金曜日に飲みに行こうかと思ったけれど、めんどくさくなってやめてしまった。いろいろと仕事で腹が立つことが多くて、よっぽど憂さ晴らしに行こうかと思ったけれど、二日酔いになったらますますいろいろとめんどくさくなるような気がしてならなかった。
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土曜日は、朝、三菱自動車に行った。リコールで直すところがあるということだった。内容はグリスを塗る程度のことらしく、時間も30分程度で済んだ。
ここのところ、三菱自動車については社会の風当たりが強いので、きっと店舗はガラガラなのだろうと思っていたが、朝からかなり混んでいた。新車の購入に来ている人もいた。
三菱自動車が燃費偽装をしたからといっても、三菱自動車を買いたい人はやっぱり三菱の店舗に来る。人間は、そうは単純ではないんだな、と改めて思った。
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三菱自動車から帰ってくると、もう何もする気が湧かなかった。10月1日からまた勉強する態勢に入ろうと思っていたけれど、気持ちは空回り。ベッドに寝転がると、本を読んだり、映画を見たりして勉強はしなかった。
最近は、数独というパズルを解いていることが多い。何が面白いのか自分でもさっぱりわからないけれど、解けるまで熱心に取り組んでしまう。今ではほとんどしなくなったが、その昔はよくパソコンでもマインスイーパーやソリティアをしていた。完璧に時間の無駄だが、ときどき、こういう時間の無駄をしたくなるので困る。
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夜は、お店の女の子に飲みに誘われたけど断った。何もする気が湧かず、そしてまた二日酔いになるのもいやだった。
それで、土曜日はベッドにに転がってダラダラと漫画を読んでいた。そのうちに寝てしまった。深夜、電話で起こされた。部下に緊急電話が入ったということで、その報告だった。
「その対応で間違いないよ。助かる。ありがとう。」
部下はよく働いてるなあと思い、それからしばらく眠れなくなった。
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日曜日は、朝から職場に行った。思いがけず、多くの人がいて驚いた。職場に溜まっている雑用を主にこなした。くだらないエクセル表を作ったり、資料を作成した。残業代も出ないのに、みんなよく働くよ、と思った。
 
俺が帰るときには、働いている人が増えていた。みんな本当によく働くなあ、と思う。
明日から、また台風18号の対応に追われることになるのだと思う。俺は、火曜日は人間ドックなのだが、行っていられるのかも心配だ。仕事も月曜日は残業が決定している。金曜日に押しつけられたくだらない仕事もあって、気分は最悪だ。
 
家に帰ってきてから、洗濯をしたり、料理を作って食べたりした。
それから、人から頼まれていた統計を家のパソコンで作成した。作るまでは「意外と手強いのかな?」と思っていたけれど、実際に作ってみたら簡単だった。1時間もかからずに完成した。
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「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」という香港映画を見た。
会計士の一家が虐殺され、瀕死の重傷を負った会計士の妻が、父親に復讐を依頼する。
父親は、マカオで殺人事件を目撃するが、警察には協力しない。釈放された犯人グループに接触。犯人グループに復讐の手助けを頼む。
壮絶な殺し合いが続くが、子供の前では殺しをしないなど、ギャング間の無言の取り決めを互いに守りながら闘う。
結局、会計士を殺させた黒幕はマカオの大ボスで、彼を殺しに行く。しかし、復讐を依頼された父親は、頭に銃弾が入っていて、大ボスが誰なのかも覚えていられないほどの記憶障害。なかなかストーリーが練られていて、それなりに面白かった。
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ロッキーの続編「クリード」も見た。
アポロの息子がプロボクシングでメジャーを目指す。セコンドにはロッキーがつく。
 
冒頭、アポロの息子は賢く、一流企業に就職していることになっているが、その後の行動を見る限りでは、あまり賢そうに見えないところが残念なところだ。
 
試合では右フックを連続して受けながらコーナーに追い詰められるシーンや、ボディーからの反撃は、ロッキーそっくり。役者が変わっても振り付けは全く同じで、もうちょっと個性ある振り付けはできなかったのかと思った。
 
スタローンも随分と疲れている。ロッキーのファイナルはいつまで続くのかわからないが、そろそろ本当に休ませてあげてもいいように思った。
洗濯をして、洗濯物を干していた。朝、雨に濡れていないか確認しようと思ってカーテンを開けたら、棚の上に茶色のネコがいて、俺の顔を見て、慌てて逃げていった。
 
野良猫かとも思ったが、野良猫にしてはあまりに太りすぎていて、どこかの誰かが飼っているか餌付けをしているのだろうと思った。
 
今まで、どうして棚の上にこんなに砂が溜まるのだろうと不思議に思っていたが、理由がわかった。
 
正直、棚の上に寝ていたネコはかわいかったが、口からは「あのクソネコ。」という言葉が出てきて、自分でも驚いた。
 
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金曜日に緊急電話の当番から解放されたので飲みに行った。ワインを2本開けた。最近、はじめからチェイサーと一緒に飲むと、翌日、体が楽なことがわかったので、水をがぶがぶ飲みながらワインを飲んだ。
 
翌日は、さほど体調は悪くなかったが、肝臓が痛めつけられたせいか、何もする気が湧かず、寝転がって海外のTVドラマを見ていた。
 
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そういえば、台風16号が過ぎ去った日の夜は、それまで災害対応に追われていたということもあって、飲みたい気分だった。
 
注意報が発令されたら出勤する当番も重なっていたが、台風が抜けた直後なので、注意報は出ないだろうと思っていた。ただ緊急電話の当番でもあったので、やっぱり飲みに行くのはやめにして、家に帰った。お酒は口にしなかった。
 
翌朝、4時に大雨注意報で呼び出された。飲みに行かなくてよかったと思った。職場でたまった仕事を片付けた。
 
今日の日曜日は、朝から呼び出された。緊急電話の当番が電話に出ないということで俺に電話がかかってきた。あいつらは何をやってるんだと腹が立ったが、仕方がないので対応をした。
 
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台風といえば、夜に呼ばれて、雨のなかでクレーマーと話しをした。有名なクレーマーらしく俺が現場に行ったときには、既に警察も市役所も来ていた。
 
時間はかかったが、最後はなんとか納得してもらうことができた。
 
「クレームへの対処法」について新人研修用に簡単な文章を書くように人から頼まれていた。今までなかなか手が出なかったが、この日の対応のことを思い出しながら書いた。
 
正直、クレーム対応なんかしたくないし、人からうまいと言われても嬉しくもない。俺はこういうごたごたが大嫌いだ。
 
それでも、書いた。最初は客観的にと思っていたが、その視点はキープできず、最後の方は主観で書いた。
 
正直なことを言うと、クレーム処理にはどんなに侮辱されても、笑ってられるような精神的な強さが必要だと思っている。でも、新人向けということだったので、さすがにそこまでは書けなかった。
 
