今週は忙しかったし、ストレスフルだった。
火曜日に健康診断を受けたら、ちょっとびっくりするような悪い結果が出て「俺はしばらく大人しくしていよう」と心に決めた。とにかく、随分と疲れているらしい。ただ来週も出張や会議で忙しいので、僕ができることといったら、歓送迎会の際に、深酒をしないように気をつけるぐらいだ。
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金曜日の日は朝から災害が発生し、その対応で走り回っていた。ちょうどその日、人事の内定があり、部下が遠くへ転勤することになった。夜に内輪の送別会が開かれたが、僕は体調を理由に出席しなかった。
ところが、夜になって自宅に、朝の災害のことで新聞社の記者から何度も電話がかかってきて、その対応に追われた。結果から見れば、送別会に出席しなくて正解だったように思う。部下には申し訳なかったが。
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週末は、別の部下の父親が亡くなったということで、上司を連れて告別式や葬儀に行った。
車のなかで上司といろいろな話しをした。「正義感だけで話すな。10対0ではなく、6対4で勝つくらいの気持ちで行け。バカなフリもしろ。」といった忠告を受けた。僕は作らなくていい敵を作りすぎているように見えるらしい。
僕のことを思って言ってくれているのがわかっていたので、素直に「わかりました」と言った。「生き方や守るべきところは守るのは当然だが、譲るべきところは譲れ」とも言われた。「自分で全てこなそうと思わずに、部下にも仕事を振れ」とも言われた。
いろいろと思い当たることもあった。上司になるというのも、難しいことだなあ、と話しを聞きながら思った。
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「SPEC~天~/警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」をDVDで観た。
不思議な事件を体当たりで解決する刑事ドラマだったはずが、今回から「スペックを持った者と人類の戦い」に話しがシフトして、だんだん話しがつまらなくなってきた。
素材はいいのになあと、かなりがっかりしながら、ぎくしゃくとしたストーリーを眺めて、一応最後まで見た。話しが政治がかってくると、話しが広くなりすぎて、とても2人の刑事では対応しきれなくなるし、底の浅さも露呈する。最後まで得るものはほとんどなく、もう俺、この話はいいや、と思った。
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ダニー・ボイル監督の「トランス」も観た。久し振りにまともな映画を観た気がした。
音楽がよく、ストーリーも僕にはとてもよかった。
こんな脚本が書きたいと思うような、知的で、前向きで、思いっきり見ている人を騙す、そんな映画だった。
また、役者の演技がよく、リアリティがあった。SPECのつまらなさは、敵側の役者(神木隆之介は除く)の演技がリアリティを全く感じさせないところにもあると思う。それが狙いなのかもしれないが、僕にはそのよさがわからない。
一時期、催眠の本ばかり読んでいたことがあった。あまりに自分の書く文字が嫌いで、それを克服したかった。大学を出るまで、僕は授業に出ても、まともにノートを書いたことがなかった。いつも殴り書きで、ある程度ノートが溜まってくると、決して見直すことなくゴミ箱に捨てていた。
いつか催眠療法で克服しようと思っていた。でも結局、どこに行ったらいいのかわからず、催眠療法士に診てもらうことはなかった。この映画に出てくるような催眠療法士に出会っていたら、俺の人生も大きく変わっていただろうな、と思う。
社会人になったら、ノートを書かないわけにはいかず、訓練しているうちに、自分の字もそんなに嫌いでもなくなってきた。それでも、自分の能力をより引き出すために、いい催眠療法士と出会いたいという思いは未だに持っている。
催眠療法士役のロザリオ・ドーソンのセリフ「復讐は臆病者が考えることで、過去を葬り去る一番の方法は、振り返らないこと」は、確かにその通りだよなあ、と思った。
それから「人は自分に対しても秘密を持つ。それが、忘れるということ」というセリフも、なかなか考えさせられるセリフで、印象に残った。





































