもしたけれど、基本的にはただぼんやりと映画を観たりして過ごしていた。ただ、ぼんやりしすぎて、寝たのは午前2時近かった。


日曜日、朝4時55分に大雨注意報が出て、僕はすぐに呼び出しを受けた。僕が職場に辿り着くと、別のチームの人が1人、既に来て待機をしている。「何で来ているんだよ。」「だって、私、当番ですから。」
確かに当番表もその別のチームになっている。


「おかしいなあ。俺、なんで呼び出されたんだろう?」
僕を呼び出した守衛と話しをしたら、守衛は当番表を示しながら、「だって今日は3月23日でしょう?」なんて言う。勘弁してくれよ、と思った。「今日は30日だよ。」「すみません。間違えました。」「まあ、来ちゃったからいいや。」


注意報は出ていたけれど、実際の雨の量は大したことがなく、2人で何とかこなせそうだった。当番チームの残りの人たちには、もう来なくていい、と連絡をした。結局、2人で8時30分までのノルマをこなして、後続のチームに引継をして、それから家に帰った。


家で30分ほど仮眠していたら、また職場から呼び出された。困っている人がいて、僕を指名して、家に来てほしいと言っているという。


その人と連絡を取り、家に訪問して話しを聞く。雨の降るなか、あちらこちらを歩いて、状況を確認する。いくつかの助言をして、そして、また家に帰った。


家で昼食でも作ろうかと思っていたら、また職場から呼び出された。今度は本格的な災害だった。


28日にさようならと言ったはずの上司に連絡すると、すぐに現場に行くように指示が出た。「俺も乗せて行け。」
それで2人で車に乗り、現場へ直行した。


雨の降りしきるなか、現場を確認し、上司が指示を出すのを聞いていた。僕は携帯で連絡を取ったり、現場写真を撮っていた。そのうちに泥にはまって、下半身が泥だらけになった。


自分の車にジーパンを積んでいたので、履き替えた。でも、脱いだ泥まみれのジーパンや長靴のせいで車内は泥だらけになってしまった。


夕方になって、上司を家に送り届けた。車のなかで、上司に緊急対応の心得を聞いた。俺にできるのかはよくわからなかった。でも、28日に上司が去るときに「もう2度と一緒に仕事をすることはないだろう」と思っていたのが、こうして再び一緒に仕事ができて、嬉しかったことは伝えた。


それから再び職場に行った。日曜日だというのに休めず、ほとんど仕事をしていたような気がした。


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5話まで見たところで、やめようと思っていたTBSのテレビドラマ「半沢直樹」は、10話まで全て観てしまった。


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僕は半沢直樹の姿勢の良さがとても印象深く、職場でもイスに浅く腰掛け、背筋を伸ばすように心がけることにした。


このドラマでは剣道も印象深く使われている。僕は9年間、剣道をしていた。見ているうちに久し振りに竹刀を握りたくなった。僕の家の天井高が低いので、とても竹刀を振れるような場所はないが、見ながら剣道もいいもんだなあ、と何度も思った。


半沢直樹が昇進しないという結末は、どうとらえたらいいのかよくわからなかった。次回への布石なのか、それとも結局「銀行は変わらない」という諦めなのか、銀行を利用して私腹を肥やそうとした人が「銀行員」らしく、半沢のような私怨を晴らすことを目的とした一連の行動は「銀行員」らしくないとされたのか。
頭取はそれでいいのだろうか?そんなことを見終わった後もずっと考えていた。


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スタローン自身が監督した映画「ランボー最後の戦場」も見た。


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http://youtu.be/ZaA6rVYnxwE


主演のスタローンは体の衰えは見えるものの、動きはシャープで、頑丈そうだ。なんでもいいから、俺も体を鍛えないとなあ、と思った。


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ストーリーは真面目に語るようなものではない。


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ただ、先週観た「進歩の罠」で学んだとおり、人類は「狩るか、逃げるか」という瞬間の判断をしていた期間が長かったため、長期的な計画を立てるのが苦手らしい。

戦争はその原始の脳がなせるワザだと、観ながらつくづく感じた。


この映画では、特に残酷で、非道な状況が描かれていた。知性のかけらも見当たらない。

こういうのは、よくないなあ、と何度も思った。

送別会のシーズンだ。別れが寂しい人もいるし、正直、別れることができてありがたい人もいる。


送別会には、当然のように酒を飲むが、毎回それで僕は失敗をする。
きっとそんなにひどい飲み方はしていないように思うのだけれど、翌日は鬱な気分が晴れない。飲んだ翌日は体調も最悪だ。


どうしてこんなになるまで飲んでしまうのか、俺にも俺がさっぱりわからない。


金曜日は休みだった。天候もよかったし、呼び出されることもない素敵な3連休になるはずだった。でも二日酔いの影響で、映画やテレビ番組を観て、後のほとんどの時間は寝ていた。そして寝ながら考えていた。このブルーな気分はどこから来ているのか。