それでも一応、宿題が終わってほっとしているところだ。
 
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ナイト・マネージャーというイギリスのドラマを一気に全部見た。
 
 
エジプトでホテルの夜の管理をしていた男が、美しい女性客の死に関わる。彼はスイスで働き始めるが、そのホテルに、女性を死に追いやった男が現れる。その男は戦争で稼ぐ死の商人だった。
 
彼はイギリスのスパイになり、その男を破滅させようとする。さまざまな人間関係が複雑に絡み合う。誰を信じたらいいのか、そして何を信じてはいけないのか。
 
含蓄のあるいいドラマで、面白かった。ただ、このドラマを見終わると、もう見たいと思うようなドラマはなく、しばらくはナイト・マネージャー・ロスに苦しみそうだ。
木曜日の夜、1人でバーに飲みに行ってワイン1本とシャンパンのハーフボトルを1本飲んだ。そのあと、ウイスキーも飲んでいた。

「サンドイッチ作ってくれるって言ってたし、ウニを食べに連れて行ってくれるって言ってたし、焼き肉も連れて行ってくれるんじゃなかったの?」
そんなことを女の子に言われた気がする。
「でもどうせ、酔っ払って忘れちゃうんでしょ。」
そう。俺は何もかも忘れてしまう。酔いながら、なんで俺はいろいろと面倒な約束をしちゃうんだろうなあ、と思った。本当に面倒くさい。
 
それでもチェイサーの水もがぶがぶ飲んでいたからだろうか?翌日の2日酔いはそれほど重くなかった。
 
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週末は、今までの疲れがどっと出たのか、何もする気力が湧かず、ただダラダラと過ごしていた。考えてみれば、先週はまだお祭りだった。いろいろと忙しい日々がようやく終わった。
 
家からはほとんど出なかった。それでも料理だけは自分で作って食べていた。随分と太ったような気がする。
 
のんきなことも言っていたいところだが、人から頼まれた統計作成と文章作成があって、その締め切りが9月末日。
 
統計は全部で10個。文章は、原稿用紙で7枚前後。なんとかしなくてはとは思うのだが、なかなか実行に移せない。
 
それでも月曜日の敬老の日には、半泣きになりながら、なんとか統計を作り上げた。1個だけどうしても作り方がわからなくて挫折したが、9個はできた。
 
あとは文章作成。くだらない駄文なら7枚くらいあっという間だが、それなりに格調を求められているような気がするので、なかなか進まない。
 
それでも、今週末に統計ができあがっただけでも、よしとしたい。
 
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家の中でダラダラしていたので、ドラマやアニメをいっぱい見た。
「機動戦士Zガンダム」のテレビ版を10話まで見終わった。
 

俺はアニメの国に暮らしているけど、アニメのこと何にも知らないからなあ、と思いながら見たんだけど。
 
アムロもカミーユもさっぱりした性格ではなく、出てくる女もめんどくさくて、俺ならこんなやつらと戦うのはいやだ。全員が天才肌だからなのか知らないが、どのストーリーも合理的ではなく、行き当たりばったりで、見ていて疲れる。
 
リアリティからはほど遠く、こんなアニメが本当に人気があるのだろうかと疑問に思った。ただまあ、何というか、中年のおっさん向けに作ったアニメじゃないから、俺が理解できなくても仕方がないんだとは思う。
 
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「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」のテレビドラマ版も10話まで見た。映画では見ていたからだいたいのストーリーはもう既に知っていた。
 
 
ストーリーは特に前半は主人公の当麻の推理が冴えていて面白かった。後半は、推理の部分が少なくなってちょっとがっかりしたけれど。
 
小ネタも満載で、楽しく作っている感じがする。俺に才能があれば、こういう脚本もありだよなあ、と思った。
 
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アメリカのドラマ「ゴーティマー・ギボン ~ふしぎな日常~ 」も5話まで見た。

 
アメリカの小学生はここまで英語をスムーズに話せるのかと、少し驚きながら見た。俺の能力は小学生以下なのかと、ショックも感じた。まあ、当たり前だけど。
 
ストーリーは子供向けなんだけど、なかなか惹かれる内容で、面白かった。
 
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アメリカのドラマ「ガールフレンド・エクスピアリアンス」も見始めた。
 

法学部の学生が、インターンで法律事務所に働きながら、夜は別の名前で金持ちのガールフレンドになるバイトをする。
 
ただ、金持ちとお酒を飲むだけのバイトだが、肉体関係までいくこともありそうだ。まだよくわからないけれど、アメリカの金持ちって本当に金持ちだよなあ、なんて思いながら見ていた。
 
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東村アキコの「ママはテンパリスト」(集英社)を全4巻読み終わった。
 
 
悟空という名前の息子を育てる(ほぼ)シングルマザーのお母さんの奮闘記だ。明るいタッチで、漫画家と育児を両立させる生活を描いている。子育てって大変なんだなあ。
 
でも、東村アキコさんのようなお母さんで、子供は幸せだよなあ、なんて思った。
神輿を作るのに2週間かかるということを、会社の同僚に話しても、あまり信じてもらえない。
 
「なんで毎年壊すの?分解して、また元通りにすればいいだけじゃん。」
「壊してなんかいないよ。分解して元通りにしているだけだ。」
「それでなんで2週間もかかるんだよ。ひょっとして、毎日飲み会?ああ、それでかあ。」
「違うわ。」
 
神輿の担ぎ棒を装着したまましまうほどのスペースはないので、分解する。その際に、担ぎ棒のまわりに巻いたウレタンや紅白のサラシも外してしまう。毎年、サラシ巻きから始めるので、どうしても2週間はかかる。
 
そして、その間、ずっと毎晩飲み会だ。神輿作りの手伝いも大変だが、その後の飲み会のつきあいもなかなか大変だ。台風が接近したことがあったりもしたし、若干、仕事が立て込んでいたので、俺は今年は2回しか手伝いには行かなかった。昨年までの2年間は役員だったので毎日、手伝いに行った。役員でなくなると、随分、肩の荷が下りるなあ、と思った。
 
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地元の秋祭りが無事に終わった。かなり疲れたが、楽しかったことも多かった。
熱い日差しのなか、重い神輿を運び、家々を回って集金する。俺はずっとカメラ係をしていた。
お金を出してくれた方々の写真を撮る。それから神輿を担いでいた仲間達の写真も撮る。
 
夕方になって、ようやく日が陰ってきた。顔がざらざらするので、手で擦ってみた。匂いをかいでみたら、汗の結晶で、おまけに相当に臭い。行く先々で、ビールの提供を受けていたが、顔を洗う水が欲しかった。
 
自宅近辺まで来たとき、もう1人のカメラ係に写真を頼み、俺は走って家に帰ってシャワーを浴びた。日に焼けすぎて顔中が痛く、洗っても洗っても熱さを感じていた。
 
祭りの途中で、保育園に寄った。年配の方々が園児の前で神輿を担いで走る。かなり速かったので驚いた。そのとき、小学校の頃、転校してきた美少女に久しぶりに会った。まだ独身で、保育園で保母さんをしているという。
 
母親同士が知り合いで、ときどき母の墓参りもしてくれていると聞いた。もう美少女という感じではなかったけれど、どこかその雰囲気を感じた。地元にずっといたら、こういう女の子とも知り合えたのになあ、と思った。
 
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前夜祭では祭り当日の午前1時30分まで飲んでいた。仲間達と飲む酒は美味しかったけれど、途中から記憶が曖昧だ。
 
翌朝、集合したときに、起きられなかったという仲間が何人かいた。俺はカメラ係だから、そういうわけにもいかず、ふらふらしながら会場に行った。
 
考えてみると神輿を担いで家々を回るなんて、お祭りというのは不思議な仕組みだ。そして、祭りが終わると、特に何をしたわけでもないんだけど、何かやり遂げたような気になることも不思議だ。
 
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気象予報士の試験と、祭りが終わって、ようやく自分本来の時間が使えるようになった。でもまだ、人から頼まれていた統計を作ったり、多少の文章も書かなければならない。
 
そして、それらが終わったら、いよいよ来年1月の試験に向けて始動する。できたら、9月のうちに気象予報士の基本書を読み切ってしまいたい。俺は今まで、気象予報士の基本書を読んだことがなかった。いろんな知識が身についた今だからこそ、読みこなせるような気がしている。
 
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祭りの翌日、まだ痛くて疲れていたけれど、シャワーを浴びて体重計に乗った。随分と歩き回ったし、汗も流したからかなりやせただろうと思っていたが、体重は1キロも増えていた。ずっとビールを飲み続けていたんだから当たり前なのかもしれない。
 
祭りの翌日、つまり今日だけど、片付けでまた全員が集まった。1時間ほどかけて片付けをした後、ビールを飲んでカツ丼を食べる。
 
酔っ払って家に帰ってきた。それから昼寝をした。
 
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明日はソフトボールの試合がある。夜になってから、バッティングセンターに行った。
120球くらい打った。かなりひどい出来で、情けない打球がほとんどだった。
 
足腰に力が入らないことも自覚していた。すべてがへなちょこだった。
明日、本当に、俺は試合に出るのだろうかと、かえって不安が募った。
 
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ウェズリー・スナイプスの映画「ブレイド」を見た。こんな映画を見ているあたり、俺はまだまだ子供なんだなあ、と思う。
 
 
この映画のなかでウェズリー・スナイプスは、昼間も歩けるヴァンパイヤの役をしている。ほかのヴァンパイヤはなぜか、人類をヴァンパイヤにすることが目的で、ウェズリー・スナイプスはそれを阻止しようと、ヴァンパイヤを全滅させる。
 
敵の目的が俺にはよくわからない。人類を全員ヴァンパイヤにしてしまったら、誰が畑を耕して収穫するんだよ、と思う。昼間仕事ができないんじゃ困ると思うんだ。全員ヴァンパイヤにしちゃって、互いにずっと血ばかり吸い合っていたら、すぐに絶滅すると思うんだよ。
 
そして俺はヴァンパイヤにはあまりなりたくない。キスが唾液の味だと知って「うっ。」と思ったほどなので、人の血を吸うなんてかなりいやだ。ウェズリー・スナイプス頑張れ、と思った。
 
映画としては、どうのこうのいう映画ではない。普通のまあまあ面白いアクション映画だった。
俺の家の玄関脇の軒下には乾いた土がある。ここに、ときどきネコが来ては糞をしていく。
昔のネコは、自分でした糞に砂をかけたものだが、最近のネコは図々しいのか砂もかけずに、そのままの状態になっている。
 
俺はそれを見るたびに腹立たしい思いに駆られる。何よりも、玄関の方まで糞のにおいが漂ってくるのが耐えられない。姉は「糞をトイレットペーパーでつまんで、家のトイレで流せばいい。」というが、俺はそんなことをする気は全くない。今まで、ネコの忌避剤を撒いてみたりもしたけれど、効果は数日しか保たない。
 
先週の日曜日、東京で夕方4時過ぎまで試験を受けて、夜遅くに田舎に帰ってきた。
 
玄関の鍵を開けているときに、ふと軒下を見たら、そこにネコがいた。俺の顔を見て、ネコは固まったようだった。
 
俺は玄関脇にある水道の蛇口をひねって、ネコに水をかけようと思った。ネコはすぐに逃げていった。
 
その日の夜、風呂に入りながら「とうとう俺もネコに水をかけようとするような大人になってしまったんだなあ。」と思った。それから、「ネコももしかしたら、俺が疲れているのを見て、励ましに来てくれたのかもしれないのになあ。」とも思った。「糞をしていたのは、別のネコなのかもしれないのに。」
 
翌朝、また軒下に糞をしてあるのを見つけた。「あのクソネコ。」声に出ていた。絶対に、水をぶっかけてやる、と思った。
 
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気象予報士の学科試験、つまり一般と専門の試験は、それぞれ15問中11問正解で合格だ。今回の試験のできはあまりよくなかった。特に一般の試験が難しく、僕は15問の問題を解いた後、試験中に見直しをして、5問も解答を替えた。
 
地球大気の放射平衡の問題など、正面から問題を解こうとしたが、どうしても解けなかった。仕方がないので、式を展開した後、5つの選択肢の数字を順番に当てはめ、等号が成り立つものを正解ということにした。だから、解いていても式の意味は最後まで理解できなかった。
 
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一般の試験では手間取ったので、かなり身構えてはいたが、専門の試験はあまり考える問題は少なく単純な問題が多かった。しかし、単純な問題というのは、知識がそのまま問われるので、知らなければ永遠に解けない。
 
今回、専門科目の1問目にこんな選択肢があった。他の選択肢は早々に正誤の判断ができていたが、この選択肢だけは結論が出なかった。
 
「風向を36方位で表す場合、北の風は「00」、南の風は「18」とする。」
 
風力計が風向を36方位で計測していることも、それを数字で示すことも知ってはいたが、真北が「00」なのかは知らなかった。可能性としては「00」か「36」のどちらかだった。
 