思うに、酒を飲むと僕はしゃべる。相手が聞いていようが、いまいがしゃべる。そしてウケるように、感情を誇張してしゃべる。そのしゃべった内容が、素面の時に思い出すと「いっぺん、死んでこい」というくらい、ひどい。沈黙は金と言われるが、俺の飲んだときの発言はガラクタだ。大量投棄された産業廃棄物に近い。それなりに負のパワーがあるところが、さらにやっかいだ。


先日は、部下とロックが聴ける店に行き、そのあとさらに飲みに行った。ホステスに見送りをしてもらって、外に出たら、他の部署の女の子が他部署の担当と歩いているのに偶然に出会った。


そのまま、また飲みに行った。もうかなり飲んでいて、飲めないほどだった。その店で、僕が何か言うと、他部署の女の子に「わかりました。キャバクラ係長。」と何度も言われた。


「別に、俺たちはキャバクラばかり行っているわけじゃないんだよ。」
「わかりました。キャバクラ係長!」


まだ飲んだ翌日にブルーになる程度で、実害がないからいいけれど、気をつけないといけないと本当に思うし、気をつけたい。何よりも、飲んだ翌日は、ブルーになりすぎて勉強も手につかないから知的な損害も大きい。


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金曜日も土曜日も2日酔いが尾を引いていて、ブルーでいたら、今度は風邪を引いた。


しばらく喉が痛かったが、日曜日の今日はそれも徐々に軽減はされている。ただ、これから地元の飲み会に行かなくてはならない。


体調が悪いが、全ては自分が招いた事態なので、仕方がない。


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スティーヴン・ソダーバーグ監督の映画「サイド・エフェクト」を観た。


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http://youtu.be/L_Qih6eiZgM

サイド・エフェクトは、直訳すれば「副作用」で、実際に抗鬱剤の副作用がテーマになっている。スティーヴン・ソダーバーグ監督は「セックスと嘘とビデオテープ」の監督だ。


「セックスと嘘とビデオテープ」ってどんな映画だったっけ?って自分のブログを見返したら、女に振られた後、通風の発作に襲われながら観た映画だった。今となっては昔の話しだ。


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最初は、あまりに退屈で、観るのをやめようかとも思ったんだけど、妻が薬の副作用で夢遊病状態になって夫を殺してから、途端に面白くなってきた。


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心神喪失で無罪なんて、日本の刑法にしかないと思っていたんだけど、アメリカにもちゃんとあるらしく、妻は薬の副作用ってことで無罪になる。


ここからの展開が早い。


新薬を処方した医師は、マスコミや同僚から責められ、新薬を売った会社の株は暴落。
ところが、その会社の暴落で儲けた者もいる。
そこで、医師や刑事達は初めて疑問に思う。本当にあの妻は薬の副作用が原因で夫を殺したのだろうかと。


そして再調査しようにも、本人には一事不再理の壁がある。そこをどうやって突破するか。


最終的な結論は、まあそうだろうな、と納得がいくもので、そんなに物珍しい理屈がでてくるようなものでもないけれど、とにかくまあ後半からは面白かった。


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今まで、自宅のパソコンモニターではオン・デマンドの配信が受けられないと思っていたけれど、それはアナログ接続をしていたのが原因で、HDMIケーブルを使ってパソコンとモニターを繋げば、オン・デマンド配信が受けられることがわかった。


それで、今まで見たかったけれど見ることができなかった半沢直樹を一気に5本見た。大阪の回がこれで終了した。


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半沢直樹の演技はとてもいいと思ったけれど、上司役もうまい。役者の人って嫌なやつの役をやらせると、うまいなあ、と思った。つい嫌なやつほど見ちゃうだろうし、数が多いからいろいろと観察ができているからかもしれない。


ただ、もうストーリーの肝はわかったので、ここから先を見るかどうかはまだ決めていない。


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オン・デマンドで「サバイビング・プログレス 進歩の罠」という映画を見た。


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http://youtu.be/3DuampumYoc
人類の脳は5万年前から進化していないのに、知識だけは増えている。いわば5万年前のハードウェアで21世紀のソフトウェアを動かしているようなものだという。進歩とはいったい何で、これからどうなっていくのか?という映画だった。


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脳は、短期的な結論が出やすく、長期的な結論が出しにくいハードウェアだという。数万年間、狩猟を主に考えてきたため、基本的に「狩るか、逃げるか」と言った緊急事態用のシステムになっている。だから、遠い将来を考えることができないらしい。


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この映画では人口増についても取り上げている。最近、読んだダン・ブラウンの「インフェルノ」でもボイド・モリソンの「THE ARK 失われたノアの方舟」でも問題点が示されていた。人口増の問題は、今後避けて通れない課題になってくるはずだ。


立たない積み木を目の前にしたとき、チンパンジーは立つはずだとずっと考えているが、人類は「なぜ立たないのか」と考える点が、大きく違うのだという。人類の墓碑銘は「なぜ?」だろう、という主張には鋭さを感じた。


しかし、示唆に富む映画ではあったが、映画の結論は「環境負荷の少ない生活をして、みんなで環境を守りましょう」というありふれたもので、がっかりした。