この問題を試験中、僕はずっと悩んでいた。そして、最終的に、真北は「00」だということにした。
 
家に帰ってから36方位の画像を見たら、真北は「36」だった。それを見たとたん、「そりゃそうだよな。時計だって真上は12で、00じゃないもんな。」と思った。風向00というのは、別に意味があり、風速が0.2m/s以下で風の吹く方向が不明のときに使うらしい。
 
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ユーキャンが解答速報を出していた。一般の試験が難しかったことと、専門の試験は1問目を間違えたことを自覚していたので、全く気が乗らなかったが、自己採点をすることにした。
 
一般は3問を間違えて12点、専門は5問を間違えて10点だった。自己採点をしたあと、専門の1問目で真北が36だという知識さえあれば、専門も受かっていたのにと悔しかった。
 
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今回の試験では、一応、実技の試験も受けた。実技は一般と専門の両方が受からないと採点もしてもらえない。
 
1問目の台風の問題はかなり健闘した。基本的にわからない問題はなかった。でも、2問目は、何を聞いているかも理解できない問題が多く、実力不足を痛感した。
 
専門科目が不合格なので、実技は採点もしてもらえないだろうが、そこそこ戦うことができて少し嬉しかった。
 
早々にまた態勢を整えて、試験勉強に入りたい。できは悪かったが、心が折れるほどではなかったのが救いだ。
 
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今週は、お祭りのための神輿作りがあった。昨年の祭りのあと解体した神輿に、担ぎ棒を取り付け、紅白の布を巻いたり、飾り付けを行う。
 
作業のあとは、必ず飲み会がある。作業は毎日行われるが、今週、僕は1回だけ参加した。
 
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今週、ソフトボールの試合もあった。試験のために直近の2回はサボっていた。なんだか少し太ったような気もする。
 
久しぶりの試合相手はかなり強敵だった。打線も守備力も俺たちのチームより勝っていた。必ずホームランを打つ男がいて、冗談半分でライトが遠くの木の下に守っていたら、さらにその上をボールが飛んでいったので、あきれた。
 
僕は久しぶりだったのに先発のメンバーだった。すごく緊張した。そして、試合ではまさかの3打数0安打。打球が内野も越えなかった。元々、守備ではいいところがないので、せめて打撃だけでもと思っていたが、これでは、いいことが何もない。
 
途中で交代させられたが、当然だと思った。それで、応援を頑張った。でも、今日の試合はチームとしては負けたかったらしい。
 
というのも、僕たちのチームは勝率が良すぎで、勝つと優勝へ大きく前進してしまうからだ。優勝すると地域のトップリーグに自動昇格してしまう。地域のトップリーグはそれこそ20代前半の男達が、全力でぶつかるリーグなので、そんなところでの試合はどうしても避けたい。
 
僕の住んでいる地域には3リーグある。仮に3つのリーグをA、B、Cとすると、僕たちはBリーグで戦っている。聞くところによると、僕の住んでいる地区のチームは、すべてのリーグで優勝しそうなのだという。
 
「だから負けたい。」というのだが、試合になるとついつい真剣になってしまう。気持ちは真剣でも行動で示せない俺の守備のへたくそさをみんなにも分けてあげたい気分だった。
 
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カウボーイ・アンド・エイリアンという映画を見た。
 
cowboysandaliens
 
ダニエル・クレイグやらハリソン・フォードやら、かなりの役者を無駄にそろえた映画だった。
 
エイリアンは力が強く、飛行機の操縦もうまいが、かなりの間抜けで、宇宙を航海してきたとはとても思えない。
 
ダニエル・クレイグの肉体を見て、俺も鍛える必要があるようなあ、と思えた点はいい映画だった。
 
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東村アキコの「東京たられば娘」(講談社コミックスKISS)を今出ている5巻まで読んだ。
 
tokyoladieswhodidntknowherself
 
いつでも結婚できると思っていたアラサーの女子3人。ところが、気づいたときには相手もおらず、恋も失敗続き。仕事も順調にはほど遠く、「私たちどうなるんだろう。」という不安な気持ちのまま、生活を続けている。そういう状況を描いた漫画。
 
漫画としては本当にできがよくて、これで美人なんて東村アキコってずるいよな、と思うくらいの才能だ。
 
俺も、結婚すればよかったのになあ、と思う女の子が何人もいる。相手にされなかった人も多かったけどさあ。
 
そういった、誰もが持っている苦さを、ここまでエンタメにしちゃうなんて、本当にこのマンガ家の先生はすごい。読ませるし、面白いもんなあ。
 
ただ、アラサーの女子3人の男選びの基準が、未だに「顔」メインな点が俺としては残念な気がする。顔や金じゃないんだよってことが、同性の友達選びでわかっているはずなのに、どうしてそれを異性に応用ができないのか、いい子達なのにもったいないなあ、って思う。いや、もしかしたら、同性の友達選びも「顔」メインなのかもしれない。彼女たちの場合…。
今週は夜遅くまで会社にいなければならないめんどくさい仕事があったものの、ソフトボールの試合をサボったり、親戚の葬儀があったりしたので、比較的、自由になる時間を生み出せた。
 
そして、その時間を気象予報士の勉強に使った。
今回の試験に向けて予定していた勉強量は、そんなに大した量ではない。
 
平成21年度第2回から平成27年度第2回までの学科試験の過去問を2周回すこと、実技は1周回すこと、学科試験の問題集「ひとりで学べる気象予報士学科試験」(ナツメ社)を2周回すことだった。
 
 
この量が気象予報士試験の勉強量として多いのか少ないのか俺にはよくわからないけれど(実感としては、実技は少なすぎる。)、今回はこの量を目標にしていた。さっきまでかかって、一応、全部こなしたところだ。
 
できることであれば、実技はもう2周ほどすべきだろう。今回、勉強してみて、21年度の第2回からなら、実技の問題はたかだか26問ほどなので、頑張れば1月で回せることがわかった。
 
学科の試験がうまくいけば、実技に集中して勉強できるのだが(学科の合格は次回に持ち越せる)、学科の試験がどうなるのか、未だに自信が全くない。
 
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ナツメ社の問題集によると、平成20年度の第2回の学科専門試験で、こんな正誤問題が出た。
 
「北陸地方で大雪警報が発表される程度の降雪となる一つの目安は、湿潤層が厚くその上端の高度が7~9kmに達し、500hpの気温が-25℃以下とされている。」
 
答えは誤りで、理由は「500hpの気温が-42℃以下が、大雪の目安だから。」ということらしい。
 
この問題を解いたときの俺の感想は「知らねえよ、そんなこと。」だったけれど、実際に、試験に出されるので、知らないではすまない。
 
今までの過去問を解いていても、必ずこの手の問題が何問か出て、そしてそれを俺は律儀に間違える。
 
なんとなく、実技は努力次第で仲良くなれそうだけど、学科試験はどこまで行っても運頼みというところがあって、麻雀をしていても自分の運がいいとはとても思えない俺には高いハードルだ。
 
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今回の試験は東京で受けることにした。
 
久しぶりに東京の電車に乗って、街を歩いた。高い建物が多く、圧倒された。
 
ホテルにチェックインするときに、聞かれたので名字を答えた。相手はフルネームで確認してきたが、「誰だ?それ。」という名前だったので、戸惑った。
 
ちょっと考えてみて、カタカナの「コ」をカタカナの「ユ」と読み違えているんだと納得した。名札をよく見たら、フロントの人は韓国人のようだった。「まあ、いいや。」と思って、「そうそう。それです。」と答えた。
 
名前や住所を書かされるときに、「韓国人だから、漢字なんか読めないだろうし、でたらめに書いても。」とふと思ったけれど、「何の得になるんだよ。」と思い直してちゃんと書いた。
 
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ホテルの部屋は、ちょっとびっくりするくらい狭かった。それでも1泊1万円を軽く超える。
 
今後も、東京のホテル業はしばらくは安泰なのだと、誰かに聞いたことがある。不動産もよく売れるらしい。しばらくというのは、具体的にいうと東京オリンピック終了まで。それから後のことは、誰にもわからないらしい。
 
その昔、山登りをしていた頃は、テントを張れないような傾いた場所に無理矢理テントを張って寝たり、駅で寝たりしたことがあったので、俺は環境に慣れる力は比較的強い。
 
狭いホテルの部屋でも早々に慣れてきた。
 
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俺はもう滅多にそういうことはしなくなっていたんだけど、ちょっと不安だったので、今日のうちに試験会場まで下見に行ってきた。今回受ける試験会場は立正大学ということになっていた。
 
立正大学はホテルから歩いて10分もかからないほどの位置にあった。下見の帰りに「すき家」に寄ったら、応対をしてくれたのは中国人で、さらにコンビニに行ったら、そこでも日本人ではない人が対応をしてくれた。
 
東京のサービス産業は、外国人が担当しているのか、と思った。
 
+++
 
まあ、そんなわけで、明日は久しぶりに本格的な試験に向かう。「がんばってね。」というメールを飲み屋のお姉さんが送ってくれる。
 
ありがとうって返事を打ちながら、「運が悪くても、俺は頑張らないとなあ。」なんて思った。
今週の平日は、毎日、気象予報士の勉強をしていた。毎日、一般の過去問を15問、専門の過去問を15問、そして実技の過去問を1問ずつ解いた。
 
試験までの日数を逆算するとそのくらいの勢いで解いていかないと、とても回しきれない。やるしかないというのが、正直なところだった。
 
だから今週は予定されていたソフトボールの試合はキャンセルした。でも、日曜日に地元の仲間達が集まってする焼き肉だけは断り切れず、約束をしてしまった。俺のことだから、当然、飲み過ぎて想い二日酔いになることが目に見えているのに、どうしてこういう約束をしてしまうのか?やっぱり俺は精神的にへなちょこなんだと思う。
 
だから焼き肉前日の土曜日は重要な1日になるはずだった。この日にすごく勉強をしてスケジュールを前倒しにすることを計画していた。確かに、午前中は仕事が入っていた。でも、午後からはフリーのはずだった。
 
まさか家に帰ってきた後、昼寝するとはなあ。そして、その後、ネット麻雀やテレビで時間つぶしをするとは。平日より勉強しなかったってどういうことだよ。
 
おかげで月曜日からのスケジュールは立て直し。
 
俺が試験前までの自分に望むのは、そんなに大それた願いではない。一般と専門の過去問は今までも何周かしたことがあるからいいとして、実技の過去問を試験前に1回だけでも回してほしい。それだけだ。
 
+++
 
そして、今日は日曜日。
 
朝から田舎の電車に乗る予定にしていいた。10駅ほど乗って、地元では有名な神社にお参りをして、そしてまた10駅ほど乗って帰ってくる。その間に、一般と専門の択一問題を山のように解くつもりだった。
 
まさか、朝一に、葬式の話しが飛び込んでくるとはなあ。義理の祖父がなくなり、対応をしなければならなくなった。予定は中止になり、地元の神社へのお参りもなくなった。
 
車を車検に出しにいく。随分と放ったらかしにしていたので、それなりのペナルティがあるような気がしていた。そしてそれは、仕方がないことのように考えていた。
 
それから、仲間の家に焼き肉に行った。そんなに飲まないようにと思っていたが、やはり飲んでしまった。それもかなり大量に。
 
飲み会の途中で、知り合いからの電話もぶっちしていた。俺に会いたいという連絡をもらっていたのに、無視してしまった。俺は何をしているんだよと、自分を責めた。
 
俺はもう年寄りなので、飲んだ当日よりも、翌日に体への影響が大きい。明日はきっと朝から死ぬ思いをすることになるんだと思う。そして、今日はまだ実技の勉強がまだだから、それも明日回しになる。
 
いろんな意味で、明日から大変だ。
 
考えてみたら、来週のソフトボールの試合も断らなければならないし、いろいろと本当に面倒くさい。
 
+++
 
そして、今迫ってきている台風9号が心配だ。こいつが大きな被害を生じさせたら、俺は勉強どころではなくなる。そもそも家に帰れなくなるだろう。何にも被害を出さぬまま、どこか遠くに行ってくれることを心から祈っている。
幼稚園の頃から走るのが遅かった。運動会の時、なんとか速く走れないものかと考えて、手を握るのではなく、チョキの形にしてみたこともある。あまり意味はなかった。昔から役に立たない創意工夫が得意だった。

大人になったとき、当時小学生だった姪が「どうしたら速く走れるようになるのか」聞いてきた。

「足の指を意識して、全部の足の指が前を向くようにしたら、速く走れるかも。」何かの本で学んだ知識を教えたが、その後、姪の足が速くなったという話は聞かなかった。フォームのどこをいじるといいランナーのフォームになるのか、僕は未だにわからない。

+++

今週もソフトボールの試合があった。僕は途中から試合に出してもらった。3打席回ってきて、2安打だった(正確には3打数1安打1エラーだけど。)。

アウトになったとき、ボテボテのサードゴロだった。「球を待ちきれずに振ったら、バットの先に当たりました。」といった打球だった。

それで俺は真剣にファーストに向かって走った。もちろんアウトだったけれど、ベンチや周りから「あいつ、足速い。」という声が聞こえてきて、不思議な気がした。

「そんなに真剣に走るとまた心臓が止まるぞ。」と仲間に言われ、ベンチに帰るまでの間に「元々は足が速かったんだっけ?そんなイメージなかったから驚いた。」「足、速いなあ。」とも言われた。

久しぶりに真剣に走ったせいか、途中出場なのに僕は息が上がっていて、何か食べたら吐きそうだった。それで、途中で、自販機で買った水を飲んで休んだりしていたので、その日の飲み会の会場にはなかなかたどり着くことができなかった。

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飲み会が終わって帰るとき、僕はどうして速く走ることができたのか考えてみた。ここ数日で何か特別なことをしたんだっけか。

そういえば、家で床に座って、足を左右に開いて前屈をしていたことを思い出した。股割りの基本だけれど、俺は想像通り、ほとんどできなかった。腿が痛くて体が曲がらない。体が固いことを自覚した。それでも何度か、数日にわたって繰り返していた。それで少しは柔らかくなってきたような気がしていた。

「それが、速く走れるようになった原因かも。」と思った。俺の心肺機能がへなちょこなことは理解していたけれど、股関節が固かったのが足が遅い原因だったのではないか?確かに大きく足を踏み出すには、股関節が柔らかくないとなあ。

その日の夜、今は亡き姪に、小学校時代、「もしかしたら、股関節が固いのかも。柔軟運動をするといいよ。」って教えてあげられたらなあ、と何度も思った。それが足が遅い原因ではなかったのかもしれないけれど、少しはましなアドバイスになっていたような気がする。運動好きになっていたら、命ももしかしたら助かったかもしれない。わからないけどさあ。

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夜の飲み会が終わったあと、お店のおばさんが「残った料理、持って帰って。」とジップロックをくれたので、鳥の唐揚げを大量にもらった。

怪しい料理もあった。「馬のおたぐり」だという。俺は正直、あまり食べたことがない。これもジップロックに入れて持ち帰る。酔っ払っていたので、その日はどちらも冷蔵庫のフリーザーに突っ込んで寝た。

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チキンはその後、レンジで解凍して炒めて食べたが、問題は「馬のおたぐり」。

レンジで解凍した後、フライパンで炒めてみる。たちまち、鼻が曲がるような匂いが台所に広がる。馬の内臓の料理だと、見た目からも理解ができる。

俺の父親は、このおたぐりが好きだったらしい。「肉食動物は、倒した相手のまず、内臓を食べる。美味しいからだ。」ということをよく言っていた。

俺は肉食動物ではないので、その言葉が理解できない。まずは匂いをどうにかしようと思って、手元にあったウイスキーをドバドバとフライパンに流し込んでみる。実家のコンロは電気調理器なので、引火の心配がなくて安心だ。若干、匂いが収まった気がする。ショウガや、何かハーブがあればもっと効率的に匂いが押さえられる気がするが、そんなものはないので諦める。

十分に火を通してから食べてみる。匂いは未だにきついが、味は淡泊。なかなかかみ切れないが、それなりに食べられることがわかった。和辛子や、唐辛子があればいいなあ、と思った。そう言えば、「おたぐり」には善光寺の七味唐辛子がセットになっていたような気もする。

でもまあ、好きってほどではない。しばらくは馬のおたぐりは持ち帰らないようにしようと思った。

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2月1日に手術をして、それから180日間の免許停止になっていた。8月8日に、免許停止が解除される。

8月8日には休みを取った。電車に乗って警察に行き、免許証を返してもらった。タクシーで家まで帰り、久しぶりに車の運転をした。

まずは、ガソリンスタンドに行ってスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに履き替えた。それから、久しぶりにスーパーで買い物をした。

いろんな手続きをするのに、車検証上の住所が以前の住所のままだったのがネックになっていた。その書き換えを自分でやるつもりだったので、警察から車庫証明を発行してもらってはいた。

ネット上で必要といわれている書類を持って車検証の書き換えをする事務所に出かけていったところ「住所を変えるなら、ナンバーも替えてもらわないと。」などとハードルが高いことを言う。「個人でもできるけれど、いろいろ考えると、車屋さんに頼んだ方がいいですよ。」

それで、車屋さんに行った。8月19日から車検証の書き換えができるので、それに合わせてナンバーも替えてもらうようにした。印鑑証明が必要だというので、支所に行って印鑑証明も作った。超めんどくさい。

8月21日に車を預けて、8月29日に取りに行くことになった。また車に乗れなくなるけれど、仕方がない。

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8月28日には東京に行って気象予報士の試験を受ける。今回は、一般、専門、実技と3科目全てを受ける必要がある。

一般と専門は運次第で受かるレベルには来ていると思う。ただ、前回の問題を解いてみたら、一般は数問しか間違えなかったのに、専門はボロボロだった。

その前の回の問題は、一般がボロボロで、専門は数問しか間違えなかった。

そんなわけで今回も決して楽観できない。運がよければ受かるということは、運が悪ければ落ちるということだ。1月の受験時に持っていた「実技は勉強してないからダメだけど、一般と専門は完璧。」という自信は一体何だったのだろう?と思う。
「1月の試験でも、一般はともかく、専門は受からなかったよ、きっと。」と客観的に判断する。両方受からないと実技は採点もしてもらえない。

一般と専門は一度受かると、その後、2回まで受ける必要がなくなる。そのため、今回も一般と専門の勉強だけに集中することも考えていた。でも、飲み屋のおねえさんに「全部受けちゃえ。」なんて発破をかけられて、俺もその気になった。

実技の勉強はまだまだだけど、残りの日々で、なんとか前進させたい。

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能年玲奈の映画「海月姫」を途中まで見た。

jellyfishprincess

女装している菅田将暉がどう見ても男なのに、オタク女子が誰1人として見破れないという茶番につきあいきれず、見るのをやめた。

その後、原作の東村アキコの「海月姫」(KC KISS)を8巻まで読んだ。

princessjellyfish

原作は、能年玲奈のように「誰が見てもかわいい子がオタクをしている」のではなく、「よく見るとかわいい子がオタクをしている」設定になっていて、ストーリーも優しい。母親の想いも母親を想う主人公の月海ちゃんの想いも素直で泣けてくる。本当に海月姫を守ってやりたい気持ちになる。よくできた、いいマンガだと思う。

作者のクラゲに対する知識も、三国志に対する知識も相当なものだ。こういう漫画が描けるその才能に惚れてしまう。

普段ならいつまでも漫画を読んでいるところだけど、俺も勉強しないといけないので、ここまで。続きは来週(かな?)。とりあえず、今週は休みは暦どおりで明日からもう仕事だし。
先週の日曜日にソフトボールの試合に出た。僕はDHだった。守備が下手すぎるからだと思う。

第1打席では打球を打ち上げてしまい、バットを叩きつけたい気分だった。ところが、ショートとレフトの間に落ちて、なんとか塁に出た。

せっかく塁に出たのに、3塁にいるときに、ボテボテのゴロで飛び出してしまい、三本間に挟まれてアウトになってしまうという失態をさらした。

第2打席では、すごい低めの球を打った。僕はローボールヒッターになりたくて、家で素振りをするときは、いつも腰から下の球をどう打つかに重点を置いていた。

ほとんどボールの低い球をうまくすくい上げたつもりだった。しかし、簡単なレフトフライにしかならなかった。

第3打席は、かなり重要な打席になった。2アウト2、3塁。わずかに逆転し、だめ押し点が欲しいところだった。僕はバットを短く持った。

3塁ランナーから「ヒーローになるチャンスだ。」と声をかけられた。僕も打ちたかった。
1球目は打てる球を力一杯スイングして空振りした。それから2球ほどボールを選んで、4球目はタイミングは合っていたけれど、チップして追い込まれた。ピッチャーの目を読んだとき、「打てないのに、面倒な奴だ。」となめられている気がしていた。

でも僕は結構、平気だった。改めて「バットを短く。」と思ったけれど、もうこれ以上無いくらい短く持っていたので、それは無理だった。自分でも「無茶なことを考えるなあ。」と笑ってしまった。

5球目は外角のボールで、高さも高かった。ボールだとわかっていたけれど、俺は打とうと思った。ボールを上から力一杯叩いた。でも、右中間に飛ぶとは思っていなかったので、変な方向に飛んだなあと思いながら走った。ライトが慌てて下がるのを見ていた。

もしかしたら、生まれて初めてかもしれないホームランだった。3塁を回るとき、コーチが「ゆっくり走ればいいよ。」と声をかけてくれた。

狙いどうりにレフトへ引っ張ってのホームランではなく、不思議な方向に飛んでのホームランだったので、今ひとつ実感が湧かなかったけれど、俺がホームランを打ったんだと思ったら、本当に嬉しくなった。

その日の飲み会も楽しかった。俺がホームランを打ったんだなあ、と何度も思った。人から見たら、ソフトボールでホームランを打つことなど普通のことなんだと思う。でも、俺にはまだまだそんなことでも嬉しいことだ。

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考えてみると、俺は小学生の頃、あんまり野球やソフトボールをしたことがない。合唱だのトランペットだの親の趣味でクラブ活動を強いられていたし、剣道もしていた。土曜日には仏教徒なのに教会にも通っていた。だから暇な時間というのがあまりなかった。考えてみればかわいそうな子だった。

そんなわけで、元々運動神経も人並み以下だったので、社会人になったとき、日本で社会性がある野球、テニス、ゴルフのようなスポーツが全くできなくて困った。

ゴルフは長いこと努力はしたが、わかったのは俺には向いていないということだった。だから今の職場に来たときに、道具を部下に全部あげてしまった。

野球の能力もなんとか伸ばしたかった。キャッチボールをしてくれる相手はいないので、俺ができることと言えば、バッティングセンターに通うくらいだった。

今、住んでいるところはバッティングセンターがほとんどないが、長野に住んでいる頃はよく通った。タイミングの取り方やスイングはすべて自己流だった。それでも、だんだんと打てるようになってきた。

そんなわけで、俺のソフトボール技術は、英語と同様に大人になってからの後付けの能力だ。未だにフライが捕れないのも、子供の頃、野球をしていなかったからだ。

小さな頃から、俺はまともなホームランが打ちたかった。ようやく打てた。大した試合ではなかったけれど、それでも嬉しかった。長い時間がかかったものだと思う。

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今年芥川賞を取った村田沙耶香の「コンビニ人間」(文春e-book)を読み終わった。

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コンビニバイトとしては非常に優秀な女性が主人公。しかし、コンビニ以外の社会には不適合で、常に疎外感を持っている。

その女性が、バイトも満足にこなせない生活力のない男と暮らし始める。この男、何の能力も無いのにプライドが高く傲慢。女性は処女だが、男の方もする気は全くない。

「私たちは、繁殖した方がいいのか?」などと、男に金を貸している女に聞き、「あんた達の遺伝子なんか残しちゃダメ。」などと言われ、この女性は納得してしまう。

俺は向上心の乏しいダメな人間の話というのが苦手で、今回のこの話もダメな人間の織りなす人間模様というわけで、かなりつらかった。

でも、現実社会を見たときに、俺たちの社会はこうしたコンビニの優秀なバイトによって支えられていることに気がつく。まともな人達の便利な生活を主人公のようにコンビニバイトとしてしかまともでない人が支えている。そういう事実を描いて芥川賞を取る。うなりたくなるような現実を目の当たりにして、うーん。という気がした。

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夏の甲子園が開幕した。オリンピックも始まった。

金曜日にまたも飲み過ぎてしまい、土曜日はほとんど2日酔いで寝ていた。
その間に三田紀房の「甲子園へ行こう!」(ヤングマガジンコミックス)全18巻を読み終わった。まったく、何をしているんだか。

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公立高校の野球部員が、甲子園を目指す。何が足りず、何を求める必要があるのか、模索を繰り返す。現実問題として、公立高校が勝ち進むのは至難の業だということがわかる。

それでも、努力とは何か、チームワークとは何かを漫画を通じて知ることができた。俺はキャッチボールレベルから下手だが、この漫画で手に入れた知識で、少しは改善できるのではないかとも思った。

そうこうしているうちに、気象台から注意報が発令されて、会社に呼び出された。
会社に行った途端、それまで全く勉強していなかったのに、「早く帰って勉強したいなあ。」なんて思った。

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そして、今日の日曜日はこれから法事にいかなくてはならない。勉強はまだしていない。

明日の月曜日には、ようやく車の免許証が戻ってきて、再び車に乗れるようになる。その手続きが大変そうだ。

免許証も問題だが、車のバッテリーがあがってしまったので、三菱にバッテリー交換を頼んだら「エンジンはかかるようになったけれど、ローターがさびているので、最初のうちはブレーキが効かないかもしれない。」なんて恐ろしいことをいう。

月曜日は休みを取った。免許証を手に入れた後、車のタイヤが未だにスタッドレスなので、それも履き替えたり、ほかにもいろいろな手続きが必要で、やることがいっぱいある。
そして夜はソフトボールの試合もある。いったい、俺はいつになったら勉強するのか、俺も不思議で仕方がない。
夏休みを5日取れる。気象予報士の勉強を本格化する必要があると思ったので、ちょうど仕事がぽっかり空いた火曜日に休みを取ることにした。

月曜日の夜、明日は休みだからと、職場近くのハンバーガーショップに行き、チキンマサラのハンバーガーと生ビールを飲んだ。マスターと話しているうちに生ビールを何杯か飲んだ。ポテトも食べた。

それからバーに飲みに行って、ワインを1本開けた。知り合いの人が来て、日本酒をおごってくれたので、それも飲んだ。そのあとまた1軒飲んで、帰ってきた。

翌日は当然2日酔いで、勉強はほとんどしなかった。雨がぱらつく日で、雨の音を聞きながら、kindleで漫画を読んだだけだった。

「何やってんだよ。俺は。」ため息しか出なかった。

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俺の家は部屋はいっぱいあるのだが、広い部屋がない。俺としては、家の中でバットの素振りをしたいのだが、本当に素振りをしたら、片っ端から家具を破壊するだろう。

それでネットで探してみたら、素振り用バットというものが世の中にはあるのだった。実際のバットよりは短く、そして、可動式のおもりが付いている。

swingmachine

この可動式のおもりが、自分の前の方で、カチッと鳴るといいスイングということになっている。そのためには、ミートまではコンパクトに振る必要がある。腰もちょっと極端なくらい早めに開いた方がいい。

あるとき、フォロースルーを大きく取ることを思いついて、力一杯スイングした後、左手一本になるくらい振り抜いてみた。

案の定というか、当然というか、素振りマシンの先端が部屋にぶら下がっていたペンダントタイプの電灯にぶつかった。そしてバラバラに分解された電灯のかさが部屋中に飛び散った。電灯が一斉に灯り、ぶらんぶらん揺れていた。

「世界一、めんどくせえ。」と言いながら、飛び散った電灯のかさの部品を集める。必要な部品は接着する。多少のヒビは入っているものの、なんとか元通りになった。

しかし、体が驚いたのだろう。それ以来、自分のスイングがどこか小さくなったような気がした。

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手術を受けてからソフトボールの試合は禁じられていた。でも、そろそろ手術から半年が経つ。医師から特に許可を得たわけではないが、今週、久しぶりにソフトボールの試合に行った。

試合前の練習時、キャプテンから「出られるか?」と聞かれたので「どうなのかなあ。少しくらいなら。」と曖昧に返事をしていた。

バッティング練習のとき、腰を早めに開くことを意識してスイングをした。打球の方向が定まらず、おまけに随分とボールが上にあがる。意外と力のない打球で、下手になっている実感があった。本当の球を打つのは10か月ぶりくらいだしなあ。

先発メンバーの名前が読み上げられるとき、「俺は関係ねえや。」と思いながら聞いていたら名前を呼ばれた。8番セカンドだった。

守備は超へたくそなので、セカンドに球が飛んでこないことをひたすら祈っていた。あまりに下手で見かねたのだろう。ショートのおっさんが俺の分まで守ってくれて助かった。

守備も緊張したが、打席も緊張した。第一打席で、打席に立ってボールを見ていたら、すごく打てる気がしてきた。こんなへなちょこな球、絶対に外野まで運んでやる。普段ならボール球でも振るのだが、バットを長く持ち、打てる球も3球ほど見逃した。ドストライクを待っていた。「ホームラン・デビューだ。」なんてことを考えていた。

ドストライクが来た。力一杯スイングをした。ボールは、バットの先端をかすって、ボテボテのゴロになった。慌てて走ったが、ピッチャーゴロでアウトになった。「久しぶりの打席がこんな打席かよ。」少しショックだった。

それから俺の後のバッターがアウトになって守備につこうとしたら、ベンチから呼ばれた。「何ですか?」「頭、頭。」言われて気がついた。俺はヘルメットを被りっぱなしだった。

2打席目は、家での素振りのことはすべて忘れた。打てる球を力一杯打ち返すことだけ考えた。バッターボックスでボールを選ぶこともやめた。俺は駆け引きなんかできない。さっさとケリをつけたいタイプだった。

だから初球から打ちにいった。長打を求めずに、バットは短く持った。スイングを速くすることだけ考えていた。

芯からは多少ずれたけれど、十分な手応えがあった。ボールはきれいにライナーでショートの頭を越えて、レフト前に落ちた。スピードのある打球だった。走りながらバットを投げるとき、「ああ、こんな感じだったな。」と昔の記憶が蘇ってきた。

ベンチから拍手と「ナイ・バッチ」と声がかけられた。一塁ベースの上で声をかけてくれたベンチを見ることができなかった。嬉しくてどんな顔をしたらいいかわからなかった。ヒットを打つってこんなに嬉しいことだったんだ、と思った。

それから、ヒットが続き、僕は生還した。その次の打席で、友達と交代した。2打席1安打だったけれど、久しぶりのヒットで嬉しかった。

敵のチームの打線は超強力で、1番から5番までは全員がホームランバッターだった。打つタイミングもフォームも強打者のスタイルだった。しかし、フライが多く、外野の守備にかなり助けられた。

そして、この強い相手に、最後は3点差で競り勝った。とても嬉しかった。その日の夜の飲み会は盛り上がった。最後に締めをまかされて、した。

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今日の日曜日は、12時間連続試合というイベントをするらしい。僕は午後に呼ばれている。どんなルールで何をするのかさっぱりわからないけれど、楽しみたい。

夜は当然飲み会。飲み過ぎないように気をつけたい。

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杉本亜未の「ファンタジウム」(モーニングKC)を全9巻読んだ。

fantasium

読み書きができない障害を持つ天才マジシャンが主人公。読み書きができないので、成績は悪く、学校でいじめられている。

芸能界に華々しくデビューするが、深い挫折も味わう。

なかなか読ませる漫画で気に入ったが、作者はこの作品の執筆が相当なストレスだったらしく、苦しんでこの世界を生み出していることがなんとなくわかった。

主人公は勝負やコンテストというものが大嫌いで、それは敗者を作るのが嫌いだからということらしい。きっと作者がそうなのだと思う。

基本的に漫画で少年が主人公の場合、「勝負に勝つ」ということはお約束だ。だから勝負から逃げまくる主人公というのは物語としてのハードルが高い。これは苦しくて当然だよなあ、と思った。